超級龍熱

香港功夫映画と共に

悲痛・・・!邵氏兄弟公司伝説の武打星、劉家輝が半身不随状態に!

2011-10-31 16:58:28 | ニュース
さて、突然ですが邵氏兄弟公司迷に大変ショックな出来事がありました。あのリュウ・チャーフィこと劉家輝が脳梗塞の発作を起こし、その際階段から転落し頭部を強打したそうで、現在入院治療中との事です。
詳しくはこちらをお読み下さい→http://www.jaynestars.com/news/gordon-liu-suffers-stroke-and-becomes-disabled/
私も先週イギリスのトビー・ラッセルからこの悲しい知らせをメールで貰い愕然としたんですが、さらに昨日はいま香港に滞在中の染野行雄さんからもお電話を頂き、昔から劉師父と親しい染野さんから劉師父の詳しい病状を知らせて頂きました。当たり前ですが2人とも大変なショックを受けていました。
病院での劉師父は相当気持ちが滅入っている状態で「私は誰とも会いたくない!」と頑なに誰とも面会しようとしないようですが、どうも劉師父は発作の後遺症で顔面の麻痺や言語障害が残ってしまったとも言われています。
さらに劉師父は右腕とどちらかの足も動かない状態だそうです。私自身も・・・こうしてブログを更新している今でさえ何とも心が重く、悲しい気持ちで一杯です・・・。
現在56歳の劉師父ですが、その“劉家の輝き”とまで称された栄光の劉家輝の名と共に、どうかもう1度立ち上がって欲しい!との思いで一杯です。加油!劉家輝師父!!
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龍熱の「Dragon Fever Weekly Movie Reviews」Vol.2!!

2011-10-26 12:39:33 | その他

さて、今週の「Dragon Fever Weekly Movie Reviews」ですが、まずは昨日になりますが、都内某所でのドニー兄貴こと甄子丹主演『關雲長』(11)の初号試写に行って来ました!
以前に中文字幕のみで観た時はどうしても細かい台詞のやり取りが判り難かったのですが、今回は流石に日本語字幕突きだった事もあり、ドニー兄貴演じる關雲と姜文演じる曹操の微妙な心理的駆け引きなどが深く理解出来たりと見応え十分でしたね。残念ながらドニー關雲はドニー兄貴本人の声ではないのですが、その分曹操に扮した姜文が下手をすればドニー關雲を食ってしまうほどの大貫禄&曲者的なパフォーマンスを見せています。
いや~それにしてもこの『關雲長』が本当に来年早々に日本の劇場で字幕付きで観られるなんて・・・良い時代になりましたねえ!!とにかく来年の公開が楽しみな『關雲長』です♪

続いて、ルトガー・ハウアー主演『ホーボー・ウィズ・ショットガン』(11)。この“グラインド・ハウス”系映画も先々週に試写で観て来たんですが、いやはやR指定映画なだけあって映画の最初から最後までもうひたすら人間の首が飛んだり、指や足が切断されたり、血が飛び散ったりと・・・徹底してメチャクチャなバイオレンス描写全開映画でした(苦笑)。ただそうは言いながらも、ある意味勧善懲悪こそがアクション映画の王道である!という事を改めて思い知らせてくれる爽快感がこの『ホーボー・ウィズ・ショットガン』には確かにありましたね。映画のクライマックスでは“怒れる浮浪者”であるルトガー・ハウアーと一緒に町を牛耳る極悪非道親子に向かってショットガンをブッ放している気持ちになっている私たちがいます。面白かった!

