超級龍熱

香港功夫映画と共に

今度はキューバにゾンビ軍団出現!?『ゾンビ革命/フアン・オブ・ザ・デッド』日本解禁!!

2012-07-27 14:40:21 | ニュース
今週何がビックリしたって、大リーグはマリナーズのイチローのヤンキースへの電撃移籍でした。まあ数々の偉業を達成して来たイチローも昨年辺りから3割を打つのが難しくなって来ていましたし、そのイチロー自身が唯一やり残しているのが“ワールドシリーズ制覇”だったわけで、今回の常勝ヤンキースへの移籍もなるほどって感じですね。
そのイチローと好対照というか悲痛だったのが元ヤンキースで現在はレイズの松井秀喜の戦力外通告でした。私は以前から思っていたんですが、松井はあの09年にヤンキースでの日本人史上初のワールドシリーズMVPという栄光の頂点を土産に巨人に復帰するべきでした。松井があの時巨人に復帰していれば、きっと松井自身2度目のシーズン50本本塁打だって夢じゃなかったでしょう。でもゴジラ、君の豪快なホームランを見たがっているファンはまだ沢山いるんだから、どうか頑張ってくれ!!

さてさて、昨日はアレハンドロ・ブルゲス監督、アレクシス・ディアス・デ・ビレガス主演『ゾンビ革命/フアン・オブ・ザ・デッド』(11)のマスコミ試写に行って来ました。
この『ゾンビ革命~』はその題名からも判るようにキューバ映画史上初のゾンビ映画だそうで、映画は主人公で40歳のボンクラ男性フアン(アレクシス・ディアス・デ・ビレガス)とその仲間たちが街に突如出現したゾンビたちに立ち向かうも、やがては金儲け目的で家族がゾンビなってしまった人たちの代わりにゾンビを“処分”する「愛する人、殺します。フアン殺人代行社」を立ち上げますが、最後には街中に溢れ返ってしまったゾンビを目の当たりにし、泣く泣く愛する祖国キューバを脱出しようとする・・・という物語です。作品としてはコメディ-性を前面に押し出している事もあり、ゾンビその物の恐怖度は抑え気味になっていて、私はこの映画を観てすぐにイギリスが製作した同タイプの作品でサイモン・ペグ主演『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04)を思い出してしまいました。
まあこの映画の監督自身が人生で2番目に買った(VHSか何か)がサム・ライミ監督の『死霊のはらわた』だというくらいゾンビ映画が大好きなのは、映画の随所に登場するゾンビたちのマニアックで細かい描写からも十分に感じられました。
ただ個人的には「何故キューバの街中に突如ゾンビが発生したのか?」といった作品自体の重要な背景が語られていない事、あるいは主人公のフアンの顔付きがゾンビ化しなくても十分に悪党顔なので(苦笑)、終盤のフアンと友人たちの別れのシーンといった“泣き所”でも観る側がそこで中々感情移入がし難い・・・などの理由で、それほどこの映画を楽しんでは観れませんでした。あ、でも龍熱的に唯一「おおっ?」となったのがフアンがゾンビを撃退する際にヌンチャクを使うシーンでしたね(笑顔)。
最後に今回この『ゾンビ革命~』を観て改めて痛感したのが、如何にゾンビ映画としてのオリジナリティーを残しつつも、そこに新たに斬新でユニークな要素を取り込んでいくか、それこそが今後のゾンビ映画の課題という事でしょう。
この『ゾンビ革命/フアン・オブ・ザ・デッド』は、今秋「新宿武蔵野館」にてレイトショー公開との事ですので、ゾンビ映画大好きな方はこの機会に是非♪
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熱風!韓国LEGENDS(63) 『ドラゴン・ヘッド/チャイナタウン列伝』韓国版!李泰俊主演『チャイナタウン2』

2012-07-23 13:18:38 | 熱風!韓国LEGENDS
今週は某サイトの原稿と日々格闘中なんですが、そんな原稿書きの息抜きは“日活ダイヤモンド・ライン”♪で、昨日はトニーこと赤木圭一郎の(事実上の)遺作『紅の拳銃』(61)を観ていたんですが、いいな~!特にラスト、電車の中での盲目の恋人との別れのシーン!泣くなトニー、明日は明日の風が吹く・・・!
別件ですが、何と以前に当ブログでもレビューしましたカン・リー&我らがジャン=クロード・ヴァン・ダム(チョイ役ですが)主演『ドラゴン・アイズ』が来月8日にソニー・ピクチャーズさんからDVDリリースだそうです!いや~メデタイなぁ!JCVD信者にとっては10月に公開が予定されている『エクスペンダブルズ2』の予行練習も兼ねてこの『ドラゴン・アイズ』も要チェックだセヨ~!!

