超級龍熱

香港功夫映画と共に

本日11月27日は“世紀の闘神”ブルース・リーの70回目の誕生日です!

2010-11-27 18:00:55 | その他
さてさて、本日11月27日は“世紀の闘神”李小龍ことブルース・リーの70回目の誕生日です!きっと今頃は、国内外のリー信者の方々もそれぞれがそれぞれの想いと共にリーさんの生誕70周年をお祝いしていると思います。
そんな中、私は先日ブログでも触れましたように、スペースFS汐留にて“ブルース・リー生誕70周年記念イベント”として開催されました倉田保昭さんと染野行雄さんの“ジャパニーズ・サムライ対談”、そして我らがドニー兄貴がリーさんの恩師に扮した大傑作『イップ・マン/葉問』(10)の試写会という、豪華2本立てイベントに行って参りました。
まずは倉田さんと染野さんが揃って同じステージに立つと言う超豪華なトークショーの前に、リー信者のみならず香港映画ファンも注目の新作『李小龍』の大興奮予告編上映に続き、同じく当日のトークショーに参加するK1ファイター&テコンドー家の尾崎圭司選手が登場。尾崎選手は「僕は『燃えよドラゴン』を観て以来ブルース・リーのファンです!特にDon`t think Feeeeel!この言葉が最高でした!」とのマニアックな挨拶の後に、気合い十分のテコンドーの連続蹴り、いや尾崎選手本人曰く“ドラゴン・キック”で板を蹴り割る演武を披露し、いきなり場内が湧きます!
そしてその尾崎選手の紹介で、いよいよ倉田保昭さん、そして染野行雄さんのステージ登場となり、否応にも会場内のボルテージが上がります!いや~私もこうしてステージ上で倉田さんと染野さんが並んでいる姿を客席から拝見していて、これが本当に凄い迫力なんですねえ!(大汗)。まさにこの貫禄のツーショットはそうそう見られるものじゃない!と痛感しました。で、肝心のトークショーの中身なんですが、まず倉田さんが「今日はリーの誕生日なんでしょ?今年で70歳?ああぁぁ~!」と感極まった表情を見せていたのが印象的でした。お隣の染野さんは「私はリーが香港の武術チャンピオンと闘って、リーが圧勝したその現場も見ていますよ!」とこれまたレアなエピソードを披露。
さらに私が染野さんのお話で特に「おおっ!」と唸ったエピソードが、倉田さんが嘉禾公司のスタジオでリーさんに会う前日に、何と某ホテルで染野さんと倉田さんが会っていて、その場で「李小龍に明日会うのなら、このヌンチャクを持っていってみたらどう?」との会話がお2人の間で交わされていた、という仰天秘話でした。他にも倉田さんと染野さんの間ではリーさんの思い出、ドニー兄貴&『イップ・マン/葉問』に対する熱き想いなど、興味深いエピソードが色々と語られていましたね。
で、お2人のトークの後は倉田さんのお弟子さんが『死亡遊戯』のイエロー・トラックスーツ(の上半身部分は脱いで鍛え上げた筋肉を誇示!)に身を包み登場し、ヌンチャク、さらにはダブル・ヌンチャクの華麗なスイッチ・ワークを交えた“ドラゴン・アクション”を披露!ただ途中でお弟子さんの手からヌンチャクがスッポ抜けてしまい、それを見ていた倉田さんから「緊張しちゃってたなぁ!?」とお弟子さんは突っ込まれていましたね(苦笑)。
そして倉田さんと染野さんの楽しいトークショーの後は、いよいよドニー兄貴主演『イップ・マン/葉問』の上映となり、私も本作はこれまでにもう何度も観てはいるんですが・・それでもクライマックスの怒涛&感動の盛り上がりにはまたも涙してしまいましたし、エンド・クレジットの後は満員の場内からは大きな拍手が起きていたのが嬉しかったですね。

こうして、リーさんの70回目の誕生日を倉田さんや染野さんがご一緒されての楽しいトークショー、そしてリーさんを敬愛するドニー兄貴&サモ・ハン主演作品『イップ・マン/葉問』を沢山の方たちと一緒に鑑賞すると言う本当に楽しく、また有意義な形で祝えた事は私自身も本当に感激でした。そして、改めまして本日会場でお会いしました全てのイベント関係者の方々に対して「素晴らしいイベントをありがとう!」と心からの感謝の意を表したいと思います。
リーさん、70回目のお誕生日おめでとうございます!私たちは貴方の事を決して忘れません。今までも、そしてこれからも貴方の雄姿と伝説を永遠に語り継いでいきます。どうか、天国で安らかに・・。誠意献給一代巨星、李小龍・・!
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鮮烈なるダブル空手ヒロイン!西冬彦最新作、武田梨奈&飛松陽菜主演『KG』完成!

