超級龍熱

香港功夫映画と共に

アイドルが最も輝いていた時代!KKベストセラーズから「語れ!80年代アイドル」発売!!

2014-07-26 18:06:16 | ニュース
さてさて、当ブログでも「語れ!ブルース・リー」でお馴染みのKKベストセラーズさんから「語れ!」シリーズ最新刊「語れ!80年代アイドル」が送られて来ました。(鈴木編集長、ありがとうございます!)。いや~この豪華絢爛たる顔触れ・・・本当に懐かしいなー!だって中森明菜、松田聖子、小泉今日子、南野陽子、荻野目洋子、浅香唯、原田知世、斉藤由貴ですよー!私は彼女たちが全盛期だった頃は、まだ17歳ぐらいでしたからねえ!今回の「~80年代アイドル」では現在の南野陽子、荻野目洋子、伊藤つかさ、浅香唯にもインタビュー取材を行っているんですが、まだまだみんな綺麗です。素晴らしい!!あと「語れ!~」シリーズではお約束の当時のアイドル・グッズもシッカリとフォローしているんですが、私も中森明菜の下敷きとか買ったなぁ!ちょっと照れちゃうけど(*^_^*)。
現在ではAKB48のように「直接会えるアイドル」が先端ですが、この80年代のアイドルたちは直接会ったりとかは殆ど無理で、逆にテレビのブラウン管の中で熱唱する彼女たちの姿はある意味神秘的ですらありました。そこが彼女たち80年代アイドルたちが今もなお特別な存在たる所以ではないでしょうか。
と言いながら、私は浅香唯は彼女が10代の頃に何度も会ったりしてるんですよね。彼女は若い頃から雰囲気が大人っぽい感じで素敵な子でした♪
そう“何てたってアイドル♪私はアイドル♪”でしょう!アイドルが最もアイドルらしかった時代である80年代アイドルたちの全てを網羅した「語れ!80年代アイドル」、是非、皆さんも手に取ってみて下さいね。詳しくはこちらへ→ http://www.kk-bestsellers.com/magazine/mook68051/index52.htm
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“タイ・アクション映画の父”パンナー・リットグライ師父が死去

2014-07-21 11:02:38 | ニュース
突然の訃報に言葉もありません。“タイ・アクション映画の父”パンナー・リットグライ師父が亡くなりました。まだ53歳だったそうです。パンナ師父が長い闘病生活を送っていた事は知っていましたが、余りの急な訃報は本当にショックです・・・。
パンナ師父がいなければ、トニー・ジャーも、ダン・チューポンも、ジージャ・ヤーニンも世に出る事はなかったでしょう。タイのアクション映画界、いえ世界のアクション映画界は大きな人材を失いました。ブルース・リーことリーさんと殆ど同じ日に天国に召されたパンナー・リットグライ師父のご冥福を心からお祈り致します。合掌。

http://www.kungfucinema.com/news/panna-rittikrai-1961-2014
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闘神伝説~李小龍⑮ 1973年12月22日『燃えよドラゴン』公開初日、ブルース・リー来日!!

2014-07-20 00:02:49 | 闘神伝説~李小龍
「凄い映画だったね!ねえ!パパ、ブルース・リーって凄いよね!?」
「そうだね。この後、その人の舞台挨拶があるぞ。このまま二郎も観ていくだろ?」
「もちろん♪」

1973年12月22日の「渋谷東急」。超満員の館内は、たった今上映が終わった新作“空手映画”『燃えよドラゴン』の興奮と熱気で異様な雰囲気に包まれていた。
そしてこの『燃えよドラゴン』ロードショー公開初日である今日、主演俳優であるブルース・リーが来日し壇上で舞台挨拶を行うとの事で、否応にも観客のボルテージは高まっていたのだ。舞台の袖に司会の男性が姿を見せた。「皆さん、本日の司会を担当させて頂く映画評論家の荻昌弘です。よろしくお願いします。さあ、皆さん『燃えよドラゴン』如何でしたか?凄かったですねー!私も香港でこんな迫力満点のアクション映画が撮られているなんてビックリでした。アメリカでは既に大ヒットを達成していまして、いま全世界でも公開中なんです。で、今日はこの『燃えよドラゴン』の主演俳優ブルース・リーさんが香港から舞台挨拶に駆けつけて下さいました!実はリーさんは7月半ばに一時体調を崩されたんですが、その後奇跡的に回復しまして、もう次回作も完成しつつあるそうです。さあ、それではお呼びしましょう!皆さん、拍手でお迎え下さい!ブルース・リーさんです!!」(『燃えよドラゴン』のテーマが流れる!!)

