DONS de la NATURE

歴史を刻みながら、常に新しい文化を発信し続ける街、銀座。
銀座の隠れ家のひとつとして、お客様を今日もお迎えしております。

フォンデュ

2011-10-25 14:38:13 | Weblog

皆様こんにちは・・・    

今日は如何したのでしょう・・・・・暑いです

本当に体調の管理が難しいですネ

最近、当店で御客様の召し上がるステーキ

フィレが圧倒的に多くなっています

先週は5本も出ています(60人分程になります)

肉屋さんには御迷惑をおかけしています

肉の部位で、脂肪が少なくもっとも柔らかい

フィレ肉は牛肉の料理で一番メニューに載って入るのでしょう

さっとソテー・網焼き・ロースト 様々ですし

切り方や部分で細かく分類されています

私の個人的な意見ですが

フォンデ・ブルギニュオンは御勧め

バタ-少量を加えたサラダ油で

角切りにしたフィレを串に刺して揚げ

カレ-やマスタ-ド・山葵醤油など

お好みのソ-スで食べるのです

熱の入れ方もお好みで出来るし

パン・サラダ・チーズでも有れば

豪華なパ-チィ-ですよ

 


ステーキ ④

2011-10-24 15:16:10 | Weblog

皆様こんにちは・・・・

「手に汗を握る」 

とは正に昨日のW杯ラグビー決勝戦を言うのでしょうネ

勝利の女神はNZランドに微笑みましたが・・・・

大学ラグビーでは早大が敗れる波瀾も有りましたし

面白くなって来ました

ステーキとローストビーフどちらがお好みでしょう・・・

フランスでは元来充分火の通った牛肉を食べていました

19世紀初めに、イギリスから伝わったローストビーフにより

レアの美味しさを教えられたようです

ある程度の塊で焼くローストビーフは

中心にまで火が通るのには時間も掛かりますから

肉汁がしっかりと残るのですネ

一番の大きな違いは熱の通り方なのです

肉の繊維に平行に火を入れるステーキ

垂直に火を入れるのがローストビーフ

ここがとても重要・・・・・

厚みの少ない肉のステーキは平行ですから火が入りやすい・・・・

だからフライパンで焼くにしても

熱く熱しておくのです

当店の炭焼き

両者のイイとこどり

初めに考えた人は凄いですネ


ステーキ③

2011-10-22 13:54:26 | Weblog

皆様こんにちは・・・・

紅葉も山々では見頃になり

一歩づつ冬が近付いているのでしょう

皆さんのステ-キを食べて美味しいとする基準は・・・・?

欧米の方々は、本来黒毛和種のとろけるような柔らかさでなく

噛み応えがあり、

口の中でジワジワ肉汁の旨味を感じる質の物を好んだのです

フィレ肉などは古くはフランスなどでは

敬遠されていて、珍重されたのは

フランス中部ブルゴ-ニュの赤肉生産に適したシャロ-レだった様です

イギリスのアルバディ-ン・アンガス・ショ-トホーンも同じで

現在も日本のそれとは、多少の違いは有りますネ・・・

外酒で食べるステ-キは・・・・・御意見は様々でしょう

しかし、グリモ・ド・ラ・レ-ニエ-ル(1758~1837)はその書で

「産地での味は、パリに運ばれて来てからの味とは比べ物にならない

牛肉には旅をさせなくては成らない

長い旅の間に脂肪が解けて身と一体と成るのである」

と有ります

先人達も、肉の熟成の大切さを知っていました

現在では冷蔵庫が有ります

ステーキの旨さそれは先人の教えどおり

「一体感」と考えます


ステーキ②

2011-10-21 15:47:06 | Weblog

皆様こんにちは...   

今朝も愛犬と日課の御散歩・・・・・

目白駅近くの閑静な住宅街を歩いていると

見事な菊が見頃を迎えていました

ステーキの焼き方には

基本的にレア・ミディアム・ウェルダンと有りますが

3通りの間でミディアムレア・ミディアムウエルと5段階

良く知られていますヨネ

仏語では

Saignant(生焼け?セニョン)

a point(丁度いい・ア・ポアン)

bien cuit(良く焼き・ビアン・キュイ)

と呼びます

しかし、フランスではレアの上にもう一段生に近い焼き方が有ります

au bieu(青い・オ-ブル-) と呼ばれ

ほんの一瞬、表面を焼く 中は冷たい物なんです

映画監督のアルフレッド・ヒッチコックが好んでいたそうで

当店では外国の方や叔父様族の方に偶に御注文頂きますが

10月の法律改正には触れません(炭の温度は700℃~800℃)

高い温度で焼き上げますから

生のステーキ?タルタ-ルステーキはやはり生肉ですね

タルタールはモンゴル系のタンタン人の事ですが

先週のシュ-クル-トも付け合せだったので

一緒にヨーロッパに伝わったものです

タルタールはともかく

ユッケ 残念ですネ

 

 


     ステーキ

2011-10-20 15:55:41 | Weblog

皆様こんにちは...   

今朝、愛犬との御散歩で雑司が谷に行きましたが

木々は秋から冬へと様変わりし、木枯らしが肌寒く感じられました

皆様御存知の様に料理名には、関係した人物の名がつけられる物が幾つもあります

ステーキのフィレ肉中心、シャトーブリアン

ロマン派作家

Firancois-Rene de Chateaubriand(1768-1846)

に由来しています

今や、御本人よりもステーキの名前として定着しています

当店では一頭から4カット(8名様分)のみ

とても貴重なのですが

フィレ一本も部位によって名称が異なりますし

部位によって使用法も違います

頭と尾の細い所は、当店では使えないので

一本のフィレで5~6カット

一頭で多くて20名様分程の御提供となりますので・・・・

今日から、ステーキの事を少しづつお伝えします