さて、「熱風!韓国LEGENDS」第63回は、国内でも以前にビデオ化を果たしているリチャード・パクこと朴雨相監督、そしてヘンリー・リー(即:タエジューン・リー)こと李泰俊&巴比金主演によるアメリカン・テコンドー(って正確には花郎道ですが)アクション映画『ドラゴン・ヘッド/チャイナタウン列伝』の韓国バージョン『チャイナタウン2』(93)でいきましょう。これまでにも『ドラゴン・ヘッド/チャイナタウン列伝』を観ているマニアはいるかと思いますが、昔に韓国現地で「STARMAX VIDEO」からリリースされていた『チャイナタウン2』の韓国版VHSを観る機会はまず無かったと思いますので、今回その韓国バージョンである『チャイナタウン2』を本邦初のレビューとしてお届けします♪
これまた『チャイナタウン2』の物語に関しては『ドラゴン・ヘッド/チャイナタウン列伝』と全く同じなので、ここでは詳しくは触れませんが、韓国バージョンである『チャイナタウン2』はほぼ全編英語&ハングル字幕です。
ただビックリしたのが冒頭で李泰俊がチンピラを蹴散らすシーンや劇中の乱闘シーンなど李泰俊や巴比金が敵にキックを放つシーンで、実際は李泰俊が繰り出す蹴りは単発の蹴りなのに巧みな編集でそれを“連続三段蹴り”に修正が加えられているんですねー!ってこれは朴雨相監督自身がこのような強引なキック・アクションとして編集に手を入れたのでしょうか?同じく劇中で20分過ぎに李泰俊と巴比金が自宅で韓国語で会話するシーンが出てくるんですが、これは『ドラゴン・ヘッド』には無いシーンで、韓国バージョンである『チャイナタウン2』のみの追加撮影シーンです。
また他にも『ドラゴン・ヘッド』では李泰俊と巴比金が2人だけで英語で会話するシーンも、『チャイナタウン2』ではすべて韓国語に吹き替えられています。要するに韓国人向けの『チャイナタウン2』では李泰俊と巴比金はあくまでも在米韓国人の設定なんでしょうね。
そして映画のクライマックス、巴比金の助太刀(ここで我らがボビーが背後の敵に叩き込むバックキック1発も韓国バージョンでは強引な連続三段蹴りに修正編集!)を得て、腹部を切り裂かれ瀕死の李泰俊が最後の力を振り絞って敵を撃退するシーンになるんですが、『ドラゴン・ヘッド』では劇中で一切BGMが流れない事もあって全く盛り上がりに欠けたエンディングになっていましたね?
ところが『チャイナタウン2』では、よろめきながら立ち上がる李泰俊をまるで後押しするかのように男騒ぎする男性ボーカルがガン!ガン!と流れ、映画は異様な盛り上がりを見せます!そうです!これこそ朴雨相監督が求めた真の意味での『チャイナタウン2』のクライマックスなのだ!
いや~このエンディングに関しては絶対に『ドラゴン・ヘッド』よりも『チャイナタウン2』の方がカッコイイです!!そう言えば、李泰俊は同じ朴雨相監督作品にして申鉉濬ことシン・ヒョンジュン主演『K.Kファミリー・リスト』(97)にも製作&出演しているそうなので、是非今度『K.Kファミリー・リスト』のVHSを取り出して確認してみたいと思います。

最後にこちらが韓国映像資料院の『チャイナタウン2』の詳細データです→ http://www.kmdb.or.kr/movie/md_basic.asp?nation=K&p_dataid=04632&keyword=차이나타운 2
またこちらが今では“グランドマスター”として花郎道8段を誇る李泰俊ことタエジューン・リーのプロフィールです→ http://taejoonlee.com/about/

まさに圧巻のキッキング・テクニックを持つ李泰俊には、是非またアクション映画に主演して欲しいですね♪
と言うわけで、韓国映画のレア映像&新事実を追い求める「熱風!韓国LEGENDS」、次回もどうぞお楽しみに!
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今日は“伝説のドラゴン”ブルース・リーこと李小龍の39回目の命日です