襟の大きい柄シャツにジャケットを纏ったブルース・リーが笑顔で観客に手を振りながら飛び跳ねるように舞台に登場!そのリーの後ろには長髪で巨漢の男性が続く。それを大歓声で迎える観客たち!館内が異様な興奮状態の中、リーはマイクを受け取ると自信に満ちた表情で口を開く。
「Hello!日本の皆さん、私がブルース・リーです!『Enter the Dragon』如何でしたか?Good?OK!ハッハハハ!」

「うわああ・・・本物だ!ブルース・リーだ!英語ベラベラなんだ?カッコイイなー!」
「二郎、あとで出口で待ってればサイン貰えるかもしれないぞ?」
「うん!」

「さあ、もう本物のブルース・リーさん登場でお客さんも興奮状態のようですが(苦笑)、ここで皆さんからリーさんへの質問を3つお受けしたいと思います!挙手でお願いします。はい、じゃあ・・・そこの貴方!」

観客A「ブルース・リーさんが映画で使っている技は何ですか?少林寺拳法ですか?」

リーは通訳から質問を伝えられると「Good Question!!私がこの映画で見せた格闘術は私のオリジナルの武術で広東語で截拳道。英語ではWay of the Intercepting Fistといいます。OK、I`ll show you!Come on、サモ!」リーの一声で後ろに控えていた巨漢・・・サモ・ハンが前に進み出る。

「あっ?あのデブッチョは映画の最初でリーに負けてた奴だ!」
「そうかい?じゃあリーの弟子なのかな」

リーはサモ・ハンと対峙すると笑顔から真剣な表情に変わり「オオアチャ!アタッホォ!」と怪鳥音を発しながら電撃の突きからサモ・ハンを床に投げ落とし、そのままサモの腕を決めてみせる!この映画さながらのリーの超絶アクションに館内からは大歓声が沸き起こる!!

「うわっ!凄いよ!ブルース・リーって本当に強いんだ!」
「うん、動きが早いね」

「いや~リーさんの動き、素早かったですね!では二つ目の質問。はい、そこの女性の方!」

観客B「あの・・・日本の事をどう思いますか?日本の俳優で好きな俳優はいますか?」

笑顔で通訳の話を聞いていたリーは「私は日本、特に日本の武道に興味があります。実際に私の友人に日本人もいます。ターキー木村という男です。あと私は座頭市が大好き!(笑)。実はこの後に勝新太郎さんとお会いする予定です!ウワオオゥ!(笑)」

「それでは最後の質問です!どなたかいらっしゃいますか?手を挙げて下さい!」

「二郎、訊きたいことがあるんだろ?手を挙げてごらん!」
「うん!はい!はい、はーい!」

「はい、ではそこのお父さんといらっしゃってる男の子!」

「あっ当たった?パパ!やったよ!」「二郎、落ち着いて!」

ブルース・リーはいままさに係からマイクを渡され上気した表情で自分に質問を投げかけようとする日本人の少年を壇上からジッと見つめる。ところがその時、関係者から耳打ちされた司会者が口を挟んだ!
「あっと・・・坊や、ごめんね!もう時間がないそうです!残念ですが質問コーナーはここで終わりとします!皆さん、ブルース・リーさんにもう1度盛大な拍手をお願いします!」

沢山のフラッシュが焚かれる中“世界のドラゴン”ブルース・リーは穏やかな笑みを浮かべながらもう1度観客たちに大きく手を振り、傍らにサモ・ハンを従えながらユックリと舞台の袖に消えていった。それを見送った満員の観客たちも満足げに席を立ち始める。

「おい、二郎!そんなにガッカリするな。諦めないで出口に行ってみよう!」
「うん・・・」

既に「渋谷東急」の出口には多くの人だかりが出来ていて、その群衆を掻き分けるように関係者に誘導されながら映画館正面に停められたハイヤーに向かってブルース・リーとサモ・ハンが歩を進めていく。トレードマークのサングラスをかけたリーをサモ・ハンが脇からシッカリとガードしている。
その時!人垣の中から父親に押し出されるように少年がリーの目の前に飛び出て来る!リーは思わず歩を止めて少年を優しく見下ろす。

サモ・ハン「おい?小僧、邪魔だ!邪魔だ!」
ブルース・リー「サモ!Leave him alone!ユーはさっきのYoung Boyだな?」
龍熱少年「あの・・・えっと・・・!」
ブルース・リー「Question?」
龍熱少年「えっと・・・次回作は何という映画ですか?」
ブルース・リー「My next movie is call『Game of Death』・・・『死亡遊戯』だ!」
龍熱「『死亡遊戯』・・・どんな映画なの?」
ブルース・リー「“地上最強の男”を決める映画さ。もう完成しているよ」
サモ・ハン「さあ龍哥!車が待ってます。小僧?お前はラッキーな奴だぜ!」

サモ・ハンに促されるように歩き出したリーは、少年に向かってウインクするとそのまま歓声を上げる周囲の群衆に大きく両手を上げて応えながらハイヤーに乗り込み、颯爽と走り去っていった。

「『死亡遊戯』・・・“地上最強の男”を決める映画!」
「二郎、良かったな?ブルース・リーさんと話ができて。でもちょっと顔色が良くなかったな。よっぽど体調が悪いのかもな」
「うん・・・もう2度と会えないかもしれない。そんな気がする」
「そうか・・・さあ!『燃えよドラゴン』のパンフレット買うんだろ?行こうか!」
「うん!」

父親にそう声をかけられた龍熱少年は歩き出しながら、もう1度「渋谷東急」に掲げられた巨大な『燃えよドラゴン』の看板を眩しげに見上げた。そこにはこう大書されていた。
「このもの凄さ!面白さ!映画の常識をはるかに超えた猛烈アクション!巨大な悪の要塞島に挑む“地上最強の男”」少年は大きく深呼吸をすると、もう1度力強く呟くのだった。

「ブルース・リー・・・“地上最強の男”!」


“世紀の闘神”ブルース・リーこと李小龍の41回目の命日の今日、リーさんへの心からの追悼の意味も込めてお届けしました特別企画「1973年12月22日『燃えよドラゴン』公開初日、ブルース・リー来日!!」如何でしたでしょうか。
もしリーさんが1973年7月20日を無事に乗り切っていたら。もしリーさんが12月22日の『燃えよドラゴン』日本ロードショー公開初日にゲストとして来日したら。そしてもし私こと龍熱がリーさん本人と対面を果たし、次回作品『死亡遊戯』についてリーさんに直接訊く事が出来たら。このような“夢の世界で夢と戯れる”行為を通してリーさんを偲んで見るのも良いかと思い、今回このようなノベライゼーションを企画&執筆して見ました。勿論、龍熱少年のパートは皆さん自身に置き換えて読んで頂いて、皆さんそれぞれが「ブルース・リー待望の来日!」を楽しんで頂けたら幸いです。
私も今日は41年前に「渋谷東急」で亡き父と一緒に観た思い出を胸に『燃えよドラゴン』をジックリと観直してみたいと思います。それでは皆さん、最後にどうかご唱和下さい。誠意献給一代巨星、李小龍!!
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さらば!ポール・ウォーカー!ダヴィッド・ベル共演『フルスロットル』公開近し!!

2014-07-14 21:31:31 | 作品レビュー
さて、今日は都内某所でカミーユ・ドゥラマーレ監督、ポール・ウォーカー&ダヴィッド・ベル共演『フルスロットル』(13)を試写で観て来ました。
映画は近未来のデトロイトで巨大な壁で覆われ隔離された悪の魔窟「ブリック・マンション」を舞台に、恐るべき破壊力を持つ中性子爆弾を手に入れたRZA一味に敏腕警官のポール・ウォーカーと驚異的アクロバッターのダヴィッド・ベルの最強コンビが挑む!という展開です。『アルティメット』シリーズのダヴィッド・ベルが主演者の1人であるという事は・・・そう、パルクール全開!というわけで、映画の冒頭からお約束であるダヴィッドの軽快かつ驚愕のパルクールの妙技が画面一杯に展開されます。
相棒のポールも必死にダヴィッドの動きに付いていくんですが・・・やはりハイレベルなパルクールのアクションになると、もうダヴィッドの独壇場でしたねえ!
ただ『アルティメット』シリーズを見慣れているファンからすると、この『フルスロットル』でポールとダヴィッドが披露するアクションは「ああ、それって前に観た動きだよなー!」的なフラストレーションが若干溜まってしまうかも知れませんね(苦笑)。
さらに映画の後半のRZAのキャラ設定がやや中途半端というか、ちょっと強引な印象が否めなせんでした。全体的にはコンパクトに纏まった良質のアクション映画なだけにそこがちょっと残念でした。
でもですね、何だかんだ言ってもこの『フルスロットル』が生前のポール・ウォーカーが完成させた最後の主演作品なんです。(本作のエンディングに注目!)そこは是非ポールの最後の雄姿を観に劇場に足を運ぼうじゃありませんか!この『フルスロットル』は9月6日から全国ロードショーとの事です!!考えるな、飛ぶんだ!!
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七夕の今日は“薄命の貴公子”傅聲の31回目の命日です。

