超級龍熱

香港功夫映画と共に

石天龍らソックリさん総登場!『リアル・ブルース・リー2/アルティメット・エディション』

2009-05-30 00:49:14 | DVD&Blu-ray情報
先日アップしました「Dragon Dynasty」から8月にリリース予定のショウ・ブラザース作品『五毒拳』DVDのジャケット・デザインが遂に公表されましたねー!そのデザインがあの“仮面の邪悪拳士”たち5人がズラリ!と並んだ姿に加えて、バックは黒を基調とした何とも渋くてカッコイイ構成になっていて、これは今からDD社のリリースがいよいよ楽しみになって来ました。

さて、以前に何処かに書いたかと思いますが、遥か昔に私(当時16歳前後)が初めて購入したクンフー映画のオリジナル・テープ、それが『リアル・ブルース・リー』でした。因みにビデオ・メーカーはあの「VIDEO GEMS(超懐かしい!)」で、そのテープは現在も所有しています。
まあその作品の内容は既にリー信者を初め多くのクンフー映画ファンがご存知のように、ブルース・リーことリーさんの子役時代の映像(セピア色!)や何宗道主演作品のダイジェストに、巨龍ことドラゴン・リー衝撃(?)のデビュー作品にして金時顕導演による韓国クンフー映画『最后的精武門』(77)がカップリング収録される、という実に強引かつ強烈な内容だったわけです。
で、数年前だったか、Videoasiaからリリースのその題名に『リアル~』の続編を匂わせるタイトルを掲げた『リアル・ブルース・リー2/アルティメット・エディション』なるDVDを購入したは良いものの、そのまま最近まで完全に放置状態だったのを今週にやっと最後まで観てみました。
ところがこの『リアル~2』、映画の序盤約30分ぐらいまではリーさんの子役時代の作品『苦海明燈』(53)や、リーさんの青年時代(楊小龍なる役名のリーさんが眼鏡をかけてズッコケ全開のキャラを大迷演!)の作品『詐癲納福』(56)の映像、そしてチラチラと『ドラゴン怒りの鉄拳』(72)や『ドラゴンへの道』(72)の予告編映像こそ出て来ますが・・その後は何宗道、呂小龍、巨龍の主演作品ハイライトに続いて、何と石天龍主演作品『復活!ドラゴン危機一発』(03)の本編映像(英語吹き替え版なのはちょっとレアだけど)が延々と最後まで入っているだけ、というトンでもないDVDだったんですねー!(溜息)。
映像特典も66年のリーさんとヴァン・ウイリアムスの記者会見映像(背広姿のリーさんがマイクに向かって広東語で「多謝でーす!」とコメントする貴重なモノクロ映像ですが、今ではそれほどレアではありません)や、ジョー・リュイスなど関係者のインタビューなどはまだ良いとしても、他の映像特典ではまたも『復活!~危機一発』のメイキング映像、あるいは何宗道や呂小龍らソックリさんの主演作ハイライトがダラダラと収録されているだけ、とこりゃ一体何処が“リアルでアルティメット・エディション”なのか・・私自身も観ていて相当キツイもんがあったなぁ(トホホ!)。
ただこの『リアル~2』のDVDジャケに使用されている本物リーさんの数々の写真だけは超激レアで、特にモノクロながら『死亡遊戯』におけるリーさんがヌンチャクを豪快かつ華麗に旋回させている4枚の写真は私も初めて見る写真で、この『死亡遊戯』の写真群だけでもこのDVDは購入する価値があった、と殆ど強引に納得させられてしまうほどのカッコ良さでした。

最後に余談ですが、このDVDの巨龍の主演作品ハイライトのパートで、いわゆる“ソックリさん路線”を卒業した巨龍が、新たに“韓国黒社会”系列作品に主演している時期に撮った黄正利導演作品『暗黒街皇帝』(94)のハイライトが収録されているのはちょっと貴重かも知れませんね。この頃の巨龍は髪を短く刈り込んでいて実に精悍な風貌で、また『最后的精武門』の頃より年齢を重ねたせいかその武打星としての佇まいも見違えるほどに堂々としているんです。もっともこの『リアル~2』ではハイライト収録のみの『暗黒街皇帝』ですが、実際の本編のラストの巨龍vs黄正利戦は調子に乗った巨龍が黄師匠相手に“泥んこクンフー・ファイト”の大暴走を展開し、結局はまたも私を呆れさせたのでした。
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Dragon Dynasty『五毒拳』DVDリリース情報&“毒蠍”こと孫建の近況

