ありがとう、の反対

先日、ある方から、こんな質問をされました。


「ありがとう、の反対は、何だと思います？」


ありがとうの反対・・・・？

ありがとうじゃない。

うーん・・・違う。


ありがとう、という言葉は、感謝の気持ちを伝えるもの。


では、感謝の反対は・・・？


感謝の反対。

いざ、そう言われると、考えてしまいます。


何だと思います？





その方が教えてくれた答えは


「あたりまえ」


なるほど、たしかにそうだなって思いました。


自分を単位に考えると

生きているのが、あたりまえ。

健康なのが、あたりまえ。

働けるのが、あたりまえ。

食べられるのが、あたりまえ。

これらは、失ってみると、ありがたさがよくわかるのですが、

ふだんは、あまり、ありがたいとか、感謝の気持ちをもてないものです。



つづいて、人との関係。

やってくれて、あたりまえ。

やるのが、あたりまえ。

気がつくのが、あたりまえ。


とくに、夫婦やカップルは

最初は、お互いに、感謝の気持ちを伝えていたのが

だんだんと、やってくれてあたりまえ・・・・

という感覚になってしまいがち。


それって、とても怖いことだなーって思います。


あたりまえ、って感じていたことに

あらためて、感謝してみる。

小さなことでも、やってくれたことに、ありがとうを伝える。


こんなことから、何かが変わるのかもしれません。