2012-07-20 12:51:36 | その他
さてさて、今年もまた今日と言う日がやって来ました。そうです、本日7月20日は我らがリーさんことブルース・リーの39回目の命日です。
それこそ毎年恒例ではありますが、今日は私も帰宅した際には大好きな『死亡遊戯』、または『燃えよドラゴン』を観て私たちに勇気と感動、そして“本物だけが持つ絶対の真実”を教えてくれたリーさんの雄姿を偲びたいと思います。
『燃えよドラゴン』と言えば、以前にアーナ・カプリ映像があのような形で出回った現在、私たちリーさん信者にとっての残された未知の映像も僅かになって来ました。それはもしかしたら『ドラゴン危機一発』の“ノコギリ頭部直撃映像”であり、『ドラゴン怒りの鉄拳』の階段を駆け下りて来たリーさん陳眞とボブ・ベイカーが肩を打ちつけ合う予告編映像であり、『ドラゴンへの道』のセットでチャチャチャを踊るリーさんであり、『燃えよドラゴン』のヘンリー・ウォンが撮影した9時間にも及ぶメイキング映像であり、『死亡遊戯』の“虎殿”でのイノサントvs解元の丸太戦や新界でのイノサント、池漢載、黄仁植らによる野外デモ映像になるのかも知れません。
いま私が改めて思うのは、今から12年前に『BRUCE LEE in G.O.D/死亡的遊戯』で五重塔内の40分にも及ぶファイト・シーンを初めて目の当たりにした時の衝撃と興奮。
あの衝撃と感動をもう1度体感したい!実感したい!という強い思いこそが、その幻の彼方できっと私たちを待っているであろうリーさんの未知の映像に対する私たちの限りない憧憬であり情熱の源となっているのです。
勿論、リーさんという不世出の武打星の魅力は未知の映像だけではありません。それどころか、もしかしたらそれらリーさんに関する未知の映像の中には本当に幻にしか過ぎない映像、あるいは伝説でしかない映像もあるかも知れません。
それでも記念すべき“龍の年”である今年、これからまさに燃えるようなドラゴンの夏、そして11月のリーさんの72回目の誕生日に向けて、きっと私たちリーさん信者が待ちに待っていた“吉報”が訪れる事を信じようじゃありませんか!?
リーさん、私達は貴方の事を決して忘れません。これからも永遠に語り継いでいきます。その偉大なる“龍の魂”よ、どうか天国で安らかに。“誠意献給一代巨星、李小龍”!
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“欧米最強のアクションスター”ジェイソン・ステイサム主演最新作『SAFE』公開迫る!

2012-07-20 12:02:42 | ニュース
さて、昨日は都内某所でヤキン・ボアズ監督、ジェイソン・ステイサム主演最新作『SAFE』(12)のマスコミ試写に行って来ました。
ステイサム演じる元捜査官にして総合格闘家のルーク・ライトは、八百長試合のトラブルでロシア・マフィアに愛する妻を殺された上に「今後お前と友人になったり、お前と関わった人間全てを殺す。それが嫌なら自殺しろ!」と“死ぬよりも辛い報復”を強いられます。
そのおかげでルークは無気力な日々を送り続け廃人同然のホームレスとなり、周りから“ゴミ集め野郎”呼ばわりされますが、ある日ルークは地下鉄のホームでルークの妻を殺したロシア・マフィアに追われる幼い中国人少女(キャサリン・チャン)を助けます。何年か振りですっかり落ちぶれ切ったルークの顔を見たロシア・マフィアは、ルークに嘲りと共に罵声を浴びせます・・・!

ロシアン・マフィア「何だ、お前、あの“ゴミ集め野郎”じゃねえか!?」
ルーク「いや、俺はゴミは集めない。ただ“処分”するだけだ!」

その場で怨敵のロシア・マフィアを射殺したルークの中で忘れかけていた何かが“覚醒”します!実はルークが助けた少女メイは驚異的な記憶力を持つ少女で、このメイの記憶する暗号が莫大な金とある重要な機密文書が入った金庫(つまり“SAFE”)を開ける暗号だったためにロシア・マフィア、そして対立する中国マフィアがメイを奪い合っていたのでした。ここまでで映画は30分が経過し、いよいよここから私たちが待ちに待ったジェイソン・ステイサムの代名詞である“無茶苦茶強くて、情け容赦ない叩き潰し上等の肉弾アクション”が銀幕の中で爆発します!(大拍手!!)。
いや~ここからは少女メイを命懸けで守らんとするルークことステイサムの“妥協無き超絶アクション”がひたすら全開状態!それは問答無用の銃撃アクション、マフィアたちの腕や足を片っ端から決めヘシ折る鬼の制裁、さらには相手を抱え上げ一気に後方のテーブルに叩き着ける変形のジャーマン・スープレックス!または相手にスピアを決めてそのまま窓を突き破り真下の路上に大落下!(されど地面に激突する際は相手がクッション代わり♪)などなどで・・・まさにステイサム信者の期待を決して裏切らない「オイオイ?何もそこまでやらんでも!?」的な超ハード&バイオレンスが炸裂するのだ!!
今では“欧米最強のアクションスター”の称号さえ手に入れたジェイソン・ステイサムは、この『SAFE』の後には我らがスライ率いる超話題作品『エクスペンダブルズ2』でのスコット・アドキンスとの激突も控えているので、そちらも今から超楽しみですね♪

