超級龍熱

香港功夫映画と共に

THIS IS 甄子丹⑥ いざ激突する葉問vs洪拳大師!『葉問2』予告編登場!

2010-01-30 13:47:22 | THIS IS 甄子丹
ここ数日間はインタビューの校正作業に加えて、もう1本DVDのレビュー原稿も書いたりで中々ブログの更新が出来ませんでした。で、以前にもお知らせしたチャン・ツィイー&チョン・ジヒョン共演作品『雪花與秘扇』なんですが、どうもツィイーとジヒョンの2人とも作品を降板してしまったとの情報を耳にしました(涙)。ツィイーの降板の理由は例の不倫騒動が原因では?と噂されているようですが、個人的にはジヒョンの降板が本当にショックだなぁ(涙)。
だってジヒョンは彼女の出演シーンの撮影まで終わってたんでしょう?まあツィイー側は今回の降板自体も、これでツィイーも王家衛導演作品『一代宗師』に集中出来るから、とポジティブに考えているようですが・・。

さてさて、久々の「THIS IS 甄子丹」第6回ですが、我らがドニー兄貴の大注目作『葉問2』の予告編がいよいよネット上で公開され始めましたねー!まだ僅か50秒間の予告とは言え、映像では白の胴着&黒のズボン(って『燃えドラ』でリーさんが着た伝説のトーナメント・ウェアじゃないの??)姿のドニー葉問が茶屋のような場所(ってその周囲は全て逆さに置かれた椅子が無数に並んでいる!)に姿を見せます。
そこでは洪拳大師(演じるはサモ・ハン!)たち武術家一団がドニー葉問に対して厳しい視線を浴びせる中、1人テーブルに飛び乗ったドニー葉問は、同じく目の前で身構えるサモ・ハン洪拳大師と対峙!いままさに詠春高手vs洪拳高手の激突の時!・・ってここで予告は終わっちゃうんですけど(涙)。
いや~これはメチャに『葉問2』が楽しみになって来ましたし、今後のさらなる予告編の公開に期待しましょう!
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キネマ旬報社刊「中華電影データブック完全保存版」本日発売!

2010-01-26 00:28:32 | ニュース
さて、本日26日にキネマ旬報社さんから発売の「中華電影データブック完全保存版」がいよいよ店頭に並びます。
私も昨年執筆者の1人として約半年間に渡って執筆&校正作業に携わった本書ですが、思えば昨年香港パートの監修者である水田菜穂さんから依頼された今回の「~データブック」で私が担当する人物&作品のリストに目を通した際、その人物欄にブルース・リーことリーさんの名前があった事が本当に嬉しかったのと同時に、まさに身が引き締まるような思いでした。勿論私も今回の「~データブック」の「人物&スタッフ」では、ドニー兄貴こと甄子丹、王羽、茅瑛、元彪、劉家良、袁和平などに加えて、「作品」ではリーさん主演全5作、『片腕必殺剣』全シリーズや『大酔侠』などの邵氏公司作品、ジャッキーの初期作品群、そして『ワンチャイ』トリロジーや『方世玉』シリーズなど李連杰主演作といった様々な作品を担当させて頂きましたが、それでも私にとってリーさんの生涯を書き記すという事はやはり特別な事でした。
ただそうは言いながらも、私もこれまで各方面でそれこそ様々な形でリーさんの生涯を書き連ねて来た中で、毎回ある箇所に来るとどうしても自分の筆の勢いが鈍ると言うか、気持ちがダウンする箇所があるんです。
それがリーさんの生涯の最後の「リーは1973年7月20日に32歳で急逝・・」と書かなければならない箇所なんです。
私はこの部分だけは何度書いていても、僅か32歳という若さでこの世を去らなければならなかったリーさんの気持ちを思うと、本当に残念で、悲しくて、悔しい思いで一杯になってしまうんです。
今回のデータブックでもそれは同じで、私は前半は快調にリーさんの生涯を書きながら、その後半部分の「・・・脳浮腫により急逝。享年32歳・・」と書いた所でやはり一度筆を止めてしまいました。
でもその直後、ふと私は以前に拙著「龍熱大全」の中で自分が書いたある一文を思い出したんです。それが同書のエピローグ「新世紀救世主伝説~“闘神の翼”に触れた男たち」の後半部分で、リーさんの32年の生涯を私が“花の生涯”と書いた一文でした。“花の生涯”。そう、確かに32歳の生涯は余りにも短すぎるしリーさん自身も本当に無念だったと思います。
でもだからこそ、今回そのリーさんの生涯を沢山の読者の皆さんに書き記し伝える立場を頂いた私が悲しく沈んだ気持ちでいては駄目なんです。それこそリーさんの激動の人生を締めくくるフィナーレの部分を、文字通り“花”のように華やかに、美しく、綺麗に纏めてあげたい!そしてそれは正しく、偽りのない、それこそこの文章を読んだ誰もが共感し納得出来るような文章でなければならない、との厳粛な思いでした。
こうした強い思いで私が書き上げたのが今回の「~データブック」のリーさんの生涯に関する“ラスト5行”です。それは一般の映画ファンの方から見ると普通の事を普通に書いた文章と感じるかも知れません。でもこの“ラスト5行”を私と同じリー信者の方々、あるいは香港クンフー映画ファンの方々が読んで下さった時に、この“ラスト5行”で私、龍熱がどうしても訴えたかった事、書き記したかった事を理解し共感して頂けるとしたら、これほど嬉しい事はありません。
私自身、香港功夫映画評論家として、これまでも、そして今後も自分自身が“魂を込めた”文章を書くという機会はそうそうある事ではありません。ですが今回の「中華電影データブック完全保存版」における“李小龍”の項目は、まさに“魂を込めて”書かせて頂きました。

