超級龍熱

香港功夫映画と共に

凄腕ファミリーvs極悪マフィア軍団!!ロバート・デ・ニーロ主演最新作『マラヴィータ』公開迫る!

2013-10-29 14:16:20 | 作品レビュー
すでにFBにも書きましたが、トビー・ラッセル導演からの情報であの呂小龍の近況が判明!こちらです→ http://www.bj.xinhuanet.com/jzzg/2013-09/22/c_117455460.htm 
どうも呂小龍は鄭佩佩&原子出演で『黎明之眼』という映画を撮るようですね!いや~呂小龍が一体何時の間に出所したのか知りませんが(苦笑)、これは是非是非呂小龍にはソックリさん武打星時代&韓国映画出演時代の思い出話をして欲しいですねー!!

さて、昨日は都内某所でマーティン・スコセッシ製作総指揮、リュック・ベッソン監督、そしロバート・デニーロ主演『マラヴィータ』(13)を試写(もうお約束の最終試写)で観て来ました。
フランスはノルマンディー地方の片田舎に引っ越してきたフレッド(デ・ニーロ)率いるブレイク一家は一見ごく普通のアメリカ人ながら、実はフレッドはニューヨークでは知らない者がいないほどの血の気の多いマフィアのボスで、仲間のマフィアたちを売ったためにFBI(トミー・リー・ジョーンズ)から身辺保護を受けている身でした。
さらにフレッド夫人(ミシェル・ファイファー)も放火(というか爆破癖!)癖があったり、息子もとても子供とは思えないワル、さらには娘も付きまとう男子をラケットでボコボコにする暴力癖がありながら学校の数学教師に熱を上げてしまうなど最初から波乱含みの展開です(苦笑)。
映画の前半ではこんなブレイク一家がFBIの監視の目を掻い潜りながら引っ越した先の家や学校で次々と起こすトラブルをコミカル・タッチで描いていきます。で、映画の中盤ではスコセッシ&デ・ニーロの某映画のセルフ・パロディーも交えながら、フレッドに売られたために現在は刑務所に入っているマフィアのボスに偶然が偶然を呼びブレイク一家の居場所がバレた辺りから俄然画面が緊迫感に満ちてきます。
そして映画のクライマックスではフレッド一家皆殺しのために派遣された重装備の6人の殺し屋vsフレッド一家(娘&息子もマシンガンなどの銃器類の扱いバッチリ!さらにマラヴィータ・・・意味は“裏社会”なる名前のブレイク家の愛犬も活躍♪)の闘いが火蓋を切ります!
ここからのロケットランチャー(!)まで飛び交うブレイク家を舞台とした大決戦は、さすがにベッソン&デ・ニーロのコンビ作品だけあって見応え十分でした。作品的にはそつなく纏まったファミリー・コメディ(但し残虐シーンも相当あるのでご注意を)映画ですが、でもやっぱりロバート・デ・ニーロは幾つになってもイタリアン・マフィア役がピッタリとハマりますねー!(苦笑)。
こちらがその『マラヴィータ』の公式サイトです→ http://www.malavita.jp/
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30分にも及ぶ映像特典収録!『アイアム ブルース・リー』DVD、いよいよ今週発売!

2013-10-23 10:55:24 | DVD&Blu-ray情報
さてさて、今年7月に劇場公開を果たし多くのリー信者から絶賛を浴びたピート・マコーマック監督作品にしてリーさんの最新ドキュメンタリーである『アイアム ブルース・リー』がいよいよ今週25日にバンダイ・ビジュアル(室さん、ありがとうございます!)さんからDVDリリースとなります。
この作品に関しては既に多くの方がご覧になっていると思いますし、当ブログでもこれまで何度も取り上げているので、敢えて本編の詳細は控えたいとは思いますが、それでも本作に登場するコービー・ブライアント、ミッキー・ローク、ダン&ダイアナ・イノサント親子、マニー・パッキャオ、ダナ・ホワイト、ジョン・ジョーンズ、タブー(ブラック・アイド・ピーズ)、レイ・“ブーン・ブーン”マンシーニ、カン・リー、ステファン・ボナー、ジーナ・カラーノら本物の格闘家やダンサーたち、そしてリンダ&シャノン・リー親子が時には子供のように、時は悲しみに沈み、そして時に懐かしげに語る“世紀の闘神”ブルース・リーへのリスペクトや思い出の数々は何度観ても胸に染み渡るような感動を与えてくれます。
また今回のDVDには以下のような映像特典(合計32分!)が収録されています。