2009-05-26 13:41:01 | DVD&Blu-ray情報
さてさて、あのベイ・ローガン率いる海外DVDレーベル「Dragon Dynasty」から8月18日にショウ・ブラザース作品にして伝説のダーク・クンフー映画『五毒拳』(78)のDVDがリリース予定のようです。
ただこのDD社版『五毒拳』DVDに関しては、Amazon.comでは情報がアップされているのに、肝心のDD社のオフィシャル・サイトではまだ何の告知も見当たらないし、8月18日のリリース日もまだあくまでも“予定日”のようなので、現時点でこのDD社版『五毒拳』に関してはまだ未確認情報として置いた方が良いでしょうね。
そうは言いながらも、毎回マニアを号泣させる充実の映像特典満載で知られるDD社ですから、何だかんだ言ってもこのDD社版『五毒拳』DVDも期待しちゃいますねえ。
出来ればこのDD社版『五毒拳』には、主役である郭追(『ブラッド・ブラザース/天堂口』(07)の動作導演などで健在)を初め、鹿峯(ちょっと前まで台湾で電視劇などの武師で健在との事)、ロ・マン(近年プライベートで様々なトラブルを起こすも一応健在)、江生(91年に心臓麻痺で急逝)、ウェイ・パイ(消息不明)、孫建(後述)たち“五毒”の近況インタビューを収録して欲しいですねー!あ、悪代官役の王龍威の最新インタビューでも勿論OK!(笑顔)。

で、“毒蠍”こと孫建の近況ですが、昨年でしたか私の海外の友人が台湾にいる孫建と会う事が出来て、その友人が撮った孫建が戴徹、李芸民、李芸民の弟、そして余太平(!)と5人で一緒に撮った記念写真を私に送ってくれました。その写真での孫建は確かにちょっと老けはしましたが、ショウ・ブラザース時代に迫力のテコンドー蹴りで活躍していた頃とそれほど容貌も変わっていない上に、現在も毎日サンドバッグ相手のトレーニングは欠かしていないそうで安心しました。逆に李芸民や余太平はかなり老けちゃって只のオッチャンになってたなぁ(トホホ!)。
ただ孫建はちょっと前に体調を崩していた時期もあったそうで・・どうかくれぐれも健康には気をつけて欲しいですね。
そう言えば、黄志強導演の『五毒拳』のリメイクはその後どうなったんでしょうね?他のショウ・ブラザース作品のリメイクである李仁港導演の『錦衣衛』や林超賢導演の『血滴子』などと比べると、どうも製作自体が止まっている感じがするんですが・・。
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ドニー・イェンvsカン・リー辮髪対決実現?革命義士武打片『十月囲城』に炎上必至!

2009-05-23 14:21:19 | ニュース
既に皆さんの中にも天映娯楽社が今年に『七小福』(88)や『辛亥双十』(81)、『諜海花』(68)など7本に続いてショウ・ブラザース作品37本をリリースする、との情報を耳にしている方がいるかと思います。
ただこの37本に関しては現時点では確実なリリース情報がまだ得られていない事もあり、当ブログでは敢えてこれまで取り上げずにいました。確かにその37本のラインアップの中には『デッドリー・エンジェルズ』(77。遂に香港公開版が観られるか?)、『狂人殺慾色』(78。これが観たい!)、そして『無法無天飛車党』(76。ノーカット版熱望!)などコアなショウ・ブラザース信者でさえも狂喜してしまうような大物タイトルが何本も含まれているわけです。
いずれにしろ一時は『打蛇』(80)でショウ・ブラザース作品のDVDリリースは最後!?と言われていた天映娯楽社の今後の動きには当ブログも大注目していきたいと思います。

