超級龍熱

香港功夫映画と共に

皆さま、今年もありがとうございました。どうか良いお年をお迎え下さい。

2019-12-31 05:47:16 | その他

皆さま、今年も1年間「超級龍熱」をご覧頂きまして、心から感謝します。ありがとうございました(^_^)。今年も当ブログでは様々な特別企画を開催しましたが、何と言っても先月11月27日に「闘道館」で開催しました「猛龍魂継承!ブルース・リー生誕祭スペシャル:龍熱トークライブ2019」の成功が大きいと思います👍。来年も皆さんに喜んで頂けるスペシャルプロジェクトを既に準備中ですので、どうかご期待下さい😊。それでは皆さんもどうか良いお年をお迎え下さいませ。来年も「超級龍熱」をどうぞよろしくお願いします!!

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What was Artport and GOD?④ “戦士の旅”と言う名のもう1本の「死亡遊戯」

2019-12-29 07:49:12 | 作品レビュー

私がアートポート製作「BRUCE LEE in GOD/死亡的遊戯」とは別にもう1本「死亡遊戯」を題材とした作品が製作される、と聞いたのはやはり「GOD」公開直前だったと記憶しています。またジョン・リトルという人物の名前も全く聞いた事がありませんでした。それがジョン・リトルが監督した「A Warrior's Journey(以下WJ)」(00)です。

私が最初に同作を観たソフトがダビングしたVHSコピーだった事もありますが、「GOD」の目の覚めるような美しい画質に比べてかなり劣化した画質に驚きました。またクライマックスの五重塔内のファイトシーンで使用された本物リーさんの怪鳥音が他の俳優の掛け声まで一緒に入ってしまっているという、およそ映画製作の常識では考えられない粗末な音声処理にも唖然としました。ただ前半のドキュメンタリー部分は「GOD」が逆立ちしても勝てない充実したコンテンツで、ここはジョン・リトルの功績として高く評価出来ると思います。

また五重塔内のファイトシーンでは「GOD」とは別テイクを使用していて「GOD」には収録されていて、特にダン・イノサントvs田俊のファイトシーンが観れたのは嬉しいのですが、個人的には「GOD」がチョイスしたテイクが断然好みでした。そしてここからは敢えて語弊を承知で書きますが、「WJ」の最大の注目点である、リーさん演じる主人公の名前がハイティエン(海天)であるとか、ジャバールと闘うリーさん自らがその闘いの心理状態をモノローグの形で語る“心の声”についてです。
私はジョン・リトルがリーさんが残した「死亡遊戯」の設定資料に目を通している事を重々承知しながら、それでも敢えて言います。

龍熱「何かシックリ来ないよなぁ?」

それはそれまでリーさんが主演し、また脚本や監督も兼任して来た4本のクンフー映画のどの作品でも見られなかった、実に違和感がある主人公の名前やモノローグ処理であり、私はもしリーさんが本当に“心の声”を導入したかったのだとしたら「死亡遊戯」の前作に当たる初監督作品「ドラゴンへの道」のクライマックスの唐龍vsコルトのコロシアムの決闘で、唐龍が戦闘不能状態となったコルトを無言で見下ろしている場面でとっくに“心の声”を導入していたはずだと思うのです。
さらに「ドラ道」で主人公の役名を唐龍、「燃えよドラゴン」の英題名を「Enter the Dragon」と、“龍”の字にあれほど強く拘ったリーさんが主人公の役名を海天とは?そもそも海天という名前は「死亡遊戯」とどんな関係や意味があるのか?
そんな私の釈然としない思いと共に「GOD」にはダン・イノサントが協力、「WJ」にはジャバール、池漢載が出演と、それぞれ五重塔の番人たちの出演も枝分かれの形になってしまうという残念な事態も含めて、私にとっての「A Warrior's Journey」と言う名の“戦士の旅”は、未だ終着駅の見えない混迷が続いている、が正直な思いなのです。

John Little film A Warrior's Journey DVD cover.

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What was Artport and GOD?③ “本物”による“本物”の五重塔内40分ファイト!

