超級龍熱

香港功夫映画と共に

甲賀忍者、香港を駆ける!魔裟斗主演『忍者』公開迫る!

2007-01-31 00:43:41 | ニュース
今日は、アートポートさん配給の日本・香港・中国合作アクション映画で、ハーマン・ヤウ導演作品『忍者』を試写で観てきました。
いや~これが思っていたより面白かったです!特に黄聖依や白田久子が私服から忍者コスチュームに「バァァン!」と瞬間に変化するシーンとかカッコ良かったし、魔裟斗も何時ものクールな佇まいが忍者役にハマッていました。
全体的には剣や手裏剣を使った忍者アクションがメインなんですが、高雄がかなり美味しい役で出てくるのと、李子雄(髪の毛増毛したような?)やケン・ローも出ていました。
こちらの諸事情等でこの映画のさらなる詳細は後日になるかと思いますが、この『忍者』は3月31日より銀座シネパトス他で全国順次ロードショー公開との事です!

で、試写の始まる前にアートポートの方とは、現在香港で撮影中の水野美紀主演『蠍子』についても少しお話したんですが、最近はあの大傑作『ドッグ・バイト・ドッグ』と言い、アートポートさんの香港映画は好調ですね!
思えばアートポートさんと最初にお仕事させて頂いたのが『BRUCE LEE in G.O.D死亡的遊戯』(00)のDVDリリースの時でした。
あの映画を初号の試写で観た時の感動と興奮は、今でも決して忘れる事ができません。
だって映画が終わって家に帰った後も、黄色いトラックスーツに身を包んだリーさんの雄姿をちょっとでも忘れたりしないように頭の中で何度も何度も五重塔内のファイト・シーンを繰り返し思い出していたもんなぁ(号泣)。
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Soulblade『麒麟掌』2枚組SPエディション&HKL『虎猛威龍』2枚組SPエディション

2007-01-30 01:23:40 | DVD&Blu-ray情報
『麒麟掌』2枚組、昨日到着しました。細かい特典内容については、以前にも触れているので今回は触れませんが、まず豪華な外装ケースとオマケのポストカードが5枚も入っていたのにはビックリというか嬉しかったです。
面白いと思ったのは今回トビー・ラッセルとアンドリュー・ステイトンが本編だけでなく、映像特典の『獨覇拳王』の記者会見や『ありし日のブルース・リー』にも副音声コメンタリーを入れている事ですね。
あとやっぱり特典のスチール・ギャラリーは何度見ても「よくこれだけの数の『麒麟掌』関連の写真を集めたなぁ!」と感心してしまいました。ただトビーはともかく、アンドリューさんの英語はやや英国訛りが強いのでちょっと聞き難いかな(苦笑)。
まだ2枚のDVDを全てチェックしていないのですが、後日に改めて詳細をアップしようかな、と思っています。

で、実は昨日は随分前に出ていたこれまた英国のレーベルHKLの『虎猛威龍』(95)2枚組DVDを久しぶりに観ていたんですが・・今から思うとHKLは何故にこの作品をこのような豪華特典入りの2枚組DVDで出したのかなぁ?
いやこの袁和平導演作品で、ケニー・ホー、呂少玲、コリン・チョウ、そして!我らがクリスティ・チョン(!)が豪華客船を舞台に見事なアクションを展開するこの作品は私もお気に入りなんですが、この2枚組DVDを購入した当時はHKL側のこのDVDに対する異様なまでの力の入れようがちょっと唐突な感じがしたんですね。
だってとにかくこのDVD、いま観直して見ても特典が本当に充実してて、本編の副音声コメンタリーがベイ・ローガンとクリスティ・チョンですよ?さらに特典インタビューがクリスティ・チョン、呂少玲、ボビー・サミュエルズとスティーブ・ブレッティンハムの外人コンビ(こりゃまたマニアック!)ですよ?さらに!コリン・チョウのファイト・ワークショップ&香港トップ・スタントマンの舞台裏(個人的にはこのコリンのパートが一番興味深かったです)までも収録と・・もう盛り沢山すぎるほどの特典内容なんですね。

