博雅の広東麺＆ジャンボ餃子

「おはようございます、今日のお昼はいかがですか」☆
「いいよ～、今日は東京駅方面へ行く用事があるから、その近所で済まそうか」☆
「よろしくお願いします」☆

お相手はＴＭちゃん、太い声が特徴の男です☆
彼と一緒に食事や飲み会をする時には、必ず覚悟をしなければならない事があります☆
それは、耐える事（笑）☆
なぜかというと、彼の話は物語のように長編だからです☆

例えば、「最近仕事の方はどうなの？」と質問したとします☆
ほとんどの人は、「まあ、ぼちぼちですね～」とか、「バリバリやってますよ～」とか、ひと言で返してくれます☆

しかし彼は違います☆
「今度、うちの会社に新人が入ってきましてね、体制が若干変わってきまして、、、」と、真面目に今の会社の様子を事細かに言い始めるのです☆

私は挨拶代わりのひと言なのに、、、☆
まあ、そんな彼ですから、今回のランチも相当な覚悟がいりますね（笑）☆


「今日は珍しいね、そっちから誘うなんて」☆
「はい、、、まあ、たまにはお誘いしなければいけないなと思いまして、、、」☆
「ん？何かあるな」☆
「え！そ、そんな事ないですよ」☆
「嘘言え、顔に書いてあるよ」☆
「はあ、分かりますか」☆
「本当に正直なやつだな（笑）、とにかくお店を決めよう」☆
「何処にしましょうか」☆
「今日は中華にしないか？」☆
「はい、ＯＫです！」☆
「八重洲通りと仲通りの交差点の角に、『博雅』というお店があるからそこにしよう」☆

お店は地下２階から地上２階までの４フロアに分かれていますが、各フロアの箱は多少狭いかもしれません☆
私たちは１階の一番奥のテーブル席に着座します☆

「ランチメニューの中の、広東麺＋餃子がいいな」☆
「私も同じ物で！」☆
「で、何かあった？」☆
「ええ、まあ、特に無いんですが、、、」☆
（あっ！　マズイ！　話がロングになるぞ～）

「まあ、いいや、特に無いならそれでいいや！」☆
「ええ、まあ、強いて言えば、、、」☆
「いいよいいよ、今度聞くよ」☆
「、、、そうですか～」☆

とかなんとかしているうちに、「広東麺」からやってきました☆
野菜たっぷり、片栗粉がほどほどなので、あっさりしているタイプです☆

　　　

「結構いけるね～」☆
「そうですね、ここは初めてなんですがいい感じです」☆

　　　

続いて、サービス餃子の到着☆
こちらの餃子はジャンボサイズでして、小皿に２個でしたが十分の量でした☆

中華料理は、突然、どうしても食べたくなる時がありますよね☆
実は彼からのランチの誘いが無くても、来る筈だったんです☆
遠回しにこちらのお店に誘導するなんて、私も結構やるもんです（笑）☆

『博雅』
中央区八重洲1-9-8
03-3271-6125
営業：平日11:00-15:00/17:00-24:00　土日祝11:00-15:00/17:00-22:30
定休：無