さてさて、今度は今年12月に公開が予定されているあの“建国の父”孫文の雄姿を描いた陳徳森導演によるオールスター武打片『十月囲城』の話題です。この映画は1905年10月を舞台に、清朝打倒を目指す孫文を出迎えた8人の義士たちが、清朝政府が孫文の命を狙う刺客を放ったとの報を聞き、それら凄腕の刺客たちから孫文を守り抜きながら無事に広州まで送り届けんとする様を描いた革命義士映画との事です。
とにかくこの『十月囲城』は、そのキャストが豪華かつバラエティー豊かな面子が注目で、まず久々の辮髪(メイクだそうですが)姿のドニー・イェン、ニコラス・ツェー、任達華、曾志偉、梁家輝、黎明、胡軍、ファン・ビンビンなどなどまさに錚々たる顔触れです。
そして当ブログとしては、これらの豪華出演陣に加えてベトナム系アメリカ人の総合格闘家カン・リーの出演に注目したいんですね。Strikeforce世界ミドル級王者のカン・リーは、K1にも出場経験がある文字通り“本物の格闘家”なんですが、既にネット上で流れている『十月囲城』の約4分にも及ぶ予告片でも辮髪+黒装束のカン・リーが「ぬあああ!」と鬼気迫るファイティング・ポーズで身構える姿が登場します。
同じくその予告片ではドニー兄貴演じる“賭徒”が客桟らしき2階で敵に電撃の拳技を叩き込んだり、棒を手に大立ち回りを見せたりと、それは見事なアクションを披露しているのですが、現時点ではまだ本作『十月囲城』の詳細な物語展開が不明ながらも、もしこの『十月囲城』で“最後の本格派”ドニー・イェンvs“Mr.Strikeforce”カン・リーの激突が観られたらもう大興奮ですねー!
実はこのカン・リーは、私が個人的に大注目している袁和平導演&趙文卓主演による新たなる酔拳電影『蘇乞児』や、ゲーリー・ダニエルズも出演の『TEKKEN』実写版(ってこの映画現在はどうなってるのかな?)にも出演(マーシャル・ロー役)しているとの事で、格闘家であると同時に密かに“売れっ子武打星”状態のようです。
因みにカン・リーは以前から袁和平導演の大ファンだったそうで、この酔拳とストリート・ダンスを合体(!)させた斬新なクンフー・ファイトが用意されていると言われる『蘇乞児』での“中国巨龍”趙文卓vsカン・リーの顔合わせも是非『十月囲城』と共に期待したいですね。
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最強オヤジvs吸血ゾンビ!スティーブン・セガール主演『アゲインスト・ザ・ダーク』

2009-05-22 12:40:46 | 作品レビュー
いまユン・ジョンソク導演、キム・ガンウ(『食客』!)主演の韓国映画『マリン・ボーイ』(09)を観ているんですが、恐らくかなりの人が“マリン・ボーイ”と聞くと北京五輪水泳自由形金メダリストのパク・テファン選手を連想するかと思います。でもこの映画の題名の“マリン・ボーイ”とは、麻薬を体内に飲み込むなどして隠しその麻薬を海を泳いで運ぶ男性の呼称なんですね。映画は元国家水泳代表選手の主人公(ガンウ)がギャンブルで億単位の借金を作り、そのためヤクザの親分からの“マリン・ボーイ”としての仕事を受けざるを得なくなり・・という流れで、果たして映画の後半がどのように展開していくのか楽しみです。
あ、あと本作『マリン・ボーイ』には、あの『良い奴、悪い奴、変な奴』(08)に続いて白竜の兄貴が日本のヤクザ役で出演しているんですが、この白竜の兄貴の登場シーンの台詞(本人肉声!)の殆どが過去の“マリン・ボーイ”たちの悲惨な末路を延々と日本語で語りまくる・・という実に印象的な出演なので、白竜ファンの方は要チェックでしょう!韓国映画と言えば、以前に入手したまま放置状態のソ・ミニョン導演最新作『4曜日』(08)も早めに観ないとなぁ・・。

さて、昨日はもう1本、これも私がかなり楽しみにしていたリチャード・クルード監督、スティーブン・セガール主演のホラー・アクション映画『アゲインスト・ザ・ダーク』(08)も観てみました。
あの“最強オヤジ”ことセガールがホラー映画初主演!という事でかなり期待して観たんですが・・ちょっと盛り上がりに欠ける映画でしたねえ。映画は近未来を舞台に吸血鬼(というより吸血ゾンビ軍団)に支配されようとしている人類をセガール演じる主人公タオたち戦闘集団が救出せんと奮戦するんですが、映画自体が廃墟と化した病院内でのセガール一派と生存者たちvs吸血ゾンビ軍団の攻防をひたすらダラダラと描いているだけで、この手の近未来ホラー映画に不可欠な“悲壮感に満ちた終末世界”的な作品描写が欠落している印象を受けました。
肝心のセガールのアクションも、確かにセガールが襲いかかって来る吸血ゾンビたちを刀と散弾銃でバッタ!バッタ!と倒しまくるんですが・・そのアクション全体が終始暗い病院内で展開されるために非常に観難く、かつ目新しい殺陣も無いし、ラストも吸血ゾンビの親玉的なキャラとセガールのタイマン勝負(を私は期待していたんですが)なども無く、実にアッサリと映画が終わってしまいました。
そうは言っても、病院内で吸血ゾンビから逃げ回る生存者たちがピンチになると、そこに必ずセガールが駆けつけて吸血ゾンビを撃退!の展開はついつい手に汗握って観てしまいますし、セガール部隊の1人で両手にナイフを持ち闘う男性に扮したタノア二・リード(何とあの元WWEのプロレスラーで現在は俳優のザ・ロックことドウェイン・ジョンソンの親戚だとか!)の迫力の格闘アクションはそれなりに見応えはありました。
この『アゲインスト・ザ・ダーク』、どうも本国アメリカでは劇場公開は見送られた挙句に、2月にDVDスルーでリリースされたそうですが、本当なのでしょうか。私としてはセガールには是非もう一度あの『アウト・フォー・ジャスティス』(91)の頃の爆発するような正義の鉄拳制裁(暴走)アクション映画を撮って欲しい!と熱望したい心境です。
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“ガラガラ蛇”も参戦!スタローン&ジェット・リー競演『エクスペンダブルス』に超期待!