続いては、ジャッキーの『1911』を観た事もあって、久々に丁善璽導演によるオールスター革命映画『孫文』(86)を観てみました。この作品は原題を『國父傳』と言いまして、言うまでもなく“中国革命の父”である孫文(演じるは林偉生)が“辛亥革命”を成し遂げるまでを描いているんですが、とにかく香港側のキャストがマジで超豪華!もう萬梓良、爾冬陞、黄錦燊、劉家輝、李賽鳳、銭小豪、王小鳳、梁家仁、さらには一瞬の出演なので判り難いかも知れませんが呂良偉、薛漢、王道などなど。ジャッキーが『1911』で扮した黄興はこの『孫文』では萬梓良が扮しているですが、龍熱的に「おおっ!?」とポイント高かったのが女烈士として知られる秋瑾に扮するは、何と“邵氏影后”の恵英紅なんですねー!
出来る事ならこの当時に恵英紅主演で『秋瑾正傳』なんて題名で1本撮って欲しかったなぁ!あと誰も気がつかないようですが、あの“台湾最強の喧嘩屋”常山もチラッと出ているので是非チェックしましょう♪まあ丁善璽導演となると邵氏と中央電影の合作『辛亥雙十』(81)もチェックしたい所ですが、この『孫文』は以前に国内でも奇跡的にワイドスクリーン仕様のVHSがリリースされていたので、『1911』公開までの予習も兼ねて要チェックです!

そして今回の「DFWMR」の最後を飾るは高暁松導演、呉尊、韓庚、徐熙媛主演最新作『大武生』(11)です。この『大武生』は京劇の世界に生きる2人の師弟の闘いと友情の姿を描いているんですが、呉尊と韓庚の京劇の師父役で元彪が出演していて中々良い味を出していましたね。元彪は映画の序盤では于榮光と一騎打ちも見せてくれます。あと懐かしの伊能静もね(苦笑)。
私がこの『大武生』で感心したのが、自分たちの恩師である元彪から“武生泰斗”の看板を奪った于榮光に挑戦するため上海にやって来た呉尊と韓庚が、敢えて観客が観劇中の京劇の劇場の舞台の上で、それぞれ京劇の衣装に身を包み、まるで京劇の演目のようでいながら・・・実は“真剣勝負”で干榮光に闘いを挑む!という何ともユニークな構成でした。
このように時として地味な展開となりがちな京劇の世界を題材としていながらも、娯楽武打片としても十分に完成度の高い作品に仕上がっている『大武生』、私は大変楽しんで観る事が出来ました。
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ジャッキー・チェンこと成龍が『1911』記者会見で、甄子丹&李連杰作品を語った!

2011-10-22 13:27:33 | その他
さて、昨日は速報でお伝えしたように、都内某所で行われたジャッキー・チェンこと成龍が出席した『1911』の来日記者会見に行って来ました。
超満員の記者会見場の熱気は、会場上座にジャッキーが何時ものように笑顔で「ミナサン、コンニチワァ!」と登場した辺りで最高潮に達したんですが、会見はジャッキーの今回の総導演&主演最新作『1911』に関するコメント&挨拶に続いて、ジャッキーと私たちマスコミとの質疑応答となりました。最初にジャッキーに質問したのは確か「スクリーン」誌のMさんでしたが、次に私が手を挙げた所、MCの女性の方に「はい、ではそこの最前列の男性の方お願いします!」と指名されました。当然ジャッキーも自分の前の最前列に座っている私をジッと見ています。こうしていきなりジャッキー・チェンvs龍熱の火蓋が切られました!(苦笑)。まずはマイクを手にした私のジャッキーに対する質問は以下のような感じでした。

龍熱「「超級龍熱」というブログをやっております、龍熱(ここは当然本名を名乗りました)と申します。よろしくお願いします!私も今回『1911』拝見しましたが、確か92年でしたか、ジェット・リーの『ワンチャイ天地大乱』という映画がありましたが、この映画は黄飛鴻と孫文が出会う映画でした。この映画ではジャッキーさんが主題歌を歌ってましたね。あと最近でもドニー・イェンがボディガード役で孫文を守る『孫文の騎士団』という映画もありました。そして今回の『1911』と、この3本は全て孫文が重要な役で出演しています。ジャッキーさんから見て、この3本のそれぞれ「ここが違うんだ!」という部分をお願い出来ますでしょうか。あとジャッキーさんから見るとドニー・イェンとジェット・リーは後輩になりますが、この2人についても印象と言いますか、思い出がありましたらお願いします!」

