北九州空港のマスコット! 乗ったJAL機。車輪が出るか、心配でした。
常陸の国、九州人にとってはまさに「みちのく」だ。かつて坂上田村麻呂が大将軍として遠征したところで、多賀はその中継基地として城が作られた、と教わったところだ。その日立多賀に行って来た。<o:p></o:p>
仕事がら全国に出張しているが、東北地方は白河と日立に行ったことがある。白河は東北新幹線ができた直後だったから10数年前のことだ。駅前ががらんとして殺風景な街だと思ったものだ。日立は2度ほど仕様確認で行った経験はあるが、いつ頃だったか覚えていない。いずれも観光気分はなく、あたふたした出張だった。
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今回の出張は、当社が発注した製品の立会検査だった。同行は I 課長。今回の工事担当である。私は I 課長の手綱を適当に取っていればいいのだから、気楽なものだった。それぞれ福岡と北九州から飛び立って、落ち合うのは羽田の全日空の到着ゲート。羽田も10数年ぶりだ。
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九州は暑さが続いており、 出発当日も30度以上の気温だった。夏用のスーツか秋物にするか悩んだ末に、夜分に出かけることを想定して、合いものを選んだが・・・暑かった!
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久しぶりに訪れた羽田はすっかり変わっていた。第1、第2空港ビルなるものができて、JALとANAがそれぞれ入っている。私はJAL便だったので、ANA側に行くのに少々手間取った。大体案内標識が出ているものだが、標識も案内所も見当たらなかったのだ。田舎者がうろちょろしてる、と周りの人は思ったことだろう。
札幌行きのブルトレ。憧れの列車もありました。
モノレールで浜松町を経由して上野へ。混雑していたら嫌だなぁと思ってたが、休日の午後ということもあってか、割と電車はすいていた。上野からはスーパーひたちに乗った。特急である。九州の特急は通常は5両か7両編成だが、この電車は15両編成だという。長い電車だった。お客が多いので大量輸送しないと間に合わないのだろう、と変なところで感心した。
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すっかり暗くなった7時に日立多賀に到着。駅にはメーカーの技術者が出迎えており、早速懇親会が開かれた。名前は忘れたが地酒を飲んだ。さすがにコメどころ、冷酒がおいしかった。2次会はカラオケ!手軽な社交場というところだろうか。最近は何でも評価したがる! リズム・音程・声量の3つで点が出る仕組みだった。私は「兄弟仁義」で90点を頂いた。何と最高点だった。全員の平均は82点くらいだったろうか。
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翌日は工場で立会試験を無事に済ませ、夕方に東京に着き、その足でこだまに乗って三島へ。三島に着いた頃はすっかり暗くなっていたが、中秋の名月が燦燦と輝いていた。明日は富士山が奇麗に見えることを念じて、またまた飲み会!
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翌朝、富士山は雲がかかる寸前で薄く見えた。カメラを取り出して写したが、腕が悪いのかデジカメではきれいに撮れなかったが、山頂が見えたのでとりあえずは満足した。(8時過ぎにはもう雲に隠れてしまった)
<o:p>朝、東急ホテルから見た富士山。 望遠機能を使って拡大しました。山頂が見えますか?</o:p>
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沼津にある工場で、技術者と要求仕様などをディスカッションしたあとに工場見学して、今回の仕事はすべて終わった。当社の新製品に適合した小型で高性能な製品を開発してくれると嬉しいのだが。
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三島はのぞみが止まらないので、新大阪で乗り換えて小倉に帰った。もう少し時間的に余裕があれば<o:p></o:p>
浅草や秋葉原に出かけたかったが、まぁ仕方ない。電車に乗りっぱなしの3日間の出張でした。
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<o:p> 持ち帰ったお土産。娘たちに生チョコ。京都のお漬物も! 中秋の名月を写したら、ハート型に!</o:p>
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車窓から見た夕暮れの江戸川の風景には、少なからず感激した。藤沢周平の時代劇さながらの屋台船が行き来する絵柄が、なんの違和感もなく、すっぽりとはめられるような気がした。汚れた川だと思い込んでいたので、嬉しかった。 <o:p></o:p>