最後になりましたが、今回この「~データブック」に私が参加&執筆する機会を下さった香港パート監修者の水田菜穂さんに感謝致します。ありがとうございました。
またキネマ旬報社出版編集部の松本志代里さんに感謝致します。松本さんは昨年末に私が校正作業の追い込みなどで厳しい状況となった時にも、実に誠実に対応して頂き、本当に助かりました。ありがとうございました。
アジア映画のそれぞれのジャンルのエキスパートが結集して作り上げた「中華電影データブック完全保存版」、奇しくもその表紙も編集部&執筆陣の熱きモチベーションを表すかのような燃えるような赤色が目印です(拍手!)。
是非とも皆さんにもこの機会に一読して頂きたいと思います。

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香港×韓国スパイ映画大会④ 北朝鮮スパイ、韓国軍に潜入!崔永導演『特命8號』

2010-01-23 12:12:37 | 作品レビュー
以前から当ブログでも何度か告知して来ましたキネマ旬報社から今月26日に発売予定の「中華電影データブック完全保存版」が先ほど我が家に届きました(編集部の松本さん、ありがとうございます!)。
いや~流石に全527頁(表紙は金城武)となるとズッシリと重いですし、私もこれから他のライターさんの執筆パートを楽しみに拝読しようと思います。この「中華~」に関しては、来週26日の店頭発売日前後に改めてジックリと語りたいと思っています!

さてさて、やっと再起動の「香港×韓国スパイ映画大会」第4回は、崔永導演による韓国映画『特命8號』(78)でいきましょう。この戦争スパイ映画は一応過去に韓国現地でVHSが発売されたとされているんですが、現在の韓国の中古ビデオマーケットでは殆ど見かけないソフトです。実際私が当時入手したこの『特命8號』の映像は、以前に韓国のKBSで本作が放送された際にTV録画したVHS(直撮りだったらしく画質は良好♪)で、本編が始まった直後に画面の左上に小さく「9時25分」と時刻表示が出たりしていましたね(苦笑)。
で、肝心の物語(全編韓国語&無字幕なのでどうしても想像で追っていく部分があるのですが)ですが、朝鮮戦争の末期に北朝鮮軍の冷酷な安全部長が男女2人の工作員(扮するはチョイ・ソンとキム・ヒャンミ。名優だったチョイ・ソンですが09年8月24日に膵臓癌で逝去。享年81歳)を南の韓国陸軍に潜入させる“特命8號”なる作戦を発動させます。
映画のオープニングも兼ねた海岸での激しい銃撃戦を切り抜けたチョイ・ソンたちは何とか韓国軍の基地に潜入する事に成功します。ただ韓国軍の上層部の工作隊長(イ・デヨプ。俳優から韓国の国会議員に転身した事で知られる)たちはチョイ・ソンたちが実は北朝鮮が送り込んだスパイではないか?と中々チョイ・ソンたちを信用しようとはしません。
実はチョイ・ソンの相棒であり恋人の女性ヒャンミは北の安全部長から工作隊長こそが光復英雄だったヒャンミの父親を殺した張本人と聞かされており、今回の任務“特命8號”にはヒャンミの父の復讐も含まれていたのでした。
ところが事態は基地内でのある事件を発端に意外な展開を見せます。工作隊長の一計により、北の戦闘部隊(実は全員韓国軍。因みに部隊長を趙春が演じてます)がチョイ・ソンたちを救出するべく基地内に攻撃を仕掛けて来た!と勘違いした(と言うか騙された)チョイ・ソンは思わず「同志が来たぞ!さあ、お前ら南の連中は終わりだぁ!」と迂闊にも自分の正体を露にしてしまい、逆に工作隊長たちにスパイである事を見抜かれてしまいます。
さらに工作隊長は「さあ、お前はどうだ!」とヒャンミの髪を掴み上げますが、その時ヒャンミの額にある傷を見た工作隊長は愕然とその場に立ち尽くします!「お、お前は・・お前はこの写真に見覚えがあるはずだ!」。
そう、工作隊長が懐から取り出した写真こそ工作隊長の父、母、妹が写った家族写真であり、目の前に立っているヒャンミこそ幼い時に工作隊長が生き別れた愛する妹だったのです!(こりゃ泣けるなぁ・・)

