さて、今日はドニー兄貴こと甄子丹のお誕生日ですね♫。本当なら当ブログでもドニー兄貴のお祝い企画を華々しくやりたかったんですが、先日のリーさんこと李小龍の追悼企画でエネルギーを使い果たしてしまいまして、どうしてもちゃんとした特別企画が用意出来ませんでした😂。大変恐縮に思います。
ただせっかくのドニー兄貴のお誕生日ですので、私こと龍熱が以前にドニー兄貴との交流の中で垣間見たドニー兄貴のナイスな素顔、優しい人柄について幾つか書いてみたいと思います😉。
あれはドニー兄貴が香港からロサンゼルスに移り住んで俳優活動をしていた時だったと思います。この頃、私とドニー兄貴はメールのやり取りをしていまして、ある時、襟川クロさんとドニー兄貴がスカパー!のTV番組で対談をした時のビデオをロスのドニー兄貴に送ったんですね。そうしたらドニー兄貴も自分が表紙になったり、中身で特集されたりしてるアメリカの雑誌をドニー兄貴の直筆サイン入りで何冊も私に送ってくれるようになったんです。
で、その内の1冊で、何かその年の「これから期待されるスターたち100人」みたいな特集雑誌がドニー兄貴から送られて来たんですが、何処にもドニー兄貴のサインの入った写真がないんです。私がおかしいなぁ?と思いながらも、その雑誌の最後の方をよく見ると、そこにかなり小さい写真ながらドニー兄貴が紹介されていまして、その写真に何かクチュクチュ!とマジックで書いてあるんですよ。何とそれがドニー兄貴のサインだったんです😅。いや私はそのサインを見た時、ドニー兄貴が「よし、これにもサインして二郎に送ってやるかな!」なんて大真面目な顔でサインしてくれたのかと思うと、嬉しいと同時に思わず笑みが溢れてしまったのを覚えています😊。
もう1つ、ドニー兄貴、ちょっと良い話。あるアメリカの日系向けの雑誌の表紙をドニー兄貴が飾りまして、その雑誌が欲しかった私は図々しくもメールで天下のドニー兄貴に「ドニー、この雑誌が欲しいんだけど送ってくれる?」なんて頼んだわけです。そうしたらドニー兄貴から返信が来まして「二郎、この雑誌なんだけど、まだ俺のところにも送って来ないんだよ。だからちょっと待ってくれよ。悪いな」との事でした。そうする内に何とその雑誌がこのドニー兄貴表紙号を最後に休刊になった事を知った私はガックリしまして、泣く泣くこの雑誌の入手を諦めたのでした😭。それから数ヵ月後、私とドニー兄貴は東京で某映画雑誌の「ブレイド2」(02)のインタビュー取材で再会しました。もう書いても良いと思うので書きますが、このインタビューはホテルのラウンジとかではなく、ドニー兄貴が滞在しているホテルの部屋で行われました。通訳は谷垣健治監督がやってくれました。
そのドニー兄貴の経屋のリビングで私が同行して来た雑誌編集者たちと話していると、ドニー兄貴がスッと私に歩み寄って来て「二郎、これ、遅くなったけど」と私にある物を手渡してくれました。何と!それは数ヵ月前に私がドニー兄貴に頼んだあの雑誌でした!!私は「あっ!これ!?ドニー、サンキュー!サンキュー!」とその雑誌に思わず頬ずりしていました😂。ドニー兄貴は「おお、うん!」と照れ臭そうに答えると、感激する私を横目に見ながら洗面所に入っていきました。そう、ドニー兄貴は数ヵ月も前の私との約束をシッカリと覚えてくれていて、来日する際、その雑誌を私に持参してくれたんです。
ちなみにこのドニー兄貴が私にプレゼントしてくれた雑誌は、その場で表紙にドニー兄貴にサインを入れて貰いまして、拙著「香港クンフー映画評論集/龍熱大全」のカラー頁に掲載しましたので、ご覧になってみて下さい。
以前からドニー兄貴の事を俺様とかワガママとか色々評しているのを見かけますが、私こと龍熱が直接交流したドニー兄貴こと甄子丹は繊細で、ファンに優しく、例え些細な約束でも必ず守ろうと努力してくれる誠実な人でした。
ドニー兄貴、改めましてお誕生日おめでとうございます!今のドニー兄貴の“宇宙規模”の大ブレイク、心から嬉しく、また誇らしく思います。私にとってのドニー兄貴は何時までも“最後の本格派”甄子丹です👍。どうか素敵なバースデーを過ごして下さい。また何時かドニー兄貴と再会する日を楽しみにしています。
Happy birthday Donnie Yen ♫.We hope you and your lovely family having a wonderful birthday !!