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ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

酒蔵びらきに誘われて

2013-03-27 11:06:19 | アウトドア

 

323日、土曜日。 4ヶ月ぶりのJR九州ウオーキングだった。舞台は小倉南区の志井駅。 筍の里、合馬地区や北九州の水源地、道原地区を巡る10キロの地元コースだ。 年末からの手術騒ぎもあって運動もエアロビくらいしかしてなく、脚力の衰えが心配だったので、長距離のウオーキングだとちょっと苦しいかなと感じていた。 だから足腰の調子を見るのに手ごろなコースだと思えた。

 

紫川上流に架かる眼鏡橋。堂々として威厳も感じる。

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このコースは昨年と同じで、石原町のゴール地点には無法松酒造の酒蔵開きが今年も開催されると書いていたので、それも楽しみの一つだった。

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紫川の土手や田畑には菜の花や水仙などが咲いており、点在する桜はもう満開に近く、薄いピンクの彩が豪華に映えていた。 彼岸を過ぎて農家も畑の手入れに精を出しているのだろうか、キャベツやダイコンの春野菜がきれいに揃って植えられていて、里山の風景を演出していた。

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1時間ほど歩いて眼鏡橋に着いた。石造りの橋は熊本や長崎では有名だが、北九州にも見事な橋があったのだと改めて感じた。いつごろ出来たのか知らないが、造りはしっかりしていて見事なものだった。昨年は豪雨に見舞われたはずなのに、濁流にも見事に耐えたようだ。

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道原の折り返し点(菅生の滝コースは15キロなので遠慮した)では地区の皆さんが今年もでっかい鍋で豚汁を振舞っていた。 美味しそうな匂いが漂ってはいたが時計を見ると10時前、お腹もあまりすいて無いので、残念ながらパスしてゴールの石原町に向かった。

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<o:p>(左)道原では豚汁の炊き出し。(中)山裾の散策路には野いちごの花が。(右)無法松の生酒しぼりたて</o:p>

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中谷から東谷に抜ける櫨ヶ峠隋道を過ぎるとすぐに目指す石原町、無法松酒造がある。11時前に着いた。もう大勢の人が効き酒や試飲を楽しんでいた。私も猪口を買って(百円)、今年の新種を味わった。係りの人が嫌な顔一つせずに注いでくれるので、生酒や濁り酒、純米酒や大吟醸など厚かましくも次から次に何杯も頂いた。アルコールのおかげか、気分もすっかり良くなったので、特に美味しかった「生酒」と「濁り酒」を買ってリュックに詰め込んだ。

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 石原町駅がゴール。今年初のスタンプを貰った。来年2月末までの1年間で20個のスタンプを集めなければ。一昨年にウオーキングで知り合った博多のIさんも今日が今年初のウオーキングだそうで、久留米ツバキを観るために筑後草野コースに参加しているとのこと。どこかで逢えるかもしれないが互いに元気に歩き続けたいものだ。

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あまり疲れも感じず、1時前に家に帰りついたのだが、奏君ファミリーが待っていた。奏君の卒園式が終わった直後で、我が家に卒園の感動と歓びの笑顔を届けてくれたのだった。

 

 

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今日、3月27日は私の66回目の誕生日。 朝から奏君やたっ君、それに親しい人たちからお祝いの言葉を頂いた。たっ君からは驚いたことに頬にチュウまで。 これが美女なら嬉しいのに、と思った私は厚かましいのでしょうか。 まだまだ気力だけは負けないつもり。これからもよろしくお願いします。

 

 


和君、ワカサギデビュー

2013-01-22 21:12:17 | アウトドア

 

始めて釣ったワカサギ。

 

和君の入学試験も無事に終わって、一安心と言うところだ。けれど、和君は忙しい。12月から振り返ると、幼稚園のクリスマス会(キリストの生誕歌劇で、和君はキリストの父のヨハネ役を演じた。マリアとともにやっとの思いでローマにたどり着く。ホテルが満室で馬小屋を借りることになるが、そのくだりを朗々と独唱した。)それから以前に紹介したクリスマスピアノコンサート。そして先日の受験だった。これで行事は終わりかと思っていたら、次は2月始めに空手の昇級試験があるという。 型と組み手と思うが、やれやれ忙しいことだ。まぁ、本人が大して不満を持ってなく、遊び感覚なのが嬉しい。

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年末に今冬初のワカサギ釣りに和パパと行き、1.1キロの大漁だった記事を載せた。 この時に和パパが作った釣竿が充分に使えたので、新たに和君用にもう1本作った。 これを見て和君は大喜び。自分も一緒にワカサギ釣りに行くと! 