工作隊長「その額の傷は北の安全部長と部下が俺たちの家に押し入り納戸に隠れていたお前に斬りつけた時の傷だ!」
ヒャンミ「ええ?それじゃ・・貴方は私の・・私のオッパ(韓国語でお兄ちゃん)なの?オッパ!オッパァァ!」

戦争という悲劇によって北と南に引き裂かれた兄妹が、今こうして工作隊長と女スパイとして感動の再会を果たしたわけですが、さらにヒャンミは兄の工作隊長から2人の父親を殺した真犯人こそが北の安全部長であり、ヒャンミたちの母親もまた安全部長の前で夫の行方を黙秘しながら自殺して果てた事を知らされます。
そして安全部長こそがその日帝時代には日本の手先として活動していた人物である事を知らされたチョイ・ソンも、祖国に対する失望から思わずその場にガックリと崩れ落ちます。そしてそのチョイ・ソンに対して韓国軍将校が改めて差し出した握手の手をチョイ・ソンが涙ながらにガッチリ!と握り返す感動のストップ・モーションで『特命8號』は劇終となります。
余談ですが、この『特命8號』の劇中では韓国軍将校の1人を陳鳳鎮、北朝鮮の捕虜を李康助が演じているのを確認出来ました。あ、そうそう、この『特命8號』の劇場公開時のポスターってもうメチャにカッコ良いんですよねー!

最後にこの『特命8號』の導演である崔永ことチョイ・ヨンチュルについて簡単に触れておきましょう。
1933年8月25日ソウル生まれの崔永は高麗大学卒業。『インコの夫婦』(63)で導演デビュー後、以後多種多様なジャンルの導演作品を残した人ですが、韓国クンフー映画でも端役時代の黄正利も出演した『烙印』(74)、韓龍哲主演『後継者』(74)、黄仁植主演『黒帯の後継者』(76)、あるいは以前にも触れました特撮映画『キングコングの大逆襲』(76)などがありましたね。上記の作品群も今後「熱風!韓国LEGENDS」で紹介していきたいと思っています。
因みに現時点での崔永の最後の導演(諸説あり。94年にも1本撮っているようです)作品『ベクベクギョ』(92)は、1937年に実際に発生していた有名なカルト宗教の事件を映画化したものだそうです。と言うわけで「香港×韓国スパイ映画大会」もう少しだけ続けます。で、その合言葉は?そう、世界のスパイ映画に国境はない!!
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倉田保昭が『柔術』、『懲罰』、チョン・ジヒョン、ブルース・リーを語りまくった40分!

2010-01-21 12:33:19 | その他
本日発売の「映画秘宝」最新3月号は毎年恒例の「ベスト&トホホ10」なんですが、私も例年通り参加していますので、無事に連載ゴールとなった協利電影DVDレビュー共々よろしくお願いします。
その協利レビューの本文中で触れていますテディ団が優勝した「世界ディスコ・ダンス大会」で、あの邵氏武打星の麥羅が第3位に入賞していた事にビックリした方もいるかと思いますが、この“邵氏のダンス王”こと麥羅&「世界~」については近い内にさらにジックリと取り上げる予定です。