2010-11-26 16:49:30 | 作品レビュー
さて、昨日は都内某所にて西冬彦プロデュース&脚本&アクション監督、木村好克監督、そして武田梨奈&飛松陽菜主演『KG』の初号試写に行って来ました。で、その『KG』のストーリーなんですが、世界最強と言われた伝説の空手家紅宗次郎縁の黒帯を巡って、その黒帯を悪事に利用しようとする謎の組織に父親である紅達也(中達也)を殺された上に、幼い頃に離れ離れになった紅彩夏(武田梨奈)と妹(飛松陽菜)の激しい闘いを描いています。
まずはこれまで数々の西冬彦作品でまさに“一撃必倒!”のド迫力空手を披露して来た中達也師範ですが、今回は映画の冒頭での道場内の乱戦のみの出演ながら、その電撃の突きを中心とした空手技の冴えは相変わらずお見事!の一言でしたね。そして同じく今回も主役の紅彩夏に扮した武田梨奈ちゃんですが、映画の序盤の映画館内のロビーでひったくり犯を彩夏が得意の空手で撃退するシーン、体育館で組織が送り込んだ青年(梨奈ちゃんの弟の一馬君)と少女(飛松陽菜ちゃん)を2対1で迎え討つシーン、海岸での少女(実はこの陽菜ちゃん扮する少女こそ昔に生き別れた妹!)との対決シーン、組織に捕らえられた妹を救出するためアジトに乗り込んだ彩夏がヌンチャクを駆使して大乱闘を展開するシーン、そしてクライマックスの巨漢キース(リチャード・ウィリアム・へセルトン)に彩夏と妹が共闘して挑むラスト・ファイトといったそれら全てのファイト・シーンで、梨奈ちゃんの華麗かつ重厚な型&正確で俊敏な空手アクションが炸裂しています。
私が特にお気に入りと言うか、印象に残ったファイト・シーンが、映画の中盤の体育館での大勢の空手家たちが入り乱れての乱戦から、彩夏vs青年&少女の2対1の対決シーンでした。このシーンではまず飛松陽菜ちゃんが単身空手家軍団の中に飛び込んでの大乱戦となるのですが、ここで陽菜ちゃんが次々と見せる跳躍しての突き、全身を回転させながら繰り出す連続蹴り、そして宙で身体を入れ替えながら両脚を思い切り開脚させてのダブル蹴り(君は金振八か!?)などの荒技はまさに圧巻で、ここは私も観ていて思わず力が入りましたねー!
余談ですが、この体育館の乱戦シーンで、私たちリー信者の良き友人にして空手家であるAさんが師範代役で出演していて、実に良い味を出していますので要チェックです♪
さらに情け容赦ない攻撃で大暴れする青年&少女を止めるべく“守る空手”を持って2人を迎え討つ彩夏こと梨奈ちゃんですが、前作『ハイキックガール!』からさらに“女優”として成長し、逆に貫禄さえも感じさせる梨奈ちゃんの美しくも切れ味鋭い空手が今回も十分に堪能出来ます。まあ欲を言えば、陽菜ちゃんが乱戦で相手に突きを放つシーンで目を瞑ってしまっているカットがあったり、陽菜ちゃんが攻める際にお約束のように左右の廻し蹴りから入るのが殺陣的にややワンパターンに感じられたり、ラストの紅姉妹vs巨漢キースの決戦が、私が当初期待していた“壮絶なるデスマッチ”に比べると、ちょっとアッサリ気味だったりと気になる箇所もありました。ただそうは言いながらも、今回が主演第2作となり、アクション面&演技面で安心して観ていられる梨奈ちゃんはともかく、この『KG』が映画初出演である飛松陽菜ちゃんに体育館の乱闘シーンに代表されるような超難度の(映画としての)空手アクションをマスターさせた西冬彦導演の努力&苦労はそれこそ私たちには計り知れないほどだったのでは、と察します。
これは私が常々思っている事ですが、今の日本のアクション映画人で、自分の足で歩きながら優れた人材を発掘し、自分でその人材を鍛え上げ、映画的アクションのABCを教え、さらに自分の製作する映画に勇気を持って起用し、そして観客が十分に満足し得る娯楽作品として仕上げる、と言うプロセスを文字通り“有言実行”しているのは、西冬彦導演だけではないかと思います。そう言う意味でも、自らの作品で神聖なる空手道の真髄、空手の型の重要性、映画芸術としての究極のリアル・ヒッティングを追い求める西冬彦導演の生き様には、私も今後も注目していきたいと思います。
さあ、その西冬彦導演から“女ドラゴン”としての“秘拳”を伝承された武田梨奈&飛松陽菜という2人の鮮烈なる“ダブル空手ヒロイン”主演最新作『KG』、皆さんも来年2月の劇場公開の際には是非とも劇場に足を運んで、今の日本のアクション映画では稀に見る“実闘カラテアクション映画”を堪能して頂きたいと思います。押忍!
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『イップ・マン/葉問』試写会で、倉田保昭&染野行雄の豪華トークショーが実現!