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ワカサギは湖上でのボート釣り。ボートから落ちる危険性があるので小学校に入ってからかなと思っていたのだが、最近の振る舞いを見ていると、危険判断はできるし、無茶なことはせずに大丈夫だと思えた。

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と云うことで先日の日曜日は和君のワカサギ釣りデビューだった。前日までの木枯らしも止んで、暖かな陽射しに恵まれた絶好の釣り日和で、和君の強運にも驚いた。私と同じ晴れ男だ!

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転覆しないように3人乗りの大形ボートに乗り込んで前回と同じ「大番」ポイントへ。和君は買って貰った救命具を着ており安心だ。大番には8時頃に着いたのだが、先日大釣りした絶好のポイントはもう先客に取られていたので仕方なくその横にボートをつけた。

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初のワカサギ釣りと云うことで、和君はもう興奮状態。和パパより先に最初の一匹を釣上げた時はもう鼻高々。釣竿の持ち方やリールの扱いも器用で、釣ったワカサギの取り入れも、要領を覚えたのかしばらくすると自分ひとりでやりだした。何にでも興味を持って自分一人で解決しようとする意志が強く感じられて頼もしい。終いにはワカサギの微妙な当たりさえも分かるようになったのには驚いた。

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<o:p>記念の計量で釣果を示す和君。右は豊田温泉「蛍街道 西の市」</o:p>

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この日は午後2時まで釣って、釣果は私が700g、和君たちは250gだった。私が14本針仕掛けの2本竿だったということもあって、私の釣果の方が多いのは当たり前だったが、和君も良く頑張った。

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帰りに豊田温泉に寄って体を温めることにした。暖かな日ではあったが、やはり湖上は身体が冷える。温泉にゆったりと浸かって、大満足で家に帰ったのでした。

 

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サンマで元気! 釜石の皆さん、ありがとう!

2012-11-20 21:24:49 | アウトドア

 

急に秋が深まって晩秋と云うより冬模様。朝晩は冷え込むので早くもコートを取り出した。年々寒さが辛くなってきているようだ。それもあってここ2週間、ずっと風邪気味だった。それでもインフルエンザの予防接種が効いているのか、大事に至らずあちこち出掛けている。

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 土曜日、前夜来の雨がまだ残っていた。昼ごろには雨が上がるとの予報だったので、ウオーキングも少し遅めとして、8時に家を出た。この日のJRウオーキングは小倉駅からモノレールに乗りついで、農事センターで開催されている農林水産祭りに参加するというもの。この農林水産祭りは北九州市の収穫祭という感じなのだが、今年はそれがJRウオーキングとドッキングし、しかもポイント2倍というお勧めウオーキングなのだった。それに、雨が降っているので更にポイントが追加され、この日1日だけでスタンプを3個も押してもらえる。雨と云うのに、何となく嬉しいウオーキングなのだった。

 

 

<o:p> 隠蓑(安徳天皇陵)とNHKのブースで可愛いななみちゃんと。</o:p>

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モノレールの終点、企救丘から歩き始めた。小雨の中、姿勢を正しくと気を入れて。(最近、猫背をどうにかして直したいと意識している) 農事センターまでは約4キロ、往復8キロの道のりだ。コース案内では、その途中で隠蓑という、安徳天皇稜があるというので、実は楽しみにしていた。壇の浦で入水した筈の安徳天皇が逃れてここに住んでいたとされていて、どんなところなのか気になっていた。(実はこんな稜があるとは知らなかった) 義経のチンギスハン説のように捏造なのだろうが。隠蓑、小さな社で今も墓守が大事にお世話していた。

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1時間ほどで農林水産祭りの会場に着いた。相変わらず小雨が降り続いていたためでもあるが、会場内は静かだ。昨年の半分も入っていない感じだ。例年、一粒ガキの試食に大勢の人が並ぶのだが、今年はそれもなく、何となく寂しいと思っていたら、そうだった。この日の呼び物は釜石のサンマだった! なんとサンマが1000尾も無料で振舞われるというのだった。わざわざ釜石から北九州市民のために出向いてくださって、二日間で2000尾も焼いてくれるという。震災復興への感謝の気持ちと、サンマ漁が復活した祝というのだが、何とも面映ゆい。

