OG's Family Chronicle & Diary 
Formula H,AlfaRomeo 8C Competizione,996Cab,RangeRover
 



最近、サーキットの敷居がめっきり高くなってしまい、
「同じ場所をクルクル走るために、わざわざ出向くまでもあるまい・・・」
こんな風に思っていたのですが、
尊敬すべき自動車バカの“T”氏から、素晴らしいお誘いをいただき、
厳冬のFSWに出撃しました。

いまこうして、いつもの仕事場、日常の景色、現実の世界に戻ってみると、
FSWでの二日間が、ひどく愛おしい時間であったことが実感されます。

雪の舞うFSWも、ピットの控室で食べた中華まんも、M3 6気筒の咆哮も、、、
総てが愛おしい限りです。

“T”氏の計らいで宿泊した、山中湖のホテルを出る時には、
こんな塩梅で、さすがのレンジローバーも氷漬け状態でした。
ちなみに、NishiさんのAMGは、ここのパーキングに捨てて行きました。(笑)


午前6時半、FSW着。 赤富士。

今回のマシンは、S耐のチャンピオンマシン。
サポートもチャンピオンチームが、そのまま面倒を見てくれるというスペシャルな企画。

やさしい監督で良かったぁ。
冷静沈着、緻密な仕事、勝って当然の態勢です。

耐久のスタート前、和気あいあいとした感じと緊張感が混在する独特な雰囲気、、
思い返してみると、やはり素敵な一瞬だと思います。



厳寒なれど、ド快晴。
E36、我が家にも長い事、居ついてましたが、まさか、これほどカッコ良かったとは。

ウォームアップラン前のマシンの中で佇む?Nishiさん、
いくら徳を積んでも、緊張はやって来るのね。(^^ゞ

エアージャッキーはカッコ良し。
レーシングカーの雰囲気作りには、必須のアイテムです。

ウソです、、けっして、雰囲気作りのために有るわけじゃありません。
リアーのスリックタイヤ交換の際には、その威力を見せ付けられました。(笑)









レーシングパターンの5速ミッション、
硬化した古タイヤとはいえ、スリックタイヤ+箱車、
本物の現役レースサポートメカニック、
ライトチューンされた、珠玉のストレートシックス、
気心知れた、{σ(^^)の本性を知り尽くした}仲間との駅伝レース、

当日は何気に過ごしてしまった時間かもしれませんが、
今、思い返してみると、これほど愛しい時間はありません。

リザルトはと言えば、
スタート寸前に起こってしまったフロントハブトラブル、
赤旗中止やセーフティーカー導入のタイミングと、ことごとくズレてしまった不運なピットタイミング、
硬化した古タイヤと化したスリック、
トップギアーがストレート半ばで、吹け切ってしまうというギア比設定、
ドライバー交代のたびに、やたらと時間がかかるデータロガーの抽出、、等々

いろいろなダメダメが重なって、下位に沈む事になってしまいましたが、
またまた、ぜひチャレンジしてみたい世界でありました。


             

35年のモータリングライフの中で、
フォーミュラ・Hの次にランクされる快感マシンでした。 

所有した事無いけど、BMW、、大好き!



コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )