
ROCKY ROADはレスリースピーカーのシミュレーターです。とても面白いペダルで私のお気に入りなのですが、残念ながら日本では発売されていません。

レスリースピーカーは1930年代後半から1940年にかけて、ドナルド・レスリーが開発した、回転式でアンプが内蔵されたスピーカーユニットです。そもそもは巨大なパイプオルガンの荘厳な響きをハモンドオルガンでも出せるようにと考案されたもののようです。ユニット内のホーンやローターを回転させることによって生じるドップラー効果を利用して、ヴィブラートやトレモロ、そしてコーラスといった音響効果をもたらします。しかし、このスピーカーユニットは大きくて、持ち運びが不便ということもあり、コンパクトな代用品がつくられるようになりました。フェイザーやヴィブラート、コーラスやトレモロといった、エレクトリック・ギターに使用するエフェクターの主なものは元をたどればこのレスリースピーカーに通じています。ダンエレクトロがレスリースピーカーのシミュレーターにROCKY ROADという名前をつけた理由もそこにあると思われます。

ロッキーロードはマシュマロとナッツ、そしてミルクチョコレートでつくられるカップケーキで、ナッツやチョコレートのかたまりがゴツゴツした岩のように見えることからロッキーロードと名づけられました。
ダンエレクトロのレスリースピーカーシミュレーターはコーラス、ヴィブラート、フェイザー、トレモロ、そしてオーヴァードライヴといったエフェクト機能が複合化されたものであること、さらにROCKY ROADを「岩だらけの道」ではなく、音楽ジャンルとしての「ロックへの道」ととらえてみると、レスリースピーカーが60年代にロック・ミュージシャンに使用され、その代用品として現在でも一般的に使用されているギターエフェクターが生み出されていった過程をそこに重ね合わせることができます。「すべてのエフェクターはレスリースピーカーに通ず」といったところでしょうか。
ROCKY ROADはSPEEDとDRIVEという2つのコントロールとRAMPというミニスイッチがあり、RAMPとON/OFFという2つのフットスイッチがあります。
SPEEDは揺れの速度を調整し、DRIVEは歪み具合を調整します。RAMPはレスリースピーカーの回転速度を切り替えるFAST/SLOWスイッチをシミュレートしたもので、モーターが回転を始め、速度が安定するまでのだんだん速くなる/だんだん遅くなるを再現します。フットスイッチのRAMPは踏むことでその速度を変えるものです。
SPEEDはゼロの状態では揺れのないコーラスのような感じになり、時計回りに回していくことで、ヴィブラート、フェイザーというようにサウンドがだんだんと変化します。DRIVEはこれ自体はスカスカの歪みですが、アンプの歪みと合わせるとなかなかいい感じのクランチになります。
問題はフットスイッチのRAMPで、ある意味これがROCKY ROADの肝と言っていいと思います。RAMPをアップさせていくと、ローポジションでは「ギロローン」といった感じのサウンド、ハイポジションでは「ビシャーン」といった感じのサウンドになり、かなりサイケデリックな音色になっていきます。それはいいのですが、このフットスイッチは踏むごとにRAMP UPしていきますが、さらに踏み続けると今度はRAMP DOWNしていくので、RAMP UPさせるつもりがRAMP DOWNしてしまうということがあり、演奏中にスイッチを踏む際には気をつけなければならないところです。ROCKY ROADにはこのような操作上の難点があり、それが非常に残念なところです。
しかしながら、このペダルを通して出てくる音はまさしく60年代的な古臭い感じになりますので、その頃のサイケデリックな音楽が好きな私には非常によいペダルであり、気に入っています。

レスリースピーカーは1930年代後半から1940年にかけて、ドナルド・レスリーが開発した、回転式でアンプが内蔵されたスピーカーユニットです。そもそもは巨大なパイプオルガンの荘厳な響きをハモンドオルガンでも出せるようにと考案されたもののようです。ユニット内のホーンやローターを回転させることによって生じるドップラー効果を利用して、ヴィブラートやトレモロ、そしてコーラスといった音響効果をもたらします。しかし、このスピーカーユニットは大きくて、持ち運びが不便ということもあり、コンパクトな代用品がつくられるようになりました。フェイザーやヴィブラート、コーラスやトレモロといった、エレクトリック・ギターに使用するエフェクターの主なものは元をたどればこのレスリースピーカーに通じています。ダンエレクトロがレスリースピーカーのシミュレーターにROCKY ROADという名前をつけた理由もそこにあると思われます。

ロッキーロードはマシュマロとナッツ、そしてミルクチョコレートでつくられるカップケーキで、ナッツやチョコレートのかたまりがゴツゴツした岩のように見えることからロッキーロードと名づけられました。
ダンエレクトロのレスリースピーカーシミュレーターはコーラス、ヴィブラート、フェイザー、トレモロ、そしてオーヴァードライヴといったエフェクト機能が複合化されたものであること、さらにROCKY ROADを「岩だらけの道」ではなく、音楽ジャンルとしての「ロックへの道」ととらえてみると、レスリースピーカーが60年代にロック・ミュージシャンに使用され、その代用品として現在でも一般的に使用されているギターエフェクターが生み出されていった過程をそこに重ね合わせることができます。「すべてのエフェクターはレスリースピーカーに通ず」といったところでしょうか。
ROCKY ROADはSPEEDとDRIVEという2つのコントロールとRAMPというミニスイッチがあり、RAMPとON/OFFという2つのフットスイッチがあります。
SPEEDは揺れの速度を調整し、DRIVEは歪み具合を調整します。RAMPはレスリースピーカーの回転速度を切り替えるFAST/SLOWスイッチをシミュレートしたもので、モーターが回転を始め、速度が安定するまでのだんだん速くなる/だんだん遅くなるを再現します。フットスイッチのRAMPは踏むことでその速度を変えるものです。
SPEEDはゼロの状態では揺れのないコーラスのような感じになり、時計回りに回していくことで、ヴィブラート、フェイザーというようにサウンドがだんだんと変化します。DRIVEはこれ自体はスカスカの歪みですが、アンプの歪みと合わせるとなかなかいい感じのクランチになります。
問題はフットスイッチのRAMPで、ある意味これがROCKY ROADの肝と言っていいと思います。RAMPをアップさせていくと、ローポジションでは「ギロローン」といった感じのサウンド、ハイポジションでは「ビシャーン」といった感じのサウンドになり、かなりサイケデリックな音色になっていきます。それはいいのですが、このフットスイッチは踏むごとにRAMP UPしていきますが、さらに踏み続けると今度はRAMP DOWNしていくので、RAMP UPさせるつもりがRAMP DOWNしてしまうということがあり、演奏中にスイッチを踏む際には気をつけなければならないところです。ROCKY ROADにはこのような操作上の難点があり、それが非常に残念なところです。
しかしながら、このペダルを通して出てくる音はまさしく60年代的な古臭い感じになりますので、その頃のサイケデリックな音楽が好きな私には非常によいペダルであり、気に入っています。
ファンクをやるのでどうしても手に入れたいのがdj-20ロッキーロードなのですがどこにも無いですね。
YouTubeなど見るとファンクに持ってこいな感じで最高です。
ちなみにどーやって手に入れましたか?笑
コメントありがとうございます。
ダンエレクトロのエフェクターはもう在庫のみ
なのでこれからますます入手困難になると
思います。ので、デジマートやヤフオクなど
定期的にチェックしてチャンスを逃さないよう
するほかないでしょう。ちなみに私はe-bayで
入手しました。