こころ、からだ、人生を語る。整体サロンやすらぎどう院長ヒロのブログ

埼玉県所沢駅より徒歩3分、整体サロンやすらぎどう院長渡辺が「こころ、からだ、人生」をテーマに語ります。

「成果を出せる人」であるために。

2013-12-03 | つぶやき
今日は、夏から月2回ペースで、おもに新しいサロンについてのアドバイスをいろいろいただいているKさんとミーティング。
僕だけではとても思いつかないようなことを教えてくれるので、やはりKさんはすごい、とあらためて思いました。
今日はKさんに、このような質問をしました。

「たくさんのクライアントさんをサポートしてきて、成果が出にくい人はいるのですか?」

Kさんは、僕のような経営者を指導する立場。そして、いつも、とても有益なアドバイスをくれます。
Kさんのアドバイス通りに実践してきて、さまざまな改善点が見えてきたり、サロンの新しいコンセプトや方向性が見つかったので「とても自分ひとりではここまでこれませんでした」と感謝の気持ちを伝えました。
ところが、そんなkさんでも「成果が出ない人はたくさんいますよー!」ということなのです。
それを聴いて、びっくりしたと同時に「やっぱりそうなんだ」という想いが両方、浮かびました。
というのは・・・

Kさんにご指導いただく前は「きっと、何回かアドバイスいただいてちょっと何かを変えればOKだろう」と簡単に考えていました。ところが。いざKさんにアドバイスいただきながら実際に行動を始めたら・・
まったく、簡単にはいかないのです。
考えて、また考えて、資料を作って、作った資料を何度も見直して改善点を探して・・延々とその繰り返し。しかも次の指導の時に、それでもたくさんの「ダメ出し(というより改善ポイント)」が出てきます。
夏から作った資料をすべて集めたら、それこそ膨大な量。
それを、わずかA4用紙一枚にまとめていくのです。この、たった1枚の資料を作るために、そうとうな時間とエネルギー(もちろん指導いただくための料金も)を費やしてきました。
でも、それだけやったからこそ、生まれてきたものでもあるのです。

ふだんサロンでは、僕が皆さんに指導、アドバイスする側。今回あらためて指導していただく側として、実際に行動してみて、すごく重要なことに気付きました。それは・・・


「どんなに時間やお金を使って良いアドバイス、指導を受けたとしても、やはり自分で行動しないと何も変わらない」


ということでした。
しかも、ある程度徹底してやらないと、目に見える変化はおきにくい。
Kさんも、同じことを言われていました。
「いくら私がアドバイスしても、真剣にやってもらわないと何も変わりませんよ」と。
では僕はこの数カ月、死ぬほど努力したのか?というと、そんなことはありません。
徹底してやったけど、たしかに大変だったけど、アホみたいに資料も作りまくったけど、楽しいのです。
それはなぜか?
「自分のため」だから、です。
誰かにやらされているわけではなく、もちろんコンサルのKさんに強制されているわけでもなく、自分がやりたくて、自分が変えたくてやっているから、です。
キツイけど、楽しい。充実感がある。だから、現実面でも目に見える変化が出てくる。
そして次に指導いただくまでに、決めた作業をこなす。その繰り返しです。わからないことは、どんどん質問する。本気でやらなければ、質問も出てきません。

僕は、関わらせていただく皆さんに「成果をきちっと出せる人」であってほしい。
だからこそ、あえてこんな話をしています。

理想の医療とは?

2013-12-03 | つぶやき
サロンにいらしていただいている方にはお伝えしていますが、いよいよ明日(12月3日)、友人の柴田君が北府中で「愛和診療所」を開院します。
昨日、診療所の内覧会があり、お邪魔して柴田院長やスタッフの皆さんといろいろとお話してきました。
診療所はとても明るい雰囲気で、スタッフの方々もいい感じの方ばかりで、いいエネルギーで満ちていました。きっと、今までにない診療所になることでしょう。
そして今回、柴田院長と私、ヒロがどのような形で連携していくのか、しばらくは手探りになると思いますが、いちばんの目的は「健康問題で悩んでいる患者さんに、ほんとうの意味での健康を、できるかぎり短期間で取り戻していただくこと」それにつきます。
健康であることは、本来ふつうのことであるはず。ところが現代はその「ふつう」がとてもむずかしくなってしまっている。それがなぜなのか。理由はたくさんありますが、そのひとつは「クスリ」だと僕は考えています。その考えは、医師である柴田院長も同じようです。彼は「クスリをできるだけ減らす」珍しい医師のひとり。
とはいえ、クスリが悪い、というのではありません。問題は「使いかた」です。多くの人は、何か症状が出ると、いとも簡単にクスリを使って症状を消そうとします。「何が原因で症状が出ているのか?」をあまり考えないことが多い。これは、患者さんだけでなく、クスリを「出す側」も同じ。症状の改善をクスリに依存すること、それが問題なのです。
症状というのは、あくまで結果であり、身体からのメッセージなわけです。日常生活を見直し、健康的な生き方をとり戻すためのきっかけを、症状を通して与えてくれているのです。
したがって、「症状をクスリで緩和しながら、原因となっている日常生活もきちんと見直す」のが、本来の医療だと思っています。
僕としては、できればいきなりクスリを使わずに、まずは自然の手当てや食べものの調整をしてみる。それでもダメならサプリを使う。それでもダメなら漢方や東洋医療。そして最終手段として現代薬を使う。
この順番が理想だと考えています。ただ、急な感染症などは、いきなり抗生剤を使う方がいい場合もあります。痛み止めなどもしかり。まずは痛みを抑えることが最優先のこともあります。
このように「臨機応変」が理想医療のキーワード。「こうでなきゃいけない」というのはないと思います。