さあ、果たしてルーク・ライトは迫り来るロシア&中国マフィアの魔手から少女メイを守り切る事が出来るのか!?それは10月13日から新宿ピカデリー他で全国公開となる『SAFE』を観るしかない!!最後に一言、ジェイソン・ステイサム最高!!
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香港クンフー映画最新ドキュメンタリー登場!『FILMS OF FURY』

2012-07-17 13:11:40 | DVD&Blu-ray情報
当ブログでもお馴染みの大型アクション俳優の松田優さんが次回作品であの“香港映画界最強の男”ことブルース・リャンこと梁小龍と共演しているようです♪松田さんは過去にも黄加達や劉家輝など伝説的な香港武打星とも共演しているので、次回の梁小龍との顔合わせも今から楽しみですね!
こちらが松田さんのブログのアドレスです→ http://ameblo.jp/masaru--matsuda/

さてさて、昨日は前から「これは観たいぞ!」と思っていたリック・マイヤーズによる香港クンフー映画最新ドキュメンタリー『FILMS OF FURY』を観てみました。(DVDを快く提供下さったT.Mさん、ありがとうございました♪)リック・マイヤーズと言えば、古くは「BRUCE LEE TO NINJA」などの著作や、長年に渡った「INSIDE KUNG-FU」誌のコラム執筆などで知られるアメリカでの香港クンフー映画研究のオーソリティーですが、そのマイヤースの脚本による今回の『FILMS OF FURY』も中々充実の内容となっています。
まず私が面白いと思ったのが作品の随所にアニメーションによる男性キャラクターを登場させ、その男性を司会進行代わりに香港クンフー映画の歴史&伝説的な武打星たちを紹介していくというスタイルです。
その『FILMS OF FURY』に登場する香港クンフー映画が優に100本を超える事にも驚かされますが、同じく紹介される導演&武打星たちも関徳興、胡金栓、張徹、王羽、李小龍、五毒、成龍、洪金寶、楊紫瓊、呉宇森、李連杰、甄子丹、周星馳と面子的に殆ど“漏れ”がないのが嬉しいですね♪
また私が今回この『FILMS OF FURY』というドキュメンタリーで特筆したい点がこれまで香港クンフー映画をテーマとした既成のドキュメンタリー、例えば『死闘伝説/ベスト・オブ・アクション』などの優れたドキュメンタリーでさえも様々な事情でどうしても使用できなかった邵氏兄弟公司作品の映像を縦横無尽に挿入している事でした。
考えてみれば、香港クンフー映画の歴史を検証する上で嘉禾公司作品と共に絶対に欠かす事の出来ない邵氏公司作品の無数の映像がタイムリー(というより作品によってはそれぞれ1カットのみの登場という、余りにも贅沢な形での使用♪)に画面に登場する作品風景こそが香港クンフー映画ドキュメンタリーの言わば“正しい姿”であるわけで、改めて2000年初頭の邵氏兄弟公司作品の映像解放という快挙が文字通りあらゆる意味において“歴史的な大変革”であった事を思い知らされます。
欲を言えば、同じテーマで制作された『アート・オブ・アクション/マーシャル・アーツ・フィルムの変遷』(02)のように関係者インタビューも入れていれば、もう少し作品的に厚みが出来たかとも思いますが、それでも画面に次々と登場する大量の香港クンフー映画を観ているだけでも十分に楽しんで観る事が出来る作品に仕上がっていると思います。ちなみにこちらが『FILMS OF FURY』のオフィシャル・サイトです→ http://www.filmsoffury.com/
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宇宙の果てに待っていた想像を絶する恐怖!リドリー・スコット監督最新作『プロメテウス』公開!!

2012-07-14 12:33:29 | ニュース
さて、昨日は都内某所でリドリー・スコット監督の最新作『プロメテウス』(12)のマスコミ試写に行って来ました。この『プロメテウス』、配給さんからネタバレ、特に“ラスト・シーン”についてのネタバレ厳禁をお願いされているので、その物語の詳細はここでは詳しくは語りませんが、私は大変面白く観れました♪
映画の前半はこの映画が「人類誕生の起源を探し求める」的な崇高かつ威厳に満ちたテーマを持つ映画に見えるんですが・・・ところが!ところが!もう中盤からはプロメテウス号のクルーたちが宇宙の果ての惑星で遭遇した“恐るべき敵”に残虐かつ無残な形で片っ端から殺されていくんですねー!
で、最後に残った主役の女性科学者ノオミ・ラパス(このノオミ嬢が決死の覚悟で挑む医療マシーンによる●●●●のシーンは唖然!!)がこの“恐るべき敵”と対決するんですが、このクライマックスに至るまでの戦慄に満ちた大興奮のプロセスは流石にリドリー・スコット監督だけあって一気に見せ切ってくれています。
あと個人的にはプロメテウス号の女性指揮官に扮したシャーリーズ・セロンが最高にセクシーでナイスでしたね♪
ちなみにこちらが『プロメテウス』のオフィシャル・サイトです→ http://www.foxmovies.jp/prometheus/
というわけで、この『プロメテウス』は来月8月24日からいよいよ真夏のロードショー公開との事ですので、是非!!
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邵氏日本人導演的日活時代③ 生きているこの俺の墓を建てた奴は誰だ!?石原裕次郎主演『夜の牙』