さて、昨日は「映画秘宝」次号(4月号)用に来月『柔術~JYU-JITU』のDVDが発売となる我らが“和製ドラゴン”倉田保昭さんにインタビューして来ました。私も倉田さんにお会いするのは谷垣健治導演作品『マスター・オブ・サンダー/決戦!封魔龍虎伝』(06)の取材以来だったんですが、取材当日倉田さんは私の顔を見るなり「おお?何だ、今日はお馴染みの顔だねえ?」とニッコリと笑顔でのインタビュー開始となりました。
で、肝心のインタビューでは主題である『柔術』の話は勿論、さらに次に控える倉田プロモーション作品『バトル・ハッスル』、数年前に実現した永遠の好敵手ブルース・リャンとの再会、同じくそこで突如対面を果たしたトニー・ジャー(!)の印象、忘れちゃいません今月国内でDVD化を果たした『懲罰』こと『カンフー大作戦』(78)の思い出、さらには『ラスト・ブラッド』(08)で共演したチョン・ジヒョンの実に興味深いエピソード、ドニー兄貴(まだ情報解禁じゃないようなので現時点では詳細は自粛)、そして今年“生誕70イヤー”を迎えるブルース・リーへの思いなどなど、もう倉田さんは40分間に渡ってノリノリで熱く熱く語って下さいました。特に『カンフー~』で只一度の共演を果たした山下タダシについて私が倉田さんに訊くと・・

倉田さん「ああ、山ちゃんね!あの映画の時はね、俺と山ちゃんが・・」
龍熱「山、山ちゃん??」

いや~天下の“和製ブロンソン”こと山下タダシを“山ちゃん”と呼べるのは倉田保昭以外にはいないでしょう!(キッパリ)。他にも『カンフー~』に関しては導演の門見隆やリチャード・ケントンの事も訊いたんですが、倉田さんは同作で武師を務めた鹿村泰祥さんも“鹿村ちゃん”と親しげに呼んでましたねえ(苦笑)。
そしてインタビューの終盤で倉田さんが切々と、そして熱く語るブルース・リーことリーさんへの思いには、私も倉田さんのお話をお訊きしながら思わず涙が出そうになりました(涙)。
インタビューの構成作業自体はこれからですし、果たしてこれだけの充実の内容を限られた記事の枠内にどれだけ入れられるかまだ判りませんが、どうかお楽しみに!
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馬拳!龍拳!鬼王拳!梁家仁&高飛主演『必殺のダブルドラゴン』(協利)

2010-01-18 00:21:48 | DVD&Blu-ray情報
最近は怪獣映画のトップコレクターの方や香港クンフー映画の強者の方とお会いする機会が続いたりと、実に毎日がハッピーな龍熱です(笑顔)。それにしても元巨人&阪神の名投手だった小林繁さんの訃報にはビックリでした。
まだ57歳だったそうです。小林さんと言えば、あの“江川事件”の際に突然の阪神へのトレードを殆ど不平も口にせずに毅然と受け入れた姿が印象的でした。当時阪神のユニフォームを着た小林さんが王貞治さんを豪快に空振り三振に仕留めて甲子園のマウンド上で仁王立ちしている様子を見て、巨人ファンの私もその姿がとても眩しかったのを覚えています。
独特のモーションのサイドスローが印象的だった文字通り昭和の名投手、小林繁さんのご冥福をお祈り致します。合掌。

さてさて、昨年のリーさんの誕生日にDRAGON FILMからDVDリリースされました李超導演、梁家仁&高飛主演『必殺のダブルドラゴン』(80)、やっと私も観ました(家有喜事さん、ありがとうございます!)。
この映画はかなり昔に『頭子逃獄』という題名の北京語版VHSで一度観た事があったんですが、今回改めて日本語字幕付き&ワイドスクリーン仕様(拍手!)で観てみて、主役である梁家仁と高飛の2人のコミカルなやり取りなどの詳細がより判って大変楽しんで観る事が出来ました♪それにしても中盤の梁家仁&高飛vs大巨人武打星蕭錦の対決を経て、クライマックスの馬拳高手の高飛&龍拳高手の梁家仁の2人が、まさに“剛拳無敵”の鬼王拳の達人である王龍威と延々約10分間にも渡って展開する大決闘は本当に素晴らしいですねー!
もう3人の電撃の拳技の名手が一瞬たりとも止まらずにそれこそノンストップで動きまくりながらひたすら激しく拳を打ち合うド迫力の闘いは、その豪快なワイヤーワークも加味された文字通りの一大フィスト・バトルに仕上がっています。
改めてこのようなマニア号泣のクンフー映画の秀作を日本語字幕付きで観られる時代が来たなんて、何時ものように繰り返しになりますが、本当に良い時代になりましたねー!(感涙)。
きっと既に多くの方がこのDVDは購入済みかとは思いますが、改めて龍熱もこの『必殺のダブルドラゴン』はマストバイDVDだと言いたいですね。