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サンマ振舞いは11時からと聞いていたので、ちょうど頃合い。駆け付けるともう沢山の人が並んでいた。私も行列に加わり、炭火焼の香ばしいサンマをGETできて、すぐさま食した。塩味だったが旨くて、思わずビールが欲しい!と独り言。 前で食べていた同年輩の女性、同意するかのように大きく頷いていた。 この日は客も少なかったので、中には数回並んで家族分のサンマを手に入れた人もいたようで、北九州市民にとっては嬉しいサプライズだった。

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お土産は今年も一粒牡蠣。毎年買っている。時期が早いので実が小さいかなと思ったが、結構大きくて、旨かった。(夕方、水産関係の応援に出向いていた和パパが同じ一粒牡蠣を差し入れてくれたので、連日食べることに。このためか、体調もすこぶる良くなった。)

 

 

 

 

 

 

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折尾駅感謝祭

2012-10-16 19:33:34 | アウトドア

 

折尾駅前、感謝祭の会場。

 

久しぶりのJRウオーキング。舞台は折尾駅。東京駅が改築完了して、スカイツリーと共に新名所として人気になっているが、九州でもJRの駅舎が老朽化したり、手狭になったりして各所で改築が始まっている。JR駅舎人気ナンバーワンの門司港駅も今月から7年計画で改築を始めたし、人気ナンバー7の折尾駅も(ちなみに東京駅はナンバー4だそうだ)、旧駅のイメージを継承しつつ大幅に改築する。このため、「ありがとう折尾駅」というキャッチフレーズで土日の2日間感謝祭が開催されるのだが、ウオーキングもその一環となっていた。

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折尾駅は筑豊の石炭輸送の基地駅として筑豊線、若松線、鹿児島本線が直角に交わるために、我が国初の立体交差駅であって、石炭を船でも運び出す(五平太舟)運河も隣接していたことから、当時(大正初期)にしては画期的な建築技術を駆使している。各線を結ぶ連絡通路は複雑に入り組んでおり、ホームの一部は本駅から200mほど離れた別の駅舎にあるなど、判りにくく不便でもあった。(以上のことは今回の感謝祭で知ったことだが、百年前の叡智には驚く)

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土曜のウオーキング、8時過ぎに折尾駅に到着したのだが、開始は8時半とのことで駅前には既に300人ほどが受付を待って並んでいた。先着百人には折尾改築記念グッズ貰えるとあって、早くから来ていたようだ。私も早速並んだのだが、次から次に列は長くなるので駅前が混雑するのはまずいと主催者側が判断したのか、ほどなくして受付が開始された。

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<o:p>左:瀬板の森GC。18番フェアウエイの眺望。この池に何個も私のボーるが沈んでいる!。右:早くも工事は始まっていて筑豊線の新トンネル工事風景です。</o:p>

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私は450番のカードを貰って(この時点で先着百名は諦めざるを得ない)、さぁ、出発。12キロのコースだ。昨年も廻った瀬板の森公園や金山川などを巡って、11時前に折尾駅に戻ってきた。駅前は感謝祭で大賑わい。バザーのテントやイベント舞台が立ち並び、テーブルでは廻り終えた人たちが食事やビールなどを飲んでいた。私も躊躇せずにビールとおつまみのたこ焼きを買って、テーブルの一角に陣取った。 この日は天気もよく、時折り爽やかな風が吹いて実に心地よい。ビールを飲みながら雑踏のなかに身を沈ませていた。今からウオーキングに参加する人たちも大勢いて、感謝祭は大盛況なのが何だか嬉しい。

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そういえば、会社のU君が来ているかもしれないと携帯で連絡すると、案の定、私より1時間ほど遅れてコースを廻っていた。昨年知り合った千早のIさんは糸島方面で魚釣りと言っており、行楽の秋、みんな楽しんでいるようだ。

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<o:p>左:折尾駅感謝祭 中央:右側が折尾駅に面した堀川、中央遠くに折尾駅。この川を石炭を積んだ五平太船が通っていた。 右:好天の下、U君を待つ間に美味しくビールを!</o:p>

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やはりウオーキングのベテランで下関から記念品を目当てに朝の7時には来ていたという私と同世代の人と相席だった。彼は記念品を手に入れたのだが、それがお菓子だったそうで、それならこんなに頑張らなくても良かったとビールを飲みながら苦笑いしていた。

