超級龍熱

香港功夫映画と共に

皆さま、今年1年ありがとうございました。来年も「超級龍熱」をよろしくお願いします!

2018-12-31 16:59:14 | その他

さてさて、2018年も残り数時間となりました。この投稿が今年最後の投稿となりますが、改めまして皆さんにとって2018年はどんな1年でしたでしょうか。

私こと龍熱の2018年は特に後半になりますが、まずは6月に倉田保昭さんと初めてお仕事抜きで2人だけでユックリとお茶会が出来ましたし、7月には新宿で開催されたブルース・リー祭りのトークイベントで久々にドニー兄貴こと甄子丹の生トークを堪能出来たり、10月には東京国際映画祭で長年の友人のトビー・ラッセル監督と感激の対面を果たせた上に、元嘉禾影業のプロデューサーであるアンドレ・モーガン氏と対面出来まして、モーガン氏からリーさんの貴重なエピソードを聞けたりと、ある意味私が長年会いたかった何人ものレジェンドたちとの素晴らしい出会いに恵まれた1年でした(^_^)。是非とも来年も沢山の素晴らしい出会いがある事を願いながら、当ブログ「超級龍熱」も頑張って更新していきたいと思います。

そして今年1年当ブログをご覧下さった皆さん、ありがとうございました。皆さんにとって来年2019年が素晴らしい年となりますように心から願っております。どうか来年も「超級龍熱」をよろしくお願いします!!


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リンゴ・ラムこと林嶺東監督が死去。

2018-12-30 10:33:42 | ニュース

昨日の夜にイギリスのトビー・ラッセル監督からのメールでこの訃報を知り驚きまして、すぐにFacebookにアップしたのですが、こちらにも以下転載します。

たった今トビーラッセル監督から聞きましたが、リンゴラムこと林嶺東監督が亡くなったようです。まだ63歳。残念です。

https://stars.udn.com/star/story/10090/3565350

Toby Russell just told me Ringo Lam passed away.He was still 63.Too bad.

 


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「超級龍熱Facebook」で「邵氏暗黒武打片、五毒的世界」好評連載中!

2018-12-29 10:25:19 | 邵氏兄弟電影黄金時代

さてさて、先週から昼夜連日の忘年会やら、某最新映画の内覧試写やらに続いて、昨日は後楽園ホールでプロレス観戦とやたらとバタバタしていまして、中々ブログの更新が出来ませんでした。

そんな中ですが、先日から「超級龍熱Facebook」であの邵氏公司伝説の異色ユニット“五毒”の小特集企画「邵氏暗黒武打片、五毒的世界」を連載中です(^_^)。この小特集、最近急増(?)しております邵氏公司作品を愛する女性ファン、それも“五毒系列”作品をこよなく愛する通称“五毒女子”の皆さんの熱いリクエストに応える形でスタートした企画なんですね。

当初は全5回ぐらいでサクッとやろうかと思っていたんですが、これがまた私こと龍熱の“邵氏片愛”に火が点いたのか、まだまだ連載が終わりそうにありません(^_^;)。勿論これまで通り後日連載が終了しましたら、すぐにこちらのブログ「超級龍熱」に全エピソードを転載する予定ですし、今すぐ「超級龍熱Facebook」をご覧頂ければさらに嬉しいです(^_^)。

さあ、2018年の師走も香港クンフー映画、それも邵氏暗黒武打片“五毒”で盛り上がる「超級龍熱」をよろしくお願いします!我ら“毒”を喰らわば“五毒”なり!!

https://m.facebook.com/chino.jiro?ref=104

 


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走れ!守れ!そして懸けろ!佐藤健&小松菜奈主演「サムライマラソン」来年2月公開!

2018-12-22 13:35:20 | 作品レビュー

さてさて、今週から私も忘年会が続いていまして、昨日は神楽坂で焼き肉忘年会、明日は池袋で忘年会と別の意味で多忙😉な感じですが、そんな中、今週は都内某所でバーナード・ローズ監督、佐藤健&小松菜奈主演「サムライマラソン」(18)を観て来ました。

1855年の幕末。アメリカからペリーという黒船が日本に上陸。それを外交ではなく侵略と捉えた安中藩主の板倉勝明(長谷川博己)は、黒船との闘いに備え藩士を鍛えようと“安政遠足(あんせいとおあし)”を開催し「優勝者にはどんな願いも叶えよう!」と宣言します。しかしこの十五理を走る日本初の遠足=マラソンには安中藩を謀反を企む藩と睨んだ幕府の密偵。板倉の美しい娘雪姫(小松菜奈)を我が物にせんとする重臣の息子辻村(森山未來)、侍になる事を夢見る俊足の足軽(染谷将太)ら様々な思惑を胸に秘めた者たちが参加していました。