2012-07-11 13:18:34 | その他
最近、以前から収集していた李大根主演の韓国アクション映画“金斗漢”系列作品全作を遂にコンプリートしました♪いや~嬉しいなぁ!
まさに韓国映画伝説のシリーズである“金斗漢”ですが、それらが記念すべき第1作『実録・金斗漢』(74)に始まり『侠客・金斗漢』(75)、『金斗漢第3部・爆弾列車編』(75)、『金斗漢・第4部』(75)、そして『金斗漢と西大門一番地』(81)の5本なんです。
既にこれらの作品の韓国製オリジナルVHSの入手自体も年々困難になっているんですが、これまでに特に入手が難しかったのが『金斗漢第3部~』で、逆に楽勝で入手したのが『金斗漢と西大門一番地』でしたね♪もう一つの“金斗漢”系列である李康助主演版もコンプしていますし、今度は久々に林權澤監督、朴尚民主演『将軍の息子』(90~92)シリーズも観直してみようかな♪
ちなみにこちらで李大根の韓国のトーク番組出演時の様子を観る事ができますよ~ん→ http://www.youtube.com/watch?v=TQ4GGjeHMiQ

さて、「邵氏日本人導演的日活時代」の第3回にしてフィナーレを飾るは井上梅次監督、石原裕次郎主演のサスペンス・アクション『夜の牙』(58)でいきましょう。井上監督は日活から邵氏公司に招かれた何人もの日本人監督の中でもその評価&待遇面で文字通りエース格の扱いを受けた人で、それは他の日本人監督が何とも妙な中国名で映画を撮らされていたのに対して、井上監督だけはそのまま「井上梅次」名義で最後まで活動する事が許された事からも明らかです。
井上監督は邵氏公司では67年から72年の間に17本の監督作品を撮っていますが、それらは日活時代の代表作『嵐を呼ぶ男』のリメイク『青春鼓王』(67)、鄭佩佩主演のスパイ・アクション『諜網嬌娃』(67)、これまた『踊りたい夜』のリメイク『香江花月夜』(67)、異色スパイ・アクション『諜海花』(68)、サスペンス映画の佳作『遺產伍億圓』(70)、青春ミュージカル『女校春色』(70)など様々なジャンルにまで及びました。
特に井上監督は日活時代に『嵐を呼ぶ男』に始まり、海洋アクション『鷲と鷹』(57)、本格的ボクシング映画『勝利者』(57)などで初期の俳優・石原裕次郎の人気を不動の物とした事で知られていますが、同じく井上監督&裕次郎主演作品ではサスペンス・アクションの秀作『夜の牙』を外す事は出来ません。
映画は盛り場のガード下で診療所を開いている青年医師杉浦健吉(裕次郎)が、ある日健吉の知らない間に自分の戸籍が抹殺されていて、既に健吉が“死人”扱いとなっている事を偶然に知る所から始まります。
健吉は子分の三太(岡田眞澄)と共に伊豆にある“自分の墓”を訪れますが、健吉はそこで寺の住職の卓然和尚(澤村國太郎)から健吉の弟で長い間消息不明だった忠夫が健吉の死亡届を出し、さらには2人の叔父の莫大な財産を相続し東京で事業を行っている事を告げられ、すぐに忠夫の行方を求めて東京に舞い戻ります。しかしそんな健吉の前に忠夫の怪しげな取り巻きである執事の加納(西村晃)、弁護士の赤沼(安部徹)、クラブ「カサブランカ」の支配人土井(小林重四郎)、そして謎の美女花岡真理(月丘夢路) が次々と現れ、忠夫に辿り着こうとする健吉を幾度となく妨害します。
そして健吉は次第に自分の弟の忠夫と称する人間が実は全くの別人ではないか?と疑いを持つようになります。
そんな健吉の前に何度も現れ「あんた・・・エレベーター怖いよぉ!落ちるよぉぉ!」と意味不明の奇声を上げ「カサブランカ」の周囲を徘徊する不気味な“キ●ガイ女”トキ(南寿美子)と、毎週土曜日になると必ず「カサブランカ」にマスクで顔を隠し黒装束姿でやって来る“土曜日の男”の正体とは!?
そして映画のクライマックスでは、健吉が自分の戸籍を消した人物、さらには弟の行方など全ての謎を解き明かすために自分を忠夫と称する“土曜日の男”、赤沼、土井など悪党たちが待ち受ける「カサブランカ」に乗り込んでいきます・・・!