ジャッキー「まずドニー・イェンとの関係についてだけど彼は親友だよ!彼はアメリカで映画(恐らく『シャンハイ・ナイト』(03)でしょう)を製作した時にもゲスト出演してくれたしね。僕自身は残念ながら歴史には詳しくないんだけど、ご質問の黄飛鴻と孫文が実際に出会ったかどうかについては正直良く判らないんだ(笑)。まあ多分映画のストーリーや映画配給時の市場の関係もあるから演出もあったとは思うけど。あと『孫文の騎士団』だけど、この映画の製作者は以前に僕のアシスタントをやっていたんだ。その彼に頼まれて出演して下さい!って(言われた)。『孫文の騎士団』のストーリーだけど、事実としてはそういう事もあったんだけど、映画の中ではそういう事実はスッカリ変えられていたよね。あと『孫文の騎士団』の中の登場人物が空を飛ぶようなアクションだけど、それって現実にはあり得ないわけだしね。ただ『1911』は全てが真実なんだ!僕もこの『1911』の中では「シュ~シュウゥゥ!パンパン!」なんてジャンプしたりしたかったんだけど許されなかったんだよ(苦笑)。だってこんな素晴らしい物語なのに、僕が「ヒュンヒュン!バンバーン!」なんてアクションをやったら、もう観客だって引いちゃうだろ?とにかくこの『1911』を製作した時は台詞一つとかも気をつけて気をつけて撮っていたんだ。それはこの映画の(登場人物である)先輩たちに対する尊敬の気持ちからそういう形にしたんだ。(ここから日本語で)『1911』、ホント!」

さて、ジャッキーの私の質問に対する答えをほぼノーカットでお届けしましたが、如何でしたでしょうか?まあジャッキーがドニー兄貴を親友と呼んでくれていながら、リンチェイに関しては一言も触れていなかったり(苦笑)、『孫文の騎士団』に対する微妙な対抗意識も感じられたりはしましたが、質問者の私としては質問自体にはジャッキーは真摯に答えてくれたと思いますし、十分に満足感を覚えました。
本当ならば以前に『ドラゴン・キングダム』の記者会見で聞き損なった黄正利による“ジャッキー前歯蹴り折り事件”の真相も訊いてみようかと思ったのですが、流石に今回の『1911』という作品とは無関係な質問ですし、黄正利や黄仁植に関しては、いずれ私がジャッキーと1対1でインタビューする機会があった際にジックリと訊いてみたいと思っています(笑顔)。
あとジャッキーの会見の後には中川翔子ちゃんがゲストで登壇し、ジャッキーの“映画100本出演記念”に因んで“100本の薔薇”をジャッキーに贈ったりと、記者会見場は一際華やかな雰囲気となっていました。
あっと会見の最後にジャッキーがチラッと「今度アメリカで『ベストキッド2』を撮るよ!」なんて言ってましたっけ。
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本日、「超級龍熱」開設5周年を迎えました。ここに厚く御礼申し上げます。

2011-10-21 20:28:28 | その他
さて、本日、当ブログ「超級龍熱」はお蔭様でブログ開設5周年を無事に迎える事が出来ました。これも日頃から当ブログをご覧になって下さっている沢山の方々、そして何時も温かいコメントを寄せて下さっている方々のおかげだと思っております。本当にありがとうございます!一口で5年間と言っても、やはり長い年月の積み重ねだと思いますし、ここに至るまでには色々な事がありました。でも管理人である私、龍熱にとっては、今ではそれらの事柄の全てが楽しく、また嬉しい思い出として心の中に残っています。そしてこれからもその楽しく、嬉しい思い出をこのブログを通じて皆さんと一緒に育んでいけたらと思っております。
改めまして、これからも「超級龍熱」をどうぞよろしくお願いします。
                                                      「超級龍熱」管理人:龍熱拝
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THIS IS 甄子丹(25)   甄子丹主演『關雲長』、2012年新春日本劇場公開決定!!