2010-11-25 18:15:57 | ニュース
さて、今週11月27日は、“世紀の闘神”ブルース・リーことリーさんの70回目の誕生日ですね♪で、実はその記念すべき日にスペースFS汐留にて、我らがドニー兄貴主演作品『イップ・マン/葉問』(10)の試写会が行われます。
詳しくはこちらです→http://www.cinemacafe.net/news/cgi/present/2010/11/9442/ (注意!このサイトの試写会の応募受付は終了のようです)
既に皆さんもご存知のように、この『イップ・マン/葉問』は来年1月に新宿武蔵野館でのロードショー公開が決定しているのですが、こうしていよいよ一般向けの試写会が始まっているんですねー!いやこれは来年のロードーショーが楽しみです。
さらに当日は『イップ・マン~』本編上映の前に、何とぉ!倉田保昭さんと染野行雄さんのトークショーが行われるそうです!
これは凄いです!染野さんと倉田さんと言えば、お2人ともそれぞれ60年代後半、70年代前半に香港の邵氏兄弟公司の招きで日本から香港映画界に渡り、数多くの香港&台湾映画に出演したばかりか、いま現在も日本と香港を頻繁に行き来しながら活発に活動なさっている、言わば“ジャパニーズ・サムライ”なわけです。
そのお2人が揃ってのトークショーとなると、もしかしたら今回が最初で最後かも知れませんねー!私も今から倉田さんと染野さんがお顔を揃えたならば、それこそ『キングボクサー大逆転』(72)を初め、お2人の共演作品『猛虎下山』(73)、『鐵娃』(73)、そして『龍の忍者』(82)などなどの貴重なお話が聞けるのでは?とドキドキ&ワクワク状態です。
と言うわけで、2人の伝説的な“ジャパニーズ・サムライ”が顔を揃える豪華トークショー、さらには“最後の本格派”主演の大傑作『イップ・マン/葉問』の上映と、豪華2本立て試写会は、いよいよ今週27日開催です・・!
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熱風!韓国LEGENDS(42) 唐龍的七変化!金泰中主演『お嬢さん、我慢して下さい』

2010-11-24 00:09:29 | 熱風!韓国LEGENDS
さてさて、久々の「熱風!韓国LEGENDS」第42回は、李亨杓導演、金泰中(即:金泰靖or唐龍)&丁允姫主演『お嬢さん、我慢して下さい』(81)でいきましょう。本作は80年代中盤に韓国現地で「Gold Star Home Video」からVHSがリリースされていたんですが、現在はかなり入手が困難なソフトになっています。おまけにそのVHSの表ジャケットも金泰中の写真は殆ど使用されておらず、全て丁允姫をメインとした写真デザインで構成されているんですね(苦笑)。
確かにこの80年代序盤の丁允姫(チョン・ユニ)と言えば、韓国映画界においても兪知仁、張美姫と共に“3大トロイカ女優”の1人としてまさに全盛期にあったわけで、流石に当時の金泰中と丁允姫では格&知名度が違ったのかも知れません。
私も丁允姫の出演作品だと林權澤導演作品『霧の村』(81)や『アベンコ特殊空挺部隊奇襲大作戦』(82)とか良かったなぁ・・。あと李斗導演作品『最後の証人』(80)の丁允姫も悲惨な役柄だったけど強烈な印象が残りました。
確か丁允姫って一時期成龍との交際で話題になったりしてましたけど、映画の中では清純であどけない表情ながら、不思議と薄幸な役が似合う女優さんでした。