で、簡単に主役の梁家仁と高飛、そして王龍威に触れておきましょう。まず梁家仁ですが、彼は“陽剛導演”張徹宛てに手紙を書いた事で武打星人生をスタートさせたんですが、その梁家仁の記念すべき出世作が長弓公司作品で張徹導演作品『洪拳與詠春』(74)でした。そしてこの『洪拳與詠春』で悪の鐵布衫高手に扮した梁家仁の相棒役として、同じく冷酷な精通気功高手に扮したのが王龍威だったわけです。
この異様な佇まいの悪の武術家を演じた梁家仁と王龍威の2人は『洪拳~』作品中でも観る側に強烈なインパクトを与えたんですが、どうも当時の観客からは余り評判が良くなかったようです(苦笑)。うう~ん、それって一体何でだろうねえ??
もう1人の高飛も“邪悪拳”の異名で知られた武打星ですが、当初はウェイターだった高飛は邵氏公司の張徹導演作品『十三太保』(70)などの絡み役を経て徐々にキャリアを積んでいった人です。
そう言えば以前に『燃えよドラゴン』(73)で「映画の何処に高飛が出演しているのかどうしても判らない」なんて言っているマニアがいたようですが、高飛は映画の終盤でジョン・サクソン演じるローパーをハンに捕らえられたリーさんが待つトーナメント場の中央に「ほれ、はよ歩かんかい!」と突き飛ばす警備員(というかハンの手下)役で出演していますので、よ~く観てみましょう♪
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“地獄から来た女ドラゴン” の決死戦再び!嘉凌特別客串『追命人』

2010-01-17 12:27:45 | 作品レビュー
さて、先日チラッと触れました張曾澤導演、白鷹&梁修身主演『追命人』(79)なんですが、やっぱり気になって今週観てしまいました。ただ私の所有しているVHS(北京語&PAL仕様)が無字幕だった事もあって殆ど物語展開が把握出来なかったのが辛かったんですが(涙)、キャスト的には白鷹、嘉凌(拍手!)に加えて、後半では羅烈、岳華(1人だけ辮髪)など大物武打星が次々と顔を見せるのが嬉しかったですね。
あと個人的には張鵬の豪快な開脚から繰り出すそれは素晴らしい連続廻し蹴りにもひたすら感嘆してしまったんですが、この張鵬も日本では全く知られていないし、評価もされない人だよねえ(トホホ!)。
で、この『追命人』で私が最も印象に残ったのが映画の中盤で父親(葛香亭)を無残にも悪ボスに殺された娘の嘉凌がたった1人で悪ボスのアジトに乗り込んでいき、そこで嘉凌を待ち構えていた十数人の手下相手に文字通りの壮絶な報仇決戦に挑んでいくシーンなんです!!ここで「おお?この嘉凌の決死の闘いのシチュエーション、何処かで観たような?」と思ったそこの貴方!貴方は相当の“龍熱者”です!
そう、この『追命人』における嘉凌唯一にして最高の見せ場こそ、嘉凌生涯の代表作であるあの『地獄から来た女ドラゴン』(72)の怒涛の報仇決行シーンのモロ再現と言っても良い大乱戦シーンなんですね。
いきなり憤怒の表情で悪ボスのアジトに飛び込んで来た嘉凌は屋敷の奥に怨敵である悪ボスの姿を見つけると、両脇から飛びかかって来た手下を連続廻し蹴りで蹴散らし、一気に空中に「いやあああ!」と大回転ジャンプ!そのまま目の前にいた手下に開脚飛び蹴り!ここから嘉凌が自分に襲いかかる無数の手下たちをバッタ!バッタ!と打ち倒していくんですが、その闘いの合間にも絶えず嘉凌の矢のような視線は悪ボスに向けられている!(その姿はまさに馬素貞だ!)
ところがその嘉凌の一瞬の隙を突き、地面に倒れたと見せかけた手下(何と絡み時代の程天賜!)の短刀が真下から嘉凌の腹部を貫く!「あうう!?」思わず激痛に美しい顔を歪める嘉凌!さらに残忍な悪ボスの手下は2本の短刀を次々と嘉凌の脇腹に突き刺す!「ああ・・ぐううう!」瀕死の状態となり口から血反吐を吐きながらもヨロヨロと悪ボスに近寄った嘉凌は「グエッへへへ!」と憎々しげに勝ち誇った笑みを浮かべる悪ボスの足元に倒れると、その場で最後の力を振り絞り・・何と悪ボスの足首に「ガブブゥゥ!」と噛み付く!(こりゃ凄いわ・・)
「ぎゃああ!こ、この野郎!?」激痛に怒り狂った悪ボスは拳銃を取り出すと嘉凌の胸目掛けて「ガガーン!」と銃弾を浴びせる!トドメの銃弾を胸に浴びた嘉凌はそれでも悪ボスに射るような視線を向けますが、最後には「ぐぐ・・ぐうああああぁぁ!」と断末魔の喘ぎ声を挙げながらその場に崩れ落ちると「カッ!」と目を見開いたまま絶命!嗚呼、“地獄から来た女ドラゴン”ここに壮絶に散る・・!