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約1時間ほど待つとU君がゴールしてきた。私達を見ると早速ビールで乾杯。ほど良い疲れで美味しいビールだった。

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お土産はバザーで売っていたレトルト天婦羅。私は天婦羅大好きなので一石二鳥だ。1枚100円だったが5種類全部を買った。夕食に食べたのだが、これが旨かった。天婦羅本来のすり身の味が実に良く出ていて、近頃はこんな天婦羅は少ないだろう。

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翌日曜、折尾ウオーキング2日目。4キロと短いコースだったので、1時間掛からずにゴールした。駅前の感謝祭会場は相変わらず賑わっていたが、昨日の下関の男性が同じ場所でビールを飲んでいた。仲間は二日駅ウオーキングに間に合うとか言って出かけたそうで、1日2コースを巡る大ベテランさんだ。私は午後はエアロビの予定だったので、この日はビールを飲まずに帰宅した。

 

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貫山で白山・大雪気分!

2012-10-06 20:00:45 | アウトドア

 

左:四方台から眺めた貫山頂  右:振り返ると南には遠く別府の由布岳が見える

 

台風17号のおかげで中秋の名月は台無しではあったが、澄み切った空気に覆われた翌日の十六夜の月は満月に劣らないくらいに輝いて綺麗だった。もちろんコンデジで写したのだが相変わらずのカメラワーク不足、お月様の光線ばかりで紹介するのがはばかれる。三脚できちんと固定してシャッター時間などを調整しないと綺麗には撮れない。

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10月に入って、九州も爽やかな日が続いている。朝夕も急に肌寒くなってきた。暑かったせいもあるが、JRウオーキングも適当なコースがなくて、このところ御無沙汰だ。脚力の低下が心配なので、早めにウオーキングを復活せねば、と思っていた。

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そんな水曜日、天気予報は快晴の予報。涼しくて朝から気持ちよい。数日前に観た日本百名山「大雪」や「白山」の雄大な風景や北海道のブロガーさんたちの山紀行、高原の花々の記事を羨ましく思っていたので、この天気の中で「そうだ、平尾台だ! 」と思い立った。

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一度決めるともう気はそぞろ。手早く朝ごはんを済ませ、身支度して車に飛び乗った。午後はジムに行きたかったので、早めに帰りたかったのもあったが。

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<o:p>貫山頂で。カマキリやキアゲハと遭遇。そう言えば、春はここでキアゲハを数頭GETした。</o:p>

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平尾台の中央部の駐車場、茶ケ床園地に着いたのが8時半。さすがに早かったが既に1台の車が止まっていて、退職後は毎週のように平尾台に来て足腰の訓練をしているという私と同年代の男性だった。夢は「屋久島・富士山」の登山だそうで、先週は九州の尾根、久住に登ったが暗いうちから家を出て、2時間掛けて久住の登山口、牧の戸に朝7時に着いたのだが、もう駐車場がいっぱいだったと言っていた。団塊の世代は登山ブームなのだった。

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<o:p>平尾台カルスト台地風景。蕎麦の花も満開でした。</o:p>

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半年ぶりの平尾台、私も同じように足腰の鍛錬が目的なので、私は中峠で彼と別れて貫山を目指した。そこから貫山頂までは2.3キロ。標高差も300m程度だから1時間も掛からない楽なものだ。カルスト台地の広々とした風景を満喫し、道端の野草を写真に納めながら登ったのだが、山頂までは誰にも遭わなかったのでまるで平尾台が私の庭のように感じられた。

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<o:p>植物音痴の私ですが、ハマナスさんの記事を真似て路傍の野草をパチリ。尾花は月が無いと絵になりません!  BS放送の日本百名山で高山植物を紹介してくれていますね。大雪もそうですが、白山では素敵なガイドさんが案内してくれました。</o:p>

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気温の上昇と共に、地平線遠くには雲が湧いてきたが、それでも視界は良く、福智山はもちろん、香春三岳、英彦山や別府の由布岳まで眺望できた。山頂では春と同じようにキアゲハが舞っていた。蝶にとっても冬前の最後の陽射しの中で次世代へ命を繋ぐ営みをと、頑張っていたのかもしれない。

