ちょっとここ数日間はバタバタしていまして中々ブログの更新が出来ませんでしたが、実は来月からスカパーなどでお馴染みの某映画チャンネルによる香港クンフー&アクション映画をメインとした特設サイトがスタートとなります。私もそのサイトには連載の形でこれから定期的にコラム原稿を書いていくのですが、また同特設サイトが正式にスタートしましたら当ブログでも告知したいと思っていますので、お楽しみに!
さて、別に今月の当ブログが「チャック・ノリス特集」を歌っているわけじゃないんですが、先日の『野獣捜査線』に続いて、またもチャック・ノリス主演作品でポール・アーロン監督『フォース・オブ・ワン』(79)を観てみました。だって家族と一緒に映画を観るのに「じゃあ今夜は劉忠良の『龍之根在中国』(82)か、李大根の韓国動作片『五六島の大蛇』(78)にしようか?」なんてわけにいかないでしょう?(苦笑)。そこはやっぱりB級ながら大抵はストーリー性もシッカリしていて、ビシッとした空手アクションが観られるチャック作品ならOK!となるわけです。
映画はカルフォルニアを舞台に麻薬密売組織の暗躍を捜査する刑事たちが正体不明の空手使いに次々と首の骨を折られ惨殺されるという事件が発生し、警察側の要請により元空手世界王者のマット・ローガン(我らがチャック・ノリス!若い!)が捜査に参加する、という展開です。作品的にはチャックがプロ空手ファイターを彷彿させるパンタロン姿でリング上で闘ったり、その時のレフリーがパット・ジョンソン(!)だったり、相棒の女刑事が『思い出の夏』のジェニファー・オニールだったり、リングアナウンサーが『死亡遊戯』のスティックことメル・ノバックだったり・・とそれなりに見所があったんですが、龍熱的には何と言っても本作の最大のチェック・ポイントは主人公ローガンのリング上の好敵手にして麻薬組織の凶悪な殺し屋スパークスをあのビル“スーパーフット”ワラスが堂々の貫禄で出演している事でしょうね。
劇中でもワラスはパーティー会場で顔を合わせたチャックとジェニファー嬢に「ローガン、俺のキックは無敵だぜ!ほ~ら見ろ!?」なんて行き成りチャックの顔面スレスレに得意の“ケンケン上段蹴り”のポーズを決めて、それを目前で見たジェニファー嬢から「まあ、この人って下品ね!」なんて思い切り駄目ダシされたりして、私を大いに喜ばせてくれたりするわけです♪
で、最後はマット・ローガンとスパークスがリング上での激闘の果てに、リング下に無数の刑事が待機している事で刑事連続殺人犯である自分の正体が露見した事を悟ったスパークスが何とローガンとの試合を放棄してリングから飛び降り、そのまま会場から車で逃走!
それを上半身裸&試合コスチュームのまま(苦笑)郊外まで追走したローガンが、改めてスパークスとの激しい蹴り合いの末に見事凶悪な空手使いを倒して、映画は無事フィナーレとなります。
でも改めてこの『フォース・オブ・ワン』という作品はチャック・ノリスとビル・ワラスという“アメリカ格闘技界のLEGENDS”である2人が、それもお互いの全盛期に銀幕上での一騎打ちを実現させていたという点だけでも、もっと再評価されてしかるべき作品でしょう。
また香港クンフー映画ファンにとってビル・ワラスと言うと、すぐに成龍ことジャッキー・チェンとワラスが対決した『プロテクター』(85)や、巴比金とワラスが真っ向から蹴り合う異色ウェスタン『満州の復讐者』(83)などが思い浮かぶかと思いますが、遙か以前に国内でもVHSが発売されていたこの『フォース・オブ・ワン』も機会があったら是非チェックして頂きたいと思います。
さて、別に今月の当ブログが「チャック・ノリス特集」を歌っているわけじゃないんですが、先日の『野獣捜査線』に続いて、またもチャック・ノリス主演作品でポール・アーロン監督『フォース・オブ・ワン』(79)を観てみました。だって家族と一緒に映画を観るのに「じゃあ今夜は劉忠良の『龍之根在中国』(82)か、李大根の韓国動作片『五六島の大蛇』(78)にしようか?」なんてわけにいかないでしょう?(苦笑)。そこはやっぱりB級ながら大抵はストーリー性もシッカリしていて、ビシッとした空手アクションが観られるチャック作品ならOK!となるわけです。
映画はカルフォルニアを舞台に麻薬密売組織の暗躍を捜査する刑事たちが正体不明の空手使いに次々と首の骨を折られ惨殺されるという事件が発生し、警察側の要請により元空手世界王者のマット・ローガン(我らがチャック・ノリス!若い!)が捜査に参加する、という展開です。作品的にはチャックがプロ空手ファイターを彷彿させるパンタロン姿でリング上で闘ったり、その時のレフリーがパット・ジョンソン(!)だったり、相棒の女刑事が『思い出の夏』のジェニファー・オニールだったり、リングアナウンサーが『死亡遊戯』のスティックことメル・ノバックだったり・・とそれなりに見所があったんですが、龍熱的には何と言っても本作の最大のチェック・ポイントは主人公ローガンのリング上の好敵手にして麻薬組織の凶悪な殺し屋スパークスをあのビル“スーパーフット”ワラスが堂々の貫禄で出演している事でしょうね。
劇中でもワラスはパーティー会場で顔を合わせたチャックとジェニファー嬢に「ローガン、俺のキックは無敵だぜ!ほ~ら見ろ!?」なんて行き成りチャックの顔面スレスレに得意の“ケンケン上段蹴り”のポーズを決めて、それを目前で見たジェニファー嬢から「まあ、この人って下品ね!」なんて思い切り駄目ダシされたりして、私を大いに喜ばせてくれたりするわけです♪
で、最後はマット・ローガンとスパークスがリング上での激闘の果てに、リング下に無数の刑事が待機している事で刑事連続殺人犯である自分の正体が露見した事を悟ったスパークスが何とローガンとの試合を放棄してリングから飛び降り、そのまま会場から車で逃走!
それを上半身裸&試合コスチュームのまま(苦笑)郊外まで追走したローガンが、改めてスパークスとの激しい蹴り合いの末に見事凶悪な空手使いを倒して、映画は無事フィナーレとなります。
でも改めてこの『フォース・オブ・ワン』という作品はチャック・ノリスとビル・ワラスという“アメリカ格闘技界のLEGENDS”である2人が、それもお互いの全盛期に銀幕上での一騎打ちを実現させていたという点だけでも、もっと再評価されてしかるべき作品でしょう。
また香港クンフー映画ファンにとってビル・ワラスと言うと、すぐに成龍ことジャッキー・チェンとワラスが対決した『プロテクター』(85)や、巴比金とワラスが真っ向から蹴り合う異色ウェスタン『満州の復讐者』(83)などが思い浮かぶかと思いますが、遙か以前に国内でもVHSが発売されていたこの『フォース・オブ・ワン』も機会があったら是非チェックして頂きたいと思います。