2019-12-29 07:41:39 | 闘神伝説~李小龍

「BRUCE LEE in GOD/死亡的遊戯」ほど映画の前半と後半でその評価が真っ二つに別れた作品もありませんでした。特に前半のドラマ部分に関してはストーリー展開が粗雑、五重塔内の未公開映像を余りに見せ過ぎだなどの批判が多数あったようです。

また後半の五重塔内のファイトシーンでもカットごとの編集が通常の編集過程ではあり得ないほど間延びしてしている、との声がありました。私から見てそれらの批判の殆どは頷けるものでした。
個人的にはドラマ部分に登場したリンダ夫人が完全にNGでした😩。「ドラゴン:ブルース・リー物語」(93)のローレン・ホリーが素晴らしかっただけに余計“GODリンダ”は駄目でした😓。
それでも「GOD」公開当時の私はひたすら「GOD」を擁護、絶賛し続けました。その姿勢は今現在も変わりません。
それは何故か?これは今回初めて書きますが、以前から私は友人たちから「龍熱さんは映画の批評が優しいですね。観た映画を殆ど酷評しませんね」と言われる事があります。確かにそうかも知れません。
それはあの映画評論家の大先輩である故淀川長治さんの「どんな酷い映画でも必ず1つは良いところがある。それを見つけるのが私たち映画評論家の仕事」との言葉が私の映画評論家としての根幹に刻み込まれているからかも知れません。
その私が「GOD」を試写で初めて観た時、これは映画のドラマ部分に相当なバッシングが集まる事を予想、いえ確信しました。
ただそこで香港功夫映画評論家である私がファンの皆さんと同じテンションで「GOD」を叩いてしまうと、それこそこの作品を潰してしまうだろうとの思いがありました。
それだけは決してあってはならない・・!
これは決して自慢とか驕りではなく、こと香港クンフー映画に対する私の評価や批評はそれだけファンの皆さんに対して強い影響力があると思っていましたし、それは今も同じ思いです。
だからこそ私は日頃から自分の映画の批評に関して慎重になっていたのでした。
それは香港功夫映画評論家を肩書きとしている私の責任と自負でもありました。
それでも私は今もハッキリと覚えています。私が「GOD」を初めて観た時、特に後半の五重塔内の壮絶なるクンフーファイト、本当に40分(!)もあったファイトシーンを観た時の私の興奮と感動!
何十年も観たくて観たくて堪らなかった「死亡遊戯」の全てを遂に観れた感激!
私にはもうそれだけで十分でした。本当にそれだけで十分だったんです。
そう、やっぱりブルース・リー、いえリーさんは“本物”でした👍。
私は「GOD」を観て、それを自分が確信出来た事が何よりも嬉しかったんです。
「GOD」を内覧試写で観た際、当然アートポートの関係者も試写会場で私たちと一緒に作品を観ていました。映画の上映が終わると、私の後ろに座っていたアートポートのFプロデューサーが私の肩越しに身を乗り出して「どうでしたか!」と訊いて来ました。
私はFさんに自分が涙目になっている事が分からないように振り返ると「いや良かったです!これは天国のブルース・リーも喜んでいますよ!」と答えたのを覚えています。
自然に、そう、本当に自然にこの言葉が出ました。そして映画のクライマックスに“本物”のブルース・リーのクンフーファイトが用意された最後の劇場公開作品「BRUCE LEE in GOD/死亡的遊戯」はいよいよ劇場ロードショー公開の時を迎えます!BRUCE IS BACK AGAIN!

Artport GOD original VHS cover.

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What was Artport and GOD?② 五重塔内40分ファイトの奇跡!

2019-12-26 17:53:00 | 闘神伝説~李小龍

私がスーパーバイジングプロデューサー竹田直樹氏の名前を最初に聞いたのは「GOD」の内覧試写直前ぐらいだったか、よく覚えていません。勿論、それまで竹田さんの事は知りませんでした。

ただ日本の商業誌で初めて「死亡遊戯」を英単語短縮の形で「GOD」と白夜書房刊「ブルース・リードラゴン伝説」で書いたのは私でしたので「お、題名はGODにしたのか。でも竹田直樹って誰?」と思ったのは事実でした。
竹田さんと「GOD」に関しては色々なエピソードがあるようですし、むしろ私よりこの特集をお読みの方々の方がよくご存知かも知れませんが、私は何のコネクションもない1人の日本人が香港に出向き、メディアアジア社のベイローガンと「死亡遊戯」の未公開映像について会合を持つまでに至る、その行動力は改めて評価するべきだと思います。
ちなみにメディアアジアから竹田さんに送られて来た「死亡遊戯」96分のラフカットはダン・イノサントのフロアからジャバールと田俊戦の冒頭まで収録された1本目と、そこからリーさんvsジャバール戦のラストまで収録された2本目の2本のVHSセットだったそうです。
後年、私はアートポート社が配給したタイのアクション映画「マーキュリーマン」で竹田さんとお仕事をご一緒する事になりましたが、その打ち合わせの際にも竹田さんとは「死亡遊戯」の様々な話をしました。
その際に竹田さんが「死亡遊戯」の映像に関しては、96分のラフカットはメディアアジアから貰った。でも「Making of Game of Death」も含めて78版「死亡遊戯」の編集素材が収録された約2時間のVHSは貰えなかった事を聞きました。
そして今から思えば、運命の「BRUCE LEE in GOD/死亡的遊戯」の内覧試写の際、私も含めた関係者を先導しながら、片手に恐らくは「GOD」の完成プリントを抱えて試写室に入って行ったのが当時はまだ面識のなかった竹田さんでした。
私は「GOD」内覧試写の前に「映画秘宝」の編集者から「龍熱さん、何か今回の「GOD」はクライマックスのブルース・リーの塔内アクションは40分あるらしいです!」と聞いた瞬間、即座に「40分?あり得ないよ!25分前後だろう?あり得ない!」と激しく否定したのを今でも覚えています。
でも間違っていたのは・・私でした。
そう、真実はこの映画で解き明かされる!
こうして、私も含めた全ての李小龍信者、全てのデスゲーム信者が待ちに待った李小龍主演、それも映画のクライマックスに“本物”李小龍のクンフーファイトが用意された最後の劇場用新作映画である“GOD狂騒曲”の幕が開こうとしているのだった!!BRUCE IS BACK AGAIN!!