2011-10-21 20:05:15 | THIS IS 甄子丹
今日は都内某所で行われたジャッキー・チェンこと成龍主演最新作『1911』の来日記者会見に行って来ました。で、今回は私もジャッキーに質問しましたよぉ!それもリンチェイとドニー兄貴の“あの映画”についてジャッキーに訊きました♪勿論ジャッキーも私の質問にシッカリと答えてくれましたが、このジャッキーvs龍熱の質疑応答の模様は近日中に当ブログでジックリとお届けしたいと思っています!

さてさて、久々の「THIS IS 甄子丹」その第25回ですが、いきなりドニー兄貴信者に朗報です!今年は『イップ・マン /葉問』(10)を皮切りに、『イップ・マン /序章』(08)、『孫文の義士団』(09)、『処刑剣/14BLADES』(10)、そして『レジェンド・オブ・ザ・フィスト/ 怒りの鉄拳』(10)と、まさに怒涛の“最後の本格派電影公開ラッシュ・イヤー”となっていますが、さらにその記念すべき“ドニー兄貴メモリアル・イヤー”にトドメとばかりに、あの麥兆輝&莊文強聯合導演、そして我らがドニー兄貴こと甄子丹主演『關雲長』(11)の来年2012年の新春日本劇場公開が決定しました!ちなみに配給は日活さんです♪さあ、これは大変な事になって来ましたねえ!
この『關雲長』日本公開に関しては、今後また続報が入り次第当ブログでもお知らせしたいと思いますので、どうかお楽しみに!
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“辛亥革命”、ここに成就す!ジャッキー・チェンこと成龍総導演&主演『1911』

2011-10-20 14:00:57 | 作品レビュー
いやはや「G-SPIRITS」最新号に“リングの墓堀人”ことローラン・ボックのインタビューが掲載されていますねー!ってボックで生きてたんだねえ!(唖然)。
ローラン・ボックと言えば、昭和プロレスファンやアントンこと猪木信者にとってはあの「欧州世界選手権」シリーズにおける“シュトゥットガルトの惨劇”の主役として知られるドイツが生んだ伝説のプロレスラーでした。このシュトゥットガルトで行われたボックと猪木の戦慄の試合に関してはまた改めて触れるとして、今回のインタビューでのボックはこれまた伝説となっているミル・マスカラス戦やアンドレ・ザ・ジャイアント戦にも触れていて、何とボックはその試合でアンドレの巨大をジャーマン・スープレックスだけではなく、ダブルアーム・スープレックス(!)でも投げていると語ってるんですよ!!そ、それって本当なの??このボックvsアンドレ戦って何処かに映像は残ってないのかなぁ!それにしても久々に興奮した衝撃の2万字インタビューでした。

さて、一昨日は都内某所で、ジャッキー・チェンこと成龍総導演&主演、張黎導演『1911』(11)を試写で観て来ました。
今回は敢えて日本語吹き替え版の試写で観て来たんですが、作品全体の完成度としては重厚でバランスの取れた歴史大作に仕上がっていました。
皆さんもご存知のように、この『1911』は“中国革命の父”孫文(演じるは趙文瑄。素晴らしい熱演です!)と孫文の同志である黄興(ジャッキー)が、数々の困難を共に乗り越えながら“武昌蜂起”を経て、最後には“辛亥革命”を成就させる事で、遂に清王朝打倒を果たすまでを描いています。
今回『1911』のジャッキーは戦場での戦闘シーンこそありますが、基本的には孫文を時には助け、また見守り、また時には叱咤激励する“戦友”黄興として、どちらかと言うと主役よりもやや抑え目の主役と言うか、ひたすらアクションを封印しての演技面で勝負している点が注目でしょう。そうは言いながらも、劇中では一箇所だけ船内で“ジャッキー・スタイル”のアクションを披露するシーンがあるので、ジャッキー信者の方はそこを要チェックですぞ♪
他のキャストでは映画の冒頭のみの出演ながら“女烈士”秋瑾を印象的に演じた寧静、美しくも苦悩に満ちた清の隆裕皇太后に扮した陳冲、張振武を熱く演じた房祖名、そしてこの『1911』の“キーパーソン”である袁世凱を憎々しくも堂々の貫禄で演じた孫淳などなど、それぞれ“辛亥革命”という名の歴史の巨大な変動に翻弄されていく人物たちを圧巻の佇まいで演じ切っています。
そして私がこの『1911』で最も印象に残った人物、それが趙文瑄扮する孫文でした。特に孫文が今まさに墜ちていかんとする清朝を依然として援助しようとする欧米の銀行家たちに昼食会の席上で自ら肉片にナイフを入れる形の例え話と共に熱弁を振るうシーン、そして晴れて中華民国臨時政府の臨時大統領に就任した際の感動的なスピーチは、まさに「趙文瑄こそベスト孫文影星なり!」と頷かずにはいられないほどの圧倒的な存在感でした(大拍手!)。
そしてそこから始まる孫文と袁世凱の2人による次の大統領の座を巡る暗闘の果てに、孫文と黄興を待っていた革命の本当の未来とは!?
欲を言えばジャッキー黄興と徐宗漢(李冰冰)のお互いの恋愛模様をもう少し丁寧に描いて欲しかったし、秋瑾の出番がもっとあっても良かったのでは?など惜しい部分も多々ありますが、ジャッキー・チェンこと成龍の記念すべき“100本目の出演作品”にして、第24回東京国際映画祭特別オープニング作品である『1911』は11月5日より、革命の熱き息吹と共に全国超拡大ロードショー公開です!
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龍熱の「Dragon Fever Weekly Movie Reviews」Vol.1!!

2011-10-18 10:27:52 | その他
先週辺りから色々とバタバタしていまして、中々ブログの更新が出来ませんでした。と言いながら今週も都内を行ったり来たりで落ち着きない感じになりそうです(涙)。
ただそんな中でも原稿絡みで観た作品や時間の合間に観れた作品が結構ありまして、どうせならそれらの作品も当ブログでランダムにレビュー出来れば・・・と思い立った新企画、題して「Dragon Fever Weekly Movie Review(略して「DFWMR」!)」をお届けしたいと思います。今後もこの「Dragon Fever Weekly Movie Reviews」、不定期ながらアップしていきたいと思いますので、お楽しみに!


さて、まずは原稿絡みで李翰祥導演、許冠文主演の邵氏片で『大軍閥』(72)を本当に久々に観たんですが、いやこれは後に『Mr.BOO!』シリーズで大ブレイクする許冠文の影星としての原点的作品であると同時に、邵氏兄弟公司の大導演である李翰祥のベストの1本ですね。まあ前半の許冠文演じる龍大虎と胡錦演じる毒婦の息詰まるやり取りや中盤で王侠ら軍人たちが西太后の墓を暴いて金品を強奪(!)する辺りも何度観ても圧巻なんですが、龍熱としては映画のラストのラストで男装で登場する何莉莉のまさに鬼気迫る佇まい(何とスッピン!)には圧倒されました。
この『大軍閥』での何莉莉の登場シーンはホンの僅かなのですが、その分このラストの“報仇決行”シーンの何莉莉は彼女のベスト・パフォーマンスだと断言したいですね。あっと、良く観ると何気に日本軍人役で染野行雄さんが出演していますので、まだ未見の方は要チェック!

