超級龍熱

香港功夫映画と共に

今日はブランドン・リーの14回目の命日です

2007-03-31 21:36:16 | その他
14年前の今日、ブルース・リーことリーさんの息子であるブランドン・リーこと李国豪が映画撮影中の事故で亡くなりました。
これは我々リーさんのファンにとっては・・本当に辛くて、ショックで、悲しい出来事でした。
そのせいか私は結果的にブランドンの“遺作”となった『クロウ/飛翔伝説』は以前にたった一度観ただけで、それ以降今日まで殆ど観ていません。
むしろ私はブランドンの残した映画の中では『ラピッド・ファイヤー』が好きで、以前は良く観ていました。

私はまだブランドンが元気な頃は、リーさんの息子であるブランドンの事が羨ましくて仕方が無かった。
だってあのリーさんの息子になれたらどんなに素晴らしいか・・ブランドンとリーさんの親子は普段どんな事を話していたのかな・・そんな事を色々と考えるとキリがないほどでした。でも14年前のこの日に私はそういう事を考えるのを止めてしまいました。
だって天国のリーさんがブランドンの悲報を知った時どんなに悲しんだか・・それを考えたらとてもそんな感情は持てなくなったからです。
生前のリーさんとブランドンは一緒の写真を沢山残していますが、そんな中で私が一番好きな写真があります。
それは明るい太陽の下、野外の芝生の上で上半身裸のリーさんが片膝を着いてこちらに背中を見せ筋肉ポーズを取っている横で、幼いブランドンがパパの真似をして一生懸命に筋肉ポーズを取っている写真です。
私はこの写真が共に若くして逝ったこの親子を最も象徴している1枚のような気がして大好きな写真なのです。

「ブランドン、どうだ、パパの筋肉は?ナイスだろ?」
「パパ、僕のはどう?ほら、見て見てー!」

偉大なる“闘神”の息子、ブランドン・リー、どうか天国で安らかに。
私たちはこれからも君のことを語り継いでいきます。決して忘れません。合掌。
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『かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート』TV特番放送!

2007-03-31 14:40:43 | ニュース
ある方からの情報で、4月13日(金)、フジTVで26時50分から27時20分の30分番組として『かちこみ!~』の特番SPを放送するとの事です!いや~ドニー・イェンの主演作品が地上波で特番SPが組まれるなんて・・本当に良い時代になったなぁ(シミジミ・・感涙!)。
だって以前は、私を含めたドニー信者たちはCSの襟川クロさんの番組でドニーと襟川さんの対談を放送しただけで大喜びしてたんだもんなぁ。
そういえば、この<ドニー&クロ対談>は当時アメリカは某所に住んでいたドニーにダビングして送ってあげたのを思い出しました。
「いや僕も局から送られてくるのを待ってるんだけど・・良かったら先に送ってくれる?」というドニーの返事でエアメール便で送ったんでしたっけ。何か懐かしいです。いずれにしろ『かちこみ!~』特番、皆さんも是非ご覧になって見てください!さあ、この勝負待ったなし!!
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トニー・ジャー監督デビュー作品『Ong Bak2:The Fighting Dance』に注目せよ!

2007-03-31 01:29:25 | ニュース
あのトニー・ジャーの主演最新作にして監督デビュー作品『Ong Bak2:The Fighting Dance』がまだ撮影&完成もしていない内から世界の注目を集めていますね。
この作品は既に一部で伝えられているように『マッハ!(Ong Bak)』の続編ではなく、以前にトニーが彼の師匠のパンナ・リットグライと共に途中まで撮影しながら未完成に終わった『Ai Noom Saraphad Phid(毒を持つ男)』という作品のリメイクになるようです。
ただ今回のトニー版『Ong Bak2』では以前の『Ai Noom~』で撮影済みのフッテージは使用しないとの事です。
で、今回の『Ong Bak2』は、ダークワールドに住む正と邪という2つの心を持った主人公が、Khon(タイ伝統の仮面を付けてのダンス)の美しさに触れ、自身のムエタイ殺法とKhonを合体させた新たな格闘技を誕生させる、という展開のようですね。
あとトニーはタイ伝統の槍や剣を使ったアクションも映画に盛り込みたいとの意向もあるようです。
この『Ong Bak2:The Fighting Dance』は今年の後半に完成を予定している、との事です!

