超級龍熱

香港功夫映画と共に

テレビ東京「必殺!カンフー特集」で『ドラゴン/ブルース・リー物語』など3作品放送!

2009-08-30 13:47:16 | ニュース
昨日は友人に頼まれて司馬龍主演『フラミンゴ殺法/天中拳』(78)の北京語版(「勝忠」バージョン!)を探そうとゴソゴソやっていたんですが、一緒にイ・ドゥヨン導演、姜大希主演『武装解除』(75)のPAL版ビデオや上官霊鳳主演『十二生南』(78)、あと邵氏公司の未DVD化作品とかメチャに懐かしいビデオが色々と出て来ました。
特に韓国武打片の『武装解除』はまだ同作品のDVDが出回る遥か以前のVHS時代に入手した作品なので、今度久々に観てみようかと思っています。

さて、明日からテレビ東京が13時半から15時半の「午後のロードショー」枠で「必殺!カンフー特集」と題して、ジェイソン・スコット・リー主演『ドラゴン/ブルース・リー物語』(93)、鍾欣桐&黄秋生主演『ドラゴン・プロジェクト』(05)、李連杰主演『ブラック・ダイヤモンド』(03)を3日連続(3本とも二ヶ国語放送!)で放送しますね。
『ドラゴン~』はリー信者には説明不要のリーさんの伝記系列の最高傑作ですし、『~プロジェクト』は格闘センス抜群の鍾欣桐の見事なクンフー・アクションが楽しみだし、『ブラック~』はリンチェイvsマーク・ダカスコスの“夢の対決”が見物と、いやはやテレビ東京もやってくれますねー!個人的には『ドラゴン~』の『ドラゴン危機一発』のプレミアのシーンでまたまた号泣しちゃうんだろうなぁ(苦笑)。
あと「必殺!カンフー特集」ってタイトルも私のような“ドラゴンブーム直撃世代”には何とも懐かしい響きで感激です。
とにかく明日からは香港クンフー映画ファン&吹き替え映画ファンにとってはお昼時が超楽しみな3日間です!
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愛すべき強面俳優、成奎安死去

2009-08-29 13:38:36 | ニュース
昨日は大昔に「金曜ロードショー」でTV放送された徐小明導演、于榮光&徐向東主演『少林寺怒りの大地(“激怒”じゃないのよ)』(85)を観ていました。(K君、何時もありがとう!)
いやはや本当に久々にこの映画観たんですが、劇中の武打シーンは本当に素晴らしいですね!流石に徐小明(おまけに徐導演、今回またも主題歌を熱唱!)作品です。あと于榮光の声を大塚“ドニー”芳忠がアテていたり、錦衣衛の上官の声を穂積隆信がアテていたり、日本語版の翻訳を邵氏兄弟公司日本支社長だった王立山さん(私の友人です)が担当していたりと実に興味深い日本語吹き替え版でした。

さて訃報です。以前から癌を患っていた成奎安が27日に香港の病院で亡くなりました。まだ54歳だったそうです。成奎安と言えば、その一度観たら絶対に忘れないインパクト十分の顔付きと何処か憎めない佇まいで、香港黒社会映画には欠かせない明星でしたね。成奎安関連の作品と言うと、私を含めた殆どの人が呉宇森導演の不滅の傑作『狼/男達の挽歌・最終章』(89)で憎々しげな悪漢に扮して發仔や李Sir相手に堂々と渡り合った成奎安の姿を思い浮かべると思います。あの映画のラストで凄惨な修羅場の果てに決死の李Sirが逃げ惑う成奎安を追い詰めていくシーンは当時の私も息を呑んで観ていた記憶があります。
でも私にとって成奎安の強面顔が初めて強烈に印象に残った作品は、同じ李Sir主演作品『愛と銃弾の掟』(87)でした。いや~この時期の李Sirの警察映画って本当に面白かったなぁ!確かこの『愛と銃弾の掟』の日本版VHSのジャケットって主役の李Sirよりも成奎安のデッカイ顔の方が大きくデザインされたジャケットじゃなかったかな?(苦笑)。そうそう、呉宇森導演と言えば、呉導演の導演デビュー作品『カラテ愚連隊』(75)にもまだ駆け出し時代の成奎安がチラッと出てますので、ご興味のある方はチェックして見てください。
それにしても香港映画界はまたも惜しい名バイプレーヤーを失ってしまいました。これからはあの大きな顔と大きな声でガナリまくる“愛すべき強面”成奎安の姿がもう銀幕で観られないんだ、と思うと本当に寂しいです。合掌。
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倒せ!十八銅人!キングレコードから黄家達主演『少林寺への道』DVD発売!

