『成龍拳』(77)で成龍と壮絶なクンフーファイトを見せた事で日本のファンにもお馴染みの韓国の大スター申一龍が26日に亡くなったそうです。享年74歳。
https://s.japanese.joins.com/jarticle/291501
申一龍と言えば、韓国では知らない人はいなかった大スターで『鬼計雙雄』(76)や『李三脚威震地獄門』(77)などの香港クンフー映画は勿論、母国韓国ではロマンス映画、戦争映画など多種多様なジャンルで活躍しました。上記の追悼記事にある「香港アクション映画の伝説ブルース・リーが突然亡くなった時は彼の代役として香港映画に出演したこともある」は、恐らく鄭昌和監督作品『鬼計雙雄』だと思われます。
この話題になると鄭昌和監督が李小龍のために脚本を用意しながら、李小龍の急逝により代役で黄仁植主演も考えた『大戦黒豹』まで話が広がってしまうので、これ以上は触れませんけど。
あと『鬼計雙雄』の韓国バージョン『審判者』は、以前に当ブログの韓国映画専門セクション「熱風!韓国LEGENDS」で本邦初の形で紹介したのも懐かしい思い出です。申一龍、ハンサムで鍛え抜かれた上半身と、見事なキックが印象的な武打星でした。合掌。