DONS de la NATURE

歴史を刻みながら、常に新しい文化を発信し続ける街、銀座。
銀座の隠れ家のひとつとして、お客様を今日もお迎えしております。

健太郎君作です

2006-11-29 13:02:04 | Weblog
 皆様こんにちは

 先日はプロ野球西武ライオンズの松阪投手が話題となっておりましたが、本日は阪神タイガースの井川投手を、NYヤンキースが30億円で独占交渉権獲得という報道が流されました。幼い頃からタイガースの大ファンである私としては、ヤンキースが阪神のこのタフネス左腕をここまで評価してくれたことに、非常に興奮いたしております。
 現在はこの仕事上プロ野球もあまり見なくなってしまいましたが、大学時代はよく甲子園に足を運び、外野席でタイガースナインと共に戦ったことを懐かしく思うひと時でした。


 ここ最近、健太郎君作の賄いの出演が少なくなっておりましたので、本日は久々に写真に撮ってみました。本日は2種類のパスタ(この寒いのに冷製トマトソースのパスタとカリフラワーソースのパスタです)と野菜のポタージュスープです。
 健太郎君が好きということで仕方ないのですが、私はやはり冷製のパスタは夏に食べたいものです・・・

 追伸 味はなかなかでした。

鮟鱇捌きました

2006-11-28 14:51:18 | Weblog
 皆様こんにちは

 本日は朝インフルエンザの予防接種を受けてまいりました。
 幼い息子にうつしてしまうような事になったら大変ですので、親子で予防接種です。大学時代に一度感染したことがありましたが、1人暮らしでございましたので、高熱・関節痛・・・etc それはもう苦しかったことを思い出します。
 

 さてさて本日は昨日の続きで、捌いた後の鮟鱇の写真でございます。
 鮟鱇の七つ道具と呼ばれるのが「皮・肝(肝臓)・ぬの(卵巣)・水袋(胃)・ほお肉・ひれ・身」の部分で、ようするにこの魚は捨てるところの無い美味しい魚です。当店では身の部分は炭焼きにもいたしますが、なによりもお勧めなのが「鮟鱇のビスケー風 (Delice de Lotte a la Biscaienne)」です。フランスとスペインの間にある大西洋のビスケー湾という冬季の荒波が有名な地方があるのですが、そこの地方料理で鮟鱇の旨みたっぷりの煮込み料理でございます。

 皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。

鮟鱇の入荷です

2006-11-27 15:44:16 | Weblog
 皆様こんにちは

 本日は北海道産の鮟鱇が入荷いたしました。
 この鮟鱇はグロテスクな見た目とは裏腹に、味わいは大変に上品な魚で、このあらで摂った出汁は滋味深いものでございます。
 しかしながら、この鮟鱇の捕食行動は見た目どおりで、近づいて来る魚は片っ端から丸飲みしてしまいます。その上に消化力が弱い為、胃袋に入ったえさは長時間未消化のままですので、捌くとその胃袋の中には新鮮な魚や様々な餌が出てきます。昔のことですが、その胃袋から海鳥が丸ごと出てきたこともあったそうです。
 
 今日はラッキーな事に胃の中は空っぽでした。
 なぜラッキーかと申しますと、当店の仕入れの場合、丸々一匹で仕入れる為、その重量の中にもちろん胃袋の中身のまで入っております。中にはたっぷり餌を食べており、たいへん重い鮟鱇もおりますので注意が必要です。

 明日のブログでまたこの続きはお話いたします。 

毛蟹です

2006-11-25 14:37:32 | Weblog
 皆様こんにちは

 今日は11月25日です。クリスマスまで一ヶ月となりました。
 そろそろ訊かなくては・・・と思い、昨晩妻に今年のクリスマスプレゼントは何がいいか尋ねたところ、「眼鏡・時計・財布・ピアス・・・etc」。まだまだ出てきそうなので、話をはぐらかすのに必死になった昨夜でございました。
 
 本日土曜日ということもあり銀座中央通りは歩行者天国です。
 やはりこの時季一段と人通りも多くなっておりますね。有名ブランドビルの中も多くの方で賑わっております。
 さてさて本日の食材は“毛蟹”です。蟹も種類が沢山あり、人それぞれ好みもあるでしょうが、私は塩茹でにして食べる場合一番好きなのはこの毛蟹です。焼蟹でしたら“たらば蟹”、鍋でしたら“ずわい蟹”です。他を挙げれば“上海蟹”“渡り蟹”“花咲蟹”“あさひ蟹”“高足蟹”・・・色々ございますね。

 たまには仲間同士で蟹談議も楽しいですよ。

炉釜の内部です

2006-11-24 16:54:37 | Weblog
 皆様こんにちは。

 本日も寒いですね。
 昨晩は私の大学時代の友人が東京へ出張に来ており、夕食は我が家で“鍋パーティー”を開催いたしました。熱々の鍋に、熱燗で学生時代の話題で盛り上がりながらの楽しいひと時でございました。やはり寒い夜には鍋ですね。


 本日の写真はステーキを焼いている最中の炉釜の内部です。
 よくお客様からどのようにステーキを焼いているのか質問を受ける為、写真に撮ってみました。肉を焼く際の備長炭の表面温度は約800度あり、その2~3cmの上でステーキの表面を片面づつ焼き上げます。その際に、写真でもご覧いただけると思いますが、炭からは大量の煙が上がり、この煙により燻製の効果でより一段と香りが増すといった具合です。


 是非一度ご来店の上、当店の炭焼きステーキをお楽しみ下さいませ。