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往復6キロの登山を2時間半弱で終えたのだが、特に足腰に違和感はなく、疲れも走感じなかった。夏場に蝶採集で歩き回った成果が残っていたのだろう。12時前には帰りついたので、予定通り午後のエアロビに参加することができた。 体力的に問題はなかったので、次は30年ぶりに英彦山に上ろうか、などと考えた。

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鱒淵ダムウオーキング

2012-09-16 12:02:22 | アウトドア

 

スタート直後。呼野から東側の平尾台の景観、山頂にはガスが掛かっていました。

 

15日、土曜日。先週に引き続いてJRウオーキングだ。今回は呼野駅を起点として福智山の麓、鱒淵ダム湖畔をごみを拾いながら周遊するエコウオーキング。距離は12キロ、3時間半の設定だ。

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小倉駅8時過ぎの2両編成のディーゼルはいつものようにウオーキング愛好者で溢れていた。回数を重ねるごとに数を増しているように思える。夫婦二人連れが目立つが、私と同じように単独の人たちも多い。帽子にリュック、ペットボトルと皆同じような格好。リュックにはJRウオーキングのカードをぶら下げて、ウオーキングをみんなで楽しむ雰囲気が感じられて、なんだか好ましい。ウオーキングの定番スタイルだ。<o:p></o:p>

呼野駅でぞろぞろ降りて受付をする。8時半過ぎと早い時間なのに私はもう172番だった。この日は先着300人までにチョッピリプレゼントとして内野宿のウチノタマゴがプレゼントされると紹介されていたので、ゆっくりとはしていられない。ごみを入れる袋を貰って足早にスタートした。

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ところが歩きだして10分もしないうちにもう汗びっしょり。湿度が高いのと時折り射す日光がシャツの上から肌を射抜くように熱く、リュックを背負う背中がたちまちびしょぬれ。それにスタート直後は登り道とあって、頂吉越えまでの最初の2キロは調子が出ずに後続に抜かれるばかり。先が案じられたのだが、私の庭と言ってもよいくらいに何度も蝶採集で訪れた頂吉林道、頂吉少年自然の家までくると何とか調子が出てきた。いつものことだが、どうも出だしの30分くらいはリズムが出ない。

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<o:p>左:呼野から頂吉へ向かう頂吉越え。 右:鱒淵ダムに架かる吊橋</o:p>

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今回はエコウオーキングとのことで、参加者の中にはゴミ拾いの専用の金ばさみを持参している人たちも見受けられて、意識の高さに感心した。私もゴミや空き缶を探すのだが、前の人たちが集めてしまったのか、殆どごみが見つからなかった。少年自然の家なんかで、学童たちが体験の一環として綺麗な道路作りに参画しているのかもしれない。綺麗な自然を守るという意識が繋がっていると思うとなんだか嬉しい気がした。

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鱒淵ダムの湖畔は紅葉が始まっているのもあれば、白い花(名前を知らない)に蝶が群がっていたりもして、夏と秋が混在しているかのようだった。道原に至る山里では、彼岸花が咲き始め、栗や柿もたくさん実を付けており、あぜ道ではコンバインを調整したりして稲刈りの準備をしているお百姓さん達もいて、やはり秋は確実に訪れている。

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この日は蒸し暑かったので、途中何度も水分を補給して熱中症だけにはならないように気を付けたのだが、ウオーキングも終点間近の道原から石原町に抜けるトンネルへの最後の登り道は足が重くて這うようなスピードしか出なかったのが悔しかった。やはり夏の間、歩いていなかったので足腰が弱くなっていたのだろう。

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石原町駅に11時40分に到着。ちょうど3時間掛かったことになる。ゴールのスタンプを押してもらいチョッピリプレゼントを頂いた。順位を訊くと200番位だと言う。とすれば、呼野をスタートしてから30人位しか抜かれていないことになる。もう少し抜かれていると思ったのだが、先着組は無法松酒造で休憩しているのかも知れない。でもプレゼントをGET出来て良かった。頑張った甲斐があった。

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昨晩は疲れもあって早く寝たのだが、今朝起きて足は別に痛くもないし異常もない。今年も何とかウオーキングを頑張れそうだ。<o:p></o:p>


ウオーキング「秋編」スタート

2012-09-09 20:39:29 | アウトドア

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  開通50年になる若戸大橋

 

 夏の間、休みだったJRウオーキングが再開した。秋編だ。今年は残暑が厳しくてウオーキングも少し早いかなと思っていたのだが、その一弾が海底トンネル。これは絶対に逃してはならないコースだ!

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 若松と戸畑をつなぐ若戸大橋、完成してもう50年経つ。当時は東洋一の吊り橋として有名で、ゴジラもわざわざ壊しに来たほどだ。私も高校一年だったが、学校の行事でこの若戸大橋を渡った思い出がある。現在は歩行者道路は廃止されて車専用となっているが。

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それからずっと市内の大動脈として利用者が多く、朝夕のラッシュ時には数珠つなぎになる。この対策として第2若戸大橋として今度は若戸トンネルが若戸大橋に併設される形で9月15日に開通するのだが、その前に通り初めとしてJRと北九州市がタイアップして企画したようだ。自動車専用トンネルなので、二度と歩行して洞海湾を渡ることはできなくなるのでぜひとも参加しようと思っていた。

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 八時半、戸畑駅で受付を済ませ、案内パンフに従って若戸トンネルを目指す。この時点で参加者が多いと思ったのだが、私と同じように長い夏休み明けを待ちかねていたのか、海底トンネル踏破をしたかったのか、実に参加者が多く、ウオーキング参加者が途切れることは無く、1万人以上が参加したのではないかと思えた。

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 若戸トンネルの海底部分はわずか数100m程度で、そんなに長くは無かった。中央が仕切られた片側二車線で、何ということは無い普通の自動車道と思えたのだが、驚いたのが工事施工方法。片側二車線分の道路を100m位の長さで分割して作り、それを海底に埋めたという。要するにマッチ箱のような直方体の箱を必要数作り、海を曳航した後、それを海底を掘って埋めたのだ。もちろん、マッチ箱は据え付けた後で、その口の部分を取り外して互いに強固に連接して海水が入らぬように密閉する必要があるのだが、その技術は大したものだと思った。

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<o:p> 戸畑側トンネル入り口とトンネル中央部。資料などが展示されていた。</o:p>

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 私が凄いと感じたのは、このマッチ箱、曳航するのだ。要するに船なのだ。それを所定の位置に埋めるのだがどのように沈めるのだろうか。マッチ箱に水を入れて沈めた後に水を抜き取る? 海水だと手っ取り早いが、技術屋の私としては海水だと錆びや金属が劣化するからとてもじゃないがGOを出せない。内部の機能をそのままに保って、浮力を失くして沈める方法が私には思い浮かばない。マッチ箱内部を真空にすれば浮力は無くなるのだろうか?

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 そういえば、一週間くらい前、高校クイズ日本一のTV番組があって、東京の開成高校が三連覇したのだったが、私から見ると彼らは異星人のように記憶力と計算力が高く、この難問?にも簡単に答えを出すのだろうか、などと帰りの電車の中で思ったりもした。

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 海底ウオーキングも11時過ぎには終えて我が家に帰ったのが12時少し前。汗びっしょりだったのだが、ソウメンを食べて一休みした後、エアロビに。ウオーキングの万歩計は9950歩だったのに、何故か元気が溢れていた。長い夏休みでウオーキング復活が嬉しかったのだろう。

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 元祖若戸大橋も開通50年。これを記念して若戸大橋ウオーキングが来月末に催されると言う。これが最後の歩行者渡橋となると思う。参加予約が必要だとのことなので、昨日インターネットで申し込んだ。多数の場合は抽選らしいが当たって欲しい。50年ぶりに若戸大橋の上から皿倉山や足立山が見渡せる。

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まちなか避暑地

2012-08-23 10:26:06 | アウトドア

  ・・・前記事で西武ライオンズが首位に躍り出たと書いた途端、なんと2連敗。ちょっと有頂天になりすぎたかも。・・・

   北九州市が「まちなか避暑地」というユニークな催しをしている。これは最も暑い1時から5時に掛けては、家庭でエアコンを使わずに街の商店や施設などのエアコンが効いたところに出かけて、ピーク時の節電を図るとともに、熱中症にも効果があるというもの。この時間帯では参加店舗や公共施設において各種のサービスがあるほか、「まちひしょポイント」がもらえ、このポイントが100点溜ればLED電球などがGETできるというもの。 デパートや店舗にとっては売り上げ増加が見込まれるので、多くの店舗がいち早く参加を表明しているようだ。

    さて、私だが家に居ても暑いだけだし、TVや扇風機で電気を使うだけなので、できる限りジム(アレアス)に行くことにしている。エアロビで汗をかいた後、プールで涼を求めるパターンだ。 アレアスでのエアロビはまだまだ参加者が少なく、広いスタジオなのに数人だけだ。それもエアロビ経験が少ない人が多いので、初心者クラスばかりで、あまり上手では無い(妻が私にそう言う)私でもなぜか上手に見えるらしい? 

