パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

名刺

2012-05-09 21:40:09 | Weblog
  昼夜で異なる料金プランとやらで、NHKニュースでは「まあいいんじゃないでしょうか」とか「昼間はもともとあんまり使わないから」という都民の意見を紹介していたが、新潟県知事は「剣もホロロ」な対応。

 そうだ、もっと言ってやれ。

 東京都民は、自分たちが使っている電気が福島でつくられていることはわかったが、新潟でもつくられていること、実は私も、改めて気がついた次第。

 新潟の地震のときも、新潟の人が大変だなあとか思っていたが、それを使っているのは実は都民だったのだ。

 ニュースでは、その後、蓄電池システムを紹介していたが、その値段が70万円。

 「さあ、みなさん、買いましょう」と、新産業としてバックアップしたい気持ちが見え見えの画面だったが、そんなことより、蓄電池システムなんか、「非現実的現実」でしかない貧乏人のことをNHKは念頭に置いていない。(民主党も)

 貧乏人を念頭に置くなら、前から言っているけれど「基本料金」をどうにかしろと言いたい。

 「基本料金」をゼロにすれば、料金未払いで強制的にカットされてしまうようなことはなくなる。

 その代わり、料金の計算システムのグラフの傾斜を急にすればいいのだ。

 そのNHKニュスのトップは、小沢裁判の強制起訴問題だったが、そもそもあの強制起訴を最初に要求した人物が極めて胡散臭い、その名も日本ナチ党の関係者。

 党首は、本場のドイツのネオナチから手紙をもらったりしていて、「でも日本にユダヤはいないしな」と言って笑っていた。

 じゃあ、なんでナチスを名乗るのかというと、半分は「趣味」、あと半分は、ナチスが今はやりの「エコロジー」の元祖であることは有名だが、日本ナチ党も「エコ」を目指していて、まともな活動家なんかとも連係していたりしたが、その日本ナチ党の党首の知り合いのSさんが、5、6年前に、小沢の強制起訴を要求したのだ。

 そのSさんのことは週刊新潮の記事で知ったのだが、党首殿に言ったら「ヘーあいつが」とか言って笑っていたので、Sさんが個人的にやったのだろうが、Sさんはその後、強制起訴を断念、それをひきついだ市民団体については私はしらないのだが、まあ「うさんくさい」のは似たり寄ったりではないのかと思うのだ。

 そいういきさつについてはNHKも諸マスコミも全然報道しないので、一応、書いておきます。

 で、その同じマスコミなのだが、東京新聞の解説委員が、原発の再開を決定した「民主の仙石チーム」についてかなり突っ込んだことを書いたらしい。

 しかしその委員は、書いた直後、ガンか何かで、連休直後に亡くなったそうで、残念。

 その東京新聞の解説委員の一人が、「グラフィケーション」で毎号書いているのだけれど、最新号は羊羹の「トラ屋」についてでした(笑)。

 でも、偉ぶったりしない、いい人です。

 「偉ぶったりしない」ことをなんでわざわざ書くかというと、一度、朝日新聞の解説委員をしている人から名刺をもらったことがあるのだけれど、その名刺がすごくて、「朝日新聞解説委員」の肩書きと名前だけだった。

 電話も住所もなし。

 まあ、この人だけなのだろうが、そんな名刺を見たのは、他に皇族の「三笠宮」だけだった。

 もちろん、三笠宮に会ったわけではない。

 三笠宮の「ガールフレンドだった」という女性に「皇族の名刺ってこういうのよ」ということで見せてもらったことがあるのだけだけれど、電話も住所もなく、ただ名前だけ。

 そっくりだった。

 まあ、私に対して偉ぶっても、あまり意味がないと思うけれど。