健吉「おい、忠夫!お前が忠夫じゃないって事はもう判ってんだぜ!」
忠夫「忠夫は死んだよ。この「カサブランカ」のエレベーターから落ちてな!」
健吉「お前たちが忠夫をエレベーターに落として殺したんだ!そして忠夫の死体をここから運び出しトラック事故に見せかけ、俺の墓に忠夫を埋葬した。そして忠夫になりすましたお前が叔父の遺産を相続し、その遺産で悪事を行って来た!そうだろ?卓然和尚!」

健吉にズバリとその正体を見抜かれた“土曜日の男”にして忠夫を自称して来た卓然和尚は、悠然とマスクを外しその隠された素顔を露わにすると「お前も馬鹿な男だ。ワシの顔さえ見なければこのまま生きて帰れたものを。さあここで死んで貰うぜ!」と言い放つと「カサブランカ」の最上階は一瞬にして大乱闘の場と化し、そこに健吉の手配で待機していた警察が突入!その混乱に乗じて逃亡を図った卓然ですが、実は本物の忠夫を愛する余りに精神が病んだしまった“キ●ガイ女”トキの手でまさに卓然自身が忠夫を殺した時と同じように落下するエレベーターに押し潰され、この恐るべき計画殺人事件は解決します。

この『夜の牙』のオープニングで黒装束の男性が銃を手に歩く姿をシルエットで映し出す手法はアルフレッド・ヒッチコック監督の『逃走迷路』(42)のオープニングを彷彿させますし、物語自体もキャロル・リード監督の『第三の男』(49)の焼き直しとの印象を受けます。
ただそれでも本作『夜の牙』全体に漂う絶妙のスリル&サスペンスに加えて、若き医師に扮した裕次郎が岡田真澄や浅丘ルリ子(若い!)と共に事件の真相に一歩、また一歩と迫る際のテンポが良く娯楽性に満ちた物語展開は、自らの作品で監督業だけでなく脚本の殆ども手がけて来た井上監督ならではの圧巻の完成度と言わざるを得ないでしょう。
思えば井上監督が香港の邵氏公司で“特別待遇”を受けられた理由に、この井上監督自らが脚本も書ける事、そして一切の無駄を省いた効率の良い撮影テクニックというトータル・バランスに優れた能力があったからこそでした。まさに井上監督こそが西本正カメラマンと共に日本映画人の実力をアジア映画界一帯に知らしめた最大の功労者と言って良いでしょう。
最後に、私の手元には99年に舛田利雄監督が聞き手を担当する形で井上監督に90分ものロング・インタビューを行った時の映像があるのですが、井上監督はそのインタビューの中で石原裕次郎と赤木圭一郎(その芸名は井上監督が名付け親!)共演による海上保安庁を舞台とした映画を企画し、当時実際に撮影に入ったものの、その撮影の時期に余りに海が荒れていて危険過ぎるとの理由で結局は映画自体を断念した、といった数多くの貴重なエピソードを語っていらっしゃいました。
井上梅次監督は惜しくも2010年2月11日に亡くなられましたが、私自身も出来る事なら生前の井上監督には是非邵氏公司時代の思い出話を一度ジックリとお訊きしてみたかった!との思いが今も強くあります。
さて、3回に渡ってお届けしました「邵氏日本人導演的日活時代」如何でしたでしょうか。今後も今回のような邵氏兄弟公司作品に関する様々な特集企画を考えていますので、どうぞお楽しみに!
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熱風!韓国LEGENDS(62) 『ブルース・リー死亡の塔』の“怪力豹柄男”こと楊成五インタビュー映像!

2012-07-07 13:58:07 | 熱風!韓国LEGENDS
先日も触れました当ブログの400回突破記念レビューですが、当初は『ワンチャイ天地大乱』(92)でいこうか、と思っていた所に、今日「IMAGICA TV」さんから「黄金のクンフー&アクション」次回分の原稿用サンプルDVDが届いて、何とその4枚が『ワンチャイ』トリロジー+ドニー兄貴作品でした!こうなると400突破記念レビューは他の作品にせざるを得なくなったんですが・・・はてさて何にしようかなぁ?

