超級龍熱

香港功夫映画と共に

THIS IS 甄子丹⑤ あの伝説の精武英雄が帰って来る!『陳眞』撮影開始近し!

2009-10-31 12:17:51 | THIS IS 甄子丹
さて、帰って来たドニー兄貴特集企画「THIS IS甄子丹」その第5回ですが、いよいよ来月中旬前後からドニー兄貴信者待望の武打巨編『陳眞』の撮影が開始されるようです。まだ未確認情報の段階ながら、その気になる作品情報をお届けします。
まず本作『陳眞』の物語展開ですが、映画は恩師霍元甲の仇を見事討ち果たした“精武英雄”陳眞が日本人の放った銃弾の雨を浴び雄々しく散ったあの日から7年後(!)の設定との事です。
上海の上流社会に突如姿を見せた洋行帰りの裕福な実業家の男性。その正体が謎に包まれた男性は上海を牛耳る悪辣なマフィアのボスに接近すると、急速に上海マフィアたちと親交を深めていきます。
しかしこの謎の実業家こそ7年前に死んだと思われていたあの伝説の“精武英雄”陳眞(ドニー兄貴)だった!陳眞は上海マフィアと裏で手を組む日本人たちの存在を突き止めると、温存していた無敵の中国武術の封印を解き放ち、1人敢然と闘いを開始します!そして陳眞が追い求めるは邪悪な日本人たちが作成した同胞たちの暗殺処刑リスト!
今こそ帰って来た伝説の英雄陳眞がその“怒りの鉄拳”を悪の帝国に叩き込む時が来た・・!いや~これってもう既に今から大炎上必至のストーリー展開ですねえ!
この『陳眞』は製作を陳嘉上、導演を劉偉強、主演には勿論甄子丹、共演に舒淇、黄秋生などが予定されており、そして当然の如く動作導演もドニー兄貴が担当との事で、既に英語版(その英題もズバリ!『Legend of Chen Zhen 』だ!)の作品ポスターも公開されています。これは既に完成真近の『葉問2(こちらもドニー兄貴葉問vs洪拳大師サモ・ハンが真っ向対峙した大興奮スチール写真が公開されています!)』と共に、ドニー兄貴渾身の武打巨編『陳眞』の完成&公開が超楽しみになって来ました!!!
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倒せ!十八銅人!鳴り響け!将軍令! 『少林寺への道』DVDいよいよ発売!!

2009-10-28 12:10:16 | DVD&Blu-ray情報
最近はやっと原稿書きが一段落したので、チェ・ミンスこと崔民秀主演の韓国映画『テロリスト/哀しき男に捧げる挽歌』(95)や、邵氏兄弟公司作品で楊權導演&爾冬陞&劉雪華主演のホラー映画『魔界』(82)などを観ています。
『テロリスト~』はミンス兄貴の売りである“男の哀愁”ティスト全開映画で私も気に入ったんですが、DVD自体がTVサイズ画面のために折角のミンス兄貴のテコンドー・アクションが画面からハミ出しているのが残念。あと肝心のミンス兄貴のテコンドー・アクションもダブルが多いねえ。
『魔界』は楊權導演得意のグロ・ティスト全開の悪霊大暴れ映画なんですが、悪霊に憑依される劉雪華が可愛過ぎて逆に迫力不足だし、どちらかと言えば清純派イメージの劉雪華にトイレの中であのような●●シャンプー・シーンを演じさせる楊權は本当にトンでもない人だなぁ(苦笑)。
でも邵氏の現代物が大好きな私は結局最後まで観てしまいました。この劉雪華、私は以前から密かに“邵氏のマリア・イー(衣依)”と呼んでいるくらい可憐な女優さんです♪