“女李小龍”の異名で呼ばれた嘉凌は、あのアンジェラ・マオこと茅瑛と共に70年代を代表する女武打星として一時代を築いた人でした。その女ドラゴンと呼ぶには余りにも艶やかな美貌と共に嘉凌の残した数々の主演作品は永遠です。
数年前に女ドラゴンをフィーチャーした某ドキュメンタリーに収録された近況インタビューで昔と全く変わらない美しさを見せてくれた嘉凌ですが、是非国内でも伝説の傑作『地獄から来た女ドラゴン』を初めとする嘉凌主演作品のDVD化を熱望したいですね。で、嘉凌&馬素貞と来たら、やっぱり最後はこれで決めなきゃいかんでしょう?“我要報仇ォォォ!報仇ォォォ!”
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我らがチョン・ジヒョンの次回作はチャン・ツィイー共演『雪花與秘扇』!!

2010-01-14 12:29:19 | ニュース
昨日はフレッド・カヴァイエ監督、ヴァンサン・ランドン主演のフランス映画『すべて彼女のために』(08)を試写で観て来ました。もし貴方の愛する奥さんが無実の罪で禁固20年の刑となったら?さらにその奥さんが病弱で日に日に刑務所の中で衰弱していくとしたら?映画はそんな余りにも絶望的な状況となった夫が妻を救うために最後の最後にとった驚くべき行動を描いています。映画のクライマックスのスリリングかつ感動的な“脱走”シーンは、愛し合う夫婦の絆とはこれほど固く、また一途なものなのか、とひたすら感動的でした。是非お薦めしたい映画です。
この『すべて彼女のために』は2月27日からヒューマントラストシネマ有楽町にてロードショー公開との事です。
全然関係ないんですが、試写の前に襟川クロさんにご挨拶したんですが、私が「襟川さんは以前にドニー・イェンと対談なさってましたよね!」と振ると「えっ?誰?ドニー・イェン?あ~それって何かのイベントじゃなかった?」と仰っていました。
この“イベント”の詳細は当ブログの過去ログ「ドニー兄貴ちょっと良い話」を参照して下さいね~♪

さてさて“彼女”と言えば、ホラー・アクション『ラスト・ブラッド』(08)以降、次回作が注目されていた我らがチョン・ジヒョンなんですが、何とその待望の次回作は王穎導演、そしてあの章子怡ことチャン・ツィイー主演(製作も兼任)による『雪花與秘扇』です!(詳細はこちら→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100107-00000010-rcdc-ent)
既にジヒョンは昨年末までに中国で『雪花與秘扇』における彼女の出演シーンを撮り終えているそうですが、それらの出演シーンでジヒョン(役名は百合)は同性愛シーン(!)を演じているとか。
この『雪花與秘扇』は中国系アメリカ人の女流作家鄺麗莎の作品を映画化したもので、1910~20年代の中国は湖南省を舞台に、幼少時から足を縛る習俗“纏足”で外との関係を断たれた女性たちを描いている作品です。
当初ツィイーの相手役の女優には舒淇が候補に挙がっていたのですが、その後舒淇が降板。降板の理由として女性同士が全裸の体に文字を書き合うという露出シーンを拒否したのでは?と言われているそうです。
またこの映画でツィイー自身(役名は雪花)はオールヌード宣言をしているそうで、男性の出演者としてF4の周渝民の出演が噂されているとか。何、何か色んな意味で凄い事になっている感じだセヨ~!(苦笑)。
それにしても今回のジヒョンも共演相手と言い、作品内容と言い、かなり刺激的かつ話題性溢れる作品ですねー!
まさに中国×韓国のトップ女優共演による『雪花與秘扇』、その日本公開の可能性も含めて、今からチョン・ジヒョンとの再見が超楽しみになって来ました!
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豪華映像特典満載!武田梨奈主演『ハイキック・ガール!』DVD豪華版

