訳出時間枠:16分53秒から20分03秒まで
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聖書テキストにおける正しい意味はただひとつしか存在しないということを念頭に置きながら、改革派神学基礎教理を学ぶ。
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それから、今回は騙されることを知りつつも、オリーブ山へと向かった。
真夜中を過ぎていた。
夜中3時前にイエスは死んだ。
何故なら、過ぎ越しの羊が屠られるまさにその時間に、イエスは死ななければならなかったから。
金曜日、土曜日、日曜日に墓の中にいるように、太陽が昇る前にイエスは墓の中にいる必要があった。
すべてにおいて、彼はコントロールされていた。
今日は水曜日。
今日は水曜日。
公的宣教活動最終日。
神の国を宣べる。
疲労困憊の長い一日。
抑制の効かない激情によりイエスを憎む宗教指導者たちと相対した。
この憎しみは長期間続いていた。
イエスが登場し、宮を清め、宗教体系に一撃を食らわせて以来、この憎悪は数年間続いたと言った方が正確だろう。
その一撃によって、その機能が混乱しただけでなく、その完全性と正当性は貶められた。
彼らがイエスを憎んだのは、彼らの背信行為を強襲したからだ。
彼らがイエスを憎んだのは、彼らの神学、権力の座、ローマとの脆弱な停戦協定を強襲したからだ。
偽の正義を強襲した。
イエスは、曖昧な方法でそれを行わなかった。
彼らを公然と非難した。
彼らの退廃と偽善を暴露した。
そのために、彼らは激しくイエスを殺そうした。
とりわけ、自分は神に等しいと主張したが故に、イエスは神を冒涜したとして憎んだ。
しかし、彼らの言動こそが究極の冒涜だったのだ。
イエスが最後の日に公然と宣べる最後の機会において、彼が話すことばを聞くことは大変重要である。
イエスの最後のことば、最後のメッセージ、それは何だったでしょか。
それは彼のアイデンティティに関するものでした。
イエスとは何者か。
3年間彼は弟子たちに話し続けてきた。
来る日も来る日も来る日も、彼らに話し続けてきた。
彼はその主張を何度も何度もしてきた、そしてそのことを実証し、それを支える証拠を無数に示してきた。
しかし、ここで彼は再度その問題を取り上げるのです。
少し戻って、ユダヤ人は自分たちのメシアはどのようなお方であると期待していたでしょうか。
彼らはメシアとはどのようなお方であると考えていたのでしょうか。