個人的には、言うまでもなく我らがクリスティの特典インタビューが最高でしたが(苦笑)、このインタビューを見ても判るように彼女の英語は殆ど完璧ですね。ミシェール・ヨーも英語が旨かったけど、クリスティの英語はミシェールと同等かそれ以上でしょう。
クリスティは本編のベイさんとのコメンタリーでも面白い事を喋っていて、最初彼女がカナダから香港に来た時は広東語もろくに喋れなかったそうで、「もう撮影現場では同時録音じゃないでしょ?だから私の台詞の時は殆ど口パクで・・いちに~さん?よんご~ろく・・ななはちきゅう・・・じゅううう!なんてテキトーに数字を喋ってたのォ!キャハハハ!」というメチャに明るいクリスティ嬢でした(苦笑)。
あっとこの『虎猛威龍』で私が一番のお薦めシーンは中盤のケニー・ホーと曹榮の対決シーンですね。ここでのファイト・シーンを観れば、曹榮が如何に隠れた実力派のスーパーキッカーであるかが十分に判ると思います。
それでも判らな~い!という方は『カンフー・カルトマスター魔教教主』(93)での李連傑vs曹榮の大決闘を観ましょう!

副音声コメンタリーと言えば、国内の某メーカーから出ている『ドランクモンキー酔拳』DVDにもアメリカの香港映画関連の大御所リック・マイヤースのコメンタリーが入っていましたね。
マイヤース氏とは、ちょうど彼が香港映画のドキュメンタリー『アート・オブ・アクション』の製作に関わっている頃にメールのやり取りをしていました。マイヤース氏はこちらの質問にも親切に対応してくれる人で、その時も『アート~』の貴重な裏話を色々と聞かせてくれたのを懐かしく思い出しました。
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両雄並び立たず・・されど!張徹導演作品『大海盗』(SB)

2007-01-28 01:10:04 | 作品レビュー
張徹、午馬、パオ・シェリエ共同導演によるショウ・ブラザース作品『大海盗』(73)です。
一緒に何宗道&上官霊鳳主演の『大英雄』も出てきたんですが、同じ<大>が題名に付く映画でも(苦笑)、今回はSB作品のこちらを先にレビューしたいと思います。
実はこの『大海盗』は張徹導演作品の中でも私が大好きな作品なんですが、言うまでもなく主演のティ・ロンが演じているのが十九世紀前後に実在したと言われる海賊の張保仔です。張保仔関連の映画だと、李元覇主演による『張保仔』(94)、『ワンチャイⅤ天地撃攘』(94)で易天雄(この映画で張保仔をトン・ワイが演じてると勘違いしている人がいるようですが、トン・ワイは張保仔の息子の張玉麟を演じています)が、そして最近では發仔も『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(07)で張保仔を演じているとか。
で、ちょっと脱線しますが、前記の『~天地撃攘』での黄飛鴻(趙文卓!)と張保仔(易天雄)の洞窟でのアクロバット決闘は素晴らしいクンフー・ファイトですね!李連傑版『ワンチャイ』に比べて、今ひとつ評価が低い趙文卓版ですが・・私は2本とも結構お気に入りだったりします。