さらには幕府は遠足に湧く安中藩へ冷酷非情にしてメリケン調達の拳銃を携帯した刺客集団(のリーダーにドニー兄貴と激闘を見せた木幡竜)を送り込みます。そんな暗雲渦巻く安中藩と遠足を刺客から守り抜かんと固く決意する1人の男がいました。彼こそ安中藩勘定方の唐沢甚内(佐藤健!)。この唐沢甚内、勘定方は仮の姿でその実は幕府の隠密ながら、幕府の余りに非道なやり方に敢えてお上に背き、刺客集団に単身闘いを挑んでいくのだった!いま日本初の遠足が、まさに刀、手裏剣、銃弾が飛び交う鮮血に塗れた“戦(いくさ)”の場と化していく!!

ご覧のポスターからは一見コミカルタッチの作品と感じるかも知れませんが、実際は全編に渡ってシリアスかつ重厚な新感覚のサスペンス時代劇に仕上がっています。特に主人公唐沢甚内役の佐藤健、そして甚内と行動を共にする男勝りの雪姫役の小松菜奈の迫真の表情は強い印象を残します。

個人的には佐藤健がこれほどカッコイイ俳優だったのか!と改めて唸らされました。以前に屋敷紘子さんにインタビューした際、その準備で観た「るろうに剣心〜京都大火編」(18)の佐藤さんの頃から役者として、いや剣士に扮した表現者として一段と輝きを増した佐藤さんの颯爽とした姿に感嘆した龍熱でした。その佐藤健らの脇を豊川悦司や竹中直人らベテラン俳優が固める本作「サムライマラソン」は来年2月22日からロードショー公開となりますので是非!

 


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THIS IS 甄子丹(118)速報!「アイスマン宇宙最速の戦士」新春日本公開決定!

2018-12-18 18:06:02 | THIS IS 甄子丹

さて、久々の「THIS IS 甄子丹」第118回ですが、まずはドニー兄貴信者にとって1つ目の嬉しいニュースです。あのケイコママこと飯星景子さんがご自身のブログ「ケイコママのバクダン酒場」の更新を再開されています。で、その再開したトピックがまた素晴らしく濃いドニー兄貴作品のレビューを連発!是非チェックしましょう(^_^)。こちらです→ www.bakusaka.net

さらにドニー兄貴信者にとって2つ目の嬉しいニュースですが、ケイコママの超濃いレビューが呼び水になったのか、何と現地でも長きに渡りお蔵入りしていた「アイスマン2」が邦題を「アイスマン宇宙最速の戦士(いい邦題だぞ♫)」とし、来年1月19日から新宿武蔵野館にて「中華最強映画まつり」と題し「王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン」 「西遊記 女人国の戦い」の2作品と共に公開が決定しました!!

https://mobile.twitter.com/movietwin2/status/1074506746209624064

うう〜ん!これは公開初日とかに「アイスマン宇宙最速の戦士」で遂にドニー兄貴と真っ向対決している我らが“和製ドラゴン”倉田保昭さんの舞台挨拶とかやって欲しいなー!

いずれにしろ、来年2019年は新春から“最後の本格派”信者にとって熱くてヤバいお正月になりそうです!!


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激突!倉田保昭vs帰って来た周比利!銭嘉樂監督作品「黄金兄弟」を観る!!

2018-12-17 19:37:43 | 作品レビュー

さて、某映画雑誌の2018年ベスト10原稿も先週無事に入稿しまして、少し時間が出来たので前から気になっていた銭嘉樂監督、イーキン・チェンこと鄭伊健主演「黄金兄弟」(18)を観ました。(何時もながら快く協力してくれる友人に感謝です(^_^))

 作品的には昔に大量製作された鄭伊健たちの「古惑仔」シリーズをちょっとハイバジェットにして、これまたちょっと老けたイーキンや陳小春、謝天華、銭嘉樂たちがドタバタと奮闘するアクション映画でした。あとエリック・ツアンこと曾志偉がこれまたナイスなバイプレーヤー振りを見せていますが、龍熱としましては本作の日本ロケのシーンでエリックの友人森本に扮して全編日本語(ご本人肉声)で通し切る、我らが“和製ドラゴン”倉田保昭に注目したいわけです!!

えっ?劇中の倉田さん、いや森本はアクションを披露しているのかって?勿論です!映画の中盤でイーキンたちを裏切った悪漢(誰だかここでは触れません)が率いる刺客たち相手に森本が叩き込む電撃のサイドキック!強烈な関節技!その見事なまでの冴え!大拍手だ!