*トレーニング風景(リーさんの自宅裏庭でのリーさんとジェームス・コバーン、ジャバール、テッド・ウォンらとの練習風景)

*インスピレーション(リンダ夫人やシャノンが語るリーさんとの思い出)

*アクション映画名場面集(リーさんの主演クンフー映画4本の名場面集!)

*オーディション映像(言わずと知れた『ドラゴン拳法』。勿論高画質バージョン!)

上記の映像特典には勿論全てに日本語字幕が入っているのが嬉しいんですが、特に昔から“バックヤード・フッテージ”の名称で知られている「トレーニング風景」は、リーさんがコバーンの蹴りを受けて「そうだ!ジェームス!今のキックは炎が出てるぐらい強烈だったぞ!」と絶賛したり、リーさんたちがトレーニングしている傍らをウロウロするブランドンに思わずイラッとしたリーさんが「ブランドン、ママの所に行っていなさい!」とグイグイとブランドンの手を引っ張ってカメラのフレームから消えてしまう(苦笑)という、何とも微笑ましい“リー家の日常”が垣間見れて最高に楽しんで観れました♪
あと「オーディション映像」こと『ドラゴン拳法』も、今でこそ今回のDVDに収録されたような高画質版が当たり前のようになっていますが、昔は本当に粗悪な画質の同映像をジッと目を凝らして観ていた私たち世代にとっては、今回のクリアな画像で観られる24歳当時のリーさんの華麗にして切れ味鋭い演武は本当に感激です。
さあ、皆さんも今週25日に映像特典満載で発売となる『アイアム ブルース・リー』DVD、是非ともご覧になってみて下さい!
その『アイアム ブルース・リー』DVDの詳細に関してはこちらをどうぞ→ http://www.bandaivisual.co.jp/index?act=detail&ino=BCDR-3199

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本日、「超級龍熱」はブログ開設7周年を迎えました。ここに厚く御礼申し上げます!!

2013-10-21 12:14:12 | その他
さてさて、本日当ブログ「超級龍熱」はブログ開設から無事に7周年を迎えました。これも日頃から当ブログをご覧になって下さっている沢山の皆さん、そして何時もコメントを下さっている皆さんの応援のお陰であります。本当にありがとうございます!!
管理人である私自身、このブログを開設してから多くのクンフー映画ファンの方々と知り合う事が出来ましたし、また同時に皆さんから貴重な情報を頂く事で日々沢山の事柄を勉強させて頂いています。改めてこのブログを開設して本当に良かったと実感しております。
今年は“世紀の闘神”ブルース・リーことリーさんの40周忌として様々なイベントの開催や書籍の発刊、または関連映画の劇場公開がありましたが、来月のリーさんの生誕日を控えて、その“龍熱者たちの宴”もさらに加熱していく事だろうと確信しています。
勿論、当ブログもその“龍熱者たちの宴”、そしてその遥か先に連なる“天なる栄光”に向けて微力ではありますが頑張っていきたいと思っていますので、どうか皆さん、今後とも「超級龍熱」を何卒よろしくお願いします!! 「超級龍熱」管理人:龍熱拝
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THIS IS 甄子丹(35) “超夢の対決”ここに実現!?ブルース・リーvsドニー・イェン!!!