Artport GOD project began.

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What was Artport and GOD?① 日本人が製作する初のデスゲーム映画登場!

2019-12-26 17:50:00 | 闘神伝説~李小龍

私が最初にアートポート社が「死亡遊戯」の未公開フィルムを使用した新作を製作する、との知らせを聞いたのは確か2000年前後だったと思います。

その際に初めてアートポートの名前も知りました。ただ「死亡遊戯」の未公開フィルムを使用した作品が製作される事にはそれほど驚きませんでした。
何故ならその時点でメディアアジア社が所有する96分のラフカットを上映するイベント、所謂「ラフカット上映会」が香港で2度に渡って開催されていたからです。
この時メディアアジアに在籍していたベイローガンの話によると、まず最初にアートポートが「死亡遊戯」のラフカットを使用して映画を製作したいとコンタクトを取って来たそうで、その直後にジョンリトルが同じ目的でコンタクトを取って来たそうです。
このジョンリトルとベイローガン、やがてもう1つの「死亡遊戯」作品である「A Warriors Journey」(00)製作の過程で大喧嘩をする事になりますが、それはまた別のお話😉。
ローガンは松下順一社長率いるアートポートのブルースリーこと李小龍に対する熱い情熱と愛情に感嘆すると、世界初の形で「死亡遊戯」の映像使用の権利をアートポート社に許可します。ここに世界で最も李小龍を愛する私たち日本人による初の“李小龍主演”新作劇場公開作品「BRUCE LEE in GOD/死亡的遊戯」(00)の製作が決定したのでした!BRUCE IS BACK AGAIN!!

Game of Death out-takes screening HongKong tour handbook.

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「超級龍熱Facebook」でイヤーエンドスペシャル「What was Artport and GOD?」好評連載中!

2019-12-26 17:34:58 | ニュース

先週から「超級龍熱Facebook」にてイヤーエンドスペシャルとして「What was Artport and GOD?」を好評連載中です。いや最近Facebookでトピックスを書いてても何か息苦しかったんです。その理由が自分でやっと分かりました。
それは私の大好きな「死亡遊戯」の話題、それも超濃い話題を書いていなかったからでした。
でも私は「龍熱トークライブ2019」にご来場下さった方々との約束があります。
その皆さんとの約束をシッカリと守り、尚かつ大好きな「死亡遊戯」の事を書く。
それがアートポート社とブルース・リーこと李小龍のクンフーファイトが映画のクライマックスに用意された最後の劇場公開作品「BRUCE LEE in GOD/死亡的遊戯」(00)を改めてジックリと検証する「What was Artport and GOD?」になると思います。
嗚呼、やっぱり私は「死亡遊戯」無しでは生きていけないようです😅。

「超級龍熱Facebook」から当ブログに随時転載予定です。皆さん、どうぞよろしくお願いします!!

No Game of Death No life!!

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THIS IS 甄子丹(130)「イップ・マン完結」来年5月日本公開決定!!

2019-12-20 17:55:36 | ニュース

既に現地では今日から公開されているドニー兄貴主演最新作「葉問4:完結篇」が来年5月8日から新宿武蔵野館などをメインに「イップ・マン完結」の邦題で全国順次公開が決定しました。

龍熱も現地観賞を計画したのですが、様々なイベントや忘年会が重なり日程的に身動きが取れず断念しました😭。でも年が明けたら何とか観賞方法を考えたいと思います!!

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.cinematoday.jp/news/N0113077.amp.html%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAa-euovM8qe0rgE%253D

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「映画秘宝」休刊について。

2019-12-20 07:31:19 | その他

今週18日でしたか、「映画秘宝」編集部から休刊決定のメールが来ました。
ただ公式発表までは公表を控えて下さいとの事で皆さんにお知らせ出来ませんでしたが、既に多方面で休刊のニュースが出ているようですね。

「映画秘宝」に関しては私も色々な思いがあります。創刊当初から15年近くに渡り、私が同誌のブルース・リー、ドニー・イェン、そして香港クンフー映画関連記事のクオリティーを支え続けた自負もあります。

ただ今は来年1月発売の最終号まで彼らの最後の頑張りを見守りたい気持ちです。
写真は私のデビュー本「ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進!」改訂版です。
確かこの改訂版の巻末に私が「死亡的遊戯」の原稿を新たに書いていたのかな。
私はこの改訂版の表紙が結構好きなんです。「映画秘宝」25年間お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

Good bye Movie Treasure magazine.Thank you for eveythings.

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私は命を懸けて登る、あの頂上へ!シーラ・ハンコック主演「イーディ、83歳はじめての山登り」来年1月公開!

2019-12-18 16:49:56 | 作品レビュー

さて、昨日は都内某所でサイモン・ハンター監督、シーラ・ハンコック主演「イーディ、83歳はじめての山登り」(17)を試写で観て来ました。

30年間に渡って傲慢で独占欲の強い夫の介護に人生を費やして来た83歳の女性イーディ(シーラ・ハンコック)。その夫が亡くなり、イーディを老人ホームに入れようとした娘とも仲違いしてしまったイーディは1人ぼっちになってしまいます。しかし街のフレッシュアンドチップス屋でイーディが「追加オーダーしていいかしら?」と聞いた時、店員の「Never too late,Edie!(遅すぎることなんてないさ!イーディ!)」との返事にイーディは長年夢見ていた事への挑戦を決意します。それがイーディが愛した亡き父と一緒に登るはずだったスコットランドにあるスイルベン山登頂だった!

しかし地元のクライマーですら尻込みするほどのスイルベン山の頂上に果たして、83歳のイーディが登れるのか?ところが運命の神様はイーディと地元の登山用品店の青年ジョニー(ケヴィン・ガスリー)を巡り合わせます。最初はイーディが払う山岳案内料目当てだったジョニーですが、ちょっと気難しいイーディに辟易しながらも、イーディの亡き父と登るはずだったスイルベン山登頂への純粋で崇高な夢に心を打たれ、次第に全力でイーディの登頂を手助けするのでした。

映画の終盤のイーディの鬼気迫る執念と共に描かれるスイルベン山登頂は、本作のやや緩めの邦題のイメージからは想像出来ない壮絶にして過酷な登山シーンの連続となります。そして83歳の孤独な老女が命懸けで挑んだ決意と執念の山登りの結末は!?ラストの素晴らしく感動的で清々しいエンディングは本作のもう1つの原題である「どんな事にも決して遅すぎる事はない」を私たちの心に深く刻み込んでくれるでしょう。素晴らしい作品でした。

この「イーディ、83歳はじめての山登り」は来年1月からシネスイッチ銀座にてロードショー公開となりますので是非!!

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ジャパニーズレディアクション最後の傑作!亜紗美引退記念作品「ツングースカ・バタフライ」公開中!!

2019-12-15 08:07:54 | 作品レビュー

昨日は亜紗美引退記念作品「ツングースカ・バタフライ〜サキとマリの物語」を初日&舞台挨拶付きレイトショーで観て来ました。
この映画、昨日から僅か6日間の上映です。アクション映画ファン、特に女性アクション映画ファンに強くお薦めしたい作品です。
上映後に以前から気になっていた孤高のインディアクション女優こと亜紗美さんとやっと対面する事が出来ました。レイトショーの映画の上映が終わったのが夜11時ちょっと前。終電が気になる時間ですが、でも私はここで亜紗美さんと会わなければ恐らく2度と会う機会はないと思いましたし、終電を気にして亜紗美さんと会わずに帰ったりしたら、それこそ一生後悔すると思いました。

終電なんかどうでもいい!最悪今夜は渋谷のホテルにでも泊まればいい!私は亜紗美さんと会う方を選びました。サインも頂きました。ツーショットも撮らせて頂きました。亜紗美さんと映画について色々話せました。電車も間に合いました👍。

ジャパニーズ・レディアクション映画、最後の傑作です👍。

http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000395

Asami retirement film Tunguska Butterfly.
Definitely last Japanese lady action masterpiece.

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