しかし!ここで森本に猛然と迫る1人の巨漢!その巨漢が放つ強烈な蹴りを何とか腕でブロックした森本は思わず一二歩後退すると、「おお、お前は!?」と用心深く巨漢に身構える!

そう、この最強刺客に扮する武打星こそかつて数々の香港クンフー映画でサモハン、元彪、李連杰、趙文卓らをそのド迫力の連続蹴りで徹底して追い込んで見せたビリー・チョウこと周比利だ!!再び大拍手!!

この周比利の銀幕復帰で突如実現した“和製ドラゴン”vs“蹴撃マシーン”の激突は決して長いファイトシーンではないものの、私たち龍熱者にとっては文字通り必見と言える夢の対決でしょう。

実は私は6月に都内某所で倉田さんとお茶会をご一緒させて頂いた時に、倉田さんから「いや今度ね、銭嘉樂の「黄金兄弟」に出たんだけど、僕はその映画でカムバックしたビリー・チョウと闘ってるんだよ。ビリーの蹴り?うん、やっぱり重かったよね」との貴重なお話を聞いていたので、余計にこの倉田さんvs周比利戦は興奮しながら観入ってしまいました。

余談ですが、本作「黄金兄弟」には当初は森本とイーキンたちの初対面の場面で、あの今井竜惺君がイエロートラックスーツ姿でヌンチャクアクションを見せていたんですが、諸事情で本編からはカット。代わりにエンディングロールにその竜惺君のシーンが挿入されていました。この「黄金兄弟」 、私も含めた多くの倉田保昭ファンのためにも是非何らかの形で日本公開して欲しいですね。


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元自衛官の心に潜む悲しみと狂気!稲垣吾郎&長谷川博己主演「半世界」来年2月公開。

2018-12-07 22:46:49 | 作品レビュー

 さて、今週は都内某所で阪本順治監督、稲垣吾郎&長谷川博己主演「半世界」(18)を試写で観て来ました。38歳の紘(稲垣吾郎)は生まれ育った地元で父の後を継ぎ炭焼き職人として働きながら、反抗期の息子明(杉田雷麟)が虐めの対象になっていても、それを妻の初乃(池脇千鶴)に任せ切り、ただその日を生きる毎日でした。同じく地元で中古車ショップを経営する中学の同級生光彦(渋川清彦)ら地元の人間ともそれなりに付き合いながら平和に暮らす紘の許に自衛隊を辞めた同級生の瑛介(長谷川博己)が突如帰って来ます。

海外勤務だった瑛介は妻とも離婚し、紘たちとも距離を置き、ただ自宅に引き篭もり続ける毎日で、明らかに精神を病んでいる様子でした。紘と光彦はそんな瑛介に何とか元気を取り戻させようと、カラオケに誘ったり紘の炭焼きを手伝わせたりと様々な形で瑛介を励まし、やがて瑛介も少しずつ元気を取り戻していきます・・。

しかしそんなある日、光彦の中古車ショップで買ったトラックを明らかに違法投棄に使った痕跡のまま返品にやって来たヤクザ業者たちと光彦が乱闘になっている場に瑛介と紘がたまたま通りかかります。ヤクザ業者に痛めつけられている光彦を見た瞬間、瑛介の心の奥に眠っていた“戦士の炎”が甦り、瑛介は狂人のような怒りと共に圧倒的な格闘術でヤクザ業者たちを殴打し、その腕をヘシ折りまくり撃退します。

一体戦地での瑛介、いや自衛隊での瑛介に何があったのか!?映画はここから炭焼き場を守ろうと心労を重ねる紘、虐めに立ち向かう紘の息子の明、そして心に闇を抱えそれに悶え苦しむ瑛介、この3人の人生が目まぐるしく変化していく中で、不惑という人生の折り返し点を迎えた男たちのそれぞれの生き様を淡々と浮き彫りにしていくのでした。

主人公の紘を演じる稲垣吾郎の田舎の炭焼き職人らしからぬ都会的な台詞廻しや佇まいにかなり戸惑いますが(^_^;)、その分長谷川博己の凄みある元自衛官振りが実に冴えまくっています。特に中盤で瑛介がヤクザ業者たちを相手に披露するド迫力の格闘シーンは、まるでスティーブン・セガール作品を彷彿させるような、それは見事なファイティングシークエンスでした。このシーンは必見です。改めて本作の凝斗を担当したウルトラマンレオこと二家本辰巳の素晴らしい殺陣構築に拍手を贈りたいですね。

この「半世界」は来年2月15日からTOHOシネマズ日比谷他にて全国ロードショーとの事ですので是非。


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