2009-08-25 12:05:03 | ニュース
さて、昨日は都内某所でキングレコードのWさんと11月6日に同社から発売予定の『少林寺への道』(76)DVDの打ち合わせをして来ました。皆さんもご存知のようにキングさんはこれまで『少林寺』(82)シリーズや『少林寺三十六房』(78)など香港クンフー映画を代表する少林寺系列映画のDVDをリリースして来ましたが、今回の郭南宏導演、黄家達&上官霊鳳主演『少林寺への道』のリリースで、言わば少林寺系列映画の代表的な作品をほぼリリースする事になります。
打ち合わせの際にWさんから今回キングさんがDVDリリースに使用する映像素材のサンプルを頂いたんですが、まだ字幕が付いてない状態の美亜版でした。そう言えば昔にPONY VIDEOから出ていた『少林寺への道』紙ジャケ版VHSとか懐かしいですし、実はPONYは『少林寺への道』のLDも出していて、私もこれら2つのアイテムは今でも所有しています。特にLD版『少林寺への道』は今では激レア・アイテムになっていますね。
でもこのLD版『少林寺への道』のジャケットの表裏のデザインでは、何故か無関係なはずの『少林寺三十六房』のスチール写真が大量に使用されていたんだよなぁ??これって当時も今も大きな謎ですよね。
ただ今回のキング版『少林寺への道』DVDには昔に同作品がテレビ放送された際の日本語吹き替え音声(拍手!)も収録される予定なので、今から楽しみですね!
私も今回のキング版『少林寺への道』DVDでは、同作品に関する解説原稿を執筆するんですが、主演の黄家達には4年前に本人にインタビューしていますので、原稿ではこれまで余り触れなかった「黄家達ちょっと良い話」的なエピソードも是非入れたいと思っています。

で、最後に『少林寺への道』とは別の話題なんですが、同じくキングさんから11月6日にシルベスター・スタローン監督&主演のあのプロレス映画がいよいよDVDリリースされますね。
個人的には同DVDに大昔に同作品がテレビ放送された際の吹き替え版が収録されると訊き大興奮!!だってその吹き替えではキャストの1人を伝説の初代タイガーマスクこと佐山サトルが担当しているんですからねー!!
ってここまで書いて「おお、あのテリー・ファンクが悪役で出ているあの映画!?」とピン!と来た貴方は相当のスライ&プロレス信者だ!(笑顔)。これは『少林寺への道』と共に今から11月発売のキングレコードDVDには注目です。
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THIS IS 甄子丹② 暴走捜査官“洋鬼子”、タイ国に散る!『獵豹行動』

2009-08-21 12:38:55 | THIS IS 甄子丹
本日発売の「映画秘宝」最新10月号で、水野美紀主演『ソード・シーカーズ/刀狩るもの』のDVDレビュー(カラー頁!)を執筆していますので、是非ご覧になってみて下さいね。その「映画秘宝」を読んでいたら、同じ水野さん主演『ハード・リベンジ、ミリー/ブラッディバトル』のDVDも来月18日にリリースされるようで楽しみですね。

