ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

潮干狩り騒動記

2011-05-06 22:04:35 | 

 

今年のゴールデンウイークは超大型、私は26日の出勤予定日をゴルフでお休みしたので、何と13日間の休みとなってしまった。もちろん、こんなに永く休みだったのは初めての経験だ。が、楽しい日々もあっという間に過ぎ去って連休も終わってしまった。なんだか寂しい。

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 保育園に通っている奏君・たっ君兄弟も園が休みだからパパママと一緒で楽しいだろうが、病院関係に携わってるママは休日でも勤務がある。だからパパと居る事になるのだが、それでは長いGWも退屈で飽きてしまうだろうと、連休後半に奏君を預かる(お泊り)ことにした。

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 奏君を潮干狩りに連れてゆく約束だったので、ちょうど大潮に当たるお泊り初日の3日(水)に繰り出すことにした。雨が心配だったが、何とか持ちそうだ。気温予報は19度で、風が無ければ絶好の天気だ。  <o:p></o:p>

出発予定の11時前に奏君ファミリーがやってきた。おもちゃの潮干狩りセットを抱えてやる気満々だ。ママも可愛い息子の初挑戦だということで、張り切って私の分も含めて二人分のお弁当を作ってきた。

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奏君を助手席に座らせてシートベルトで固定して、車で40分、12時に目指す行橋市の箕島海岸に着いた。干潮が3時過ぎなのでお弁当を食べて準備すればちょうど良い時刻だ。駐車場はもう殆どがいっぱいだったが、運よく私は岸壁沿いに停める事が出来た。家族連れで大賑わいだ。

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奏君はお弁当も食べずに、長靴履いて歓び勇んで浜に駆け出した。海が珍しいのだろう。私はお弁当を食べ終わって、渓流釣り用の繋ぎの防水ゴムズボンに履き替え、海に入る準備を整えた。

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奏君は波打ち際で遊んでいたのだが、素足で長靴は履いておらず、ズボンも水浸し。なぎさ遊びにもう夢中。いずれは濡れる事だし、風も無いので、そう寒くも無いだろうと、奏君を連れて、さぁ潮干狩りのスタートだ。長靴を履けといっても聴かないので、素足を黙認した・・・(後で分かった事だが、長靴の縁でふくらはぎを擦って痛かったのだった)

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箕島海岸の潮干狩りのターゲットはマテ貝。鋤で砂浜を削って巣穴を見つけ、その穴に塩を注ぐとマテ貝が驚いて飛び出すので、それをタイミングよく捕まえると言うもの。子供でも出来るから、人気がある。奏君は貝と言えばアサリとしか思っていなかったようで、来る途中で何度も説明したのだが、分からなかったのだが、百聞は一見にしかず!、 最初にマテ貝を捕まえた時はもう興奮の極み、感動していた。

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奏君と協力して(私が鋤で砂を掘り、奏君が塩を掛ける)、マテ貝を10匹くらい捕ったのだが、その頃になるともう奏君は飽きてきたのか、よその家族にマテ貝を捕ったなどと話しかけている。外交的性格と云うか、物怖じしない性格で、マイペースだ。相手も幼児だと思い、おだてたりして手荒いことがないので、ますます奏君のペースだ。

 

 

奏君、隣の家族の中で堂々と。

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さて、掘り始めの興奮が治まった頃、お腹がすいたというので、奏君は砂の山に腰掛けてお弁当を食べ始めた。私は本格的にマテ貝掘り。 鋤を振るって、塩を掛けて!

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そうこうしていると、奏君がおしっこと言いだしたので、掘った穴をトイレ代わりにさせたのだが、お腹が冷えていたのか、一緒に下痢も。慌ててズボンを脱がせたのだが、もう遅い。パンツもズボンも黄色い汚液で染まってしまった。着替えは車の中、どうしようかと悩んだのだが、奏君は身軽になったのか、下半身は裸のまま(ジャンパーでお○ん○んは隠れていた)、走り回って遊び出した。 私は寒くは無いと云うし、外見上も問題ないので、もう少し掘ってから帰ることにした。

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<o:p>遠くに奏君が一人で! 驚くより慌てました。 その日の夕飯、収穫の半分をバター焼きで味わいました。</o:p>

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しばらくして奏君の声が聞こえないので、どこに行ったのか遠浅の浜を探すが居ない。心配になって海のほうを眺めると、ぽつんと奏君が腰まで浸かって打ち寄せる波と戯れていた。海は経験が少ない奏君、転ぶと溺れてしまう。慌てて奏君を追いかけたのだが、奏君は私を見つけると鬼ごっこのように逃げる。私と遊んでいるつもりなのだ。私が大声を上げて叫んでいるものだから、他の潮干狩り客も何事があったのかと驚いて注目していたが、こちらは一生懸命。やっとの思いで奏君を捕まえたのでした。それにしても繋ぎで良かった。長靴だけだったら、私も腰まで水に浸かってた。

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奏君は当然ながら水浸し。寒いと言うので、潮干狩りを中止して戻る事に。時計を見ると丁度3時。干潮真っ最中で、今からが本番と云う時刻だった。やむを得ない! 浜に戻る時も奏君はマイペース、大声張り上げたりよその子達と遊んだり。

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車に戻って身体を拭き、着替えさせて一件落着。帰りの車中ではさすがに疲れたのか、ぐっすりと寝ていた。

 

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その日の夕食はマテ貝のバター焼き。奏君も数個食べた。私も英彦山の地酒を飲んで疲れを癒したが、酔いが早く、早めに布団にもぐりこんだ。<o:p></o:p>

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翌日は妻の番。黒崎にあるキッズルームに連れて行った。私は家で留守番。鋤でこわった足腰を伸ばした。短い時間だったのに結構身体に負担がかかっていた。奏君との追いかけっこが問題だったのかも。<o:p></o:p>

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夕方に、パパが迎えに来た。もう一泊したいと奏君が云ってはいたが、私たちはもうくたくた。早くお引取りを!() 奏君と同じ行動するのは疲れる! そして今日は潮干狩りから3日が経ちました。奏君、風邪の気配さえ見せず元気です。安心しました、

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コメント (12)
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