続いてはキム・コク&キム・ソン監督、「T-ara」のウンジョン主演の韓国最新ホラー『ホワイト:呪いのメロディー』(11)。こ、これは超~恐かったセヨ~!!!
映画はガールズグループ「ピンク・ドールズ」が持ち主不明の楽曲「ホワイト」をリメイクしトップスターとなったことで生じる戦慄の恐怖体験を描いているんですが、最近「KARA」や「After School」といった韓国ガールズ・グループが旬なだけに、実にタイムリーなテーマを題材とした韓国ホラーですね♪主演のウンジョン(そのダンスと存在感は流石に他のキャストを圧倒!)の他にもソロ歌手のメイダニ、テレビCMで人気タレントのチェ・アラとチン・セヨンが「ピンク・ドールズ」の4人のメンバーに扮しているんですが、劇中で彼女たちを次々と襲う“白髪の美少女”の怨霊が半端じゃなく恐い!(大汗)そしてクライマックスのウンジョンのソロ・ステージで遂に姿を見せた“白髪の美少女”の凄まじいばかりの怨霊パワーがウンジョンに迫る・・・!ちょっとレトロなキャッチで恐縮なんですが、決して1人では観ないで下さい(苦笑)。ちなみにこちらで『ホワイト:呪いのメロディー』の予告編が観られるセヨ~♪→http://www.youtube.com/watch?v=cNGWu8AMVPE

さて、今回の「DFWMR」の最後を飾るは陸邦導演、チャーリー・チャンこと陳恵敏&染野行雄主演『一山五虎』(74)です。この作品は日本では余り知られていない作品ですが、そのキャストが意外(?)に豪華で、まず主演の2人に加えて曾江、方野、鄭麒膺、石天、陳耀林、江島、黄國良、張午郎(陳恵敏と共同で本作の武術指導担当。若い!)などなどが次々と画面に登場します。
言うまでも無くこの映画の最大の見せ場は、主演の陳恵敏と染野行雄の2度に渡る激闘なんですが、いや~染野さんが荒々しい空手技でチャーリーと真っ向勝負を展開する様は、まさに「これぞ70年代武打片の真髄!」って感じで龍熱は大いに楽しんで観る事が出来た作品でした♪あと映画の最後の最後で石天が意外な正体を明かす展開も思わず「へええ?」とさせてくれましたね。
関係ないんですが、随分前にネット上でベイ・ローガンが陳恵敏にロング・インタビューをしている記事を見かけたんですが、これがチャーリーの詳しい経歴、リーさんこと李小龍との交流、問題作『麒麟掌』(73)の思い出、さらにはチャーリーがブランドンこと李国豪に同行来日した際の興味深いエピソードなどが満載で大変面白いインタビューでしたね。このチャーリーのインタビューってまだネットで読めるとしたら是非一読をお薦めしたい貴重なインタビューでした。
と言うわけで、次回(って不定期企画ですが♪)の「Dragon Fever Weekly Movie Reviews」をお楽しみに!
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熱風!韓国LEGENDS(50) 愛する妹よ、お前は何処に・・・!?チョン・ソグォン主演『THE BEAST/獣』

2011-10-12 11:53:19 | 熱風!韓国LEGENDS
先週からひたすら原稿書きの毎日なんですが、そんな中先日以前から気になっていた南宮勲導演、呂小龍&陳星主演『続・精武門』(77)のドイツ製DVDを入手!
これが昔から出回っている同作品の粗悪画質ソフトにウンザリしていたファンによっては号泣物の高画質プリント&ワイドスクリーン仕様で、いやはや龍熱も大感激でした。音声も英語やドイツ語など数ヶ国語のトラックを収録し、映像特典の予告編集も『鷹爪鐵布衫』(77)など全てワイドスクリーン仕様での収録だぞい!
いや~これはドイツやフランスのソフトも要チェックだなぁ!・・って言いながら、この『続・精武門』ワイド版、ちゃんと観れるのはもう少し先になりそうです(トホホ!)。