2009-05-19 00:26:07 | ニュース
さてさて、既に多くのジェット・リー信者の皆さんも大注目の我らがシルベスター・スタローン監督&脚本&主演最新作『ジ・エクスペンダブルス』ですが、現在も来年2010年4月23日の公開に向けて順調に撮影中のようですね。
この『ジ・エクスペンダブルス』は、南アフリカを約20年間にも渡って蹂躙している独裁者を打ち倒すために結成された凄腕の傭兵部隊「エクスペンダブル」の壮絶な闘い(いや~ワクワクする設定だねー!)を描いているんですが、当初からその信じられないほど豪華な出演陣が話題になっていました。
まず当然主演のスライ(役名バーニー・ロス)を初め、ジェット・リー(役名バオ!)、ミッキー・ローク(役名トゥール)、テリー・クルーズ(役名へイル・シーザー)、ランディ・クウトゥア(役名トール・ロード)、エリック・ロバーツ(役名モンロー)、そしてジェイソン・ステイサム(役名リー・クリスマス。拍手!)などに加えて、あのドルフ・ラングレン(役名ガンナー・ジャンセン)やゲーリー・ダニエルズ(役名ザ・ブリット)の参戦、さらにはあのシュワちゃんことアーノルド・シュワルツネッガー州知事までもカメオ出演(何とそのまま州知事役での出演!)と・・映画が完成する以前の段階でも既に様々な話題に事欠かない状態です。
そこにさらにあのWWEの伝説的なプロレスラーで“ガラガラ蛇”ことストーン・コールド・スティーブ・オースチン(役名ダン・ペイン!)の参戦まで決まったようで、これは映画の中でストーン・コールドの必殺技“スタナー”とジェットの中国武術の真っ向激突が観られるのか?・・と今から期待が膨らみます。(既にジェットの単体のデザインなど数種類の作品ポスターも公開されているようです!)
また気になる情報としてドルフ・ラングレン本人のコメントによると、劇中ではスタローンを裏切った(!)ラングレンがジェット・リーと死闘を展開するとの事です!!いやはやジェットvsラングレンなんてまさに“超夢の対決”じゃないの!?(ってこれでスライ直々の出演オファーを断ったヴァンダムの出演も実現していたらなぁ・・いやそれはこの際贅沢!)とにかくスタローンやジェットら脅威のメンバーが結集した世界最強の戦闘部隊「エクスペンダブル」の来年のスクリーンでの活躍を待ちましょう!!
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「INSIDE KUNG-FU」7月号に“アクションの女神”ミシェール・ヨー登場!

2009-05-18 13:33:40 | ニュース
さて、ちょっと遅くなりましたがアメリカの武術雑誌「INSIDE KUNG-FU」誌7月号に表紙&小特集の形でミシェール・ヨーが登場していますね。ミシェールは以前にも同誌には何度も登場しているんですが、今回の同誌では剣を手に妖艶かつ颯爽と身構えるミシェールのカバー写真、さらに文中ではカラー4頁に渡ってミシェールのこれまでのハリウッド進出成功に到るまでの経歴を駆け足で紹介しています。
そう言えば日本でもミシェールがヴィン・ディーゼルと共演の『バビロンA.D.』(08)も今月公開されていましたね。
この「INSIDE~」誌7月号(現地ではもう8月号が発売のようですが)はまだ大きな本屋さんの洋書コーナーに並んでいるかと思いますので、是非チェックしてみて下さい。
ミシェールは私も以前にインタビューした事がありますが、勿論とても美しい女性である上に、大変頭の回転の早い人、また姉御肌的なカッコイイ女性!との印象を持った人でした。
あと私がこれまでインタビューしたアジア系の映画人の中で一番英語が堪能(男優ではドニー・イェンでした)な女優さんでしたね。本当に素敵な女優さんでした。
あ、私が同誌を購入した時は横に同じくアメリカの老舗武術雑誌「BLACK BELT」6月号も1冊だけ残っていたんですが、こちらの表紙は“魔杖師パスカル”ことダン・イノサント師父でしたねえ。リー信者の皆さんは既にチェック済みだと思いますが、一応お知らせでした。
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天下第一肥龍!洪金寶⑥ デブゴン完敗!最強の敵ベニー・ユキーデ!『サイクロンZ』