さて、この『大海盗』では張保仔(ティ・ロン)と、それを追う水師参将の胡義(姜大衛)の対決がメインなんですが、私が一番のお気に入りのシーンが中盤の賭博場で張保仔と胡義が初めて顔を合わせる場面です。
自分たちが襲ったポルトガル船から奪ったコインを使い子分たちが賭博場で遊び回っているのを知った張保仔は、子分を捕まえに賭博場に現れますが、同じく賭博場に来ていて張保仔の姿を目に留めた胡義は、懐にある人相書きを取り出すと、いま自分の目の前に悠然と姿を見せた男性こそが大海賊で知られた張保仔である事を確信します。
そして胡義は張保仔の眼前で、敢えて彼の子分たちを愛用の巨大な扇子で次々と叩きのめします・・!
「・・・!」それを見た張保仔は自分の子分を打ちのめした謎の青年高官に射るような視線を向けます・・!同じく不敵な笑みを浮かべながらも鋭い視線で張保仔を見返す胡義・・!いや~ここでのティ・ロンと大衛がお互いに一言も言葉を交わさずに息を呑むような視殺戦を展開するシーンは、もうゾクゾクするほどスリリングな佇まいで最高です!
その後、子分を引き連れ颯爽と賭博場を出る張保仔を追い、胡義も賭博場から飛び出ますが、道端でその胡義をバッと振り返った張保仔は「どうだ?お前に俺を追ってくる度胸があるか?」と言った表情で胡義に対しニヤッ!と笑って見せます。
もうとにかくこの映画のティ・ロンは他の張徹導演作品と比べても特にその自信満々な佇まいが最高にイカシてて、映画のラスト海岸で胡義と一騎打ちを見せるシーンでも、その力強く俊敏な拳技の連打で大衛演じる胡義を圧倒します。
最後は悪の海賊であるファン・メイシャンが背後から張保仔を襲おうとした所を胡義がそれを撃退し張保仔を救い、2人は改めてお互いを認め合い熱い友情で結ばれます。
そして胡義は自分の部下が張保仔を捕らえようとするのを制止し、敢えて張保仔が小船で1人大海原に漕ぎ出すのを静かに見送るシーンで劇終となります。
ここで何時もの張徹導演の<陽剛系列>だったら、張保仔か胡義のどちらか、下手すると(苦笑)2人共が鮮血に染まっての壮絶な闘死!・・がお決まりのパターンなんですが、この『大海盗』では実に爽やかなハッピー・エンドなのが私がこの映画が大好きな理由の一つなんです。

残念ながらこの『大海盗』は依然として天映娯楽社からはDVDがリリースされていませんが、かなり昔にドイツでワイドスクリーン&ドイツ語吹き替え版のビデオが出ていました。今回もそのドイツ版ビデオをレビューに使用したんですが、このビデオの収録時間が何と約76分なんです!もう・・こりゃメッタメタにカットしてるね(涙)。
あと80年代には、このドイツ版をはじめ、フランス、イタリアなどでもショウ・ブラザース作品のビデオがかなりの量リリースされていました。
現在それらのビデオをオリジナルで入手する事は、当時にそのソフトを購入したコレクターたちが今でもそれらを手放さない事もあって、かなり困難だと言われています。
ただ私が以前にこの『大海盗』などのヨーロッパ版のショウ・ブラザースのビデオ(殆ど全てがワイドスクリーン&ドイツ語またはフランス語吹き替え)などを大量にトレードした外人さんの某コレクターは、それらのヨーロッパ版のショウ・ブラザースのビデオを全てオリジナルテープでコンプしていた猛者でしたね。
でもその某氏が1本だけオリジナルで入手できずに悔しがっていたのが同じティ・ロンが武松を演じている『快活林』(72)でした。
この『快活林』も様々なバージョンがあり、依然として天映娯楽社から未リリースのままですが、そのお話はまた次の機会にでも。
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幻の別エンディング版『獨臂刀大戦盲侠』ついに登場か・・?

2007-01-27 00:36:32 | ニュース
海外の某フォーラムを観ていたら、海外レーベルのCrashが大量の武打片(60年代から70年代序盤の台湾版がメインのようです)のプリントを入手しているようです。Crashは彼らの新レーベルでこれらの作品をリリースしたいようですが、さてどうなるでしょうか。

リストを見たところ・・現時点では英語のタイトルだけで判断するしかないのですが、古い所では『血滴子(SB版とは別作品)』、嘉禾の『刀不留人』、『残酷ドラゴン/血斗!龍門の宿』、『拳闘』、『雪嶺剣女』、『決闘太陽塔』などがラインアップに入っているようです。
あ、あと羅馬導演の『巴士(立占)』もありますね。これはあの陳観泰が海岸で白鷹と一緒に爽やかにコーラスしたりするシーンがあって強烈に印象に残る作品でした(苦笑)。
でも何と言っても注目なのが、このリストの一番最後に記載された『Zatoichi ,the One Armed Swordsman』でしょう。
これは、かなりの確率で『新座頭市/破れ!唐人剣』の中国版プリントである可能性が高いようです。
そうです!あの伝説の座頭市vs王剛による一騎打ちにおいて王剛が座頭市に勝利する・・と言われる幻の別編集エンディング版の事です・・!
実はこの件で昨日トビー・ラッセルとも話したんですが、トビー導演いわく「確かにCrashはかなりの量のプリントを入手したみたいだけど、彼らはあのリストの作品の権利は持ってないはずだからリリースは難しいんじゃないかな。あとリストにあるZatoichiの映画は恐らく例の<別バージョン>だと思うね!」との事でした。
これは・・もしこのままCrashが何とか権利問題をクリアして『新座頭市~』の別エンディング版をDVDでリリースしたら大変な事になりますね!!このCrashの動きには今後も注目していきたいと思います。
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和製女ドラゴン最後の切り札、水野美紀がいよいよ・・!