さて、昨日になりますが、キングレコードさんから来月6日にいよいよDVDリリースとなります郭南宏導演、黄家達&田鵬主演『少林寺への道』(76)の完成品DVDが届きました。(担当のWさん、何時もありがとうございます!)
DVDのジャケットも迫力十分のデザインで、封入特典も解説リーフレット、同作公開当時の復刻ミニ・チラシが入っているのが嬉しいですね、今回私はその解説リーフレットに執筆しているんですが、リーフレットの中身では郭導演と『~への道』製作時の周辺、黄家達たち主演武打星、陳少鵬&金童ら武術指導者、そして私が以前にインタビュー取材で邂逅を果たした黄家達の思い出など、色々と執筆していますので、是非読んで頂ければ幸いです。
昨日は早速私も音声特典の日本語吹き替え版で『~への道』を観てみたんですが、やっぱり70年代クンフー映画は吹き替え版で観ると更に面白さ倍増ですね。さあキングレコードから満を持してのDVD発売となる少林寺系列映画最後の大物作品『少林寺への道』、その勇壮な将軍令の旋律と共にいよいよ来週6日に待望のDVDリリースです!!
あっと同じくキングさんから同日発売の我らがスライの初監督作品にして、伝説の佐山タイガー日本語吹き替え音声収録の『パラダイス・アレイ』(78)DVDもマスト・バイです♪
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超本格派酔拳電影に期待高まる!袁和平導演&趙文卓主演『蘇乞児』

2009-10-26 13:08:53 | ニュース
ここの所、これまで時間が無くてちゃんと観れなかった大津波パニック映画『海雲台』(09)や猟奇犯罪映画の傑作『チェイサー』(08)などの韓国映画を片っ端から観ているんですが、改めて『チェイサー』は本当に面白いねー!
大物スターを起用せずにこれだけの緊張感漲る作品を撮り切ったナ・ホンジン導演の次回作が本当に楽しみです。
あと『海雲台』は後半のメガ津波のシーンは流石に力入ってましたが、前半のソル・ギョングなど主要キャストの人生模様の描写が約2時間の上映時間の内1時間20分近くも延々と続くのはちょっと間延び感がありましたね。あ、個人的には韓国プロ野球はロッテ・ジャイアンツのイ・デホ選手が本人役でカメオ出演していたのにビックリでした。
あ、そうそう、これまた個人的に日本語字幕付きで観たいなぁ!と思っていた我らが“StoneCold”スティーヴ・オースチン主演作品『The Condemned』が『監獄島』の邦題で12月に日本公開が決まったようです。
この映画に関してはまた後日に詳細をレビューするかも知れませんので、“ガラガラ蛇”信者の方々はお楽しみに!って、私の他にもこの『監獄島』が絶対観たいぜ!って人はGive me a HELL YEAH!!!

さて、以前から当ブログでも度々触れて来ました袁和平導演、趙文卓主演によるハイパー酔拳電影『蘇乞児』の予告編フル・バージョンが既にネットで公開されていますねー!この『蘇乞児』は、主役の“中国巨龍”趙文卓をはじめ、周迅、劉家輝、楊紫瓊、安志杰、周杰倫、郭暁冬、カン・リーと、もう龍熱者にとっては最高に嬉しいキャストが勢揃いした超期待作なんです。先日19日に中国は北京で袁和平導演や趙文卓などが出席して行われた『蘇乞児』の記者会見でも上映された同作の予告編(約1分20秒)を観る限りでは、主役の蘇乞児に扮した趙文卓が力強い“杯”ポーズからの酔拳を披露していますし、安志杰が異様なスキンヘッド&全身ペイントで堂々の悪役(断定は出来ませんが)に扮していたりと、それはもう大充実の武打シーンが期待出来そうで、今から映画の公開が本当に楽しみです♪
まあ魔界の武神役である周杰倫が羽の生えた被り物姿(苦笑)で登場したり、故デヴィッド・キャラダインがどのような役柄で(本当に)出演しているのかなど、まだ詳細不明な部分もあるとは言え、袁導演にとって本作『蘇乞児』はドニー兄貴こと甄子丹主演で撮った『ワンチャイ/天地雷鳴』(93)以来の本格派の武打星主演による真正酔拳電影となるわけで、これはドニー兄貴の『十月囲城』や『陳眞』と共に、来年中国で公開予定の袁和平&趙文卓主演『蘇乞児』から当分目が離せません!!
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韓国映画の“怪物”金綺泳再び!TIFFで『玄海灘は知っている』を観る!