2009-05-17 12:54:41 | 作品レビュー
私もメチャ公開を楽しみにしているチョン・ジヒョン主演最新作『ラスト・ブラッド』のTVスポットがブラウン管でガンガン!と流されていますね。そう言えばこの映画の前売り券を購入したら、前売り特典で「ラスト・ブラッド:オリジナルMY箸」が付いてきたんですが、これって何か嬉しいような、使うの勿体無いような・・うう~ん!?
どちらにしても今月末の公開が楽しみです!!

さて、昨日は都内某所で昔にポニー・キャニオンから出ていた洪金寶導演、成龍&元彪共演『サイクロンZ』(88)のビデオを救済しました。それも日本語吹き替え版です!このポニキャニ版『サイクロンZ』の吹き替え版ビデオって今ではかなりレアなビデオだそうですね。私も確か以前から1本持っていたかなとは思ったんですが・・そのジャケ裏に表記された吹き替え声優陣の面子の豪華さに改めて即購入を決めました。
だってジャッキー(石丸博也)、サモ・ハン(水島裕)、ユン・ピョウ(古谷徹)ですよ、おおぉー!こりゃ素晴らしい!というわけで「天下第一肥龍!洪金寶」第6回は、この『サイクロンZ』でいきましょう!
ええっ?この映画はジャッキー主演作品でしょって?いやいやこの映画はジャッキーは勿論、サモ・ハンとユン・ピョウの“嘉禾黄金トリオ”が勢揃いするからこそ最高に面白い娯楽アクション映画になっているんです!
なので当ブログのサモ・ハン特集で取り上げても何の問題もないのだ!(キッパリ!)

映画はジャッキー演じるプレイボーイの弁護士、ジャッキーの友人で武器ブローカーのサモ・ハン、同じくジャッキーの友人の探偵ユン・ピョウの3人の主人公が、元華率いる麻薬密売組織(部下に高飛、周比利、李家鼎)の魔手からダニー・イップ&ポーリン・ヤンら2人の女性を守るべく奮闘していく、という展開です。
以前から言っているんですが、私はこの『サイクロンZ』が彼ら嘉禾黄金トリオ主演作品の中で大のお気に入りなんですが、それには2つの理由があるんです。その一つがサモ・ハンたち主人公がまるで悪ガキ3人組がそのまま大きくなったみたいなキャラで次々と披露していく爆笑パフォーマンスで、特にポーリンがジャッキーの家に食事に来た際、そこで3人が繰り広げる超ナンセンス・ギャグの連続は今観直してみてもお腹を抱えて笑ってしまうんですねー!
あのジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウがお互いの鼻っ柱に片っ端からパンチを入れ合いそのまま「ウグウゥゥゥ!」としゃがみ込むシーンなんて、もうそれこそ80年代香港映画の伝説的な名場面でしょう。
で、この『サイクロンZ』もう一つのお気に入りが、映画の終盤の麻薬工場のシーンで元華ボスの最強の用心棒として登場する“リングの怪鳥”ベニー・ユキーデとサモ・ハン、ユン・ピョウ、ジャッキーらとの激闘3連戦です。
先陣を切って工場に潜入したサモ・ハンを発見し取り囲む元華の部下たち、それに対して身構えるサモ・ハンの背後にチョンマゲ&眉剃り、そして不気味な笑みを浮かべながらユックリと姿を見せたユキーデは「ボキ・・ボキキ!」と自分の首を鳴らすと、元華の部下に応戦するサモ・ハンの隙を突き電撃のサイドキック一閃!
「何だ、お前?やるのか!?」今度はユキーデに身構えるサモ・ハン!2人はお互いに猛スピードのキックを放ち合いますが、元華の部下に押さえ付けられたサモ・ハンはそのボディにユキーデ渾身のサイドキックを浴び、崩れ落ちます!私はこの短いながらもサモ・ハンvsユキーデ戦が大好きなんですが、ここで意外にアッサリとサモ・ハンが敗退するのも、この後にジャッキーとの対決が控える“最強の敵”ユキーデの強さをより強調するという大きな目的があるのは明らかです。
その後、ジャッキー&ユン・ピョウも工場に到着し元華一味との大乱戦になりますが、そこでも周比利に圧勝(このユン・ピョウvs周比利戦も素晴らしい完成度で、まさにユン・ピョウの脅威的な身体能力に脱帽!)したユン・ピョウの前に、たった1人で麻薬を「ぺロリ!・・」と舐めながら待ち構えていたベニー・ユキーデが立ち塞がります!
「おい!?」と不用意にユキーデに迫るユン・ピョウに「イヤアアアア!」とカサノヴァ・ウォンも真っ青のジャンピング・キックを叩き込むユキーデ!そのユキーデの強烈なキックを浴びたユン・ピョウは思わず親指を立てユキーデの強さを賞賛しながらその場に倒れ失神KO!
こうしてサモ・ハン、ユン・ピョウが次々とユキーデに倒され、いよいよ最後に残った“闘う弁護士”ジャッキーとユキーデ(+葉巻プカプカの元華ボス)の一騎討ちとなるんですが、このサモ・ハンとユン・ピョウでも勝てなかったユキーデを最後にジャッキーが大苦戦の果てにやっと倒す、という構図に当時のジャッキー信者は拍手喝采だったわけです。
実際このジャッキーvsユキーデ戦は前作『スパルタンX』(84)でユキーデの武打星としての魅力と長所を十分に理解していたサモ・ハン導演により、ユキーデの持つ殺気漂うリアルな表情、そして電光石火の切れ味を誇るファイティング・テクニックがジャッキーを徹底的に追い込んでいく展開となり、結果この『サイクロンZ』におけるジャッキー・チェンvsベニー・ユキーデの闘いは文字通りスリリングでド迫力に満ちた最高の名勝負となったのです。
と言うわけで、サモ・ハン特集まだまだ続きます!