2007-01-26 14:50:22 | ニュース
昨晩、私が毎日楽しく拝見している香港映画ライターのもにかるさんのブログ「Hongkong Addict Blog」を観ていたら・・私たち<龍熱者>が狂喜するような凄い情報が・・!
何とあの<和製女ドラゴン、最後の切り札>水野美紀が香港アクション映画『蠍子』に主演するべく、現在香港に渡ってアクションの猛特訓中!とあるじゃ~ありませんか!
これは・・もう超楽しみですね!皆さんもご存知かと思いますが、以前から私は水野美紀こそ日本の女武打星系列の最後の切り札!と勝手に(苦笑)決め付けていたんですが、その願望がついに実現する事になりそうです!
詳しくは水野さんご自身のブログをご覧になって頂きたいのですが、導演は馬偉豪だそうで、実際のクランインはまだこれからのようですが、続報に期待しましょう。
何てたって水野さんは、普段から「憧れの女優さんは・・ミシェール・ヨーさんです!」と言い切るほどの「分かってる人」ですからね(拍手!)
ミシェールと言えば(笑顔)・・もにかるさんとは去年の1月に『SPL狼よ静かに死ね』の記者会見で偶然に席が隣同士になって、ご挨拶させて頂いたのを思い出していました。
香港映画ライターとしては以前からご活躍なさっている方でしたし、お会いできて大変嬉しかったですね。
あと今回の水野さんのブログを紹介して下さっている同じくライターのたかのひろこさんのブログも私は何時も楽しく拝見しております。
で、そのたかのさんのブログによると・・何とあの「電影双周刊」がとうとう休刊だとか・・!(涙)。
最近は余り買ってなかったので何とも言えませんが、90年代序盤の「黄飛鴻電影特集号」とか今から考えると貴重な資料が満載だったなぁ(遠い目)。正直言って残念です。私も今度溜まっているバックナンバーを読み返してみようか、と思っています。
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若き日の成龍、衝撃の女難?『花飛満城春』

2007-01-25 13:46:31 | 作品レビュー
ちょっと前に当ブログでもレビューした『拍案驚奇』(75)と一緒に出てきた嘉禾&新天地による朱牧導演作品『花飛満城春』(75)です。
映画の冒頭で、いきなり洪金寶が人力車の車夫役で顔を見せてくれるんですが、さらに田俊が街の青年役、黄家達が警官役でカメオ出演していますね。他にも当時の嘉禾の影星たちがチラチラッと顔を出しています。
映画自体は、字幕無しの北京語版であるためにちょっと物語が把握し難いのと、この映画の売りと言うか、今でも多くのジャッキー信者がこの映画を観たがる理由に若き日のジャッキーが出演している事にあります。

そのジャッキーですが、ちょっと出番は遅くて映画が始まって約58分過ぎに人力車の車夫役でジャッキーが出てきます。
もち整形前ですし、ビジュアル的なイメージでは『少林寺木人拳』のジャッキーと言った感じでしょうか。
人力車屋の女将(だと思います)相手に逆上がりを見せたり、新入りの車夫にトン・ワイ(これまた若い・・というか殆ど少年!)と一緒に人力車のレクチャーを行ったりと台詞も沢山あります。
で、この後にジャッキーと女の子、さらにジャッキーと女将とのベッドシーンがあるんですが、私が観た印象ではこれまで多方面で言われていたようなポルノチックというようなハードな絡みではないですね。
ただそのベッドシーンで何故か毎回『黒いジャガー』っぽいBGMが流れるのがちょっと可笑しかったけど(苦笑)。
あと映画の最後にジャッキーが自分の股間を押さえてメチャに痛そうな顔をしながらヨタヨタと歩くシーンが出てくるんですが・・これは前記のように字幕が出ない事もあって何とも言えないのですが、ジャッキーが性病をうつされた、という設定なのかな?・・うう~ん!(絶句)。