それにしても、今思い出しても『マッハ!』でのトニー・ジャーの登場は本当に衝撃的でしたね。私は当時トニーの『マッハ!』のド迫力のムエタイ・アクションを日本の映画雑誌で最初に詳細に紹介した人間だと思うんですが、それでも一番最初に外人の友人から送られて来た『マッハ!』のDVD-Rを観た時は「こ、これは・・何だぁ!」と大興奮しちゃいましたからね(苦笑)。
その後は私がダビングした『マッハ!』の普及ビデオがどれだけ業界内を駆け巡って、どれだけの人間がトニー・ジャーに衝撃を受けたか知る由もないんだけど(苦笑)。もう私はトニーが『マッハ!』のプロモで来日して、今では伝説になっているあの新宿歌舞伎町の映画館の前でトニーがムエタイのデモ演武をやった時も駆けつけたもんなぁ!
だってあの日に新宿歌舞伎町に駆けつけた人間はまさに“歴史の証人”になったわけで、あの時はそれこそ日本の名だたるアクション映画監督やスタントマンたちが大勢“生トニー”を見に来てましたからね。
あの“最後の本格派”ドニー・イェンですら、トニー・ジャーの『マッハ!』でのムエタイ殺法を観た時は相当の危機感を持ったわけで、それが結果的にはドニーがあの大傑作『SPL/狼よ静かに死ね』を生む原動力にもなったわけですから。
いずれにしろ『トム・ヤム・クン!』に続くトニー・ジャーの最新作、今から超期待です!!
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『ロッキー:新生アルティメット・エディション』!&祝スライ来日!!

2007-03-30 12:49:11 | その他
当ブログもそれこそ超級一押しの『ロッキー・ザ・ファイナル』の公開が日に日に迫る中、来月の6日に『ロッキー:新生アルティメット・エディション』のDVDが発売になりますねえ!何と映像特典テンコ盛りの2枚組での発売です。
前回の『ロッキー特別編』DVDもしっかり購入している私としては、これはマスト・バイDVDです!
そういえば、某無料放送サイトでも『ロッキー・ザ・ファイナル』大特集を敢行していて、『ロッキー』から『ロッキーⅢ』までの放送や、『~ファイナル』の「ドラマ編」や「アクション編」など3種類の予告編を放送中ですね。
もう『~ファイナル』の予告編は、何回繰り返し観たか判りません!(苦笑)。
あっとちょっとリアクションが遅いんですが(苦笑)、先週何と我らがスライが『~ファイナル』のプロモで来日していたんですね!
それも現在撮影中の『ランボー4』の撮影現場から自家用飛行機で飛んで来たって本当?いや~さすがだなぁ。
その時のスライのコメントが「この『ロッキー・ザ・ファイナル』の旅が日本で終われる事が、僕は何よりも嬉しいんだ!」・・・なんて粋な、嬉しい事をスライは言ってくれるんでしょうか??(号泣)。
これはいよいよ来月の公開が盛り上がってきたぞ~!Never Give Up!!!!!

あっと氣志団も参加でこれまた盛り上がって来たドニー・イェン最新作『かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート』も来月の公開に伴って当ブログでも特集する予定です。それこそ「超級龍熱」にしかできないアプローチを考えていますので、お楽しみに!さあ、この勝負待ったなし!!
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劉家輝、衝撃のゲスト出演!松田優主演『カタナーマン/切捨御免一刀両断』