2014-07-07 12:11:40 | その他
さてさて、今日7月7日の七夕の日は邵氏公司で数々の素晴らしい作品を残した“薄命の貴公子”アレクサンダー・フーシェンこと傅聲の31回目の命日です。
現在発売中の「FLASHスペシャル」のジャッキー特集の取材を受けた際も、私は実は香港映画には奇しくもジャッキーと同い年で大人気を誇った傅聲という伝説の武打星がいたんです、といった話をかなり長時間に渡って延々と語ったんですね。
例えばジャッキーのブレイク作品『蛇拳』(78)は傅聲の『洪拳與詠春』(74)をアレンジした作品だとか、その『蛇拳』も当初は傅聲が主役候補(呉思遠はこの説は否定してたけど)の1人だったとか、もし傅聲が健在だったらジャッキーとの共演作品も観れたかも知れない等々。残念ながらそれらの傅聲の話は諸事情から原稿ではカットされたんですが、今から思えばきっと私は何かと理由を見つけては傅聲の話がしたかったんでしょうね・・・。
さあ、今日は皆さんは傅聲のどの映画を観て“薄命の貴公子”のありし日の雄姿を偲びますか?私は・・・そうだなぁ・・・あまり傅聲本人のアクションはないけど、傅聲のコミカルな演技が見れる『十八般武芸』(82)にしようかなぁ。
さあ今年も美しい七夕の夜空に向かって語りかけましょう。“薄命の貴公子”があの愛くるしい笑顔で見下ろしているに違いない香港の夜空に向かって私たちの思いを伝えましょう!“薄命の貴公子”傅聲よ、永遠に!!アレクサンダー・フーシェン、FOREVER AND EVER!!!
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龍熱、中川家、中川翔子がジャッキー・チェンを語りまくる!「FLASHスペシャル2014夏号」本日発売!!

2014-07-04 13:27:16 | ニュース
さてさて、本日光文社から発売となりました「FLASHスペシャル2014夏号~グラビアBEST」にて「ジャッキー・チェン、スタントなしの超人伝説」と題しまして、堂々カラー6頁に渡って成龍大特集が組まれています。このジャッキー大特集では中川家さんや中川翔子ちゃんと共に私、龍熱も参加していましてジャッキー主演作品15本(!)の見所を熱く語っていますので、是非読んでみて下さいね♪
「FLASHスペシャル」といえば「AKB48」ファンなら知らない者がいない雑誌ですが、何故か近年、私の「推しメン」さんが次々と引退しちゃうんだよねえ・・・って私の「推しメン」はもっとお姉さんたちで大島優子じゃないのよ~ん(苦笑)。
それはそれとして、今回のジャッキー特集、掲載された6頁を実際にご覧頂くとお判りかと思いますが、それぞれの作品解説やコラムを実に細かく区分けする事で、それこそジャッキーの魅力を徹底的に引き出す構成になっています。
実は私も担当のKさん(Kさんには今回は色々とお世話になりました)とのインタビュー取材では他にも傅聲と『蛇拳』(78)の因縁話、『プロジェクトA2』(87)のジャッキーと陳恵敏のファイト・シーン秘話、あるいはジャッキーのドニー兄貴評などなど・・・色々と語っていたんですが、特集頁のスペースなどの都合で泣く泣くカットとなったのでした。
ただそうは言いながらも、その分私が担当したコラムでは『ヤングマスター師弟出馬』(80)を軸にリーさんとジャッキー2人の武打星比較論などジックリと語っていますので、そちらも是非読んで頂ければと思います。
それにしても、先日「WOWOW」放送番組「金曜カーソル」でも私と激闘(?)を見せた中川家さんや翔子ちゃんが濃く熱く語るジャッキーLOVEは、私も記事を読んでいて思わず唸ってしまうほどの熱さですねー!いや中川家さんや翔子ちゃんは本当にジャッキーが好きなんだねえ。
今回のジャッキー特集記事の扉ではそんな翔子ちゃんたちと一緒に私もポーズ写真(何気に前の週に床屋に行ってて良かったぁ♪)を載せていますが、そのポーズはシッカリと『死亡遊戯』だったりするのが如何にも龍熱ですねえ(笑顔)。
という感じで、最近ここまでコテコテ&ガチガチのジャッキー特集も中々見られない中での「FLASHスペシャル2014夏号~グラビアBEST」におけるジャッキー・チェン大特集、絶賛発売中です!!!