でもこういう映画を観て改めて思うのは、ジャッキーという武打星も本当に長い芸歴を誇る映画人であるわけで、まだ若くて自分の望む仕事だけ出来るような立場になかった時代には、こういう作品が映像で残っているのはある程度仕方がないでしょう。
私が大スターである映画人が、まだ当人が仕事に恵まれず経済的に苦しかった時代に<自分が望んでいない作品>に出た過去が暴かれてしまう・・というケースで思い出すのがシルベスター・スタローンです。
でもそんなスライも『ロッキー』でまさに<アメリカン・ドリーム>を実現させたわけで、さらに!いま私が一番観たい映画『ロッキー・ザ・ファイナル』で再びスライは彼の波乱に満ちた映画人生の集大成を迎えようとしているわけです。
ですので、ちょっと・・フォローになってないかも知れませんが(苦笑)、いずれこの『花飛満城春』がDVDリリースされたとしても、ジャッキー信者の皆さんには「ああ、ジャッキーも色々と大変な時期があったんだな」と冷静に受け止めて欲しいな、と願っています。

で、最後に話が脱線してしまうんですが、本当に『ロッキー・ザ・ファイナル』は楽しみなんですよぉ!
私は『ロッキー』、『ロッキーⅡ』、『ロッキーⅢ』と全てロードショー公開時に劇場で観ていますし、『~Ⅳ』は・・当時ちょうど海賊版が普及し始めた頃で、つい誘惑に負けて(苦笑)ブートのビデオで観ちゃったんですが、『~Ⅴ』も当時は余り評判良くなかったけど、最近またDVDを借りて観直したりとシッカリと『~ファイナル』に備えているくらいなんです。
もうこうなったら『~ファイナル』の日本公開時期が迫って来たら、当ブログ『超級龍熱』でも掟破りの<ロッキー祭り>でもやるか!?と密かに計画中です!もう・・気分はすでにGonna Fly Now!
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成龍天下無敵!『死闘伝説ZERO!!』を観ながら・・

2007-01-24 14:17:49 | 作品レビュー
パート1の『死闘伝説』・・君は一体どこにいったの?(苦笑)。
というわけで、シリーズ第3弾(一応)のジャッキー・チェンの羅維プロ時代を中心とした主演作アンソロジー『死闘伝説ZERO!!』を観てみました。
言うまでもなく、これは『成龍天下無敵』の日本語版(もちナレーションは石丸さん!)なんですが、今回改めて観てみてこの作品がワイドスクリーン仕様なのに驚くと同時に感激しました!
だってこの作品が製作された頃に『新精武門』や『蛇鶴八拳』がワイド仕様のビデオで観れるのってかなり凄い事だったと思いますし、ジャッキーの羅維プロ時代をメインとした主演作8本の名場面が一度に観れちゃうのはかなりお得だと思いますね。
欲を言えば、シーゾナル作品の『蛇拳』&『酔拳』の映像も入れてくれたら、ジャッキーの第一次黄金時代の主演作をほぼ網羅できたんですが、今回その若き日のジャッキーの雄姿を観ながら色々な事を思い出していました。

まず個人的に『龍拳』は私のお気に入り作品だったんですが、改めて観てみてシリアスタッチのジャッキーの武打シーンがメチャにカッコイイと思いました。この『龍拳』はまた改めてちゃんと観直したいな、と思っています。
そういえば、最近『精武迷綜拳』って題名のビデオが出てきたんで再生してみたら、『新精武門』のタイ語バージョンでした。それも例のタイの声優さんの声と一緒に周りの効果音も一緒に消えちゃう強引アフレコ・バージョン(涙)。
あと『笑拳』は昔にスクリーン生撮りっぽい海賊版を持っていたのを思い出しました。あと『キャノン・ボール』も生撮り版を持っていましたね。今では2作品とも処分してしまったのが実に残念です。
これらのジャッキー作品の生撮りバージョンは、ショウ・ブラザースの一連の生撮り作品に比べると、かなり画面がチカチカしていたのと、ややスクリーンを下から煽ったアングルだった印象がありますね。