2009-10-24 01:03:39 | 作品レビュー
昨日はちょっと必要があって、韓国ウェスタン物で安一男導演作品『ロバの無法者』(70)と申相玉導演作品『女馬賊』(68)をゴソゴソとやっていてその2本はすぐに出て来たんですが、一緒に出て来た香港ゾンビ・ホラー映画で于仁泰導演作品『霊幻追鬼』(83)のVHSを何気に観始めたら、これがもうメチャに面白い!!
鄭則士、許冠英、鍾發、陳友、鄭富雄、宋錦成、火星たちゾンビ・ハンターが苗天(スキンヘッド!)演じる悪辣な富豪への怨念で誕生した吸血ゾンビを退治しようと奮闘するんですが、7人の名パイプレーヤーたちが繰り広げるコミカルな中にもマジで怖い吸血ゾンビとの対決シーン、そして最後には思わずホロリとさせられるという、まさに香港ホラーの傑作でした。
やっぱり香港映画はこの手のB級娯楽映画を撮らせると独壇場だねえ!って言うか、この『霊幻追鬼』の主役7人の面子なら、きっと日本語吹き替え版で観たら更に楽しいだろうなぁ!(笑顔)。

さて今週の水曜日になりますが、東京国際映画祭は「アジアの風」で上映された韓国映画で金綺泳導演作品『玄海灘は知っている』(61)を観て来ました。韓国映画界で“怪物”とまで称された金綺泳導演の異様かつ凄みある作品世界については、昨年のTIFFで『下女』(60)と『高麗葬』(63)が上映された際の当ブログのレビューや、先月当ブログで紹介しました「TRASH-UP!!」VOL.3の「金綺泳特集」を参照して頂きたいのですが、いやはや今回の『玄海灘は知っている』も凄かったです(苦笑)。と言うか、私にとって今回の映画祭ではこの映画が唯一のメインエベントでしたから、まさに期待通りの作品で大満足でした。(以下、ネタバレ含みますのでご注意を!)
映画は太平洋戦争の最中の1944年、名古屋の日本軍輸送部隊に朝鮮から学徒兵として入隊した朝鮮人青年ア・ロウン(キム・ウンハ)の苦悩と恋を描いているんですが、もう映画の前半はひたすら日本兵の朝鮮人兵への“苛めと暴力”が延々と続きます。それも軍隊独特の“気合い入れ”と称する鉄拳制裁のシーンでは、もうマジで“ガチンコ”のグーパンチが何発も顔面に入っているのはちょっと唖然としました。
あと当時の日本軍、あるいは日本人の朝鮮人に対する凄まじいばかりの“言葉の暴力”も、ちょっとここで文章にするのが辛いほどなんですが、そんな中、主人公のア・ロウンと日本人女性秀子(ゴン・ミドリ)との間に純粋な愛情が芽生えます。
2人はお互いの国の壁、鬼のような憲兵の虐待、秀子の母親の強い反対など様々な障害を乗り越え結ばれますが、そこにアメリカ軍の凄まじい焼夷弾の爆撃が名古屋の街を襲い、2人は離れ離れになってしまいます。
やがてア・ロウンが爆撃で死んだ無数の犠牲者の亡骸の山の中に埋もれ意識を失っている中、日本軍は爆撃の被害を隠すために犠牲者の遺体を一ヶ所に集め、その事実を国家機密扱いとし隠密の内に集団火葬を行おうとします。
そこに犠牲者の家族が押しかけ、まだ息があるかも知れない自分たちの家族を何とか救おうと軍側と激しい押し問答となり、その場は大混乱となります!そこに同じくア・ロウンの安否を求めて駆けつけていた秀子も声を枯らして愛する男性の名前を叫びます!「ア・ロウン?ア・ロウゥゥゥン!生きているなら返事をして!ア・ロウゥゥゥン!」
その秀子の声に意識を取り戻したア・ロウンは、焼夷弾で焼き爛れた身体をヨロヨロと起こすと最後の力を振り絞り無数の遺体の間から1人立ち上がります!「秀子さん?秀子さぁぁん!」「ア・ロウン!?ああ、やっぱり生きていたのね!」
そのア・ロウンの姿を見た他の遺族たちは絶叫と共に有刺鉄線を押し倒し、制止する日本軍を蹴散らし、自分たちの家族を求めて亡骸の許へと雪崩れ込むように突進していきます・・!
そして大混乱となった地獄絵図のど真ん中で固く抱き合ったア・ロウンと秀子は、そのままシッカリと寄り添い合いながら静かにその場を歩み去っていくのでした・・。