2007-03-28 14:34:59 | 作品レビュー
昨日、レンタルDVD屋さんに行ったら、このDVDが新入荷していたので早速借りてみました。
実はこの『カタナーマン』は、昨年この映画が撮影中だった際に、某映画雑誌の依頼で私が撮影現場を直撃取材していた事もあって、完成した際には是非観てみたかったんです。
映画自体は・・かなりB級ティストだし、特に前半の日本映画なのに出演者が殆ど全員英語で台詞を喋る、という?的な展開もあり厳しい部分がありますねえ(苦笑)。あのルビー・モレノが『キルビル』のルーシー・リュウのパクリ・キャラで出てたりするし(笑)。
ただ中盤になってゴードン・リュウこと劉家輝(言うまでもないですが御本人です!)が劉道師役で画面に出てくると俄然映画が締まってくるから流石です。
そこら辺りから劇中のアクション・シーンも結構面白くなってきて、特に劉家輝vs王健軍、劉家輝と松田優こと刀男(だからカタナーマンね)の特訓シーン、そしてクライマックスの大決戦、とそれなりに楽しく観れました。
特に劉家輝と王健軍のファイトシーンで、劉師父が見せるフィニッシュ技には、『少林寺三十六房』の劉師父VS羅烈戦を覚えている人は思わず「ニヤリ!」としちゃうかも知れませんね。
でもちょっとビックリしたのが、この映画かなり長い映画で約110分もあるんですね(苦笑)。これはもうちょっと短くても良かったかな。

で、私がこの『カタナーマン』の撮影現場を取材した日の事を簡単にお話しますが、その日はちょうど劉家輝と松田優の対決シーン、劉家輝vs王健軍の決闘シーン、そして劉家輝と松田の特訓シーンを郊外の某所で収録する日だったので超ラッキーでした。
実は今回この映画のために劉家輝の来日&出演をコーディネートしたのが染野行雄さんで、染野さんは現場に到着した私を見ると、すぐに劉家輝を呼んで来てくれて私に会わせてくれました。
皆さんもご存知のように、私は劉師父にはキングの『少林寺三十六房』DVDの映像特典用インタビューなどを含めて、この日までに都合3回ほど劉師父にインタビューしていたんですが、私が英語で劉師父に「劉師父、僕のこと覚えていますか?」と挨拶したら、劉師父は「もちろんだよ!元気?」と笑顔で応えてくれました。
その後、休憩時間に劉師父に雑誌取材用のインタビューを行ったんですが、その日の劉師父は現場で私と擦れ違う度に「ニコッ!」と笑顔を見せてくれたりと、本当に優しい心遣いをしてくれる人でしたね。
あと主役の松田優さんは体格も大きな人だし、見た目もちょっと恐そうなんですが(苦笑)、私たち取材陣に対しても「取材の人?よろしくお願いしますね!」と自分から挨拶してくれたり、私が劉師父と松田さんのスリーショットをお願いしても「はい、どうぞ!」と快く応じてくれる実に好感の持てる人でした。
あと何より私が感心したのが、松田さんは映画の主役なのに自分からスタッフの機材を運んだり、細かい雑用をこなしたりと、本当に一生懸命だったんで、思わずこの『カタナーマン』応援してあげたいなぁ!と思ってしまいました。
松田さんは日本では貴重な大型のアクションスターだし、これからも是非頑張って欲しいと思っています。
あと映画の中でグレーのロングコートを着た殺し屋に扮して、終盤でカタナーマンと一騎打ちする男性は、かつては倉田プロの重鎮であり、古くは『ファイナルファイト/最後の一撃』や、最近では『ラスト・サムライ』の撮影にも参加した清水一哉さんという方です。
清水さんは私が現場を取材した時もその日の撮影現場に最後まで付き添っていたし、私には『ラスト・サムライ』の貴重なエピソードなど色々と話してくれてとても気さくな人でした。
というわけで、劉家輝ファン必見の『カタナーマン』、お時間のある時に是非観てみてください!切捨御免・・一刀両断!!