で、その丁允姫と金泰中共演作品である『お嬢さん~』の物語ですが、造船会社の令嬢(丁允姫)を狙う韓国&香港黒社会一味(口髭が凄みタップリの權永文を筆頭に、李康助、朴東龍、白黄基などまたも“韓国悪役商会”の皆さんです♪)と、その令嬢を黒社会の魔手から守ろうと奮闘する国際警察の使者(金泰中!)の闘いを描いています。
まずは映画の冒頭でフォルクスワーゲンに乗った丁允姫の前にイエローのジャージ(!)を着た金泰中が登場するんですが、とにかくこの『お嬢さん~』では金泰中のエプロン姿、スーツ姿、女装(以前に韓国の雑誌に掲載されたのがこの仰天女装写真)、ウエットスーツ姿と、金泰中の様々な“七変化”を観る事が出来る点が本作の大きな売りと言っていいでしょう。
で、肝心の金泰中のクンフー・アクションなんですが、これが実に素晴らしいです!劇中では幾度となく金泰中のパワフルかつメリハリの利いた鉄拳&蹴り技が披露されるんですが、そのどれもが見事な切れ味を誇っています。
まあそれもある意味当然で、金泰中は80年代序盤に本作『お嬢さん~』出演などで韓国映画界に凱旋するまでは、70年代中盤から終盤の香港映画界に身を置き、それこそ『ブルース・リー死亡遊戯』(78)では洪金寶、『ブルース・リー死亡の塔』(81)では袁和平に徹底的に鍛えられて来ているわけで、まさにそれら当時の世界的なトップ・クラスのアクション現場を経験して来た自信と余裕がこの『お嬢さん~』の金泰中からは十分過ぎるほどに感じられるんですね。
あとこの『お嬢さん~』では、アクションが苦手な丁允姫(と言いながら劇中では軽快なフェンシングも披露!)の代わりに、林銀珠と並んで韓国女武打星として知られる徐英蘭がこれまた力強いクンフー・ファイトを披露しています。
さて、映画の中盤の金泰中vs白黄基という『死亡の塔』信者号泣の対決(『死亡の塔』の宣伝スチールでこの2人が対峙しているレア写真もあったなぁ)を経て、いよいよクライマックスでは海のド真ん中に浮かぶ船上を舞台に、金泰中vs權永文&李康助、さらには徐英蘭vs裴壽千(お約束の黒幕!)の決戦が火蓋を切ります!
まずは徐英蘭が勇敢にも權永文に挑みますが、權永文の情け容赦ない関節技攻撃によって右腕の関節を外された徐英蘭はアッと言う間に戦闘不能状態となります。ここから改めて金泰中vs權永文&李康助の2対1の乱戦となるのですが、李康助が金泰中の廻し蹴りで船上から海に落下する中、いよいよ本作『お嬢さん~』最大の見せ場である金泰中vs權永文の一騎討ちが幕を明けます・・!この2人の甲板上での決戦では、權永文が甲板の壁を使った大山倍達ばりの三角飛びを交えた韓国テコンドーの豪快な連続蹴りを駆使して金泰中に迫れば、金泰中も香港武打片で養った豊富な経験から繰り出すリズミカルかつトリッキーな拳技で応戦と、まさに当時の韓国クンフー映画随一と言って良いハイレベルなクンフー・ファイトが延々と繰り広げられます(大拍手!)。そして、最後は金泰中が船上の丸太置き場に權永文を誘い込み、丸太で足場が不安定になった權永文に金泰中が怒涛の鉄拳攻撃のラッシュを叩き込み、遂に2人の勝負が決します。

この『お嬢さん~』で金泰中vs權永文戦が実現した事で、金泰中は『ブルース・リー死亡遊戯(但しアジア地域公開版)』での王虎との“温室の決闘”、『ブルース・リー死亡の塔』での黄正利との“死の宮殿大決闘”と、文字通り韓国クンフー映画における主だった“LEGENDS”たちの殆どと拳(または脚)を交えた事になります。
また權永文に関して言えば、この『お嬢さん~』における存在感ある悪役振りは、その權永文の代表作である朴雨相導演作品『俺の行く道を尋ねるな(当ブログにおける07年3月18日のレビュー参照)』(76)に匹敵するほどの素晴らしさでした。ただ私としては、こと金泰中と“韓国LEGENDS”たちの顔合わせに関しては、以前に洪金寶本人が私に「ああ、撮ったよ!」とハッキリと証言してくれた洪金寶が『死亡遊戯』75年バージョンのために撮った金泰中vs黄仁植戦を観るまでは、“闘神的影武者”金泰中に関する全ての映像探索に“劇終”の文字が訪れる事は無いんです。
その“猛龍アクションの継承者”洪金寶が武術指導を担当し、イエロー・トラックスーツに身を包み盧比利に扮した金泰中と“韓国の猛将”黄仁植の一騎討ちを収めたフィルムは果たして現在何処にあるのか?その答えが見つかるまでは、私、龍熱にとっての『死亡遊戯』と言う名の“不死的電影探索之旅”は決して終わらないのです。
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“香港新浪潮”伝説のバイオレンス・アクション!陳星&王青主演 『山狗』を観る・・!