映画の上映中は日本軍(と言いながら台詞は全て韓国語)の余りに偏った朝鮮人兵への横暴振りに場内からは度々笑い声が起こっていましたが、最後のア・ロウンが無数の遺体の中から立ち上がる怒涛のクライマックスでは、私も含めた場内の観客も思わず息を呑んで見つめてしまうほどの異様な迫力がありました。
また本作の主役以外のキャストですが、上級将校役で韓国映画最高の名優金勝鎬(あの金煕羅の実父)、主人公ア・ロウンを優しく見守る上官役に同じく韓国映画の名優金振奎、逆にア・ロウンを徹底的に苛めまくる森一等兵に名悪役で知られる李芸春(快演!)、そして輸送部隊の指揮官である猿渡中尉役にこれまた韓国映画伝説のアクション俳優朴魯植(これがメチャに若い!)と錚々たる面子が顔を出しています。
また今回上映された『玄海灘は知っている』のプリントは作品中の2箇所で音声と映像が欠落していて、上映中はその部分は字幕で補っていましたね。
金綺泳導演は本作『玄海灘は知っている』で、日本軍の凄まじい差別と憎悪の中で絶った1人懸命に生き抜こうとする朝鮮人青年と、その青年を心から愛し共に生きようとする日本人女性の美しくも壮絶な恋物語を、そのリアルで生々しい人物描写と何処か冷たく突き放したような独特の世界観と共にスクリーンに叩き着ける事で、私たち観客に戦争の空しさと差別の愚かさを訴えかけているのです。
そしてあの地獄絵図のようなラストシーンの後、果たしてア・ロウンと秀子には一体どのような運命が待っているのか・・きっとその2人の人生の行き着く先を知り得るのは、あの広大な玄界灘だけなのかも知れません。

追記:文中の「玄海灘」の表記は、東京国際映画祭公式HPの同作品の題名表記に沿いました。
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本日、「超級龍熱」開設3周年を迎えました。改めまして御礼申し上げます。

2009-10-21 01:02:44 | その他
さてさて、本日当ブログ「超級龍熱」が無事に開設3周年を迎えました。何かアッと言う間の3年でしたが、ここ最近はブログの更新という行為自体が以前よりもさらに楽しくなって来ていまして、私自身益々熱く燃えております!!
改めまして、日頃から当ブログをご覧になって下さっている皆さんには感謝の一言です。ありがとうございます!
これからも香港クンフー映画を中心に頑張っていきたいと思いますので、今後とも「超級龍熱」をどうぞよろしくお願い致します。                         「超級龍熱」管理人:龍熱
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「映画秘宝」最新12月号で、協利電影DVDレビュー開始!

2009-10-20 13:13:05 | その他
昨日は「映画秘宝」の“G”マーク作品DVDのレビュー原稿を入稿して、やっと一息です。で、夜にはポン・ジュノ導演の長編デビュー作品で、ぺ・ドゥナ主演『ほえる犬は噛まない』(01)を観てみました。これってジャケットの裏に「とびっきりキュートでちょっぴりシュールなエンタテインメント・ムービー!!」なんて売り文句が入ってるけど、個人的にはあんまりキュートな内容じゃないと思うけど?あと犬好きな人は出来れば観ない方が良いでしょう。
ただ作品的には流石にポン・ジュノ導演だけあって、観る側が最後までグイグイ!と引っ張られていく不思議な魅力のある作品ではありましたね。