さて、当ブログの韓国映画専門セクションである「熱風!韓国LEGENDS」も今回で目出度く第50回を迎える事が出来ました。何時も当セクションをご覧になって下さっている沢山の方々に改めて厚く御礼申し上げます。ありがとうございます!これからもレア&良質の韓国映画を取り上げるべく、より一層頑張っていきたいと思います(笑顔)。
で、その記念すべき第50回は韓国で「第15回富川国際ファンタスティック映画祭」上映を経て、今年7月に公開されたばかりの最新アクション・サスペンス映画で、ファン・ユシク監督(本作が長編デビュー)、チョン・ソグォン主演作品『THE BEAST/獣』(11)でいきたいと思います。
物語は特殊部隊要員である主人公テフン(チョン・ソグォン)が愛する妹をポルノサイト運営組織に拉致され、それを知ったテフンが仲間と共にあらゆる方法を駆使してポルノサイト運営組織から妹を奪還するまでを描いています。主演のチョン・ソグォンはスタントマン出身で「ソウル・アクションスクール」で学び、その武術の腕前も柔道2段、合気道、テッコンドーなど何と合計9段を誇るばかりか、ソグォン自身も実際に海兵隊での服務経験を持つという、まさに“本物のアクション”を体現出来る新星の韓国武打星です。
そのためこの『THE BEAST/獣』の劇中でチョン・ソグォン演じるテフンが2人のビル警備員との乱闘、組織の幹部でナイフの達人(この息詰まる決闘シーンは必見!)、そしてテフンを追って来た特殊部隊の同僚たちとの闘いなどで見せる巧みなカウンターによる打撃や電撃の関節技の切れ味は、まさに見事な説得力とリアル感を併せ持った圧巻の格闘アクションに仕上がっています。
ちなみにチョン・ソグォンは本作劇中のアクションでは一切ダブルを使用せず、全て本人によるアクションだそうです。
そして映画のクライマックスでは、今まさに愛する妹がカメラの前で組織の男の毒牙にかかろうとする中、遂にテフンは自分の前に立ち塞がる屈強なポルノサイト運営組織のボスとの一騎打ちの時を迎えます!テフンの特殊部隊で鍛え上げた格闘術にも平然と突きや蹴りで応戦して来る最強の敵ボス!その猛攻に思わず血反吐を吐き崩れ落ちるテフン!「きゃああああ!」闇の奥からテフンの妹の悲痛な叫び声が響く!果たして傷つきボロボロになったテフンは、愛する妹を無事救い出す事が出来るのか!?
この『THE BEAST/獣』が初主演作品となったチョン・ソグォンですが、その鋭い眼光と共に何処かあの金城武を彷彿させる甘いマスクと鍛え上げた肉体は、これから日本の女性ファンに注目される事(と言いながら、あの歌手のペク・ジヨンと熱愛中だとか♪)必至の韓国武打星だと思います。
以前に当ブログでもレビューしましたウォンビン主演『アジョシ』(10)同様、この斬新にして新感覚溢れるアクション満載のチョン・ソグォン主演『THE BEAST/獣』も、是非何らかの形での日本公開を望みたいですね。ちなみにこちらが『THE BEAST/獣』の予告編です!→http://www.youtube.com/watch?v=4rbg4JCCfoE
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悲しくも美しき女吸血鬼!デニス・ガンゼル監督作品『ブラッディ・パーティ』

2011-10-10 14:09:44 | 作品レビュー
先週末は映画祭チケットが発売となりましたが、皆さんは無事に希望作品のチケットをゲット出来ましたでしょうか?私も何とか(って韓国映画関連を含めた2作品だけですが)お目当ての作品のチケットを無事にゲット出来ましてホッとしているところです(笑顔)。と言いながら、週末は某サイトの原稿絡みでホイ兄弟のサンプルDVDを一気に観たりだったんですが、さらに今週は別方面からドニー兄貴作品の原稿依頼も頂きましたので、これは益々頑張らないといけません!