あとジャッキー関連で懐かしく思い出したのが、福岡にあった某ショップ(今でも健在ですが)が運営していたリーさん&ジャッキーFCの会員か何かが抽選で香港旅行が当たると、出発の前日はその某ショップの宿泊施設に一泊するんですが、その日の夜はそのショップにある功夫映画のビデオを見放題!というのが・・もう私的には凄く魅力だったんですねえ!!
まあ、でも私はそのFCには当時入ってなかったんでどっちにしろ無理だったんですが(苦笑)。
どうも『死闘伝説ZERO!!』から話が脱線して、私の16歳前後辺りの思い出話になってしまったんですが、若き日のジャッキー主演作を観ながらの<龍熱よもやま話>でした。



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香港功夫映画最強ドキュメント!『死闘伝説TURBO!!』

2007-01-23 01:05:31 | 作品レビュー
本当は『死闘伝説ベスト・オブ・アクション』を久しぶりに観たかったんですが・・どうしても出てこないので(涙)、ならばとレンタル屋さんに借りに行ったら貸し出し中!(再涙)というわけで、まずは形式上はパート2のこの『~TURBO!!』から。
もちろん導演はトビー・ラッセル、脚本はあのジョージ・タンです。ちなみに日本版の監修は江戸木純大兄です。
いきなり『一網打尽』の李錦坤と染野行雄の息吹対決をバックにオープニングが始まるのが何ともマニアックですが、実はこの対決シーンはこの後も延々と2人の激闘が続くのです。
以前に染野さんご本人にこのドキュメントのオープニングの事をお知らせしたら、大変喜んでおられました。
続いて劉家輝のインタビュー、劉師父が李連傑と<新旧黄飛鴻>対決した『ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ烈火風雲』(93)と出てきますが、この『ラスト~』は日本ではどうも評価が高くないようですが、もう私は大好きな映画なんですよ~!
特にラストの李連傑と徐忠信の酔拳対決なんてもう大興奮でしたねえ。

さらに王羽ことジミー・ウォングのインタビュー映像が出てきますが、このインタビュー映像は数年前にキングさんの『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』(76)DVDで私が聞き手を担当したジミーのインタビューが収録及び公開されるまでは、殆ど唯一と言ってもいいジミーのロング・インタビュー映像でした。
続いて『燃えよドラゴン』(73)のメイキング映像が出てきますが、このメイキングの全長版の映像って本当に処分されちゃったのかなぁ。もしまだ何処かに残っていたら大変な価値なんですけどね。
さらに成龍のインタビュー、洪金寶のインタビュー(後ろでトランポリンで跳ねているのは銭嘉樂かな?)なども登場。
ジャッキー関連で『炎の大捜査線』(91)のジャッキーvs劉徳華の刑務所内の対決シーンが出てきますが、この『~TURBO!!』のエンドクレジットを良く観ると・・この『炎の~』の映像提供者がジミー・ウォング自身なのが判ります。
実はこれには非常に深い意味合いと後日談があるんですが・・以下自粛(恐・・!)。
『ワンチャイ外伝/鬼脚』(93)の元彪vs常山も今観ると本当に興味深い対決ですね。
常山は台湾映画界では名うての喧嘩屋で知られていて、実際に刑務所暮らしも経験している人です。で、この常山の出ている映画で胡慧中主演の抗日映画『関東太陽会』って映画があるんですが・・これがメチャに面白い映画で、また後日にでもレビューしたいですね。(ってまず探さないといけませんね・・トホホ!)
梁家仁のインタビュー、陳星、羅鋭と出てきますが、羅鋭と秦豪が壮絶な一騎打ちを見せる映画は『黒●戦将』だと思います。この収録されたシーンの後に、確か羅鋭は女性キャラの腕の中で絶命して終わるんだったと思いました。
楊斯の『空手ヘラクレス』(72)の予告編は、このドキュメントを初めて観た時は貴重だと思いましたね。