2010-11-21 17:06:10 | 作品レビュー
最近本当に久々に中古VHSを救済。それが呉思遠&キース・W・ストランバーグによる“シーゾナルUSA”作品で、元奎導演、ローレン・アヴェドン主演『レイジング・サンダー』(89)なんですが、共演はシンシア・ラスロック、マシアス・ヒューズ、そして黄正利とマニア泣かせの面子が揃っています♪確かこのVHSは既に持っていたとは思ったんですが、今回実質的な救済理由がこの『レイジング~』のVHSケースが例のレンタル落ち特有の“上からテープ抜き取りタイプ”ではなく、ちゃんと正規タイプの美品ケース(今ではかなり入手困難!)だった事と、以前からこの映画の周辺で噂され続けているあの“韓国の闘神的影武者”の出演シーンに関する“謎と伝説”を、この機会に一度ジックリと検証してみようか、と思ったからなのでした・・。

さて、本題ですが、昨日はこれまで時間が無くて中々ユックリと観れなかった杜宇航主演『葉問前傳』(10)を観ようと思ってDVDを探していたんですが、これが中々出て来ない(涙)。
その内に全くお呼びじゃない余允抗ことデニス・ユー導演作品『山狗』(80)のDVDが出て来て、結局はこの『山狗』を最後まで観てしまったのでした(苦笑)。でもこの『山狗』、結構面白かったんです・・!
まあ、余允抗と言えば、それこそ言わずと知れた“香港新浪潮”こと香港ニューウェーヴの1人として知られていますが、国内では『デビル・キャット/凶猫』(86)や『エミリー・チュウの吸血奇伝(監製担当)』(87)などがVHSでリリースされていましたね。この『山狗』は監製を泰迪羅賓、副導演を關錦鵬が担当している事も注目ですが、やはり以前から欧米などのコアなファンの間で半ば伝説化すらしている、その80年代序盤当時としては異様なまでのハイ・テンションな猟奇的暴力描写に圧倒されます。映画は妙に胸板が発達した父親(冒頭では顔は出ず。この父親に扮した大物武打星は後述します)に見送られて狗牙山なる山奥にハイキングに来た兄妹(艾迪と莊靜而)を含めた4人組の若者が、狗牙山の山中に住み着いている凶暴な山男4人組(リーダーが王青!これだけでかなりヤバイ!あと鄭則仕が頭の弱い従弟役で良い味出しています)に襲われ、莊靜而は無残にも王青たちに強姦されてしまいます。
それに怒った兄の艾迪は王青たちを追いかけますが、逆に艾迪は王青たちに惨殺されてしまいます。もう既にここまで観ていて相当グッタリしますが(苦笑)、警察に救出され街に戻った莊靜而は、王青たちに強姦されたショックが原因で、トイレの水で歯を磨いたりと完全に精神が破綻してしまいます。その余りに無残な娘の姿を見た莊靜而の父親は、警察の手を借りずに自分自身が王青ら4人組に復讐しようと決意します!で、その復讐の鬼と化した父親に扮しているのが“香港のチャールズ・ブロンソン”こと陳星なんですよぉ!(大拍手!)。
映画の後半はこの陳星(何故か役名も同じ陳星だぞ)vs王青ら4人組の凄まじいまでの殺し合いが延々と山中で展開されるんですが、この壮絶なまでの復讐劇の最中の陳星が殆ど台詞無しの無言状態なのが逆に愛する子供たちを無残にも殺された父親の悲壮なまでのリベンジを、その貫禄十分の存在感と共により際立たせていて実に良かったですね。
さらにクライマックスは陳星と王青という、かつては邵氏兄弟公司において張徹導演率いる張家班で絡み役から叩き上げた2人が湖を舞台に憎悪剥き出しで殺し合う様は流石に迫力満点でしたし、最後は王青が実は“カナヅチ”だったと言う弱点を突いて、陳星が怨念に満ちた復讐を遂げます。
余談ですが、大きな口がトレードマークの王青は兄弟に同じく張家班出身の王鍾がいるのは有名ですが、個人的な王青のベスト・キャラはリー・フォアマンこと孟飛主演『復讐のドラゴン/武道大連合』(72)における倉田保昭扮する“飛燕蹴り”の達人譚飛脚との極悪武道家コンビを組んだ“雲龍拳”の名手關鐵拳に扮した王青でしょう。
特に大昔に東京12チャンネルで何度も放送された『復讐のドラゴン~』TV放送バージョンのクライマックスで、局側独自のアレンジによる軽快な戦闘BGMに乗って展開される方世玉vs譚飛脚&關鐵拳の2対1の大決闘こそ、文字通り最高にカッコ良い“バッファロー”こと王青が観られると断言したいですね(キッパリ)。
最後に、今回私がレビューに使用した『山狗』は何故か英語吹き替え版でした。それも私たち英語吹き替え版の香港クンフー映画に慣れ親しんだ世代にはお馴染みの声優さんたちが陳星や王青の声をアテていたので、ちょっと懐かしいような、何とも不思議な印象の『山狗』英語版レビューでした。
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WOWOWで特番『ドラゴン旋風!~ブルース・リーの伝説と遺産』放送!