さて「THIS IS甄子丹」第2回は葉成康導演、甄子丹、張敏主演『獵豹行動』(93)でいきましょう。
実はこの作品、現在かなりの数のドニー兄貴作品が国内でソフト化を果たしている中、あの『情逢敵手』(85)と共に未だに未リリース状態の作品なんですね(溜息)。
そういう私も今回レビューする際に観賞したのも何とレーザーディスク(2枚組)版『獵豹行動』ですからねえ(苦笑)。因みに我が家のLDのデッキはまだまだ元気で、ついでにPAL→NTSC変換のVHSデッキも立派に現役ですよぉ(笑顔)。映画は劉家輝(役名長毛!)と廬惠光率いる犯罪組織を裏切り、ミサイルの国家機密が入った電子チップを売り飛ばそうとする大陸の武器商人東陽(成奎安)を追って、アメリカCIAから派遣された女性捜査官ペギー(張敏)、ペギーに協力する香港警察の呉家麗、關禮傑、高城富士美(いや~高城さん相変わらずお美しいです!)たちが奮闘する物語です。
で、そこに同じくアメリカから派遣された1人の捜査官、その名もロナルドが捜査に加わる事で映画は俄然面白くなってきます!そう、その捜査のためには迷う事なく腕力を駆使する暴走捜査官ロナルドに扮するは我らがドニー兄貴なんですねー!(大拍手)。
実はロナルドとペギーはアメリカにいた2年前まで恋人同士だった仲なんですが、そのペギーとの仲も旨く修復出来ない苛立ちもあってか、ロナルドは捜査のためには東陽を匿う事業家の霍(高雄)を駐車場で捕まえると「ほら、東陽は何処だぁ?(ボコ!)さっさと言わねえか!(ボコボコ!)ああ?訴えるなら訴えて見ろぉぉ!(ボコ!ボコ!ボコ!)」とメチャクチャに殴打したりと暴走捜査全開モード!(オイオイ?ドニー、霍氏・・じゃなくて高雄は2年後に電視劇『精武門』で君の師匠の霍元甲になるんじゃないの!?)
ところがペギーは東陽が電子チップを売却しようとする場に乗り込み、同じく現場に姿を見せ東陽を射殺し電子チップを手に入れた長毛たちと銃撃戦となりますが、その際ペギーは長毛の毒針を受けて入院、そのまま戦線離脱となります。ここから映画の主役は呉家麗たちから“洋鬼子”のニックネームで呼ばれるようになったロナルドをメインに進行していく事となります。
ロナルドたちは電子チップを手に入れた長毛たちを追ってタイに向かいますが、そこで実は高城富士美が敵側のスパイである事が判明!すぐに夜のジャングルを舞台にロナルド&呉家麗vs高城、さらに高城に加勢する廬惠光らとの2対2の夜間バトルが幕を開けます!
ここでドニー兄貴vs廬惠光というマニア好みのキック合戦が見られますが、ロナルドは廬惠光をナイフで倒すと、高城富士美の眉間も容赦なく銃で撃ち抜き「例え誰であろうと、祖国を裏切った人間には死あるのみだ!」と毅然と言い放ちます。で、クライマックスでは外人ゲリラ(マイケル・ウッズ&ジョン・サルヴィティ!)と合流した長毛たちと、ロナルド、呉家麗、關禮傑らの大銃撃戦が展開され、その激戦の最中に小屋の中でロナルドvs長毛、つまり“最後の本格派”甄子丹vs“三徳和尚”劉家輝戦というまさにマニア号泣の超夢の対決が実現します!!!
最初は激しく拳を打ち合う両雄ですが、やがてロナルドの怒涛の連続廻し蹴りが何度と無く長毛に炸裂!血反吐を吐き戦闘不能状態となった長毛にロナルドはトドメのサイドキックを叩き込むと、その衝撃で長毛は小屋の壁を突き破り野外の地面に叩きつけられそのまま絶命。ところが長毛を倒し呉家麗たちに駆け寄ろうとしたロナルドの眼前に飛び出て来たのが口に電子チップを銜え、手に爆弾を持ったマイケル・ウッズだった!
ロナルドはマイケル・ウッズと揉み合いますが、意を決したロナルドは爆弾の被害を最小限に食い止めんとそのままウッズと共に爆死する道を選びます!!爆発音と共に全身血ダルマで地面に叩き着けられる“洋鬼子”・・!!

呉家麗「洋鬼子!何で・・何でこんな事したの!?」
ロナルド「こ、これで電子チップは誰の手にも渡らないで済んだわけだな?」
關禮傑「洋鬼子・・死なないでくれぇぇ!洋鬼子!?」
ロナルド「ペギーに伝えてくれ・・俺は・・俺はまだ君を愛していると!・・」

アメリカからやって来た勇気ある捜査官はそのまま泣きじゃくる呉家麗たちに見守られ息絶えますが、傍らの無線機からはロナルドたちの上司が電子チップの行方を問い質す音声が無情にもその場に響き渡るのでした・・。

ドニー兄貴が過去に悪役での出演作以外で映画の最後で壮絶死する展開というのは珍しいと思いますし、ドニー兄貴vs劉家輝戦という実に豪華な一騎討ちが観られるこの『獵豹行動』、是非国内でのDVDリリースを熱望したいですね。で、その国内リリースの際の邦題は是非『ドニー・イェン in 燃えよ!チータ』でお願いします(笑顔!)。
というわけで「THIS IS甄子丹」まだまだ続きます!




