みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#634 神の法第六戒

2021年03月07日 | 神の法
第6戒
生かすために

251~
“To Make Alive”
The Sixth Commandment
The Institutes of Biblical Law
Rousas John Rushdoony

◇◇

貧しい人々は、彼らのニーズを援助してもらう必要があった。

援助は、国による助成金となることはなかった。

しかし、借金に見合うだけの能力がなかったために、6年を超えない期間の限定的奴隷の間、すなわち翌年の安息年あるいはヨベルの年まで、そうなる場合もあった。

この限定的奴隷は、きちんと取り扱われただけでなく、奉仕に対して寛大な報酬が与えられた。

この限定的奴隷制はイギリス法の一部となったため、安息年の間限定的奴隷として自分を売ることによってのみアメリカへと来ることができた先祖の子孫であるアメリカ人は多い。

しかしながら、この限定的奴隷制は、自由世界と奴隷世界の両者を持つことはできなかった。

妻が責任を意味する一方で、結婚するために、能力の証しとして、男は家族を率いるための持参金を用意する必要があった。

男は、自由という利益を持つことはできなかった。

同時に、妻は、主人の下で安全という利益を得ることができた。

限定的奴隷の間に、男が他の限定的奴隷、あるいは奴隷と結婚する場合、自由かまたは家族を失うことになることが分かっていながらそのようにした。

彼は、彼の家族と共に、依然として奴隷のままか、あるいは(女性のように)従属の印として、耳にピアスの穴を開けられた。

さもなければ、彼は家族と別れなければならなかった。

彼は出て行き、家族と分かれるとする。

彼に十分な稼ぎがあるなら、彼の家族を拘束から取り返すことができる。

この場合の法とは、人道的であり、かつ感情に動かされない。

参考:

サタンの王国はキリストの王国に取り囲まれている

クリスチャンは無意味なもの、理不尽なものから解放されている

キリストはよみがえられた!