で、いよいよ後半のスーパー・キッカー編で一気に盛り上がるんですが、まず譚道良の近況インタビューは素晴らしかったですね!
今でも譚師匠が昔と変わらない精悍さをキープしているのが判っただけでも嬉しかったし、弟子の劉忠良の事など色々と貴重なエピソードが聞けました。
ただ後日にこの譚師匠のインタビューの内容の一部に対して、譚師匠の弟子である某人物が激怒したんですよ。
そういえば去年の暮れだったか、この映画の監督のトビー・ラッセルが台湾の地下鉄のホームで譚師匠と奥さんにバッタリ会ったそうです(苦笑)。お2人とも元気だったそうで何よりですね。
王虎ことカサノヴァ・ウォンのパートでは『六合千手』(79)での金童との激闘が出てきますが、王虎はこの映画ではこの金童との対決シーンのみの出演とは言え、ここでの王虎の連続蹴りは何度観ても本当に凄いですね!
黄正利は『借刀殺人』(80)での王将、高雄との対決シーンが観れますが、他の主演作のシーンが作品の質的に劣る韓国映画が中心なのが残念ですね。同じ韓国時代の黄正利作品ならもっと良質の作品が沢山あるのにね。
そしてヴァンダム、ロン・バンクリーフのインタビュー、ジム・ケリーのインタビューに続いて、このドキュメントのラストを飾るのが『必殺!ドラゴン鉄の爪』(72)の梁小龍と南宮勲の<野獣ファイト>!
これは何とも贅沢なエンディング・ファイトですね。梁小龍は映画界に復帰して活躍中ですが、南宮勲は米国で牧師になっています。
確かこの『~TURBO!!』の海外版DVDには、映像特典でリーさんとブランドンが香港のTVに出た時の画面生撮り映像とかが収録されていてかなりの「お得盤」だったと思います。こういうマニア向けの香港功夫映画ドキュメンタリーは、また是非とも製作して欲しいですね。
それにしてもパート1の『死闘伝説』・・いったい部屋の何処に入っちゃったのかなぁ・・?
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私は女ターミネーター刑事!ヤン・パンパン主演『轟天皇家将』

2007-01-21 14:15:26 | 作品レビュー
先週からズッと探しているジャッキー映像・・まだ出てきませんが(苦笑)、代わりにこんなのが出てきて、つい観てしまっています。
楊(目分 目分)ことヤン・パンパン&恵英紅ことベティ・ワイ主演『轟天皇家将』(90)です。
最近のファンはシャロン・ヤン名義で呼んでいるようですが、私たちの世代では何と言ってもヤン・パンパン!でしょう(笑)。
この映画は当然日本では未公開ですが、私がこれまで観てきた女特警系列の中でも特に完成度の高い作品です。
映画は曾江演じる麻薬王を追うパンパン刑事とベティ刑事の壮絶な闘いを描いているんですが、まず曾江に従う用心棒軍団の面子が徐忠信、西脇美智子、マーク・ホートン、ブルース・フォンティン、スティーブ・タルタグリアと、もうB級香港アクション映画ファンには堪えられないB級な顔触れです(苦笑)。
パンパン女史だと、古いファンには協利公司の『酔猫師傳』(78)や『六合千手』(79)が印象的だと思いますが、ショウ・ブラザース作品の『南北獅王』(81)や『広東(青見)仔玉』(82)にも出ていました。
あと90年代には大島由香利共演『轟天密令』(94)などにも主演しているので新しいファンも顔を知っているかもしれませんね。