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上官霊鳳、フランス映画で大暴れ!『クレージーボーイ/香港より愛を込めて』

2009-08-18 00:10:37 | 作品レビュー
さて、昨日はちょっと野暮用も兼ねて本当に久々にイヴァン・シフレ監督、“レ・シャルロ”(フランスで人気を誇ったポップ・ミュージック・グループの4人組)主演のフランス映画『クレージーボーイ/香港より愛を込めて』(76or75)を観ました。この『~香港より愛を込めて』はクレージーボーイ系列の第5作目なんですが、日本公開もしていた記憶があって・・確か私は本作の劇場パンフを買った記憶があるんです。うう~ん、どうもハッキリと思い出せないなぁ。

まあクレージーボーイ系列と言うと007のパロディとかナンセンスなギャグ満載の映画が定番なんですが、今回の『~香港より愛を込めて』はゴルフ場で誘拐されたエリザベス女王を救うためにフランス諜報員に扮したクレージーボーイたちが奮闘するストーリーです(と言いながら私の所有する本作のPAL版ビデオが大昔にドイツで発売された全編ドイツ語吹き替え&ワイドスクリーン仕様なので物語の把握はかなり困難でした)。
ただ龍熱者にとっては、この映画にあの香港&台湾を代表する女武打星で知られたポーリー・シャンクワンこと上官霊鳳がゲスト出演している、とあればちょっと話が違って来ます!!(大拍手!)
もうオープニングの007をパクッたタイトルバックの中でも、主演のクレージーボーイたちのクレジットに続いて「Shang-Kwan Ling Feng」と英文のクレジットが出て来ただけで思わず「オオッ!」となりますし、このオープニング・タイトルではポーリー嬢が迫力のクンフー・アクションを披露する映像を実にカッコ良くアレンジしたカットが何度も挿入されて、否応にも劇中でのポーリー嬢の出番に期待が高まります。
で、今回ポーリー嬢と一緒に何と!あの袁小田がポーリー嬢の父親役(恐らく)で出演していて、劇中の袁師父は連続の大車輪や空中回転などのアクロバット芸を軽々と披露したりと元気一杯でしたね。
さらに本作では当然のように香港ロケを敢行していて、70年代中盤当時の香港の街並みが観られますし、個人的にはクレージーたちとポーリーが邵氏兄弟有限公司のスタジオ(それも70年代中盤!)を訪れるシーンには大感激で、劇中ではあの『新獨臂刀』(71)などで知られる巨大な桟橋なども登場します。
そして肝心のポーリー嬢のクンフー・アクションなんですが、中盤で中国服姿のポーリーが群がる悪漢たちを片っ端から連続の廻し蹴りで蹴散らすシーンが登場します。興味深いのがこの『~香港より愛を込めて』は全編吹き替えなのですが、何故かこのポーリー嬢のクンフー・ファイトのシーンだけ同時録音のようで、70年代中盤当時女ドラゴンとして全盛期にあったポーリー嬢のアクション・シーンにおける「イヤアアア!」といった貴重な肉声の気合いを聞く事が出来ます。
その後もポーリー嬢は終始画面に顔を出し続けていて、映画の終盤で機関車がポーリー嬢たちの乗った馬車に激突するシーンでは、自分たちに向かって突進する汽車に他の出演者たちが驚愕する中、何故かポーリー嬢だけ顔のドアップがあったりと劇中での存在感も十分にありました。
それにしても何時かポーリー嬢に会う機会があったら、何故ポーリー嬢がこのフランス映画に出演する事になったのか、その辺のプロセスをジックリと訊いてみたいですね。
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久々に李小龍主演『ドラゴン危機一発』を観る!