さて、明日発売の「映画秘宝」最新12月号で、ライン・コミュニケーションズから「G1~功夫電影ゴールデンセレクション~」と題して今月からDVDリリースが始まる協利電影DVDレビューの連載を始めましたので、是非よろしくお願いします。
その「G1~」の隣りの頁ではこれまた来月キングレコードからリリースされます『少林寺への道』(76)DVDのレビューも執筆していますので、こちらもよろしくお願いします。『~への道』と言えば、「秘宝」今月号の最後の頁にはキングさんの『~への道』DVDのカラー広告もドーン!と載っていますので、こちらも要チェックです。
あっと、全国のスライ信者は『~への道』と同日発売の『パラダイス・アレイ』DVDもマスト・バイだぞい♪
あと今月号で江戸木純大兄がポン・ジュノ導演最新作『母なる証明』(09)のレビューを執筆しているんですが、これはちょっと私もこの映画凄く観てみたくなったので、近日中に是非観てみようと思います。
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またもプロレスラーの訃報、元国際プロレスの剛竜馬さん死去

2009-10-19 15:57:16 | ニュース
さて、またもプロレスラーの訃報です。あの元国際プロレスの剛竜馬さんが17日に敗血症で死去したとの事です。
享年53歳。最近の若いファンの人には国際プロレスと言っても「??」かも知れませんが、その昔は馬場さんの全日本、猪木の新日本と並ぶ3団体時代の一角として存在していたプロレス団体で、ラッシャー木村、グレート草津、マイティ井上、アニマル浜口、阿修羅原と言ったマニア子好みのレスラーが多数在籍していた団体でした。
剛さんと言うと、どうしても剛さんが国際を離脱して当時新日でジュニア王者に君臨していた藤波辰巳のWWWF王座に挑戦した一連の試合が有名ですね。日本武道館の初戦は藤波の原爆固めで惜敗しましたが、その後確か大阪(ちょっと記憶が曖昧なんですが)の試合で剛さんが一瞬の逆さ押さえ込みで藤波に勝って一度はタイトルを奪取したんじゃなかったでしょうか。私は当時この大阪の試合では、勝負に出た剛さんがロープ際で藤波に決めた原爆固めに、投げられたままの状態の藤波が自分の片脚をロープにかけてフォールを逃れる、という実にスリリングな攻防が強烈に印象に残っています。
恐らく剛さんのレスラー人生にとってこの藤波とのジュニア・タイトル争奪戦が最高唯一のハイライトだったと思います。
私は以前に一度だけ生の剛さんを都内の地下鉄の駅のホームで見かけた事がありましたが、その時の剛さんはコンディションも良かったようで、レスラーらしく鍛え上げた上半身が印象的でしたね。
近年の剛さんは“プロレス馬鹿”のキャラクターで再び脚光を浴びる一方で、ちょっと残念なニュースなどで度々プロレス・ファンの注目を集めてしまっていたんですが、それにしても余りにも突然の訃報には驚きと共に悲しい気持ちで一杯です。
また1人、パイオニア戦士が逝ってしまいました。ここにご冥福をお祈り致します。合掌。
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ジャッキー・チェンもカメオ出演!陳木勝導演最新作『新少林寺』いよいよ始動!

2009-10-18 13:28:00 | ニュース
今週末は某誌の“G”マーク作品レビュー原稿の仕上げと格闘中なんですが、何とか時間を作って『フィースト3/最終決戦』(09)を息抜きで観てみました。でもこのシリーズって最初のパート1は面白かったけど、パート2からパート3と続く内に監督が「まず死ぬ事がないだろうと予想されてるキャラをアッサリ殺してしまう」的な手法に完全に酔っているだけの下品なB級モンスター映画になっちゃってて、観ていて辟易してしまいました。
ただ今回の『~最終決戦』には映画の途中でやたらキック技を連発する格闘家青年、その名もジャン=クロード・セガール(爆笑!)なるキャラが出て来て、モンスターたちを蹴りまくってくれています。
さらにこのセガール青年、途中から(色々あって)両腕を無くして、それこそ“腕無しドラゴン”状態で頑張ったりするんで、香港クンフー映画ファンは要チェックかも知れませんね。