詳しくはこちら!→ http://www.kobunsha.com/shelf/magazine/current?seriesid=105003
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熱風!韓国LEGENDS(76) 遂に解明!『レイジング・サンダー』金泰靖vsシンシア・ラスロック戦の真実!

2014-07-03 00:37:20 | 熱風!韓国LEGENDS

最近、まだ私がVHSデッキを購入する以前の77年前後の新日本プロレスの試合を多数入手♪この当時の新日って藤波辰巳がWWWFジュニア王者として凱旋直後の時期で、1本勝負形式の試合が大半だった新日がまだセミのタッグマッチでは45分3本勝負を採用しているんですね。それらのタッグマッチも坂口&ストロング小林vs藤波&木戸修とか、藤波&星野勘太郎vsダイナマイト・キッド&スティーブ・カーンなんてマニア号泣の未ソフト化試合がバンバン!登場します!!いや~やっぱり昭和プロレス最高です!!

さてさて、「熱風!韓国LEGENDS」第76回は、昨日当ブログの弟分である「超級龍熱facebook」にて3回に渡ってアップしました、『レイジング・サンダー』における金泰靖vsシンシア・ラスロック戦の真実を再録したいと思います。最後は意外(?)な人物の登場によって長年に渡る謎が解明します。ではでは、お読みください!!

「レイジング・サンダー!金泰靖vsシンシア・ラスロック戦の真実!①」

さて、突然ですが、今夜はこれから連続3回に渡って“闘神の影武者”金泰靖の真実に迫る特別企画を敢行します!題して「レイジング・サンダー!金泰靖vsシンシア・ラスロック戦の真実!」です。
私もこれまで「ブルース・リー死亡の塔」韓国バージョン本邦初の紹介、「死亡遊戯」の金泰靖vs黄仁植戦撮影のサモ・ハン本人の証言、そして王羽には「ドラゴンvs不死身の妖婆」の“鉄拳ババア”謝金菊の正体を問い詰め・・・ってこれはどうでもいいか(^。^)・・・といった数々の香港クンフー映画の隠された真実を解き明かすべく奮闘して来ました。そして過去にはあの伝説の「金泰中HP」でも触れられた事で、未だ多くの金泰靖信者が本当の事実を追い求めている大きな謎。それが呉思遠制作による“シーゾナルUSA”作品「レイジング・サンダー」でベトナム人将校に扮した金泰靖がシンシア・ラスロックとの決闘シーンを撮影した!との金泰靖の衝撃証言は果たして本当なのか!?なのです。今回、私はこの「超級龍熱facebook」を通じて私とFB朋友である3人の「レイジング・サンダー」出演者にこの金泰靖vsシンシア・ラスロック戦についてメールでの直撃質問状を送りました!!果たして、彼ら彼女たちから「超級龍熱facebook」への返答はあったのか!?そして金泰靖vsシンシア・ラスロック戦は事実なのか!?
今夜、ついにその真実が明かされます!!さあ、皆さん、今夜は寝かせませんよー!そう、合言葉はNo Retreat!No Surrender !!

「レイジング・サンダー!金泰靖vsシンシア・ラスロック戦の真実!②」

さて、ご覧の写真が「レイジング・サンダー」公開版で観られる黄正利vsシンシア・ラスロック戦です。考えてみれば黄師匠vsラスロックの顔合わせだけでもかなりのインパクトですが、一説には黄師匠と旧知の間柄である金泰靖が現場に姿を見せ、その場でラスロックとの対決シーンを撮影。そしてこの2人の決闘シーンは「レイジング・サンダー」香港公開版に収録された、と言われています。
で、私はまずこの「レイジング・サンダー」に極悪将校役で出演しているアメリカン・クンフー映画の名悪役マシアス・ヒューズにメールでこの件を訊いてみました。結果、マシアスは私のメールを読んでは(開封済み)くれたんですが、今日の時点でマシアスからの返答はありませんでした(+_+)。うう~ん!残念です。
ならば、と私はいきなり最終手段(?)とばかりに“当事者”であるシンシア・ラスロックに同じ内容の質問メールを送りました。
シンシアといえば「サンダーアーム/龍兄虎弟」で成龍との“幻の一騎打ち”がありましたし、私も大いに期待したのですが・・・シンシアも私のメールを読んでくれたのですが、今日の時点でシンシアからの返答はありませんでした(T_T)。
勿論、今後シンシアやマシアスから返答が来る可能性もあるかと思いますし、突然このような内容のメールを送って直ぐに彼らからの返答を期待する私も私なわけで(^_^;)、この件でシンシアやマシアスを責めるのはお門違いという物でしょう。
ところがどっこい!です。皆さん!私のこの「金泰靖vsシンシア・ラスロック戦」に関する質問メールにたった1人だけ返信メールをくれた人物がいたのです!
そう、彼こそ「レイジング・サンダー」の主演武打星ローレン・アヴェドン!!!このローレンの返信メールによって、長年謎に包まれた「金泰靖vsシンシア・ラスロック戦」の真実が遂に解き明かされたのでした!!そう、合言葉はNo Retreat!No Surrender !!