2009-08-16 09:25:41 | 作品レビュー
もう今週はひたすら原稿書きでブログの更新が殆ど出来ませんでした。それでも多くの方々がご覧になって下さっていて・・本当にありがとうございます!そう言えば来月23日に「第2回したまちコメディ映画祭in台東」関連でリュ・スンワン導演作品『タチマワ・リー/悪人よ、地獄行き急行列車に乗れ!』を上映しますね。
私もこの映画は大きなスクリーンでもう1回観てみたいし何とか時間作って行こうかな?って出来れば朴魯植のオリジナル版も上映してくれたら絶対行くんだけどなぁ!あ、全然関係ないけど同じ韓国映画のイ・ヨンエ主演『親切なクムジャさん』(05)も観たんですが、私はこの映画駄目でした。全然面白くなかったです。

さて、昨日は原稿絡みで本当に久々に羅維導演、そして我らがリーさんこと李小龍主演『ドラゴン危機一発』(71)を観ていました。で、今回観たのが昔に台湾(多分)のテレビ劇場「大銀幕」で放送されたバージョン(北京語+中文字幕)を録画したビデオなんですが、放送中に何度も現地のテレビCMが入るのがご愛嬌です。
この「大銀幕」って譚道良&茅瑛主演『密宗聖手』(76)や荘泉利主演『奇招』(79)とか70年代功夫片も放送していましたね。それにしてもこの映画のリーさんは初々しいねえ!と言うか僅か2年後の『燃えよドラゴン』(73)の鬼気迫るような風貌と比べると本当に健康的な印象です。
同時に劇中で主人公の鄭潮安に扮したリーさんの連続廻し蹴りなどのアクションも、まだリーさん自身が微妙に試行錯誤しながらアクションに挑んでいるのが感じられて興味深いですね。
ただそれでも当時の香港映画でリーさん以上のハイレベルなキッキング・テクニックを持っている武打星はそれこそ倉田保昭ぐらいだったわけで、劇中でリーさんの繰り出す猛スピードの連続蹴りを中心としたまさに革新的なファイト・スタイルを真っ向から受け切れる武打星は、映画で悪の工場長沙密としてラストでリーさんと一騎打ちを見せる韓英傑だけだったでしょう。他にも“永遠の功梅”こと可憐な衣依、李昆、林正英(当時からリーさんのお気に入り)、颯爽と許剣兄貴に扮した田俊、憎々しげに沙密のドラ息子を演じる劉永と、本当に懐かしい顔触れが次々と顔を見せています。おっと忘れちゃいけない特別客串の苗可秀も本当に綺麗です♪
私もこの『ドラゴン危機一発』は74年のロードショー公開時に渋谷宝塚で観ているんですが、当時映画を観に行く前に「少年マガジン」などで巻頭カラーで特集されていた同作の写真を見て「ブルース・リー第2弾か!早く観たいなー!」と大興奮していたのを覚えています。
確かそのカラー特集ではまだ公開前で『ドラゴン電光石火』の邦題だった『ドラゴンへの道』(72)も特集していましたっけ。関係ないんですが、今回の「大銀幕」放送バージョンではラストの鄭潮安と沙密の対決の決着シーンで潮安が怨敵の腹部に指を突っ込むシーンがバッサリとカット編集されていましたね。
あ、当然例のリーさんの“ノコギリ頭部真っ二つ”シーンも観られないバージョンでしたです(苦笑)。

最後に先日サモ・ハンこと洪金寶が心臓病で手術を受けたとのニュースには本当にビックリと言うかショックでした。まあ幸い術後2日で現場に復帰したそうで、それだけサモ・ハンが今回のドニー兄貴共演作品『葉問2』に気合い十分で挑んでいる証明でもあるんですが、現在57歳のサモ・ハン、どうかくれぐれも体調には気をつけて欲しいです。
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THIS IS 甄子丹① 遊龍、元警官、30歳、またの名を狂龍!『タイガー・コネクション』