さて、「熱風!韓国LEGENDS」第62回は、あの『ブルース・リー死亡の塔』(81)でボビー・ローこと唐龍こと金泰中(即:金泰靖)と“死の宮殿(の手前のプール広場♪)”で激闘を展開した“怪力豹柄男”タイガー・ヤンこと楊成五のインタビュー映像をご覧下さい。以下のアドレスがそれぞれパート1とパート2に分かれた楊成五のインタビュー映像です。

http://www.youtube.com/watch?v=WoU72IC_VMg

http://www.youtube.com/watch?v=toaRCbcolD0&feature=relmfu

いや~楊師匠熱く語りまくっていますが、この人って何時観てもやたら元気そうですし、幾つになっても本当に老けませんねえ!
私も今度韓国語の堪能な知り合いにこの楊師匠のインタビュー内容の全てを是非翻訳して貰おうと思っています♪(って以前に唐龍が証言していた楊成五&李海生コンビは、当初は譚道良&韓国人プロレスラーが予定されていたとか、その辺りの真実が是非知りたい!)
まあ楊師匠もオフィスに自分の写真を額に入れて堂々と飾っていたり(苦笑)、自分と何宗道が闘っている某作品をモニターで楽しげに観ていたり(苦笑)と、相変わらずの弾けっぷりですねえ!ただ私は『死亡の塔』をロードショー公開当時に「池袋東急」という映画館で観ているんですが、映画のクライマックスでボビー・ローこと唐龍の前に楊師匠こと“怪力豹柄男”が「うううがあああ!」と銀幕に登場した時「こ、この映画やっぱりヤバイかも!?」と思ったんだよなぁ(爆笑)。
あとこれは余談ですが、楊成五といえば何本もの香港クンフー映画に出演していますが、その出演作品群の中で作品自体の圧倒的な完成度の高さでは、何と言っても洪金寶導演作品『贊先生與找錢華』(78)が抜きん出ている事に間違いはないでしょう。
実は以前にこの『贊先生與找錢華』を題材とした40分ほどのドキュメンタリーを観る機会があったんですが、進行役をベイ・ローガンが務め、作品の背景にある詠春拳の詳細な考察に加えて洪金寶、梁家仁、馮克安 、卡薩伐(即:王虎)などの出演者たちが同作の製作当時を振り返って様々な証言を行う、という充実した内容のドキュメンタリーでした。と言うわけで、韓国映画のレア映像&新事実を追い求める「熱風!韓国LEGENDS」、次回もどうぞお楽しみに!

と、ここまで書いた所で、昨日は都内某所で久々に染野行雄さんとジックリお話する機会があったんですが、そこで龍熱は以前から染野さんにお訊きしたかった『龍の忍者』(82)に関する様々な謎について突撃インタビュー(?)を慣行しました。
その場では私もこれでもか!とばかりに『龍の忍者』に関する色々な質問を同作品の出演者でもある染野さんにぶつけたんですが、染野さんはそんな私の質問攻勢にも嫌な顔一つせず、それどころか一つ一つの質問にも本当に丁寧に答えて下さいました。
呉思遠と李元覇の微妙な関係、黄正利と真田広之の撮影中の様子、染野さんの權永文に対する意外?な評価、津島要さんの近況などなど、そしてそこから染野さんと龍熱の熱闘トークは、あの開発公司の雄にして韓国キッカー金振八に関する染野さんの思い出話にまで発展していったのだった!!
染野さん、改めまして本当に楽しい時間と貴重なお話をありがとうございました。
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あの笑顔を決して忘れない!今年も“薄命の貴公子”傅聲の29回目の命日がやって来ました

2012-07-07 13:30:06 | その他
さて、当ブログではもう毎年恒例の行事となっていますが、七夕の日の今日7月7日は“薄命の貴公子”傅聲の29回目の命日です。
あの傅聲の衝撃的かつ悲劇的な事故死から既に30年近い年月が経っているのかと思うと、何とも複雑な心境ですね。
邵氏兄弟公司は勿論、長弓公司でも傅聲と数多くの共演作品を撮った戚冠軍師父もきっと今頃は若くして逝った親友の冥福を祈って手を合わせていると思います。
私も今日は傅聲の雄姿を偲ぶために、“少林英雄傳四部作”の1本にして私の大好きな傅聲作品である『洪拳與詠春』(74)を鑑賞したいと思っています。あのクライマックスの傅聲&戚冠軍vs梁家仁&王龍威の息詰まる決死戦は、いま観直してみても決して色褪せる事無し!そう、私たちはあの誰からも愛された輝くような傅聲の笑顔を決して忘れない。“薄命の貴公子”傅聲よ、“伝説の方世玉武打星”傅聲よ、その永遠の魂と共にどうか安らかに。
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東映ビデオから“和製ドラゴン”倉田保昭主演4作品DVDリリース・ラッシュ迫る!!