  

  広いアレアスの大スタジオ。ステップのクラスです。徐々に増えて来ましたが、それでもまだスタジオの半分のスペースも埋まりません。

  私をおだてられ上手で褒められ上手と見破ってか、インストラクターの先生が私をおだてるものだから私もついつい気が入って、一番前でモデル演技をしている(笑) このため、普通は1日に1回のワンレッスンしか受けないのだが、ここ2日続けて2回のレッスンを受けた。それも2日目は間隔が3時間も開いていたので、一度家に戻って昼食を食べたあとに再度アレアスに繰り出すという頑張り。おだてられるということは莫大な力を得るものらしい。 

  そして今日、太ももの裏側が痛い。筋肉痛の感じがする。筋を伸ばしすぎたのかも知れない。メリハリが利いたエアロビをやりすぎた? 体が異常に硬い私なので、ちょっと無理すればすぐに筋を痛める。ヨガのレッスンにも顔を出さなければいけないのかも。

 


宝の山

2012-07-26 10:00:47 | アウトドア

 

 

  クヌギの自然林が広がる」久住高原。

 

  毎日暑い。

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  ゲリラ豪雨が嘘のようにここ数日はカンカン照り。これでもかというように、真上から太陽が照りつけてくる。背中にはリュックを背負っているので、体温が逃げずに背中はもう汗びっしょり。帽子をかぶって入るのだが額には汗がたまりその雫が目に入って痛痒い。時折り雑木林を風が吹き渡り、頬の熱を逃がしてくれるのが心地よいが、強風だと蝶が潜んでしまうので、風も善し悪し。炎天下でもじっと我慢して、水だけは欠かさない。一人だけなので、倒れると確実に助けは来ない。

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 梅雨が明けたのが23日。蝶の大部分は7月の半ばころまでには羽化するので、この期間がコレクターにとっては最も重要だ。ところが九州中央部の久住は連日の豪雨、指をくわえて見守るだけだった。それでも土曜日には少し晴れ間が覗いたので鱒淵ダムに出かけたのだが、ものすごい夕立に見舞われて全身ずぶ濡れ、パンツまで濡れてしまった。

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日曜日、熊本大分は豪雨の予報だったが英彦山は大丈夫とのことだった。が、前日に靴が濡れてしまっていたこともあり、外出をあきらめてミニ菜園の草取り。ここ2カ月で夏草が繁茂して、見栄えが非常に悪かった。いずれは妻から何とかせよと言われるので、梅雨が明けるといつでも飛び出せるように、内憂を取り除いておこうと。草取りは午前中いっぱい要したが、今度は汗でパンツまでびっしょり。でも、菜園はすっきりした。これでスイカが育つといいのだが、どうも駄目なようだ。時期が遅すぎる。

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梅雨明けが宣言されたのが23日の月曜日。昨年よりも2週間も遅かった。もう蝶は出そろっているだろうなと、勇んで翌24日に久住に繰り出した。この情景が冒頭に示した久住高原だ。暑かったが、待ちに待ったことでもあり、疲れを感じることなく精力的に高原を散策したのだった。

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そしてその日の帰り、時間的に余裕があったので、英彦山に立ち寄った。オオムラサキにお目に掛かるかもしれないと。・・・で、これが大正解。以前から眼を付けていたクヌギ林で何と15分のあいだで4頭もGETしたのだ。オスメスが仲良く2頭ずつ。同じ木で3頭。それも1頭を捕まえるとそれを待っていたように次次とオオムラサキが蜜を吸いに飛んできたのだ。私にとっては宝の山。こんな僥倖があるとは。

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さて今年の成果だが、昨年獲れなかった蝶もかなりいてまぁまぁの出来だ。今からは蝶も下火にはなるが8月に羽化する蝶もいるから、盆くらいまでは採集したいと思っている。念願の「アカシジミ」を捕獲した時は手が震えたが、その他にも最近は貴重種となった「コムラサキ」「スミナガシ」もGETできた。あと何年体力・気力が続くか分からないが、出来るだけ長く頑張りたいものだ。