2009-08-13 13:12:30 | THIS IS 甄子丹
さて、いよいよ始まりました、我らが“最後の本格派”こと甄子丹ことドニー兄貴特集企画「THIS IS 甄子丹」。
その第1回は袁和平導演、ドニー兄貴、関之琳主演『タイガー・コネクション』(90)でいきましょう!
恐らく私と同じくこの『タイガー~』が初期のドニー兄貴の中で大のお気に入り!という方はかなりいらっしゃるんじゃないでしょうか?作品としては、原題“洗黒銭”からも判るように悪漢の周偉生(仇雲波。当時は威龍!)を軸にアメリカと香港を又にかけたマネー・ロンダリングを中心に展開され、そこに威龍に裏切られたデビッド(呉大維)、元警官で奥さんから離婚を突きつけられている三十男の遊龍(ドニー)、それを担当する女性弁護士の張文慧(関之琳)が否応にも巻き込まれていく、という流れです。
それにしても今回遊龍に扮したドニー兄貴が劇中で次々と遭遇する“ドジ龍”振りは、現在の大御所然としたドニー兄貴しか知らないファンが観たら絶対に唖然とするでしょうねえ!だって救急車に乗り合わせた張文慧に「いや!私この男の顔見たくないの!」と言われた遊龍は元同僚の周景陽に「ボコ!ッ」と殴られ失神、挙句にその後に周偉生の部下に救急車から投げ捨てられる!遊龍が居合わせた鄭裕玲の殺害現場に颯爽と登場した楊刑事(演じるは特別客串の楊麗青!拍手!)により張文慧と一緒に手錠で繋がれたままその場から逃走する羽目になる!
直後に手錠姿のまま路上でデビッドと闘う(このシーンの手錠を利したトリッキー・ファイトは秀逸!)事になり、何とか自宅に帰ったはいいけど張文慧と手錠状態で自分だけトイレに入りズボンがビショビショ(詳細自粛)になる!
折角ラーメンを作っても張文慧に思い切り顔にぶっ掛けられる!デビッドと乱闘中に誤って張文慧に花瓶を頭に叩き落され失神する!ビルの真上から生ゴミを落とされ全身異臭状態でタクシーに乗車拒否される!・・・いや~よくぞ1本の作品でこれだけの災難を1人で引き受けたもんだねえ!(爆笑)。
でもその分映画の後半では、ドニー兄貴のファイティング・ポテンシャルを100%引き出させるべく2人の最強外人武打星が周偉生に協力する刺客コンビとして登場する事もあり、ドニー兄貴がそのド迫力かつ殺気漂うリアルなクンフー・アクションを思う存分披露する時がやって来ます。
その刺客コンビこそジョン・サルヴィティとマイケル・ウッズの2人で、もう遊龍vsサルヴィティの日本刀血戦、遊龍vsウッズの鎖を手にしてのパワフルな肉弾戦は、今回久々に本作を観た私も思わず「おお、こりゃ凄いな!」と何度も画面に魅入ってしまうほどの素晴らしいクンフー・ファイトの連続です!!!
特に遊龍ことドニー兄貴がどんなシチュエーションでも自分の体勢を崩す事なく正確にサルヴィティやウッズの顔面に叩き込んでいく猛スピードの連続廻し蹴りの冴えは本当にお見事!の一言でしょう。(ちなみに今回本作の武術指導は袁祥仁&袁信義に加えて、ドニー兄貴と“五毒”こと郭追が担当している点に注目)
最後は遊龍と周偉生の壮絶なキック合戦(2人の本作以後のハリウッド等での活躍を思うと、実に貴重な顔合わせです!)の果てに、張文慧の棍棒での一撃を頭部に浴びた周偉生がその場で息絶えて劇終です。

それにしても、この『タイガー・コネクション』という袁和平&ドニー兄貴が組んだ傑作が、遥か以前に日本でビデオ化(英語版)を果たしている快挙には改めて大拍手を贈りたい心境です。
その邦題『タイガー・コネクション』ですが、本作の英語の原題は『Tiger Cage2』なんですが、日本サイドは当時本作を国内でリリースする際にちゃんとD&B社サイドに『~コネクション』と改題する旨の許可を取ったそうです。
また以前から私も多方面で触れてはいますが、この『タイガー~』には映画のクライマックスで突如楊麗青が主役と化してドニー兄貴の代わりに威龍と激闘を展開する別編集バージョンが存在するんですが、これも以前に江戸木純大兄が某所でその2つのバージョンの比較上映を行った事もありましたね。
また同じく以前にも触れましたが、あのSPIKEから本作『タイガー~』のDVDがリリース寸前でポシャッてしまった経緯は多くの皆さんがご存知だと思いますが、私の知り合いが会社を閉じる寸前のSPIKEを訪れた際には、何と『タイガー~』のDVDはプレス自体は既に行われていたそうで、もう恐らくは『タイガー・コネクション』日本語字幕入りDVDは発売を待つばかりだったんでしょうねえ(溜息)。
是非とも今後何処かのメーカーからこのドニー兄貴初期の傑作モダン・アクションである『タイガー・コネクション』の日本語字幕&日本語吹き替え(当然ドニー兄貴の声は大塚芳忠!)入り、映像特典は「楊麗青主役バージョン」付きDVDのリリースを熱烈希望です!というわけで、「THIS IS 甄子丹!」まだまだ続きます!
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和製女ドラゴンvs香港映画最強の男!水野美紀主演『さそり』絶賛公開中!