追記:本文で触れられなかった箇所なんですが、本作『サイクロンZ』の劇中でサモ・ハンとダニー・イップが波止場でデートするシーン。ここでサモ・ハンが軽快な踊りを交えながら歌を歌うシーンの水島裕の吹き替えは素晴らしい!サモ・ハンがダニー・イップへの想いを歌で伝えようとするシーンを実に良く通った日本語の歌声で見事に再現しています。改めてこのポニキャニ版『サイクロンZ』の日本語吹き替え版ビデオは、サモ・ハン関連の吹き替え版の中でも屈指の名編と断言したいですね。
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伝説のショウ・ブラザース作品『獨臂刀』、韓国がキム・ソンス導演でリメイク!!

2009-05-14 16:14:18 | ニュース
韓国のサイダス社と天映娯楽社の発表によると、両社は合作の形で“陽剛導演”こと張徹導演の代表作にして、我らが“天皇巨星”ジミー・ウォングこと王羽の出世作でもあるショウ・ブラザース作品『獨臂刀』(67)のリメイクを製作するとの事です。
現時点でこの韓国版『獨臂刀(劇中の台詞も韓国語で製作!)』の導演には『MUSA/武士』(01)などのキム・ソンスこと金成秀(!)が予定されており、公開は2010年を予定しているとの事です。
いや~これはちょっと楽しみになって来ましたねー!あの張徹導演の男の究極の生き様&鮮血塗れる闘死美を、キム・ソンスが一体どのようなアレンジでリメイクするのか、当ブログでは今後もこの韓国版『獨臂刀』に関しては注目していきたいと思います!
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女二丁拳銃vs凶悪女ゾンビ軍団!!ケリー・フー主演『ブラッド・エンジェル』

2009-05-14 13:24:22 | 作品レビュー
私が現在最も観たい映画であるアイザック・フロレンティン監督&スコット・アドキンス主演最新作『NINJA』の予告編がネット等で公開されていますねー!!ちょっと日本関連の描写が怪しい感じですが、アクション自体は超期待出来そうですし、これは早く観たいねー!
あと“最後の本格派”ドニー・イェンも『葉問2』は勿論ですし、李仁港導演作品『錦衣衛』、さらには龍熱者にとっての超ド級的熱望作品『陳真(!!!!)』も製作予定ラインナップに入っているとの事で、今から楽しみですね。
だって私は『陳真不死(って以前は題名だったなぁ)』はもう完全にお蔵入り企画だと思っていたので、まさに我らがドニー兄貴演じる“不死身の精武英雄”の雄姿復活に今から熱烈期待状態だ!!