2013-10-20 13:40:55 | THIS IS 甄子丹
さて、久々の「THIS IS 甄子丹」ですが、まずはこちらをご覧下さい!

http://www.youtube.com/watch?v=wWNiM4rqyEM

いや~素晴らしい!!こういうリアルかつ遊び心に溢れ、それでいてドニー兄貴とリーさんへの熱きリスペクトに満ちた映像は大歓迎ですね♪
特にドニー兄貴に注がれるリーさんの「ほおぉ!お前なかなかやるじゃないか?」的な優しげな視線、そして決着寸前で目の前から消えたリーさんの残像に無言で微笑むドニー兄貴の何とも言えない満足気な表情、本当に素晴らしいなぁ!ドニー兄貴本人もこの映像を自分のFBで絶賛してました♪
李小龍vs黄正利も観たかったけど、李小龍vs甄子丹も出来る事なら観てみたかった!私たちをそんな気持ちにさせてくれる珠玉の映像です。
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“伝説の女ドラゴン”大島由加里が六本木ヒルズでトークショー&パフォーマンス開催!

2013-10-18 14:07:21 | ニュース
昨日は都内某所で染野行雄さんとの食事会にお邪魔させて頂きまして、またまた楽しい一時を過ごさせて頂きました。その際に染野さんからリーさんことブルース・リーと邵氏兄弟公司の契約交渉の際の実に興味深い新事実を聞かせて頂き、私も思わず「へええええ!?」となってしまいました(苦笑)。
あと昨日は秋葉原や渋谷で『燃えよドラゴン』旧盤ブルーレイや「燃えろ!新日本プロレス」DVDを買いまくったんですが、『燃えドラ』ブルーレイは余りに安かったので救済したとはいえ、改めて何でこのブルーレイにはDVDには収録されていた『WARRIORS JOURNEY』を入れなかったのかねえ!?全く納得出来ないなぁ(怒)。

さて、当ブログでもお馴染み“伝説の女ドラゴン”大島由加里ことシンシア・ラスターさんのマネージャーである中川健太郎さんから大島さん&香港アクションファンの皆さんにイベントのお知らせです♪何と来月に都内は六本木ヒルズで大島さんがトークショー&パフォーマンスを行うそうです!詳細は以下のようです。

【全体イベント概要】
●香港 ライブ@六本木ヒルズ
日時: 2013 年11 月2 日(土)~4 日(月)
2 日(土): 12:00-19:00
3 日(日): 12:00-19:30
4 日(月・祝): 11:00-18:30
場所: 六本木ヒルズアリーナ http://www.facebook.com/l/hAQEVzF2XAQHAl4Kwm8k02NCL342pgU-VOUVVpVkRK25SBg/www.roppongihills.com/facilities/arena/
入場料: 無料
イベントホームページ: http://www.facebook.com/l/BAQESS9IKAQHN_rZcKKew86Ur4l-te2Vo1JO2ZGnvDmloqA/r.mynv.jp/hongkong
主催: 香港政府観光局 協力:キャセイパシフィック航空、 六本木ヒルズ

【大島由加里(シンシア・ラスター)出演イベント】
①カンフーアクション 女優シンシア・ラスター (大島由加里)によるトークショー&パフォーマンス
11 月2 日(土)17:30-18:15
11 月4 日(月)15:00-15:45
香港カンフーアクション映画で活躍する大島由加里さんのトークショー。ステージで仲間たちと香港アクション&カンフーダンスも披露。

②Fresh Music+Yoga by アヤオーケストラ
~Special guest カンフーアクション女優シンシア・ラスター~
11 月3 日( 日) 18 : 30~19 : 30
【定員50 名】
早朝の公園での太極拳は、香港では見慣れた風景。カンフーでも大事とされる呼吸法で身体を整え、生演奏の中、簡単ヨガエクササイズを楽しもう。
※このステージはゲスト出演になります。