「レイジング・サンダー!金泰靖vsシンシア・ラスロック戦の真実!③」

最初、ローレン・アヴェドンは私が送ったメールを中々開封しませんでした。逆にマシアス・ヒューズやシンシア・ラスロックは比較的早めに開封してくれただけに、これには私もちょっとイライラしてしまいました(~_~;)。
ところがある日、私がパソコンを開くとローレンからの返信メールが来ているじゃないですか!?私はドキドキしながらローレンのメールを読み始めました。以下、私とローレン・アヴェドンとのメールでの会話の再録です。どうぞ!!

龍熱「ハロー、ローレン!私は昔から貴方の大ファンです。実は貴方の主演映画「No Retreat No Surrender2(「レイジング・サンダー」の英語題名)」に関して前からどうしても知りたい事があるんです。この映画で韓国人武打星の金泰靖がシンシア・ラスロックとのファイト・シーンを撮ったものの、その2人のファイト・シーンは完成版には収録されなかったと聞きましたが、これは本当ですか?念のために金泰靖の顔写真をファイルで同封します」

ローレン「それは事実とは違うんじゃないかなぁ。君が言っているこの映画のキャラクターと登場人物はHwang Jang Lee(黄正利)の事じゃないか?このHwang Jang Leeがシンシア・ラスロックと闘ったんだよ。俺は現場ではこの金泰靖という人物は1度も見かけなかったよ!」

龍熱「そうでしたか・・・。ローレン、質問に答えてくれてありがとう!私は貴方の主演作品「キング・オブ・キックボクサー」が大好きで、特にラストの貴方とビリー・ブランクスのファイト・シーンは最高です!どうか日本にも貴方の大ファンがいる事を忘れないで下さい。貴方の新作も楽しみにしています!」

ローレン「ジロー、サンキュー!!!」

結論から言いますと、「レイジング・サンダー」で金泰靖vsシンシア・ラスロック戦が撮影された、という事実は限りなく信憑性が低くなったと言わざるを得ません(T_T)。何しろ映画の主演武打星が現場で金泰靖を1度も見かけなかったと証言しているんですからね。私も個人的には非常に残念ですが仕方がないでしょう。
クンフー映画に限らず、映画の秘められた真実とは、時としてこのように無情なわけで、それでも面識すらなかった私の質問に真摯に答えてくれたローレン・アヴェドンには改めて心から感謝したいと思います。
さて、3回に渡ってお届けしました「レイジング・サンダー!金泰靖vsシンシア・ラスロック戦の真実!」如何でしたでしょうか?
皆さんに楽しんで頂けたら幸いです。それでは最後は恒例の合言葉で締めましょう!No Retreat No Surrender !!

という感じなのですが「レイジング・サンダー!金泰靖vsシンシア・ラスロック戦の真実!」如何でしたでしょうか?私自身も、まさか昔からファンだったローレン・アヴェドン本人から直接に金泰靖vsシンシア・ラスロック戦の真実を訊かせて貰えるとは思いもよりませんでした。韓国クンフー映画に限らず、ネットで得た情報や写真をそのまま翻訳(意訳)したり貼り付けるのはある意味容易い事です。
それよりも今回のように作品の出演者たちにダイレクトで問いかけるという行為こそ本当の意味での映画的真実の探求&検証だと思うのですが、如何でしょうか。
私はこれからも“闘神の影武者”金泰靖の秘められた真実をトコトン追及していきたいと思います。と言うわけで、韓国映画のレア映像&新事実を追い求める「熱風!韓国LEGENDS」、次回もどうぞお楽しみに!
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