2009-08-09 12:39:13 | ニュース
いま抱えている原稿はまだまだ続くんですが、この週末はちょっとだけ小休止。でもまた来週から頑張らないといけません。最近も相変わらず古めの韓国功夫映画は色々と入手しているんですが、例えば某韓国明星が『死亡遊戯』のトラックスーツ(!)を着てテコンドー使いと対決する映画や、辮髪のチビ黄飛鴻が活躍する2本立て映画(何とVCD作品!)など、いずれは「熱韓(「熱風!韓国LEGENDS」略称)でレビューする予定です。
あといずれもまだ未確認情報ながら、陳木勝があの『少林寺』(82)のリメイクを企画中で出演者で李連杰(リンチェイ本人は知らないと語ったとか)や劉徳華の名が挙がっているとか。あと周星馳が降りたハリウッドの『グリーン・ホーネット』ですが、今度は周杰倫がカトー役の候補に挙がっているとか。2本とも今後の展開に注目ですね。

さて、昨日8日よりアートポートさんによる水野美紀主演『さそり』が遂に公開となりました。今回、龍熱が同作の劇場用プレスパンフレットで水野さんにインタビューを敢行しておりますので、是非よろしくお願いします。
で、以前にも本作の数々の見せ場には触れてはいるんですが、改めて主人公の松島ナミに扮した水野さんと夏目ナナさんによる女囚刑務所内のシャワー室の凄惨な死闘(水野さん曰くこの対決シーンを是非観て下さい!との事)、任達華との巨大な木人椿を使用しての特訓(2人の練武シーンはまるで邵氏武打片『陸阿采與黄飛鴻』(76)の陳観泰と劉家輝!)、日本刀を手にしたナミに襲いかかるサム・リー&エメ・ウォンの2対1の乱戦(個人にはエメ・ウォンの唐突過ぎる大飛翔回転キックがお気に入り!)、そして本作『さそり』最大の見せ場であるナミと“香港映画最強の男”こと梁小龍の一騎討ち(特に2人の闘いの終盤の素手×素手のファイト・シーンは必見!)と、本当に水野美紀ファンには堪えられない迫力のクンフー・アクションが次々と披露されていきます。
特に水野さんと梁小龍の顔合わせは、私が小学生の時に銀座の映画館で観た『帰って来たドラゴン』(73)で梁小龍と倉田保昭のド迫力の連続廻し蹴り合戦に衝撃を受けてから35年が経った現在、今度はその梁小龍が倉田さんに教えを受けた“和製女ドラゴン最後の切り札”水野美紀と銀幕で対決するという、まさに映画という名の魔術師による素晴らしい“時間を超えた贈り物”にひたすら感激するばかりです。
近年そのアクションに対する情熱と直向な向上心と共に次々とハイ・レベルなアクション映画に主演を重ねる水野美紀主演最新作『さそり』、この機会に是非劇場の大スクリーンでご覧になって下さい!!
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『燃えよドラゴン』リメイク版で、Rainにブルース・リー役の出演オファー!