さて、以前から話題になっていたベニー・チャンこと陳木勝導演による本格派の少林寺系列映画『新少林寺』がいよいよ動き出しそうです。気になるキャストですが、既に劉徳華、謝霆鋒、呉京(拍手!)ら主演スターたちがサインしたそうで、さらにカメオ出演ながらジャッキー・チェンこと成龍も顔を見せるようです。
いやジャッキーの役柄って何なんだろうねえ??ただ今回の陳木勝版『新少林寺』は、今では少林寺系列映画の最高峰として伝説化している我らが李連杰のデビュー作品『少林寺』(82)のリメイク作品ではないようで、アラン・ユエンが脚本を担当しての全く新しいストーリーの作品となるようです。
今回の『新少林寺』は19世紀初頭を舞台とし、実際の少林寺で撮影を行い、そこでの少林寺の僧侶たちの武術と生活をリアルに描いていく、という展開のようです。この『新少林寺』は今年の12月に撮影を開始し、来年の4月には完成を予定しているとの事で楽しみですね。最後に今回李連杰ことリンチェイの出演が実現しなかったのは、やはりちょっと残念ですね。
龍熱的にはそれこそリンチェイには少林寺の高弟役でカメオ出演してもらって、呉京との“夢の新旧少林寺武打星対決”とか観たかったなぁ!いずれにしろ、陳木勝導演がどのような新しい形で今回の“少林寺系列映画”を撮るのか、オールスター武打片『新少林寺』に期待しましょう!
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奇跡的に国内でビデオ化していた文如松導演『秘煌』を観ていたら・・

2009-10-17 16:29:35 | 作品レビュー
さて、先日かなり以前に国内メーカーの「日本ビデオ販売」からVHSが出ていた韓国映画で文如松導演作品『秘煌』(92)を観てみました。これってVHSのジャケットに主役の1人の朴賢淑が和服姿で日本刀を手に「キッ」と身構えているスチール写真を使用している事もあって、大抵の人が当時「おお、これって韓国の女ドラゴン映画かも?それも写真のヒロインが和服姿で悪漢どもを日本刀でバッタバッタ!と斬りまくるメチャ凄い映画かも?」と思い込んで購入したんじゃないかなぁ?
ってそう言っている私も当時は同じように期待してこの『秘煌』を購入した1人でした(苦笑)。
でも実際の『秘煌』の物語は李朝時代伝統の焼き物白磁をテーマに、日本人竹山(全茂松)と李洞浚&朴賢淑たち韓国人の長年に渡る愛憎劇を淡々と描いている文芸映画なんですね(トホホ!)。
勿論映画自体は竹山の白磁収集に対する異常なまでの執念と、当初は竹山に翻弄されながらも次第に韓国人として白磁の伝統を守る使命に目覚めていく李洞浚の姿を丁寧かつ重厚に描いた作品で、改めてこのような韓国映画の佳作が国内の弱小メーカーから奇跡的に発売されていた事実に私も驚きと共に感嘆してしまいました。
で、気になる朴賢淑が和服姿で日本刀を手に身構えているシーンなんですが、確かに映画の後半でこのシーンが登場します。でもそれは朴賢淑が余りに卑劣な手段で白磁を手に入れようとする竹山に激怒し、思わず日本刀を手に竹山に迫るだけで、実際には朴賢淑はすぐに日本刀を床に落としてしまい、期待していた日本刀アクションはほんの一太刀すらもありません(涙)。さらにこの『秘煌』の韓国版ポスターでは、朴賢淑が日本刀を手に身構えているシーンは、もっとド迫力かつ別角度の写真が大きく使用されていましたからねえ(苦笑)。
またこの『秘煌』、キャスト的にもかなり興味深くて、竹山を堂々の貫禄で演じた全茂松は我らがチョン・ジヒョンの記念すべきデビュー作品『ホワイト・バレンタイン』(99)でジヒョンの叔父さんに扮していましたし、主役の李洞浚は“冷面蹴撃王”ハン・グギル主演『カリスマ』(96)や、スティーブン・セガールが出演した韓国映画で金斗永導演作品『クレメンタイン』(04)でセガールと激闘を見せていた人なんですねー!
関係ないけど『クレメンタイン』って、実際のテコンドー7段で80年代に世界テコンドー選手権大会でミドル級王者を3回獲得した本格派の李洞浚とセガールの対決シーンはそれなりに迫力はありましたが、あの2人の最後の“決着シーン”は如何にも大物セガールに気を遣いましたって感じのフィニッシュだったよねえ(苦笑)。
あ、最後に忘れちゃいけない、この『秘煌』には日本人に味方する韓国人刑事役でまたも朴東龍が顔を出していますので、全国の朴東龍ファン(ってファンがいるかな?)は要チェックでしょう。
でもこの『秘煌』のVHSですが、私が大昔にこのオリジナルVHSを購入した時はどうも今では色々な意味で伝説化しているあの「ビデオ安売王」の販売コーナーに「一軒家プロレス(ってタイトルだったような)」とかのヘンテコなB級プロレスVHSと一緒に陳列してあったような記憶があるんですが・・・?
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協利電影系列『タイガー&タイガー/猛虎激突』&『カンフー仁義/復讐の刃』