それにしても入場無料とはナイスです!現在の大島さんが地元の福岡を拠点に活動している事もあり、今回のイベントのように都内で生の大島さんと接する事が出来る機会は本当に貴重だと思います。あと大島さんの香港&台湾時代のお話も貴重かつ面白いエピソード満載なので、この機会に是非足を運びましょう!!
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修羅場屋敷で絶叫ヒロインの大逆襲が始まる!シャーニ・ヴィンソン主演『サプライズ』

2013-10-18 12:29:35 | 作品レビュー
今週は連日の試写場通いで、中々ブログやフェイスブックの更新が出来ませんでした。
まずはアリエル・ヴロメン監督、マイケル・シャノン&ウィノナ・ライダー主演『THE ICEMAN~氷の処刑人』。これは試写を観る前は余り期待してなかったんですが面白かったです!
家族を愛する良き夫にして父親の男性が実際は100人にも及ぶ人間を殺害して来た冷酷なマフィアの殺し屋だった!という衝撃の実話を基にした作品なんですが、とにかく主人公ククリンスキーに扮したマイケル・シャノンが最高に渋くて凄みタップリに“氷の処刑人”を演じています。
劇中に登場するククリンスキーの殺しのシーンも確かに冷酷無比ではあるんですが、その度に趣向を凝らしたリアルなシチュエーションを取り入れる事で、観ている観客の殺しシーンの後味の悪さを軽減させています。私はこの映画を観ていて思わずあの名作『ゴッドファーザー』の戦慄を思い起こしました!
こちらが『THE ICEMAN~氷の処刑人』の公式サイトです→ http://iceman-movie.net/

さらに今週は都内某所でアダム・ウインガード監督、シャーニ・ヴィンソン主演『サプライズ』(11)を試写(またも最終)で観て来ました。
映画は両親の結婚記念日に人里離れた屋敷に集まった兄弟夫婦(恋人たち)を突如、羊、狐、虎のマスクを被った3人の殺戮集団が襲撃します。全く訳も判らないまま殺戮集団のボウガン、斧、ナイフで次々と惨殺されていく家族たち!隣人に助けを求めても既に彼らも殺害されていた!携帯も通じない!さあどうする!?しかしこの家族の中でたった1人、次男の恋人で美人女学生のエレン(シャーニ・ヴィンソン!)だけが脅威の格闘テクニックとサバイバル術を駆使して殺戮集団に猛然と反撃を開始します!!
いったい何故殺戮集団は彼ら家族を襲撃したのか?そしてエレンは何故このようなサバイバル・テクニックをマスターしているのか?それら全ての謎は映画が中盤から終盤に進むに従って明かされていく事になりますが・・・・この『サプライズ』の修羅場屋敷での惨劇はさらにそこから超ド級に加速を増していくのだった!!・・・ってスプラッター映画としては一捻りしてあって面白いけど、これだけ映画の最初から最後まで延々と人が殺されて(それも無残な方法で)ばかりだと流石に観ていて疲れるねえ(溜息)。
あと犯人たちの家族殺害の理由が如何にも定番的理由で私は興醒めでした。
ただヒロイン役のシャーニ・ヴィンソンのド迫力満点の暴れっ振りは、映画の最後の最後に用意された思わず苦笑いしてしまうブラックなエンディングも含めてナイスでした♪
でも映画が終わって試写場を出たら、その出口でこの映画の宣伝マンが例の羊のマスクを被って立ってたのはちょっと悪ノリし過ぎでしょう。あのような行為は映画を観終わったばかりの女性の方はちょっと怖かった人もいたと思いますね。こちらが『サプライズ』公式サイトです→ http://surprise.asmik-ace.co.jp/top.html?animal=fox