2012-07-06 12:40:52 | DVD&Blu-ray情報
さてさて、以前にも触れましたが、東映ビデオさんから9月21日に“和製ドラゴン”倉田保昭主演4作品である『レッド・ティアーズ』、『武闘拳 猛虎激殺!』、『ファイナル・ファイト―最後の一撃―』、『黄龍 イエロードラゴン』がいよいよDVDリリースとなります!!(特に『武闘拳 猛虎激殺!』のDVD化は世界中のファンが狂喜必至!)
既にご存知の方も多いかと思いますが、その気になる4作品の映像特典などを中心に下記に纏めてみました。

『レッド・ティアーズ』
●映像特典(予定)
◆メイキング オブ レッド・ティアーズ
◆インタビュー集
◆東京国際映画祭・グリーンカーペット&舞台挨拶
◆「レッド・ティアーズ」対談
―倉田保昭・加藤夏希・辻本貴則監督・坂本浩一監督―
◆初日舞台挨拶
◆予告編
◆フォトギャラリー

『武闘拳 猛虎激殺!』
●映像特典(予定)
◆倉田保昭・出演100作品の誕生秘話‐武闘拳 猛虎激殺!の巻‐
◆予告編
◆東映蔵出し!劇場公開時プレスシート
◆フォトギャラリー
●ニュープリント・コンポーネントマスター

『ファイナル・ファイト―最後の一撃―』
●映像特典(予定)
◆倉田保昭・出演100作品の誕生秘話‐ファイナルファイトの巻‐
◆海外プロモーション映像
◆本編未使用シーン多数!幻の劇中劇バトル
◆海外版 予告編
◆フォトギャラリー

『黄龍 イエロードラゴン』
●映像特典(予定):
◆倉田保昭・出演100作品の誕生秘話‐イエロードラゴンの巻‐
◆メイキング オブ イエロードラゴン
◆予告編
◆フォトギャラリー

さらに上記の4作品と同時発売として、何と<初回生産限定>「倉田保昭・グレートセレクション」なるDVDボックスも発売!
そのスペックの詳細ですが、東映ビデオさんのリリース情報によると・・・・

【解説】
1966年にデビューした彼の長い俳優人生の集大成として自ら製作・主演した、映画出演100本目の作品『レッド・ティアーズ』のDVD発売を記念して、倉田保昭氏が自ら思い出の作品を3本セレクト!『レッド・ティアーズ』と共に、DVD4本セットにて堂々のリリース!

<収録作品>
「レッド・ティアーズ」(2012年4月公開)
「武闘拳 猛虎激殺!」(1976年8月公開)
「ファイナル・ファイト―最後の一撃―」(1989年11月公開)
「黄龍 イエロードラゴン」(2003年4月公開)

●その他特典
倉田保昭本人の直筆サイン入り特製アウターケース付

DSZD08058/16,200円(税込17,010円)/ COLOR/本編370分(予定)/片面1層4枚組 /1.主音声:モノラル(一部サラウンド、ステレオ)(一部英語)/16:9LB(シネスコ)/4作品収録
※初回生産限定につき、ご予約いただかないと入手困難になる場合がございますので、お早めのご予約をおすすめいたします。

という感じですが、「~グレートセレクション」4作品の映像特典はそれぞれ単品発売品と同内容のようですが、東映ビデオさんによると「単品合計金額より2,000円安い!」との事です♪いや~それにしても何ともマニア好みの作品セレクションにして豪華な映像特典ですねー!
中でも特典満載の最新作『レッド・ティアーズ』は勿論ですが、他の3作品それぞれに映像特典として収録される「倉田保昭・出演100作品の誕生秘話」、これこそ先日4月に新宿で『レッド・ティアーズ』公開記念イベントとして開催された倉田さんことドラゴン、江戸木純さん、私こと龍熱のトークショーの模様だと思われます。
これで当日イベントに来れなかった方々も、ドラゴンと私&江戸木さんの軽快でちょっとスリリング(♪)なトークの模様をご覧になって頂けると思います。って言いながら個人的には『ファイナル・ファイト』の映像特典である「本編未使用シーン多数!幻の劇中劇バトル」が凄く気になるなぁ!
というわけで、是非皆さんも9月21日にはドラゴンこと倉田保昭の雄姿がタップリと詰まったこの4作品&ボックスを購入してみては如何でしょうか。
購入希望の方はこちらの東映ビデオさんのサイトにGO!!→ http://www.toei-video.co.jp/DVD/kurata.html
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