2009-08-07 14:04:36 | ニュース
さて、以前にも当ブログでお伝えしたカート・サッター監督による『燃えよドラゴン』(73)のリメイク作品、『Awaken the Dragon』に関して大きな動きがありました。リメイク版最大の注目点であり、オリジナル版でブルース・リーことリーさんが演じた少林武僧の李役にワーナーブラザースが韓国出身の歌手&俳優のRainに出演オファー(があったのは実際は3ヶ月前)を行ったとの事です。
何でもサッター監督がRain主演『ニンジャ・アサシン(アメリカで11月公開予定)』を観て「パーフェクトなアクションスターだ!」とRainに惚れ込んでのオファー実現となったようです。
ただRainの事務所サイドは「キャスティング議論がまだ具体的に進んでいない。意味のあるチャンスだけに、制作側の要請が進めば前向きに検討する」とコメントしているようです。
なるほど。私はRainの『ニンジャ・アサシン』は予告編を観ているだけでまだ本編は観ていませんが、同作のスチール写真のRainの限界まで鍛え上げた肉体は見事だと思います。『ニンジャ・アサシン』自体是非観てみたい映画です。またRainがリーさんの遺作『燃えよドラゴン』のリメイクで自分が主役を演じるという事を彼自身がその意味合いをシッカリと理解し、深い敬意と情熱を持って挑むならば良しとしましょう。
あとRain本人がもしリーさんのファンだったらもっと嬉しいんだけど。
ただサッター監督には既にアメリカ国内でも「『Enter the Dragon』のリメイクの必要はない。誰もブルース・リーの代わりは出来ない!」との声が挙がっている現状を十分に踏まえた上で、今後のリメイク製作を進めて欲しいですね。
最後に私、龍熱の本当の、正直な気持ちを言わせて貰うならば『燃えよドラゴン』は私たち日本のリー信者、いえ世界中のリー信者たちにとって“特別な映画”なんです。“アンタッチャブル”な映画なんです。
ワーナーやサッター監督が伝説のクンフー映画のリメイクに挑戦してみたいという気持ちも判らないではないけど、どうか私たちが愛する“世紀の闘神”が残した不滅のモニュメントをこのままソッとして置いて欲しい。
今までも、そしてこれからも『燃えよドラゴン』は世界中に1本だけでいい。これが今の龍熱の正直な気持ちです。
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いよいよやります、ドニー・イェン特集!その名も「THIS IS 甄子丹」!!

2009-08-06 15:53:43 | その他
もう今週はひたすら某企画の原稿にかかりっきりだったんですが、今日それも無事に入稿。でもまだまだ先は長いなぁ。それもあって今週は観たい映画も余り観れなかったんですが、それでも最近マイブームのプロボクシング・ヘビー級黄金時代というわけで、92年11月と93年11月にそれぞれ行われた“Real Deal”イベンダー・ホリフィールド対“Big Daddy”リディック・ボウの世界統一ヘビー級タイトルマッチ2連戦はシッカリと観ております。
まあ第1戦でホリフィールドがボウに判定負けでタイトルを失い、第2戦で今度はホリフィールドが判定でタイトルを奪還するんですが、それにしても凄い打ち合いの試合です!やっぱりヘビー級の魅力はこのド迫力の打ち合いでしょう。でも何がビックリしたって第2戦の試合中に何を考えてるのか、パラグライダーに乗った男がリング上(野外会場)目掛けて大落下!・・・と思ったらそのパラグライダー男、リング下で観客たちに思い切りボコられてましたけど(トホホ!)。この場面って当時もテレビのニュースで何度も放送されて話題になってましたね。

さてさて、先日我らがドニー兄貴の誕生日に当ブログで行った「ドニー兄貴ちょっと良い話」、お陰様で多方面でご好評を頂き私も大変嬉しく思います。そう言えば今週ドニー兄貴から私が先月ドニー兄貴に送った誕生日お祝いメールへの返信のメールが来ました。
メールの中身は個人的な事なのでここでは控えたいと思いますが、ドニー兄貴はこれからも“Cool”な映画をガンガン!と撮っていくそうですので、是非是非期待したいですねー!
で、考えて見ると・・当ブログではこれまでリーさん特集は勿論ですが、リンチェイ特集、サモ・ハン特集、女ドラゴン特集など色々な特集企画を行って来ましたが、何とドニー兄貴特集って一度もやってないんですよぉ!
うう~ん!このままじゃいけない!(笑)。というわけで、近日中に満を持しての我らが“最後の本格派”ドニー・イェン特集を行いたいと思います!(キッパリのキッパリ!)で、もうその特集タイトルも決めました。
ズバリ!「THIS IS 甄子丹」!!これでいきます。ドニー兄貴信者の皆さん、どうぞお楽しみに!!
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