平尾台中心部から東方向の展望
東側稜線にはハンググライダーが飛んでいました。
オオムラサキを捕まえた快挙に酔いしれた翌日の日曜日、妻は義姉とホテルの昼食バイキングに行くと言う。私のブログでも紹介した事があるホテルニュータガワの「雫」だ。落ち着いた雰囲気でバイキングメニューも豊富とあって女性には人気のところだ。仲が良い義姉とおしゃべりして積り積もったストレスを思いっきり発散したいと云うのだ。当然私は数の内には入れてもらえず、勝手にどこかに行きなさい、とでも言うようなつれない言葉だったのだが、私は「心おきなく採集に行ける」と良い方に解釈して、連日の採集行となった。
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日曜日なので英彦山は混み合っていると判断し、行き先は平尾台と決めた。平尾台はカルスト台地であり、北九州国定公園として管理され、夏は涼しい鍾乳洞などもあって手軽な行楽スポットとして人気がある。台地には羊群原が点在し、アルプスのような草原が展開されて、実に爽やかなところで、私の目的は草原に住むヒョウモンチョウだ。
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10時過ぎに自然観察センターに車を停め、リュックを背負い、三角缶をぶら下げて、網を手に、さぁ出発。真夏の陽射しは照り注いでいるが、私は元気良く歩き出した。今日の予定はカルスト台地の巡行だ。
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平尾台の中心部に村があり、畑などの耕作地が広がっている。路傍には花が咲いていて、セセリチョウやシジミチョウなどの小形の蝶が多かったが、キタテハやツマグロヒョウモンをGETした。昔はどこにでもいたキタテハが最近は姿を見せず不思議な思いをしていたのだが、平尾台にはまだ自然が残っていたようだ。
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家族連れが結構いて、私を見て色々と話し掛けてくる。特に男児は興味津々。草原の風に吹かれて舞い降りてきたウラギンスジヒョウモンを捕まえた時には、私の鮮やかな網裁きに歓声を挙げたくらい。(私もドヤ顔になっていたと思う!)
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<o:p> 平尾台の東側(狭いけれども広谷湿原)。北側には羊群原が。</o:p>
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広い台地には遊歩道が巡っており、私はクヌギ林をチェックしながら湿原まで足を伸ばした。ここ平尾台にも広谷湿原という名の湿原がある。釧路湿原のように広大では無いけれども、湿原だから貴重な植物が多いと聴いていた。それに昆虫も多いところだと。途中、花の写真を趣味にしている同年輩の人と一緒になったが、花が咲き乱れる6月が最適時期だという。その頃はたくさんの蝶が舞っているそうで、その写真を見せてくれた。なるほど、アザミにカラスアゲハなどが集まっていた。
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この日は風がやや強くて(その分涼しく感じられたが)、湿地ではめぼしい収穫はなかったが、それでも私は大満足。来年は6月に来なければ、と誓ったのだ。
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結局、平尾台の3分の1くらいを4時間掛けて廻った。リュックをしょった背中は汗びっしょりだったが、エアロビで体力がついたのか、そんなに疲れは感じなかった。貴重な蝶も採集できて満足して帰ったのでした。
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結構大変なのですよ(^-^;)
知らぬ間にキャベツとかに卵産んじゃっているんだから~。除去したいけど人手がいないー!
一枚目の写真は絵葉書かと思いましたよ。
採集も良い運動になりましたね。私もそれくらい夢中になれる事がしたいです・・
コレクターケンですが、やはり集めて価値があるものがいいです。黒い色のモンシロチョウとかおりませんか? 私の技術は見せびらかすわけじゃないですが、気が乗らないとミスる確率が高くなります。
無農薬野菜だから虫が付くのでしょうが、それだけおいしいのでしょうね。私は虫の食べ残しでも文句は言いませんよ
平尾台、北海道のように広々として風光明媚なところなんですよ。北九州とは思えないくらい。
休みが多いので、家庭で何をするのかが悩みでしたが、今はどっぷりと蝶にハマっています。採集のほかに展翅や採集記録など結構忙しいんですよ。だけど、私一人だけの趣味だから、妻からは遊んでばかりいると怒られています。kiriさんのように家庭菜園を頑張ればいいのでしょうがね。
エアロビで体力がついて
ますます軽快なフットワーク
お孫さんたちとアクティブにご活躍お祈りしています
自然豊かな処でお暮らしなさっているんですね。
益々お元気で何よりです^^♪
確かにジムに通っているので体力(特に足の筋力)が付きました。歩くのも苦になりません。孫達とのかけっこも足がもつれることも無くなりました。今年の冬は登山です。
阿蘇や久住は草原などが広がっていて、広大だと感じますが、ここ平尾台もいいところです。およそ10キロ四方のエリアですが、高台になっているので避暑に良いところです。北海道に限らず、日本は良い国だと思いますね。自然を大切に、実感しています。