最後に、昨日試写で観たデイン・デハーン出演の3D映画『メタリカ:スルー・ザ・ネヴァー』(13)も中々ユニークな作りで良かったです♪
伝説的なロックバンドとして知られるメタリカの怒涛のコンサート風景をバックに、デイン・デハーン演じる青年がコンサートを終わらせるのにどうしても必要な物が入ったバッグを回収するためコンサート会場から出ると、そこでガスマスク姿の怪人をリーダーとした謎の集団との闘いを強いられていく!という何とも幻想的な展開。
私はヘビメタは全く興味がないんですが、今回メタリカのライヴを観てみて親父ヴォーカル(笑)のジェームズ・ヘットフィールドが最高にカッコイイ!と思いました。
こちらが『メタリカ:スルー・ザ・ネヴァー』の公式サイトです→ http://metallica-never.jp/

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幻の地下ビデオ“人間vs虎”を追い求めて・・・!神尾佑主演『名無しの十字架』

2013-10-10 14:06:06 | 作品レビュー
今週は某誌に掲載予定のインタビュー原稿の起こし作業に入っていましてバタバタしています。試写状も溜まって来てるし観たいブルーレイやDVDもあるんですが、とにかく今はインタビュー起こしを頑張ります!って今週末からはもうパリーグのCSも始まるんだよねえ!(ソワソワ)

さてそんな中、先週になりますが邦画アクション映画で久保直樹監督、神尾佑主演『名無しの十字架』(12)をDVDで観てみました。私はこの映画が劇場公開された事どころか、この映画の存在自体も全く知らなかったんですが、近所の「TSUTAYA」で例の新作DVD4枚レンタルで千円セールで、どうしても最後の4枚目が決まらないので「もうこれでいいか?」とこの『名無しの十字架』(もう準新作扱いでしたが)を選んだ次第です。
映画は以前にプロレス団体を経営し今はプロレスショップの店主に収まっている主人公(神尾佑)が“地下プロレス映像コレクター”の資産家から3千万円の報酬で幻と言われる人間が本物の虎と闘っている映像を納めたビデオの探索を依頼されます。
やがてその“人間vs虎”のビデオで本当に虎と闘った男性(実際に元キックボクサーで“野良犬”こと小林聡)と出会い、そのキックボクサー抹殺を企む悪の組織との争いに巻き込まれていく、といった展開なんですが、観終わった感想は・・・どうもイマイチ企画負けしてる映画だねえ。
主演の神尾佑は役者として良い味出してたし、ラストでそれまで“負け犬”状態だった小林聡演じるキックボクサーがとうとう怒りを爆発させて大暴れするファイト・シーン(アクション監督は元倉田プロの臼木基晴さん。さすがです)は十分に見せるんですが、やっぱり肝心の“人間vs虎”の描写が余りにもアッサリし過ぎてたのが残念。せっかく本物の虎を出演させてるんだからもう少し大胆かつスリリングな“人間vs虎”の画面構成がないと、これでは“人間vs虎”の壮絶な闘いを期待してこの映画を観ている観客が納得しないでしょう。
こういうある意味“名前負け映画”を観させられると、ドラゴンこと倉田保昭主演『武闘拳/猛虎激殺!』(76)や『Gメン75』香港編の「Gメン対香港の人喰い虎」前後編で活躍した猛虎シーザーが如何に素晴らしかったかを再認識させられますね。
でもこの“人間vs虎”を題材とした格闘映画を、もしハリウッドが撮ったらそれは凄い映画になるでしょうねー!だってちょっと前に観た映画で、密閉された家に人食い虎と一緒に閉じ込められた姉弟の恐怖体験を描いた『バーニング・ブライト』なんて最高に面白かったもんねえ!!
こちらでその『バーニング・ブライト』の予告編が観れます→ http://movie00.seesaa.net/article/318483647.html
最後に関係ないんですが、この『名無しの十字架』はプロレス・マニアには別の意味で面白く観れる箇所があって、例えば神尾佑が経営するプロレス・ショップは私もよく行く水道橋の「闘道館」が撮影に使われていますし、劇中でもニック・ボックウィンクル、ハーリー・レイス、テリー・ファンクなんてレスラーの名前がポンポン出てきてましたから(苦笑)。

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インドから来た最強の“女ブルース・リー”!その名はアーイシャー!!

2013-10-06 14:34:05 | ニュース
昨日は友人に進呈するべく仮面ライダーブラック、RX、ロボ・ライダー、バイオ・ライダーの4人が同時に登場して闘う短編映画『仮面ライダー、世界に駆ける』を何10年振りかで再生してみました。聞いた話ではこの『~世界に駆ける』は今でも未ソフト化作品だそうで、確かこの短編は昔に15万円で購入した『仮面ライダー』全98話を収録したLDボックスの映像特典ディスクだったと思いますが、いま観ても中々ユニークな企画の短編ですねえ。

さてさて、最近何が大興奮したって当ブログと相互リンクして頂いている「HIMAJINE電影房」を主宰するKAZUさんの情報で観たインドの(カンナダ)映画界で“女ブルース・リー”として知られるアーイシャー主演のインド産クンフー映画でした。
まずは以下のKAZUさん製作によるアーイシャー主演作品『JAYAHE』(10)、『LADY BOSS』(12)、『BBETE』(12)のPVをご覧下さい!!

http://www.youtube.com/watch?v=j4rIhkr0JOU

http://www.youtube.com/watch?v=rLWr01W6l84&feature=youtu.be

http://www.youtube.com/watch?v=3thS286kdas&feature=youtu.be

いや~どうですか、燃えるでしょう!?アーイシャーの清楚感溢れる美貌もさる事ながら、そのアーイシャーが一度敵と対峙した時に見せる鋭い眼光、休む事を知らない怒涛の連続蹴り、そしてリーさんを彷彿させる気迫漲るファイティング・ポーズ!まさにこのアーイシャーこそがインドから来た最強の“女ブルース・リー”なのだ!
私はアーイシャーがその主演作品で見せる敢えて特殊技術や安易なワイヤーアクションだけに頼らず、ひたすら前に前に出て相手を蹴って蹴って蹴りまくる如何にも“OLD SCHOOL”なクンフー・アクションに、現在の香港クンフー映画がもはや忘れてしまったあの往年の女ドラゴンたちが築いた“肉体と肉体の激突!”という香港クンフー映画の基本中の基本を観たのだ!
今後もこのインドから来た最強の“女ブルース・リー”アーイシャーから目が離せないぜ!アーイシャー、カモォォォォン!
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『怒りの荒野』の旋律は永遠に・・・!ジュリアーノ・ジェンマ死去

2013-10-04 13:31:37 | ニュース
これは本当にショッキングな訃報です。あのマカロニ・ウエスタンの往年の大スターだったジュリアーノ・ジェンマが今月1日に交通事故で亡くなったそうです。75歳でした。
詳しくはこちらです→ http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/10/03/kiji/K20131003006735190.html
私たちの世代にとってジェンマといえば、テレビのCMや映画雑誌「ロードショー」や「スクリーン」の常連スターだった人で本当に思い出深いスターでした。そして個人的にもジェンマは私の大好きな映画『怒りの荒野』(67)の主演スターなわけで、私はこの映画を観てマカロニ・ウエスタンの魅力を教えられたばかりか、悪役から主役へと上り詰めた個性派俳優リー・ヴァン・クリーフの大ファンになりました。
またこの『怒りの荒野』は劇中でクリーフがジェンマに要所要所でズバリ!と説いていく余りにも有名なガンマン心得十ヶ条こと“ガンマン十戒”と共に、その男騒ぎするメインテーマ曲が『鷹爪鐵布衫』(77)や『真説モンキー・カンフー』(79)など数多くの香港&台湾クンフー映画に流用された事もあって、本当に愛すべき作品として私の心の1本でした・・・。
きっと今頃ジェンマは天国でジェンマを待っていたリー・ヴァン・クリーフと一緒に「教訓の九だ。挑戦されたら逃げるな。全てを失う事になる!」とか新たなる“ガンマン十戒”の修行に励んでいるかも知れませんね。本当に本当に残念です。永遠のヒーロー、ジェンマよ、どうか安らかに・・・!
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