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山下湖ロッジ

2012-07-17 20:47:52 | アウトドア

 

連休2日目の日曜日、梅雨前線は対馬海峡付近にあり、小倉は晴れていた。この分では雨の心配は無いと予定通り、湯布院にある我が社の山下湖ロッジに3家族で出かけた。山下湖ロッジは昨年にオープンした自炊が可能な宿泊施設で、湯布院CCの近くにある。山下湖に面した森の中で他社のロッジも含めて10数棟のロッジが思い思いに建てられてゴルフやバカンスに最適だ。一つのロッジにはベッドルームが4室あって、4家族が共同生活することができる。だから私達のように3家族と云うのが理想的な利用だ。それに全国温泉ランキングでも上位に挙げられる湯布院だからロッジごとに温泉が付いており、それも内湯と露天風呂の贅沢な作りだ。

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和パパの車はキャンピングカーなので大勢が乗れる。それに妻が乗り込み、奏汰家族が1台と私の計3台の構成でスタートした。湯布院まで高速を使うとおよそ2時間、途中浮羽付近で豪雨に遭ったものの、無事に湯布院に到着した。私だけが別なのは折角のこの時期、蝶採集を自由にしたいためだ。

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湯布院には昼時に着いたのだが、皆は湯布院にお昼色を食べに寄ると云う。私は天気も良かったので、昼食よりも蝶を優先して、雑木林を散策することにした。梅雨の合間の晴れ、蝶がいっせいに羽化しているのではないかと、気もそぞろだった。

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ただ、この日は暑かった。気温は35℃以上に上がっていたようで、途端に汗びっしょり。それでもめげることなく雑木林を歩き回った。思っていた通り、たくさんの蝶が花々に群がっており、貴重な蝶を数種GETできた。

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チェックインの3時近くになったので妻に確認すると、もうロッジに居るとのこと。空いていたので早めにチェックインできたようだ。私も急行した。ロッジはオール電化の最新式ではあるが、バーベキューなどのキャンプ設備も整っている。1階がリビング・ダイニング・温泉で、2階が寝室となっており、吹き抜けのリビングは広々として開放感に溢れている。テラス越しに山下湖が望めるのも癒される。

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私が着くと孫達が飛び出してきて、お風呂に入ろうという。汗びっしょりだったので私も荷物を整理して温泉に。孫たち3人もいっしょに入ったのだが、孫にとっては風呂と云うよりもプール感覚。1時間ほど飽きるまで遊びまわった。勿論事故が起きないように私は見張り役、声を張り上げる方が多かった。

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夕食は婿殿達が頑張ってローストビーフ。私は風呂から上がると仕事は婿殿に任せてビールを飲んでいたのだが、改めて夕食のテーブルを囲んだ。総勢9人。ビールも酒も料理も旨かった。

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9時になると孫たちを寝かしつけて(興奮したのか、たっ君が眠らずに往生したが、最後は妻が負んぶしたら安心したのか眠りついた)、大人はポーカーを始めた。ロッジにはマージャンや囲碁・将棋、オセロなどのゲームが揃っていた。チップ1枚を20円として開始したのだが、熱くなるのも困るので、ベットは3枚までに。11時に終えたのだが、結局私は優雅に8枚負けだった。ただ最後にババ抜きで勝って、5枚分を取り戻した。

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翌日は5時過ぎに起きた。孫達も6時頃には起き出してきた。虫取りに行きたいというので、孫3人連れてロッジ内を散策。日が差してきて、花にヒョウモンチョウが群がってきたので、孫3人、それぞれが網を振り回して採集にチャレンジ。和君も奏君も上手に捕まえた。虫かごはたっ君の仕事、ちゃんと役割分担していた。

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午後は雨だと云うので、私は9時過ぎに一足速くロッジを発ち、飯田高原へ。12時まで網を振り回していたのだが、黒雲が湧いて雨が降り始めたので、慌てて帰路へ。帰りは九重と宗像の2箇所でものすごい豪雨に見舞われた。高速ワイパーに切替えても視界が悪く、スピードも50キロ以下のノロノロ。恐かったのは雨で車が故障することだったが、北九州市内に入ると雨も降り止んで、何とか無事に帰りついた。丁度同じ頃に妻達も帰り着いていて、無事に湯布院行を終えた。

 

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