さてさて、昨日は前からちょっと気になっていた新作DVDのアンドリュー・クイント監督、ケリー・フー主演『ブラッド・エンジェル』(06)を観てみました。新作と言っても3年も前のB級ホラー・アクション映画なんですが、映画は二丁拳銃が得意の女殺し屋が「悪魔の巣」なるストリップ劇場に赴くと、そこはストリッパー全員が凶悪な女ゾンビ(人喰い鬼)集団だと判り、女殺し屋は店内に居合わせたお客たちと共闘しながら女ゾンビたちとの壮絶なサバイバル闘争に挑む!という展開です。
まあ事前の予想通り、お目当てのケリー嬢はちょっと老けちゃってるし、女ゾンビ軍団の特殊メイクはチープだし・・とこの手のB級ホラー映画がよっぽど好きな人じゃないとかなり厳しい作品でしたねえ。
ただそこはB級ティストはB級ティストなりに、ケリー嬢、黒人のゾンビ・キラー(演じるは何とあのケン・フォリー!さらに日本語吹き替えを内海賢二が担当!拍手!)、お調子者のチンピラ(デヴォン・サワ。かなり肥ったぞ?)たち主人公同士の軽いながらも洒落た会話が時としてダレそうな展開を救ってくれてはいました。
あと映画の途中で何故かデヴォン・サワが「俺は座頭市の大ファンだ!」などと言い出して、サワの妄想として東洋人俳優(演じるは本作のアクション・コーディネーターでもある小原健。あの『芸者vs忍者』の小原剛監督の弟さんだそうです)が座頭市に扮しての寸劇があったり、ケン・フォリーが日本刀使いだったりと・・クイント監督ってかなりの日本映画オタクなのかなぁ。
終盤では意外な正体を(ここはネタバレになってしまうので伏せておきますね)現したゾンビの女王とケリー嬢の地下の洞窟内での一騎討ちが展開されるんですが、ここはそれなりに迫力あるクンフー・ファイト(ケリー嬢のリーさん真似的な手招きポーズあり!)に仕上がっていました。
早い話が『ゾンビ・ストリッパーズ』と『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を足して、そこに日本時代劇へのオマージュを付け加えたと言った感じの作品でしたね。

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熱風!韓国LEGENDS(24) 王虎驚愕の参戦!羅鋭主演『スーパー・ニンジャ』韓国版

