超級龍熱

香港功夫映画と共に

ジョニー・トー最高峰!『エグザイル/絆』公開迫る!

2008-11-15 20:41:24 | ニュース
さて、昨日はキングレコードさん、アートポートさん、ムヴィオラさん提供によるジョニー・トー導演作品『エグザイル/絆』の試写に行って来ました。実はこの映画は昨年の映画祭で一度観ているんですが、今回再度大スクリーン&日本語字幕付きで観てみて、私自身さらに面白く観れましたね。
作品の内容については以前に当ブログで詳しく触れているので今回は触れませんが、ジョニー・トー導演のファンの方ならずとも観れば観るほど味の出る映画に仕上がっていると思います。
私は主演の中でも黄秋生、呉鎮宇、張家輝、林雪は勿論ですが、銃の達人のロイ・チョンがお気に入りのキャラだなー!特にあのアルミ缶の銃撃シーン(笑)、いや~もう最高ですね。
とにかくジョニー・トー信者の方はマストのこの『エグザイル/絆』は、いよいよ12月6日よりシネマスクエアとうきゅう、シアター・イメージフォーラム他にて全国ロードショーとの事ですので、是非観に行きましょう!

あと、当日の試写会場では是非一度ご挨拶したいと思っていた松岡環さんとお話する機会がありました。
松岡さんと言えば、以前からインド映画や香港映画等で活躍なさっている方で、松岡さんの上梓された「アジア・映画の都、香港~インド、ムービーロード」は私の大好きな本で、確か拙著「香港功夫映画激闘史」にも参考文献として載せさせて頂いていたと思います。
私はアジア映画を中心に活動されている女性ライターの方がお書きになった書籍ではこの「アジア、映画の都」が一番内容が充実している本だと思っているんですが、松岡さんは最近も「レスリー・チャンの香港」という素晴らしい本を上梓なさっていますね。実際にお会いした松岡さんもとても穏やかな雰囲気の方で、私も改めてご挨拶出来て嬉しく思いました。上記の松岡さんの御本は皆さんも是非機会があったらお読みになって頂きたいと思います。

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華麗なる宝塚ファイター登場!内山智絵、特別客串in「ヒキガネ2008」

2008-11-15 19:20:01 | その他
さて、今日は都内は大塚の萬劇場にはぶ談戯さんによる公演「ヒキガネ2008」を観に行って来ました。
この舞台には、そう!もはや当ブログをご覧になって下さっている方々には説明不要である“闘う舞台女優”こと内山智絵さんが客演の形で出演しているんです!
会場の萬劇場はそれほど大きな劇場ではないんですが、私が無事に席を確保した後にアッと言う間に満員となりもう熱気ムンムン!状態での観劇となりました。今回の「ヒキガネ2008」は、「めんどくせー!」が口癖のヒッキーな青年ケイタを主人公に、ある財閥の御曹司の手元にあった熊の縫いぐるみが盗まれた事に端を発し、その縫いぐるみを巡って様々な人間が入り乱れてのアクションあり、コミカルな笑いありの約2時間の舞台として構成されています。
で、注目の内山さんはその御曹司を愛し敬い警護する女性集団「MAID」の1人でその名もタカラヅカというべラボーに強い女性格闘班(拍手!)という役柄です。
その内山さんの今回の髪型&コスチュームが最高にカッコ良くて、今回の舞台のために長かった髪をカットし、さらにコスチュームもそれこそキラキラ+真っ赤なスラックスと文字通り完璧な“宝塚ファイター”モード!!
さらに舞台での内山さん演じるタカラヅカの喋り口調や決めポーズもマンマ「宝塚」モード全開になっていて、今回多くの出演者の中でも内山さんのこのキャラクターはかなりインパクトがあって目立つ役柄となっていました。
で、個人的に楽しみだった内山さんのアクション(殺陣指導はTeam AZURA)ですが、その期待通りに今回の舞台でもド迫力の内山アクションが要所要所でズバッ!と披露されていて、特に中盤で内山さんが決めたテコンドーの荒技踵落としのような綺麗な開脚からの連続廻し蹴り!さらにフィニッシュの猛スピードの正拳突きのコンビネーション!の素晴らしさには私も思わず立ち上がって拍手しそうになってしまいました!
ここは本当に「お見事!」の一言でしたねー!好功夫!
さらに今回の内山さんはあの伝説の女子プロレスラー、ジャッキー佐藤&マキ上田のコンビであるビューティ・ペア(超懐かしい!)の名曲「駆け巡る青春」を相棒の女優さんと熱唱したり、舞台の終盤では「本当は女の子の役がやりたかったー!」と思わず心の叫びを発したりと見せ場も盛り沢山の舞台になっていて、私も大満足の観劇となりました。最後になりますが、今回舞台上に立っている内山さんを改めてジックリと拝見していて、内山さんの恵まれたスタイル、堂々とした台詞廻し、そして何時何時でも迫力のアクションを見せられる空手の技と、これらの要素が内山さんがこれまでも、そして今後も舞台を重ねる度に女優さんとしてさらに成長していく大きな武器&要因となっている事がハッキリと感じ取る事が出来た事が私自身とても嬉しかったですね。
あと内山さんの他にも今回悪役の御曹司ミチルをクネクネチック(苦笑)に演じた武内芳紀さんという男優さんは終始舞台上でお客さんの笑いを取る事(特に1人芝居で顔面パンチを浴びまくるシーンは秀逸!)に成功していて実にナイスな俳優さんでした。
公演が終わった後、劇場の出口でお客さんを見送るために何時ものように素敵な笑顔で待っていてくれた内山さんにご挨拶して帰途に着きましたが、今回の公演は私も観に行って本当に良かった!と実感する完成度の高い公演でした。
さあ、まだこの内山智絵さん特別客串の舞台「ヒキガネ2008」は明日最後の公演2回を残しています!
ご興味のある方は是非とも当ブログと相互リンクしている内山さんのブログ「内山智絵のチカラワザ」へGOです!!
コメント (2)
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