☞ The Narrow Way Dr Steven J Lawson
26分39秒から30分27秒まで。
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新生のないただの宗教がこの門の正体だ。
それは肉に訴える宗教。
それは、神について語り、キリストについて語り、天について語り、救いについて語る宗教。
唯一の問題は、その門がかの地へと導いてくれないということ。
箴言14章12節にこうあります。
箴言14:12
人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死である。
容易に信じることができるこの門は、あなたがあなたのままでやって来て、あなたのままが入ることができる門。
何も断念する必要がなく、何も捨てる必要がなく、何も告白する必要がない宗教。
悔い改めのない宗教。
キリストの主権に対して服従する必要のない宗教。
自分自身の人生を謳歌できる宗教。
自分の心の赴くままに生きることのできる宗教。
己に対する死のない宗教。
背負うべき十字架のない宗教。
己を否むことのない宗教。
何も犠牲を払う必要がなく、何も必要とせず、ただ立ち寄るだけの宗教。
手を挙げて、あなたが入るためのカードにサインしよう。
天国に行くのか。
否、地獄に落ちるのか。
結果は自ずと知れている。
彼らは自ずからを騙そうとしている。
彼らの目にはベールが掛けられている。
救いの道に入ったと信じている。
しかし、かの日地獄の炎の中で目が醒める。
マタイ7章21節
わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行なう者がはいるのです。
この広き門から入る人々。
わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではない。
彼らは会話をする。
彼らは主よ主よと言う。
彼らは讃美歌の歌詞を知っている。
彼らは聖書研究会に出席する。
彼らは専門用語を知っている。
しかし、彼らは主を知らない。
マタイ7章22節
その日には、大ぜいの者がわたしに言うでしょう。『主よ、主よ。私たちはあなたの名によって預言をし、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって奇蹟をたくさん行なったではありませんか。』
最後の日に、多くの人たちは主よ主よと言う。
その日に、自分たちの働きぶりについて話すだろう。
多くの宗教活動を行ない、主の御名によって預言をし、主の御名によって悪魔を追い出し、主の御名によって多くのしるし不思議をなしたと言うだろう。
しかし、かれらはそのようなことはしなかったのです。
ただ単に、そうしたと思い込んでいるだけ。
自分を騙した。
彼らは主の御名によって預言をしたと言っている、これが神の言っていることだと言う。
違う。
神はあなたに話しかけてはいない。
悪魔を追い出した、奇跡を成し遂げたと言っているが、自分を騙している。
それは真実ではない。
救いに関して自分を騙している。
宣教に関して自分を騙している。
不正な宗教活動に関して自分を騙している。
あなたの全人生は見せかけ。
一度でよいからその覆いを下げてみたらよい。
真の自分を探ってみるがよい。
神がどのようにあなたを見ているか考えてみるがよい。
広き門があなたをどこに導くかに注意せよ。
それはあなたのための宗教であり、教会に対する異常な愛であり、教会ごっこ。
あなたはそれが大好きであるがゆえに広き門へと導かれてしまう。