2010-11-19 12:08:23 | ニュース
さて、いよいよ来週27日にリーさんの70回目の誕生日が迫って来ましたが、22日(月)の22時からWOWOWでリーさんの生誕70周年記念特集として『ドラゴン旋風!~ブルース・リーの伝説と遺産』と題した特番が放送されます。
番組詳細はこちらです→http://www.wowow.co.jp/pg/detail/066476001/index.php
同番組の出演者も倉田保昭、武論尊、大槻ケンヂ、ゆでたまご、いしかわじゅん、後藤ひろひと、船木誠勝、高阪剛といったメンバー(敬称略)に加えて、今回は私、龍熱も出演していますので、是非ご覧になってみて下さいね。
ただ私も同番組の最終的な放送バージョンをまだ観ていないので、どのような番組構成になっているのか判らないのですが、まずは今から放送が楽しみです。ちなみに同番組はリーさんの誕生日当日27日にも再放送されるそうですので、もし22日に見逃してしまった方も大丈夫だと思います。さらにWOWOWでは同じく27日にリーさんの代表作『燃えよドラゴン』とドキュメンタリー『実録ブルース・リー ドラゴンと呼ばれた男』も放送予定との事ですので、こちらも要チェックでしょう。

と言うわけで、来週はいよいよリーさんの“闘神生誕70周年記念週間”を迎えますが、当ブログでも以前から告知しております「正宗精武門電影大全」のスタートなど様々な企画を準備中ですし、さらにはあの“伝説のリーさん本”の再販なども控えています。そう、“世紀の闘神”ブルース・リーの生誕70周年FEVERはこれからが本当のクライマックスです!
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THIS IS 甄子丹⑱ まさに運命の激突!甄子丹vs王羽実現の『武侠』に期待高まる!

2010-11-16 12:49:33 | THIS IS 甄子丹
さてさて、久々の「THIS IS 甄子丹」第18回です。先日も触れましたが“天皇巨星”こと王羽の参戦で俄然その注目度が増している陳可辛導演、我らがドニー兄貴こと甄子丹主演作品『武侠』ですが、今から本当に作品の完成&公開が楽しみですね。そう言えば、私が初めてドニー兄貴と邂逅を果たした1998年6月の「香港電影通信」のインタビュー取材では、確か私はドニー兄貴にジミーこと王羽の事を訊いていたのを思い出していました。
この時は新宿の某デパート1階のカフェテラスでドニー兄貴に約2時間ほどインタビューしたんですが、当日の通訳は当時からドニー兄貴と行動を共にしていた谷垣健治導演が担当してくれたのでした。
ジミーに関してはインタビューの中盤でドニーに訊いたのですが、私がドニーにジミーに関する質問をしたいと健治導演に伝えると、健治導演が「おおっ王羽の事も訊くんですか?」と反応してくれたのがちょっと嬉しかったのを覚えています♪
で、ドニー兄貴はジミーに関しては「王羽?ああ、確か台湾で1度会った事があるよ。まあ・・いい俳優だよね」とかなりアッサリした回答だったのですが(苦笑)、このインタビューから12年後に今回の『武侠』で、まさかドニー兄貴とジミーが息子と父親という親子としての共演を果たし、それも映画の中でお互いが雌雄を決する事になるとは、当時も今も私自身想像すら出来ない事でした。
2003年の11月に私がジミーにインタビュー取材で会った際には、ジミーにドニー兄貴に関して訊く事は無かったですし、ジミー自身もドニー兄貴に関してはコメントしなかったので、果たして現在のジミーがドニー兄貴という武打星をどう評価しているのかは判りません。ただ上記の新宿での初インタビューの際には、あの“洪拳宗師”劉家良が80年代初頭にジミーの代表作『片腕ドラゴン』をドニー兄貴主演でリメイクしようと企画していたのは事実かどうかをドニー兄貴に確認したのですが、ドニー兄貴は「ああ、本当だよ!当時劉家良師父が自分の映画のアイディアに困っていてね、それで僕を主演に『獨臂拳王』のリメイクを撮ろうとしていたんだよ」とアッサリと“甄子丹版獨臂拳王”の企画が事実だった事を認めていました。
そう、言うならば過去に『片腕ドラゴン』という香港クンフー映画における伝説的な作品を軸に、不思議な運命の糸で結ばれていた“最後の本格派”甄子丹と“天皇巨星”王羽という2人の武打星が、遂に今回ドニー兄貴主演最新作『武侠』で激突の時を迎える事となったわけです。最後にもう一度書きますが、一度は銀幕を引退していた“生きる伝説”ジミー・ウォングが、こうして今回『武侠』で衝撃のカムバックを果たし、さらにはジミーとドニー兄貴の真っ向共演が実現したという事は本当に香港クンフー映画の歴史上における超大事件なんです!!文字通りあらゆる意味において、ドニー兄貴主演最新作『武侠』の完成&公開が今から本当に待ち切れない龍熱なのでした。

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「秘伝」12月号で、ブルース・リー生誕70周年記念&『イップ・マン/葉問』大特集!