2009-05-09 00:22:47 | 熱風!韓国LEGENDS
さて、早くも第24回となる「熱風!韓国LEGENDS」ですが、今回はまたも衝撃の韓国別編集バージョンを本邦初のレビューとしてお届けしましょう。今回レビューするのが日本でも以前にVHS(英語版&ワイドスクリーン。約96分)が発売されていた呉国仁導演、アレクサンダー・ルーこと羅鋭主演『スーパー・ニンジャ/ニューヨーク市警特別捜査官』(84)の韓国公開バージョン『生と死のその瞬間』(86)です。
本作は86年10月25日に韓国で公開されていますが、韓国版の導演は朴浩鎮ですね(正確には共同導演)。
で、今回私がレビューに使用した韓国版VHS(オリジナル・テープ)は勿論全編韓国語吹き替えで、オープニングで白装束姿の羅鋭が見せる忍者アクションに被さるように映し出されるクレジット・タイトルも当然全てハングル表記です。
物語としては英語版とほぼ同じと思われ、麻薬中毒者の治療用に開発された処方を狙う悪の忍者軍団と、それを阻止せんとする主人公の忍者刑事(羅鋭)と相棒の黒人刑事(ユージン・トーマス)の闘いを描いています。
さて、気になる本作における別編集シーンですが、映画の序盤でいきなり羅鋭がテコンドーの胴着を着て気合いの入った突きや蹴りを繰り出す英語版には無いデモ映像が登場!その羅鋭の練武シーンに何故かユージン・トーマスの写真が重なるように映し出されます。
さらに英語版で延々と続く羅鋭とヒロイン役の羅美(ちょっと高麗虹似の女優さん)の濃厚なベッドシーンが、韓国版では殆どカットされていて、代わりに羅鋭と羅美が野外で楽しげにデートするシーンが挿入されています。
この2人のデートの場面も英語版には一切登場しないシーンです。とここまででも十分過ぎるほどの驚きの別編集シーンの連続なんですが・・今回の『生と死のその瞬間』はいよいよここからが“メイン・イベント”となります!!
英語版では羅鋭を厳しい特訓によって最強の忍者刑事に育て上げた恩師としてジャック・ロンこと龍世家が渋い佇まいを見せていたんですが、韓国版でも同じく龍世家が映画の冒頭(だけ)には出演しています。
ところが韓国版では物語が進行していく中、羅鋭が英語版と同じく過去を回想する形で師父との会話や特訓シーンが何度と無く登場するんですが、その師父役を演じている俳優が龍世家じゃ・・・ないんですよぉぉ!!(唖然)。
恐らくは韓国人俳優であろう白髭を蓄えた怪しげな老人(敢えて例えれば巴比金が老人になった感じ)がシラ~ッとした顔で偽師父役を演じていて、その傍らには神妙な顔付きの羅烈が正座状態(毎回違うシャツ姿なのがオシャレだね、羅鋭)で偽師父の話に聞き入る、という明らかに韓国版用に別撮りされたシーンが何回も登場します。
また英語版で舞台が香港に移るシーンで登場する唐龍(羅鋭の実兄。弟に勝るとも劣らない戦慄の喧嘩武勇伝多数の持ち主)の出演シーンも韓国版では大幅にカットされていました。
そして映画の中盤、偽師父と羅鋭の最後の問答シーンで偽師父は羅鋭にいよいよ特訓の仕上げとして広い芝生のある庭園で自分の弟子(と思われます)と羅鋭を対決させます。
その弟子は黒の胴着に白の帯姿で偽師父の傍らにジッと立っているんですが、偽師父からの目配せで羅鋭との対決に挑みます。そしてその弟子に扮する武打星こそ・・何とぉ!何とぉ!カサノヴァ・ウォンこと王虎なのだぁぁ!!
一体・・一体何故この羅鋭主演映画に王虎が!?い、いや今はそれよりも目の前で奇跡的に実現した“最強忍者ハンター”vs“韓国パワーハウス”の超夢の対決に目を向けよう!
王虎は猛然と羅鋭に突進すると羅鋭が座っている椅子を蹴り飛ばす!瞬時に飛びのく羅鋭!そこに王虎の豪快な後ろ廻し蹴り!さらに王虎は両手を「バッバババッ!」と螳螂のように激しく交差させ羅鋭を威嚇!そこに羅鋭が突進し2人は互いの拳をぶつけ合う!そして一瞬後退し身構えた羅鋭が再び王虎に迫ろうとした時、そこを偽師匠が制止(止めるなよ!?)し、約40秒に渡って展開された驚愕の羅鋭vs王虎の一騎討ちは終了します。
この羅鋭との対決シーンでの王虎はトレードマークの長髪は健在でしたが、顔付きはちょっとフックラしていますし、台詞は一切ありませんでした。それにしても、これまで国内外の韓国クンフー映画のマニア&コレクターの誰1人として知り得なかった本作『生と死のその瞬間』の王虎特別客串の詳細をここに紹介出来た事を私自身嬉しく思いながらも・・一体どのような経緯で王虎の本作への出演が実現したのか、まさに韓国クンフー映画の大きな謎であるこの真実については、是非何時の日か王虎本人に問い質して見たいですね。
映画はこの後、海岸を舞台に悪の正体を現した忍者軍団の首領(ちょっと頭の薄くなった張一道)と羅鋭&ユージン・トーマスの最終決戦が展開されますが、ここでのファイト・シーンも韓国版と英語版とでは微妙に編集が異なっていました。また英語版では張一道を倒した羅鋭&ユージン・トーマスに羅美が駆け寄って劇終でしたが、何と韓国版では羅鋭と羅美が韓国の空港(!)から出て来ると、そのままタクシーに乗り込み、哀しげなBGMが流れる中、羅鋭と羅美がお互いに今回の事件を語り合う・・というこれまた英語版には一切登場しないエンディング・シーンが追加収録されていました。因みにこの『生と死のその瞬間』の収録時間は約81分でした。

それにしても、今回この『スーパー・ニンジャ~』の韓国バージョン『生と死のその瞬間』における王虎の出演シーンに関しては我ながら本当にビックリしました。私もこれまで今回のような香港(あるいは台湾)&韓国のコラボによる別編集バージョンに関しては、それこそ以前に当ブログでもレビューし、かなりの反響を頂いた鄭昌和導演、申一龍&陳星主演『審判者』(76)を初め色々と観ては来ましたが、この『生と死のその瞬間』で突如として王虎が画面に登場して来た時は流石に全身が硬直してしまいました。
今はただ多くの謎と多大なる衝撃に満ち溢れた韓国クンフー映画別編集バージョンの世界、恐るべし!としかコメントのしようがない心境です。


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