追記:この『カタナーマン』の劇中の台詞が英語がメインなのは、アメリカフィルム・マーケット(AFM)出品を視野に入れているためと思われます。一応追記しておきたいと思います。
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ゆけ、今こそ!奇跡を起こせ!成龍主演『少林寺木人拳』

2007-03-27 00:31:13 | 作品レビュー
先週、テレビ東京の木曜洋画劇場で放送の『ツイスター』を観てたら、その番組内で3月29日に『プロジェクトA』、4月5日に『ファイナル・プロジェクト』を2週連続で放送するそうで、その企画自体を「成龍計画:ジャッキー・プロジェクト」と題してガンガン!とテレビCMを流してましたね。
もうこれまで何回観たか判らないジャッキー作品でも、こうやってテレビ局側が気合い入れて盛り上げてくれると・・やっぱり当日は観ちゃうだろうなぁ(苦笑)。

で、そんなジャッキー週間を前に、かなり以前に「月曜ロードショー」で放送した羅維導演、陳誌華執行導演、成龍ことジャッキー・チェン主演『少林寺木人拳』(76)を観てみました。この『~木人拳』のTV放送版は以前に知り合いが「良かったら差し上げます!」と私にプレゼントしてくれた貴重なTV放送版直撮りテープなんですが、今回改めて観てみて、この『~木人拳』は間違いなく『蛇鶴八拳』(78)と並ぶこの時期のジャッキーの傑作の1本ですね。
確かにこの時期のジャッキーは、まだ整形前で歯並びも悪くて後の“成龍”にはなっていませんが、劇中のジャッキーの披露する数々の武打シーンは文句無く第一級のレベルにあります。
特にオープニングの五獣拳拳士たちとの練武シーン、そして中盤のこの映画の最大の見せ場である木人巷突破戦でジャッキーの見せる見事なクンフー・アクションは、その抜群の身体能力&猛スピードの拳技アクションの連続で、今観ても本当に素晴らしいです。
他に少林寺堂内での木人巷突破戦を見せ場にしている作品では、ショウ・ブラザース作品で張徹導演による『少林寺』(76)のアレクサンダー・フーシェン扮する方世玉の突破戦、最近では電視劇『クンフーマスター/洪煕官』(94)でのドニー・イェン扮する洪煕官の突破戦などが挙げられますが、こと木人巷突破戦の持つスリリングかつ熱きチャレンジ精神を全面に押し出したこの『~木人拳』は、まさにその代表的な作品でしょう。
で、その木人突破戦のシーンですが、主人公・一龍(ジャッキー)が、木人巷に挑戦するべく堂内に入り、目の前に待ち構える無数の木人たちと対峙すると・・そこでジャッキー映画屈指の名曲『ミラクル・ガイ』のインスト・バージョンがバックに流れ始めます・・!(いや~燃えるね~!)
意を決して木人たちに闘いを挑む一龍!右から、左から、そして背後から木人たちが一龍に迫る中、一龍は木人と闘いながらも少しずつ狭い通路を前進していきます!それを堂内にある窓から見守る少林寺の高僧たち。
次々と木人を弾き返しながら前進する一龍ですが、次第に疲れからか木人たちの猛威の前に劣勢となります。
突破戦の時間制限を示す線香が少しずつ消えていく・・!時間がない!一龍、ゆけ!今こそ奇跡を起こすんだ!
ここで“ある人物”の「攻撃と防御だ!」の声に再び闘志を甦らせた一龍は、ついに木人巷の猛攻を切り抜けると、難攻不落と言われた木人巷を見事に突破した証しとして、両腕にその“証明”の焼印を授かります。
私は今回改めてこの『~木人拳』を観てみて、ジャッキー・チェンこそあのショウ・ブラザースの大スターである“五獣拳高手”戚冠軍と並ぶ香港クンフー映画屈指の拳技アクションの名手だと思いましたし、この『~木人拳』が今だに欧米の通のマニア連中から「ジャッキーのベスト・ワークの1本!」と高い評価を受けているのも納得でした。

でもこの『~木人拳』TV放送版でジャッキーの声を吹き替えてた石丸さんは楽だったかも(笑)。だって一龍は映画の最後の方で金剛相手にちょっとだけ喋るだけで、後は「はああ!」とか「とおおお!」って気合いだけだもんね。
あと私は木曜洋画劇場って言うか12チャンと言うと、昔によくプロ野球が雨で中止になった時に孟飛&倉田保昭の『武道大連合/復讐のドラゴン』(72)とか放送してくれたナイスな局ってイメージがあるんですが、今回の「成龍計画」の次は是非とも「李小龍伝説」と題してリーさん主演作品の放送もお願いしたいです!!
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ショウ・ブラザース現代暴力片『龍頭覇王』&『ロッキー・ザ・ファイナル』TVスポット!