2010-01-12 12:31:16 | DVD&Blu-ray情報
さて、以前にもチラッと触れました西冬彦導演、武田梨奈主演『ハイキック・ガール!』(09)DVDの豪華版を観てみました。
本編に関しては昨年に当ブログでもジックリとレビューしていますので、今回は既に本DVDを購入した多くのファンから好評を得ている特典ディスクを中心に観てみたんですが、これがまた凝りに凝った構成になっていて大変興味深かったですねー!特に私が印象に残ったのが、本編でも私のお気に入りのファイト・シーンだった梨奈ちゃんvsセーラー服軍団の刺客リン(小林由佳)の本番前のリハーサル映像です。いやはやもう梨奈ちゃんと由佳ちゃんはリハーサルの段階からお互いに気迫満点で蹴り合っていたんですねえ!
やっぱり本編を観た後に改めてこういうビハインド・シーンを観られるとまた作品自体の面白さが倍増しますし、メイキング映像「ハイキック・ガール!への道」でも梨奈ちゃんがヌンチャク・アクションの際にヌンチャクを破壊(?)してしまうほどの迫力のスイッチ・ワークを披露していたりと、文字通りのお宝映像が満載されています。
あと中達也師範の空手テクニックのコーナーでは、本番さながらの壮絶アクションが観られるんですが、このシーンの絡み役の1人でリー信者のA!さんを発見!いやA!さんはもう嬉しそうに何度も中師範の突きを浴びておりました(苦笑)。
改めてA!さん、『ハイキック・ガール!』撮影参加本当にお疲れ様でした(押忍!)。
それにしても、今回この『ハイキック・ガール』DVDで厳しくも熱気溢れる撮影現場を垣間見る事が出来て思ったのが、中達也、武田梨奈など“本物の空手を体現出来る武打星”という逸材を発掘した西冬彦導演の確かな眼力でした。
特に中師範衝撃の登場!となった前作『黒帯』(06)は、日本映画が世界に誇れる本格派の空手アクション映画を作れる事を立派に証明した記念すべき作品となりましたし、私は『黒帯』の試写で初めて中師範の電撃にして戦慄の突きを観た時「ああ、本物の空手とはかくも美しく、また威厳に満ちたものなのか!」と感嘆したのを覚えています。
同時に以前にリー信者の友人と交わした会話ですが、あのドニー兄貴主演作品『葉問』(08)のラストでドニー葉問と決闘シーンを演じた三浦長官役がもしも池内博之ではなく中達也だったら?恐らくそれはアジア映画究極の、そして最高の死闘となったに違いない!との思いでした。そう“最後の本格派”甄子丹vs“一撃必倒!”中達也の対決こそ、いま龍熱が一番観てみたい“超夢の対決”なのです。
武田梨奈の華麗にして気迫漲る“本気の空手”、中達也師範の殺気さえ感じさせる“本物の空手”、これら数多くの魅力満載の『ハイキック・ガール!』。既に劇場で本作を何度も観ている方も、是非この豪華版DVDで“ノーワイヤー!ノースタントマン!全て本気!”の空手アクションの世界をもう一度堪能しましょう!
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S.スタローンが『The Expendable』撮影中に“ガラガラ蛇”に首を折られていた!!

2010-01-10 13:08:21 | ニュース
昨日は知り合いに頼まれて古い韓国映画を探そうとゴソゴソとやっていたら、白鷹や嘉凌が出てる『追命人』(79)とか出て来てメチャ懐かしいなぁ!これってちょっと前は結構レアな映画でしたが、折角なんで今度久々に観てみましょうか。
あと先日『建国大業』(09)DVDも購入したんですが、かつてないほどのオールスター映画となった本作で、私が一番印象に残ったのが国民党海軍上将の陳紹寛に扮した李連杰でした。
映画の後半に登場する田漢役のドニー兄貴(眼鏡姿!)に比べると出演シーンや台詞は少なかったけど、あの軍服姿で「バッ!」と敬礼するリンチェイは、いや~カッコ良かったよねえ(大拍手!)。