パンパンは自分の事を<女成龍>と呼ぶほど激しいアクションをこなす女武打星で、この『轟天~』でもまずは徐忠信を工場での激闘の末に倒し(それを見た仲間の西脇が半狂乱になり、自分で自分の小指を詰めるとパンパンへの復讐に燃えます!)、さらにスティーブも街中でボッコボコ!にしますが、逆に曹江一味に捕らえられるとパンパンは西脇によって麻薬漬けにされてしまいます。
この麻薬中毒状態となったパンパンを親友の呉家麗が犠牲的な行動で救出するんですが、その時には既にパンパンは曾江の陰謀で同じ警官である呉家麗の夫殺害の容疑者とされ警察に追われる身となってしまいます。
ヨレヨレ状態のパンパンは西脇、マーク、ブルースの悪のトリオに追い詰められますが、そこにベティ刑事が現れパンパンを救出。
べティはパンパンから曾江こそ呉家麗の夫&ベティの従兄弟を殺害した張本人である事を聞き、2人は共に「復讐の女ターミネーター(というかこの映画の英語題名がエンジェル・ターミネーター)」と化し、曾江のアジトに乗り込んでいきます。
アジトに乗り込んだ2人を待っていたのが、曾江の用心棒のムエタイボクサー(演じるは我らがディック・ウェイだ!イエ~イ!(爆笑))なんですが、ウェイ兄貴はお約束でアッサリと2人の女刑事にノサれてしまい、曾江は自分のオープンカーでアジトから逃走します!
ここからがこの映画の最大の見せ場となります・・!
パンパンはベティを振り切り、1人でアジトを飛び出ると曾江の車を追って坂道を、丘を駆け下りて行きます!そして道路を跨ぐように吊るされた電線に飛び移ると真下に迫ってくる曾江に向かってナイフを手に身構えます!
それを見た曾江は高笑いしながら目の前のパンパンに向け銃を乱射!ベティの悲鳴が響く中、銃弾はパンパンの身体を撃ち抜き、パンパンは血に染まりながらも・・まだ曾江の車が自分の真下に来るのを待ちます!
そして、ついに曾江の乗ったオープンカーが自分の真下に来た時!パンパンは自分の身体を反転させ逆さ吊り状態になると、手にしたナイフで曾江の頚動脈を擦れ違い様に切り裂きます!瞬間に絶命した曾江は、車ごと道路脇の壁に激突し炎上・・!
それを見届けたパンパンもまた、その逆さ吊り状態のまま同じく絶命・・!衝撃の劇終!
映画はそのまま逆さ吊りのパンパンを映し出しながら、淡々とエンドクレジットが流れていきます。

現在のヤン・パンパンは、自らのプロダクションである「パンパン・プロ」を主宰し、最近では『少林キョンシー』系列とかを製作していたと思います。私はこの『轟天~』を昔に例の龍祥公司が出していた北京語版のビデオで初めて観たんですが、確か最近DVDも出ていたと思いますので、機会があれば是非ご覧になって見て頂ければと思います。
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幻の未公開シーン収録!『SPIRIT<完全版>』

2007-01-18 13:34:15 | DVD&Blu-ray情報
劇場公開時にはカットされた約40分の未公開シーンを収録したロニー・ユー導演、ジェット・リー主演『SPIRIT』完全版を観る事ができました。ちゃんとミシェール・ヨーが出てきます。ジェットとソムラック・カムシンとの決闘シーンもあります。
その他にも「こ、こんなシーンを撮っていたのか!」という様々な未公開シーンがありましたが、やっぱり映画はその作品の監督が本来望んでいた形で公開するのが一番なんだ、と改めて実感させられました。
諸事情でこの『~<完全版>』のさらなる詳細は後日とさせて頂く事をご容赦頂きたいのですが、3月9日の発売(初回限定生産だそうですが)の際には、是非とも皆さんもご覧になる事をお薦めしたいです。
思えば、昨年この『SPIRIT』を完成披露試写会で観た時は、すでにDVDで映画を観ていたのにもかかわらず、ラストの霍元甲と田中安野の壮絶な決闘の果ての余りにも感動的な2人の決着シーンに私は不覚にも号泣してしまいました。
実はその時、私のお隣に漫画家の永井豪さんが座っていらしたんですが、劇場の場内が明るくなって涙目になっている自分に気ずいて慌てている間に、永井先生はお帰りになってしまいました(トホホ!)。
それはともかく、この映画のラストで純白の胴着に身を包んだジェットが盲目の少女の前で華麗な演武を披露する姿を観ながら、私はジェットと会った際に彼と握手した時の事、ジェットのアシスタントのジェイソン君からこの『SPIRIT』を製作した本当の意義とその願いを聞いた時の事などが・・走馬灯のように自分の脳裏に甦っていたのを思い出します。
香港功夫映画において、充実したドラマ性と高い完成度の武打シーンという2つの要素を見事に合致させた数少ない作品でもあるこの『SPIRIT<完全版>』、改めて少しでも多くの人に観て欲しい!と願います。
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