2007-03-26 15:25:44 | その他
昨日は、我らがジョニーこと王龍威導演によるショウ・ブラザース作品『龍頭覇王(湾題)』(85)を途中まで観ていました。
以前にレビューしたジョニーの記念すべき初導演作品『山東狂人』(85)と同じく、この『龍頭~』もこれまた現代暴力片の傑作の1本なんですが、キャストも梁家仁、徐少強、そして貫禄の石堅老と、実に“男臭い”面子が揃っております。
もちジョニー本人もいきなり映画の冒頭の“かちこみ!”シーンでマシンガンを乱射したりと気合い十分ですが、これはブートではなく以前に台湾で正規版のビデオが出ていた作品でした。
随分昔に一度観たきりだったんですが・・そのラストの梁家仁が見せる鮮血飛び散る大血闘は壮絶だったのを覚えていますし、今夜にでも最後まで観たいと思っています。
そうそう、ジョニー王龍威と言えば、ジョニーが元彪&銭小豪と共演している『ミレニアム・ドラゴン』(99)って日本でヒッソリとDVDが出ていたんですね。以前に中古で購入したんですが、ちょっと怪しそうなメーカーだったし、何よりもこのDVDの日本語字幕が「これ、何時やるか?」とか「そこの、行くと駄目!」とか完全に壊れた日本語だったのに唖然としました(苦笑)。
これって字幕担当者が日本語が完璧に理解できていない人だったのかなぁ?

さてさて、既にテレビでご覧になっている方も多いと思いますが、いよいよ公開が来月に迫った我らがスライ主演『ロッキー・ザ・ファイナル』のTVスポットがガンガン!と流れていますねえ!!もう数秒間のTVスポットを観ただけで目がウルウル来ちゃいます!(感涙)。
TVスポットって言えば、『ロッキーⅢ』が当時ロードショー公開された時も、私はどうしてもTVスポットを録画したくて延々とテレビの前に陣取って家族から大顰蹙を買ったのを思い出しました(苦笑)。
今回は例の亀田のタイトルマッチをタイマー録画しておいたら、偶然『~ファイナル』のTVスポットが録画されていたので無問題でした。
そう言えば『ブルース・リー死亡の塔』(82)がロードショー公開された時も、TVスポットを何十回となく必死になって生録画したなぁ(遠い目)。あの当時はBFCの関西支部の会員の人が関西のテレビで放送した約1分もあるTV予告編のロングバージョンを送ってくれたりと色々と協力してくれたのを覚えています。このロングバージョンは予告と言うよりも新作映画の紹介番組で放送された物だったようで、いきなりルイスことロイ・ホランの寺院での迫力の演武からスタートする絶妙編集の予告でね・・って完全に話が脱線しちゃいましたが(苦笑)、とにかく『ロッキー・ザ・ファイナル』早く観たいぞー!!
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もはやDVD化不可能?幻のIFD系列『マグナム・サンダーボルト/香港暗黒街の抗争』

2007-03-25 01:17:20 | その他
映画雑誌で「この映画が凄い!」っていうのがあるんですが、その雑誌で江戸木純大兄が連載コラムを執筆しているのをご存知でしょうか。で、ここ数ヶ月江戸木さんがあのトーマス・タン&ジョセフ・ライ率いるIFDフィルムについて触れていて、まさに江戸木さんにしか書けない実に濃いIFDネタが満載なので、皆さんも是非お読みになってみて下さい。