さて、どうも最近モンスター映画やホラー映画のトピックが続く「超級龍熱」ですが(苦笑)、先週は都内某所でデニス・ガンゼル監督によるドイツの吸血鬼を題材としたホラー映画『ブラッディ・パーティ』(10)を試写で観て来ました。今時吸血鬼映画ねえ・・・と映画を観る前は私もイマイチ気が乗らなかったんですが・・・これが女吸血鬼の世界を新感覚で描いたホラー映画になっていて、ついつい感心しながら最後まで見入ってしまいました。物語はベルリンを舞台に主人公の女性(カロリーネ・ヘルフルト。快演!)が美しい女吸血鬼(ニーナ・ホス。妖艶!)に生き血を吸われた事で永遠の命と脅威的な身体能力を併せ持った吸血鬼として生まれ変わったものの・・・やがて自分を慕う男性刑事と恋に落ち、それを知った女吸血鬼との悲しくも壮絶な決着に挑んでいく!という展開です。
まず私が唸ってしまったのが最初は超ダサいルックス(苦笑)の女の子だった主人公のカロリーネが女吸血鬼に襲われた直後から、それはもう超イケてる(♪)素敵ギャルに変身していくビジュアル的なプロセスの素晴らしさでした。もうこのカロリーネ(元々の素顔が本当に素敵な女優さんだからですが)の余りにもリアルかつ圧巻の変身振りは文字通り“逆エスター現象”とでも言うべき驚きのシーンでしたねえ。まあ映画が後半に進むに従って、女吸血鬼の仲間の女性たちも1人、また1人と命を落としていくんですが、結局最後はカロリーネと女吸血鬼の運命の対決を迎えます。この2人のまさに大肉弾バトルも勿論見物なんですが、本作『ブラッディ・パーティ』の上映後には試写会場のあちこちで「これはモーニング&レイトショー公開は勿体ない!」との声多しでした。
と言うわけで、この新時代の吸血鬼映画の秀作『ブラッディ・パーティ』は、11月26日から「シアターN渋谷」にてモーニング&レイトショー公開との事ですので、ご興味のある方は是非!!
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平和な村を巨大獣が襲う!シン・ジョンウォン導演『人喰い猪、公民館襲撃す!』

2011-10-07 09:52:55 | 作品レビュー
さて、今週は都内某所で、シン・ジョンウォン導演、オム・テウン主演による韓国モンスター映画『人喰い猪、公民館襲撃す!』(09)を試写で観て来ました。
この映画はかなり以前に当ブログでも『チャウ(原題)』としてレビューを載せましたが、今回改めて日本語字幕付きでジックリと観直してみて、そのユーモラスかつ細かい登場人物の設定や人喰い猪誕生の背景などがより理解出来て、私も楽しんで観る事が出来ました。
作品的には10年以上に渡って犯罪の無い山奥の平和な村サムメリに、突如巨大な人喰猪が現れて次々と村の人間を襲い始め、その人喰い猪を退治するために警察の巡査、ガンショップのオーナーで元ハンター、その元ハンターの弟子でもある著名なハンター、女性生態研究員などが共に協力して人喰い猪に立ち向かう、という展開です。勿論映画の見せ場は著名なハンター(演じるはソン・ガンホ主演『優雅な世界』(07)でガンホ兄貴相手に憎々しげかつ堂々と渡り合ったユン・ジェムン!私のお気に入りの俳優です)にメスを殺され怒り狂った人喰い猪が村人が集い能天気に宴会中の公民館を襲撃するシーンで、ここでの巨大猪の大暴れ(と言いながら何故か爆笑してしまう)振りは文字通りこの映画の邦題に恥じない一大スペクタクル・シーンに仕上がっています。
そしてクライマックスでは、主人公の巡査(オム・テウン!)が女性研究員(チョン・ユミ♪)と自分に迫る人喰い猪と最後の闘いに挑む事になるのですが!?
この古びた工場跡を舞台に展開される人間vs巨大猪の大興奮の最終決戦は、是非今月22日から「シアターN渋谷」でモーニング&レイトショー公開される『人喰い猪、公民館襲撃す!』でご覧になってみて下さい!!
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