2010-11-13 12:25:01 | ニュース
さてさて、お仕事の告知が続きますが、本日13日発売の月刊「秘伝」12月最新号で、「生誕70周年記念公開/特集:李小龍秘伝降臨」と題して、リーさんことブルース・リーの大特集が堂々28頁に渡って掲載されています!
今回はIUMA日本振藩国術館代表の中村頼永さんが監修を担当しているだけあって、その特集自体も「李小龍秘伝降臨」、「ブルース・リー年譜」、「ブルース・リーと日本武術の接点」、「形の無い格闘芸術ジークンドー」、「ブルース・リーズ・ジークンドー5アタック戦術」、関誠さん執筆の「奇蹟のブルース・リー展レポート」、さらには読者感涙必至の豪華プレゼントのコーナー「熱狂!李小龍グッズの宴」など実に充実の内容が、数々のレア写真と共に掲載されています。
他にも特集冒頭には、今回の「秘伝」誌の「リーさん誕生日お祝い号」発売に際し、リンダ・リー夫人から日本の読者への直筆メッセージ(!)も掲載されていますし、私も今からこれらのリーさん大特集のコンテンツをジックリと読むのが本当に楽しみです♪考えて見れば、中村頼永さんと関誠さんは私と同じくBFC(ブルース・リーファンクラブ)出身なわけで、私も今回の「秘伝」誌のリーさん大特集号でお2人とご一緒出来た事はとても嬉しく思います。中村さん、関さん、本当にお疲れ様でした。
そして、今回の「秘伝」誌のリーさん大特集の最後を飾りますのが、私が執筆しましたドニー兄貴こと甄子丹主演作品にして、来年1月に日本劇場公開が決定している『イップ・マン/葉問』(10)の5頁に渡る特集記事です。
この「蘇る詠春一代宗師伝説、いま李小龍から甄子丹へ!」と題した特集記事では、ドニー兄貴やサモ・ハンこと洪金寶らリーさんに熱きリスペクトを捧げている『イップ・マン/葉問』主演武打星たちの横顔に始まり、その『イップ・マン/葉問』のドラマチックなストーリー展開、そしてラストはドニー兄貴主演最新作『精武風雲/陳眞』(10)の紹介などで構成しています。
恐らく国内の雑誌では、今回の「秘伝」誌における本稿が『イップ・マン/葉問』という作品を初めて本格的かつ詳細に紹介した記事になると思いますので、リーさん&ドニー兄貴信者の方々には是非手に取って頂ければ、と思います。
最後に、本稿の文中に掲載しています数々の素晴らしい『イップ・マン/葉問』の劇中スチール写真は、本作『イップ・マン/葉問』の日本公開に尽力なさった染野行雄さんにご提供頂きました。改めまして、染野さん、本当にありがとうございました。さあ!月刊「秘伝」12月最新号は『ドラゴン怒りの鉄拳』のセットで颯爽とポーズを決める栄光の“初代陳眞”ことリーさんの表紙が目印です!店頭でお見かけの際には是非お手に取って頂けたら幸いです。よろしくお願いします!
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「TRASH-UP !!」vol.7最新号で、“韓国テコンドー映画の鬼才”李斗、大特集!!

2010-11-11 22:00:29 | ニュース
さてさて、以前から何度か触れて来ましたが、本日11日に「TRASH-UP !!」の最新号vol.7が店頭発売となりました。
以前にも当ブログでは同誌が韓国ホラー映画特集を行った時にその圧巻のコンテンツを紹介していますが、今回は何とぉ!あの韓国テコンドー映画の先駆者にして鬼才として知られる李斗(イ・ドゥヨン)導演の大特集を敢行しています。
それも堂々の35頁の大特集!同誌の韓国映画担当ライターと言えば、もう当ブログでもお馴染みの岡本敦史さんなのですが、今回も岡本さんが本当に素晴らしい原稿を書いています!特に60本に及ぶ「李斗全作品解説」では、岡本さんがかなりの本数を担当していて、その作品解説自体の中身の濃さ&面白さは私も感嘆してしまったほどなんですねー!
岡本さん、本当にお疲れ様でした。で、今回の李斗大特集の詳細ですが、当ブログと相互リンクさせて頂いています岡本さんのブログ「Simply Dead」の同誌の告知記事から下記に引用させて頂きますので、ご覧になってみて下さい。

