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香港功夫映画と共に

回想~李小龍(之三) さらばロードショー、そして懐かしの芳賀書店シネアルバム

2008-11-20 16:00:30 | その他
今日は今月延々と書いていたキングレコードのショウ・ブラザース作品DVD関連の原稿3本分をやっと入稿して一息ついている感じです。明日発売の「映画秘宝」にもショウ・ブラザースDVDのレビューを書いているんですが、以前にお知らせした「中洲通信」もわざわざ遠方から取り寄せて購入して下さったファンの方がいらっしゃって(その上丁寧な感想メールまで!ありがとうございます)ちょっと感激しております。

さて皆さん、明日21日と言えば・・そうです!とうとう映画専門誌「ロードショー」の最終号が発売となる日です。
私も含めたブルース・リー信者の「ロードショー」誌に対する強い思い入れに関しては以前にも当ブログでも触れましたが、既に私の周囲のリーさん信者の多くからは「最終号は絶対買います!」との嬉しい声が挙がっていますし、勿論私も明日は書店に直行するつもりです。それにしても最終号の表紙は一体誰なのかなぁ?
さてリーさん関連の国内における書籍と言えば、それこそ本当に無数にあるのですが、私が子供の時に購入して以来、今も強く印象に残っているのが芳賀書店が出版していた1人の映画スターの豊富な写真やデータを1冊に纏めるスタイルで一世を風靡した「シネアルバム」シリーズの第26巻「永遠のドラゴン、ブルース・リー」でした。
もう当時小学生だった私にとってこの「永遠のドラゴン」の1900円という価格と数々のリーさんの素晴らしい写真や記事は本当にリーさん本の決定版的存在で、初版を購入した時は嬉しくて嬉しくて堪りませんでした。
その後同じく芳賀書店から出版された別シリーズでやや大き目の「デラックスカラーシネアルバム」の「闘魂ブルース・リー」も大興奮で購入(増補改訂版も!)しましたし、特にその本の後半部分に載っていた『ブルース・リー死亡の塔』(81)の台湾バージョンである『新龍兄虎弟』のポスターは、当時のリー信者にとっては実に衝撃的で・・果たしてこの『新~』を実際に映像のクレジット題名として入った形で観た事がある人っているのかな?
それこそ『死亡の塔』ウォッチャーの私としては(苦笑)、この台湾バージョンを観ない限りリーさん関連作品の映像探索に終わりはない!と思っているので、是非観てみたいですね。
さて、芳賀書店の「シネアルバム」と言えば当然リーさん関連や成龍関連の他にも、これまでに100人以上のスターを取り上げた「シネアルバム」を出版していましたね。実は「シネアルバム」は海外のコレクターの間でもその脅威的な印刷レベルの高さや紙質の良さも含めて今も絶賛され続けていて、私もよく海外の友人から「シネアルバム」の何々が欲しいから探して送ってくれ!と言われて、古本屋街を探し歩いた思い出があります。
まあ今では海外からでもインターネットのオークション等を利用して「シネアルバム」は購入出来るようですので、そういう頼みも少なくなりましたが、以前に良く探してくれと頼まれたのが第3巻「藤純子」、第94巻「高倉健」、そして志穂美悦子などの日本人俳優系列でしょうか。
特に「藤純子」は皆さんもご存知のようにちょっと前から既に激レア本だったので、外人の知り合いから何度も「ハガブックのジュンコ・フジがどうしても欲しい!」と頼まれて本当に困りました(苦笑)。
私自身は上記の3冊は以前から自分のコレクションとして持ってはいるんですが、こうなるんだったら昔に新刊として普通に本屋さんに並んでいる時に1冊ぐらい余分に買っておけば良かったかなとも思ってしまいました。
今でも古本屋さんの映画コーナーに行くと、必ず俳優の誰かを取り上げた「シネアルバム」を見つけるんですが、その度に何とも懐かしい思い出を感じるのはきっと私だけではないでしょう。
というわけで、李小龍を語る事は歓びである!「回想~李小龍」、当然まだまだ続きます!
コメント (4)
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