ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

我が街、小倉

2013-12-14 19:26:16 | 平々凡々

 

帆船「日本丸」のマスト。驚くほど高い。若い頃だったら躊躇わないで登るけど、今はちょっと腰が引ける。

 

私が生まれ育ったのは小倉。大学の5年間と結婚前後に5年間ほど福津市に住んだ以外はずっと小倉。ぱりぱりの小倉っ子だ。ちょうど50年前に門司、小倉、戸畑、八幡、若松の5市が合併して北九州市が誕生したので、今年は各所で北九州市50周年記念イベントが催されている。

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北九州市が誕生した頃は百万都市で日本の工業の推進役を担っており、威勢が良かった。煙突からモクモクと湧き上がる黒い煙が七色の煙だと表現されて、大気汚染などと云う人は皆無に近かった。ちょうど日本列島改造論に代表される高度成長期であって、みんな景気がよかった。それが公害と認識されるにしたがって、空は綺麗になったが工場の活気は薄れ、いまや政令都市の中で最も老人比率が高くなっており、寂しい町と化している。

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北九州市と聞いてすぐに閃くのが、「危ない街」ではなかろうか。明治大正の頃から石炭産業で賑わった名残なのか、暴力団が顔を利かせていて、その抗争事件や利権を巡っての争いが耐えない。一般市民が被害に遭うことも多く、危険であり、警察も全国の警察から応援を受けて暴力追放運動を繰り広げてはいるのだが、完全暴力追放は難しいようだ。先日はこの流れに乗ってかどうかは知らないが、我が家の近くのコンビニ5店が半月ほどの間で続けて強盗から襲われるという事件が発生した。同じ犯人だったようだが、ある地域に集中して犯罪を起こせば警察も馬鹿じゃないからどうなるかは分かるだろうに!

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このように、小倉(特に我が家の地域)は警察が重点的防犯地域として運動しているところであり、通りごとにパトカーの赤い回転灯が見受けられるというパトカー集中地域なのである。(パトカー密度は世界一ではないだろうか!)

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<o:p>小倉と違って、関門レトロで女性に大人気の門司港レトロ。先月、日本が誇る帆船「日本丸」「海王丸」が門司港に来た。残念ながらセイル張りは見学できなかったが、船内の見学をさせてもらった。ヤシの実でデッキ磨き・・・寒いのにご苦労様。</o:p>

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さて、今週の月曜日。専門学校の講義を終えて博多から小倉駅に帰り着き、駅正面の石段を降りてバスセンターに向かっていたのだが、その時にまたまたTV局のカメラ担いだ3人の男性が擦り寄ってきた。要旨は「今日、小倉で警察官が盗撮した事件があった。今年の警察官の不祥事はこれで4件目、これについてどう考えますか?」と云う。TVのインタビューは数年前にワールドカップで日本がベスト16に進出したときにやはり小倉駅で受けたことがあったので、2回目だ。その時は単に嬉しいと表現すればよかったので、インタビューは喜んだ笑顔とこれからの期待を述べるだけで良かったのだが、今回は警察官の不祥事!?

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私は始めに書いたように、警察が家の周りを朝早くから夜遅くまで事件が起きないようにパトロールしていることを知っているので、「確かに、盗撮は不祥事ですが、悪いのは一部の人で、他の警察官は頑張っていると思う。厳しく罰するのは当然だとしても警察全体を悪く評価はできない」・・・主旨で話した。

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ところがインタビュアーは何としてでも「警察が悪い。今年に入って4件目だ。市民から悪評が出ている」という意味の言葉を引き出したいのか、誘導尋問的にマイクを向けてくる。結局最後はその方向での言葉になってインタビューを終えた。その間5分くらいであろうか。長い気がした。

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バスに乗って、娘達に「小倉駅でインタビューを受けた。TVRKB毎日放送)に出るかもしれない」とメールを打った。局のイメージに反した意見だったと思うので、TVに出る可能性は低いと思ったのだが、とりあえず連絡だけは、しておいたのだ。

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ところが夕方、和ママから、私のインタビューが短い時間だったが放送されたと連絡が入った。声が小さくて内容が良くわからなかったらしいが、TV局でかなり編集したのだろう。どのように私の意見が化けたのか、私もビデオに撮っておけば良かった。

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翌日、会社でまたまたTVに出ていたね、と数人から声を掛けられた。やはりTV放送とは凄いもので、夕方6時代の民放のニュース報道番組なのだが、視聴している人が結構いるのだ。

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コメント (14)
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