■INTRODUCTION──韓国最強の映画監督イ・ドゥヨン
■イ・ドゥヨン全作品解説 1970-2002
 デビュー作『失われたウェディング・ベール』から、
 最新作『アリラン』に至るまでの監督作品全60本を紹介。
 観賞した作品については詳細なレビューも。ソフト情報つき。
 (執筆者/岡本敦史、知野二郎、真魚八重子、餓鬼だらく)
■対談「韓国アクション映画の開拓者 鬼才イ・ドゥヨンの魅力を語る!」
 香港功夫映画評論家として活躍する知野二郎氏を迎え、
 韓国随一のアクション映画作家として名を馳せたイ・ドゥヨン監督の魅力と、
 知られざる70年代テコンドーアクション映画ヒストリーに迫る!
 (出席者/知野二郎、岡本敦史)
■レビュー『最後の証人』 by 真魚八重子
■コラム:メイキング・オブ・『最後の証人』、『クレイジー・ボーイ』と『デス・プルーフ』、ほか

私も上記の「李斗全作品解説」では、『龍虎對錬』(74)、『武装解除』(75)、『アメリカ訪問客』(76)、『続・秘密客』(76)、さらには『雙雄』(80)、『黒雪』(90)などなど、主に李斗導演のテコンドー&アクション映画を中心に執筆していますので、こちらも是非よろしくお願いします。
因みに同特集では、李斗関連作品の貴重な韓国版ポスターも多数掲載されていますので、そこも要チェックです!
さらに同特集では、私と岡本さんが「韓国アクション映画の開拓者、鬼才イ・ドゥヨンの魅力を語る!」と題して延々5頁に渡ってひたすら李斗とその作品世界を語り倒す対談も掲載されていますので、こちらも是非チェックしてみて下さい。
同対談では私も韓国クンフー映画のファンの方だけでなく、香港クンフー映画ファンの方にも楽しんで読んで頂けたらと、リーさんこと李小龍、鄭昌和導演、あるいは黄正利の邵氏事務所襲撃事件など色々と語っていますので、香港クンフー映画ファンの方も是非手に取ってみて頂けたらと思います。
当ブログでは、これまでにも韓国クンフー映画専門セクションである「熱風!韓国LEGENDS」を初め、様々な形で韓国クンフー映画&武打星を検証して来ました。そして、今回の「TRASH-UP !!」誌で実現した李斗大特集は、私自身にとってもこれまでに行って来た韓国クンフー映画研究の成果を、このような最高の形で結実させる事が出来たという意味でも本当に嬉しく思っています。勿論、これからも韓国クンフー映画の研究はこれまで以上に気合いを入れていきたいと思っています♪
最後に、今回の李斗大特集では「TRASH-UP !!」編集長の屑山屑男さん、そして岡本敦史さんに原稿執筆中、さらには校正作業中にも様々な形でお気遣いを頂き、私も本当に気持ち良くお仕事が出来ました。
改めてお2人にはここに厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
さあ、韓国&香港クンフー映画ファンの皆さん、まさに永久保存版と言って良い「TRASH-UP !!」最新号vol.7の“韓国テコンドー映画のパイオニア、李斗”大特集号、絶賛発売中です!是非手に取ってみて下さい。よろしくお願いします!!

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甄子丹主演最新作『武侠』に、あの“天皇巨星”ジミー・ウォングが出演!!!

2010-11-09 15:43:23 | ニュース
さてさて、現在中国で絶賛撮影中の陳可辛導演、そして我らがドニー兄貴主演最新作『武侠』ですが、金城武、渡辺謙、恵英紅など豪華キャストが勢揃いしている事でも話題となっていますね。
そして、今回も『武侠』の現場に参加している谷垣健治導演が最近のブログでも触れていますが、何とあの“天皇巨星”こと王羽ことジミー・ウォングが出演しているんですねー!詳しくは健治導演のブログ「谷垣健治のアクションバカ万歳!」にGO!です→http://kenjitanigaki.cocolog-nifty.com/blog/
いや~これはここ最近でも最高&最大のビッグニュースだなぁ!だってジミーは東映作品『極東黒社会』(93)を最後に事実上影星を引退していた人ですからね。それが今回ドニー兄貴主演作品で電撃のカムバック!いや個人的にはジミーの銀幕復帰は大歓迎&大興奮なんですけどね♪
それにしても、まさか・・まさか・・この『武侠』で“最後の本格派”vs“天皇巨星”の衝撃の一騎討ちが実現するのか!?
まさに“生きる伝説”王羽の電撃参戦で、俄然注目度を増したドニー兄貴最新作『武侠』の今後の動向に注目せよ・・!
コメント (10)
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