さてそんな今日は、都内の某ショップにブラリと入ったら、まさにそのIFD系列の『マグナム・サンダーボルト/香港暗黒街の抗争』のビデオがあったんで、すかさず救済しました(苦笑)。何とこれ英語版にしてワイドスクリーン仕様じゃ~ありませんかー!(号泣)。
主演は高飛、陳恵敏、ついでジョン・ラダルスキー、あれ?今回は我らが“忍者IFD”ことリチャード・ハリソンは出てないの?・・いや~実に残念だなぁ(爆笑!)。
まあいずれこの作品のレビューも書きたいとは思っていますが、IFD、あるいはフィルマークと言えばどうしても話題になるのが90年代終盤に起きたビル火災事故なんですが、この時同じビルにいたジョセフ・ライは運良く助かったんですが、不幸にもトーマス・タンが火災の犠牲になってしまいました。
そしてそのトーマス・タンと一緒にIFDが製作した数多くの作品のフィルムも燃えてしまったと言われています。
で、もしそれが事実だとしたら、IFD系列やフィルムマーク系列の『ゴールデン忍者』(86)や『地獄のニンジャ・ソルジャー』(87)と言った数え切れないほどのブッ飛び映画が今後DVD化される事は永遠にない(!)、という事になりますね。
日本でもビデオ・バブル時代に無数にリリースされたこれらのIFD系列作品は、その殆どが英語吹き替え版&ワイドスクリーン仕様という事で、今でも海外、特に欧米のハード・コレクターの間ではまさに“お宝ソフト”として伝説化しているんですが、当然私たち日本人コレクターにとっても今後はIFD系列作品のビデオは超激レア・アイテムになっていくかも知れませんね。
もっともあの<2本の映画を強引に1本の映画に編集再生>というIFD独自のスタイルが受け入れられるマニアにとってのみの“お宝ソフト”だとは思いますけど(苦笑)。

余談ですが、過去に数多くの香港&台湾クンフー映画のビデオをリリースし、タツノオトシゴ印でマニアに親しまれたオーシャン・ショア社も既に同社が所有していたワイド・スクリーンのマスターテープ(一説にはベータで所有)を処分してしまって、現在ではTVサイズ仕様のみが現存している、と噂されています。
それも当時それらのワイドスクリーン仕様のマスターを、アメリカ人の香港映画評論家の某氏が「アメリカ人はワイド画面でなんかクンフー映画は観ないんだ!」の信じられない一言で処分を指示した、と言われてるんですが・・こればっかりは真相は闇の中ですし、実際にはどこかにオーシャン・ショア社のワイド仕様のマスターが無事に保管されている事を切に願うのみです。
他にも呉思遠のシーゾナル・フィルム社、呉協健のゴルディック・フィルム社などが残した数多くのクンフー映画のネガ・フィルムの行方についても、私自身色々と情報を得ているので、いずれ機会があったら当ブログでも触れたいと思っています。
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ケイン・コスギがカトーに?『グリーン・ホーネット』銀幕で復活の兆し

2007-03-25 00:36:59 | ニュース
コロンビア・ピクチャーズがあのブルース・リーがカトーを演じた伝説のTVドラマ『グリーン・ホーネット』を映画化する意向を持っているようです。でも『~ホーネット』の映画化の企画ってこれまで何度も持ち上がっては消えていたんで(苦笑)、今回も果たしてどうなるんでしょうか。
で、その映画化の際に毎回注目が集まるのが主人公ホーネットの助手であり武術の名手の日本人カトーを誰が演じるのか、という事でした。
今までもやれジェイソン・スコット・リー(実際に彼は『ドラゴン:ブルース・リー物語』(95)の劇中でカトーを演じていて意外にマスク姿が似合ってました)だ、やれジェット・リーだ、とカトー役の候補のスターの名前が色々と挙がっていましたが、今回まだ何も具体的な動きがない時点でありながら、一部では既にカトー役にはケイン・コスギがいいんじゃないか?との意見があるようですね。
う~ん!その手があったか(苦笑)。確かにケインはアクションも出来るし、なにしろ英語がベラベラだと言う点がポイント高いですね。
まあ今後の動向に注目ですが、でも『グリーン・ホーネット』って去年だったか欧米かどこかで10分ぐらいのショート・ムービーが製作されたって海外の雑誌で読んだんですが・・・あれはどうなったのかな?
スチール写真を見ると、ちゃんとブリット・リードやカトーも例のコスチュームでビシッと決めてて、かなりナイスだったんですが。
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李連傑&ベイ・ローガンin『投名状』撮影現場