さてさて、その李連杰ことジェット・リーを初めとする世界のトップ・アクションスター勢揃いで話題となっているシルベスター・スタローン監督&脚本&主演作品『The Expendable』撮影中にトンでもないアクシデントが起こっていた事が先日スライ自身の口から明らかにされました。(詳しくはこちら→http://japan.techinsight.jp/2010/01/yokote2010010809590.html)
何とスライは『The Expendable』の出演者の1人で、昨年末日本でも主演作品『監獄島』が公開になった元WWEのプロレスラーで“ガラガラ蛇”こと“ストーン・コールド”スティーヴ・オースティンとの格闘シーンで首の骨を折られる重傷を負い、手術まで受けていたそうです!!以下がスライ自身によるコメントです。↓
「この事は本当は言いたくなかったんだけれど、7人の男を次々と倒すシーンだったんだけれど、スティーヴ・オースティンは強すぎた。スタントの連中も悲鳴をあげるほどで冗談抜きに参ったよ。気が付いたらオレはうなじのあたりの骨が折れていたのさ。手術がそれは大変だったらしく、今オレの首には金属のプレートが入っているよ。」

スティーヴ・オースティンと言えば、以前に新日に来日した時にもパイル・ドライバーで蝶野正洋の首を負傷させたりしてませんでしたっけ。プロレスラーとしてのオースティンは言うまでもなくトップ中のトップだった人ですし、私も大好きなレスラーなんですが、彼は得意技の“スタナー”はともかくとして、技に入るタイミング、モーションがちょっと変則的と言うか独特なんですよね。それにしてもスライが無事で本当に何よりでしたが、スライももう63歳ですから余り無理しないで欲しいですよねえ(苦笑)。と言いながらも、あの無敵のスライが負傷してしまうほどのド迫力アクション満載に加え、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、シュワ州知事、そしてジェット・リー(ここひたすら強調♪)総出演の超大型アクション巨編『The Expendable』、これは8月全米公開までなんてとても待てないぜ!!!



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『燃えよドラゴン』のジム・ケリー健在!マーク・ヒックス監督&主演『アフロ忍者』

2010-01-09 12:09:47 | 作品レビュー
最近何故か異様に低価格で中古DVDを販売している巨大DVDレンタル店を発見して、黄家達の『片腕ドラゴン2005』とか『阿呆遊戯~ブルース・リーを探せ!~』とかをバンバン!と救済しております。
って『阿呆遊戯~』なんて殆どジャケ買いだよねえ(苦笑)。あと『片腕~』は映像特典の記者会見が黄家達に王羽の事を質問する人がいたりして結構面白いんですよ(笑顔)。
ってDVD救済もいいんですが、そろそろフリーズ状態の特集企画「This is 甄子丹!」や「香港×韓国スパイ映画大会」、あと「熱風!韓国LEGENDS」も再起動させないといけませんね。

さてさて、ちょっと前から気になっていたマーク・ヒックス監督&主演『アフロ忍者』(09)をやっと観てみました。
ご存知のようにこの映画誕生の要因はYouTubeでヒックスがヌンチャクを手にバック転し、そのまま顔面から着地(爆笑!)する動画だったそうですが、それでも映画の中で披露されるクンフー・アクション自体は意外にもちゃんとした作りのアメリカン・クンフー映画になっていましたね。
特に主役のアフロ忍者ことヒックスのクンフー・アクションは、スピードが乗った後ろ廻し蹴りや鉄拳攻撃をビシバシ!と悪漢たちに決めたりと、充分に及第点を進呈出来るアクション・レベルでした。
それに何よりも私たち“龍熱者”にとっては、この主人公のヒックスを含めた本作『アフロ忍者』自体が、あのリーさんの遺作『燃えよドラゴン』(73)とその共演者であるウィリアムスこと“Black Dragon Legend”ジム・ケリーへの限りないリスペクトに溢れているのが最高に素晴らしいんだなぁ!(ついでに日本語吹き替え版で主人公アフロ忍者の声を担当する大物声優にも注目!)
そのジム・ケリーも映画の最後の最後でご本人が主人公の父親役で登場しているんですが、ちょっとアフロヘアは小さめになったとは言え(苦笑)、あの『燃えドラ』の粋でCoolなジム・ケリーが今も健在だったのが判って私も嬉しかったです。
あと私たち日本人としては、本作に何と西脇美智子が出演していて、英語は勿論日本語の台詞や少しではありますがアクションも披露しているのも要チェックでしょう。
今回この『アフロ忍者』を観てみて、やっぱりアメリカの黒人クンフー映画ファンの間では、伝説の香港クンフー映画『燃えよドラゴン』で数々の印象的な台詞を残したウィリアムスことジム・ケリーこそが永遠不滅の“黒帯ドラゴン”なんだなぁと改めて実感させられました。で、最後に『燃えドラ』でウィリアムスが石堅演じるハンとの決闘に挑む際に、ハンに向かって毅然と言い放った超カッコイイ決め台詞を一発!→「Bull Sh●t! Mr.Han maaaan!!」
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