2009-10-14 12:51:56 | DVD&Blu-ray情報
さて、今週は原稿書きのために11月にライン・コミュニケーションズからDVDリリースされる張森導演、張午郎&高飛主演『タイガー&タイガー/猛虎激突』(79)と、同じく張森&唐偉成共同導演、孟元文主演『カンフー仁義/復讐の刃』(79)の2本の協利電影を連続で観ていました。
いや2本とも昔に英語版で観て以来だったんですが、ハッキリ言って面白かったなぁ!
まず『タイガー&タイガー~』は張午郎と高飛の主役コンビが実に俊敏かつパワフルなクンフー・アクションを披露しているし、他の楊盼盼、陳耀林、孟秋、そして楊成伍など出演陣も豪華です。特に楊盼盼の女性特有のしなやかな動きから放つ数々の拳脚アクションは圧巻で、この楊盼盼こそこの映画の影の主役でしょう。
あと韓国のスーパーキッカーである楊成伍も得意の連続蹴りと共に憎々しげな悪漢振りを見せています。そう言えば、ちょっと前に現在アメリカ在住で64歳になっている楊成伍が韓国メディアの取材を受けたインタビュー記事を読んだんですが、その暴走気味の回答には思わず苦笑してしまいました。
だってやれ自分は李小龍主演映画の常連だった、やれ自分は『ドラゴン怒りの鉄拳』(72)と『死亡の塔』(81)で李小龍と共演した、やれ自分はモハメド・アリを指導したりもした、やれ自分は李小龍の死後、香港で活動し有名人になったとか、もう言いたい放題なんだもんねえ。
まあ確かに楊成伍は『死亡の塔』ではリーさんと“共演”してはいますし、アリと一緒(李俊九師範も)の写真は残ってはいますけどねえ。龍熱的には楊成伍にはそんな自己宣伝ネタよりも、トレードマークの髭無しの楊成伍がサングラス姿の金泰中と私服で談笑している例の写真の詳細とか、もっと『死亡の塔』絡みのエピソードを是非話して欲しいですね。
で、もう1本の『カンフー仁義~』、こちらも大変楽しんで観る事が出来ました。主人公の孟元文が陳龍、徐忠信、そして李麗麗の3人の師匠に武術を学ぶんですが、その3人の師匠全員を唐偉成演じる短刀使いの殺し屋巴十郎に殺され、恩師たちの復讐に挑んでいく!という展開です。因みに私が観たサンプルDVDは題名が『空手入白刃』ではなく、『虎胆殲仇(北京語版)』となっていました。
余りここで映画の詳細に触れてしまうとネタバレになってしまうので触れずにおきますが、この映画はとにかく綿拳の達人役の李麗麗が素晴らしい!これに尽きます。あと全身に何本もの短刀(これが映画のキーポイント)を隠し持っている唐偉成の冷酷な殺し屋振りも印象的でしたね。でも考えて見ると今回ラインさんからリリースされる協利電影DVDって、もう半分ぐらいの作品に唐偉成が出ていて、完全に「ウィルソン祭り」になってない?(苦笑)。
まあ当時の協利作品に唐偉成が何本も出演しているのは、協利のエース導演でもあった張森導演と唐偉成が個人的にかなり仲が良かった事も一因だったとは思いますが、これで日本の香港クンフー映画ファンの間でもウィルソン信者が増えるとしたら、それもまたナイスかも知れませんね(笑顔)。
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