2007-03-23 01:23:12 | その他
古くは英国のHongkong Legends、最近ではDragon DynastyなどマニアックなDVDレーベルで活躍するベイ・ローガンが最近自分のブログ「Bey`s Blog」を開設していて、毎回面白いエピソードを話していますね。
私が特に面白かったのがベイさんが上海のスタジオで撮影中の『投名状』の撮影現場を訪れて、李連傑ことジェット・リーと対面した時の話題を書いている回かな。この回ではベイさんはシッカリとジェットとのツーショット写真もアップしています。
この日の日記では『投名状』の話題は勿論ですが、他にもやれ徐克&ヴァンダムの『ノックオフ』(98)では当初ジェットがヴァンダムと共演するはずだったとか、『ダニー・ザ・ドッグ』(05)でジェットと対戦したフランスの空手王者セディーナ・バルディがベイさんに語った話で、『ダニー~』でバルディと対決したジェットは、2人が闘うシーンを撮影する直前にバルディに向かって「おはようございます!」って言うんだ、とか(笑)まさにベイさんならではの香港映画の裏話を披露していて面白いです。
私はベイさんとはかなり以前にドニー・イェンが某作品のプロモで日本に来る直前に一度だけメールで話した事があります。
あとトビー・ラッセルと話している時にベイさんの話が出た事もありますが、トビーがどちらかと言えば70年代から80年代のショウ・ブラザースなどの香港映画全般に詳しいのに対して、ベイさんは80年代中盤から最近の香港映画の知識がとても豊富な人という印象があります。特にブルース・リーに関する知識と功績(あの『死亡遊戯』のラフカットを発掘したのがベイさんです!)は素晴らしいものがありますね。そう言えばHKLの『死亡の塔』DVDの副音声コメンタリーでベイさんがゲストのロイ・ホランに「ロイ、ところでこの虎皮のコスチュームを着た男は誰なの?」と訊いているのを聞いて、私は思わず「おおっとベイさん、それは楊成五だぞー!」とかなり慌てたのを思い出しました(苦笑)。
ベイさんとは何時か機会があったら『死亡遊戯』の未使用フッテージとかについて色々と話を聞いてみたいなぁ、と思っています。

さて、今度はベイさんじゃなくてジェットの話ですが、今週ちょっと某作品のお仕事で編集プロダクションの方とお会いした時に、「以前に龍熱さんが『ロミオ・マスト・ダイ』の記者会見でジェットに「カンフー・ダンシング」について質問した時、僕もあの会場にいたんですよ!」と言われて思わず苦笑してしまいました。(「カンフー・ダンシング」については拙著「龍熱大全」をご参照下さい)
改めてあの時の私のジェットへの質問ってそんなに強烈なインパクトがあったのか・・と思ったんですが、いやでもあの<ジェイ・レノ:ショー>のジェットのキレまくったダンス振りを見れば誰でも「カンフー・ダンシング」って映画を絶対にジェットに撮って欲しい!と思うはずなんだけど(苦笑)。
まあ何はともあれ、ベイさんによるとDragon Dynastyからはジェット主演作品『精武英雄』や『太極張三豊』のDVDリリースも予定されているそうですので、楽しみですね。
そう言えば、以前にジェットの女性ファンの方に見せて頂いたジェットが韓国を訪れた際にTVのスタジオでジェットが太極拳の演武を披露するフッテージは凄かった!まさに演武だけで観客を魅了できる武打星、ジェット・リー!さすがです。
いずれ機会があったら私がジェット・リーと対面した時に起こった「ジェット・リー『ワンチャイ』ポーズ撮影拒否事件」なども詳しく触れたいと思っています。

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