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動画で楽しむDano(27)

2009-03-14 00:06:41 | Dano Info
Gear Spotlight: Danelectro Dead On '67 Series Guitars


2009年モデルが紹介されています。それにしてもダンエレクトロのギターでこのデモ演奏はありえないと思いました。素の音を聴きたかったな。しゃべりはいいから早く弾けよと思いながら映像を見ていましたが、そのまま終わってしまいました。
まあ、ホーネットシェイプのモデルは、とりあえずこうして本当に生産されているんだということが確認できてよかったです。

最後に、もっと情報を知りたい人はダンエレクトロのサイトを見て、と言ってますが、ダンエレクトロのサイトを見たところで、たいした情報は得られないことはすでにご承知のとおり。

2009 Dano は5月に

2009-03-12 02:00:44 | Dano Info
ダンエレクトロの2009年モデルは5月頃から販売が開始されるようです。もちろん、アメリカでの話ですけどね。今のところ5月であって、延期になることもありえるでしょうから、しばらくはヤキモキすることになるでしょう。
日本での販売については例によってまるで音沙汰なしですが、期待せずに待つことにしましょう。

私はとりあえず、ロングホーンベースをDanguitarsに予約しました。

2009 Danos 続報

2009-01-20 01:02:08 | Dano Info
本家のサイトはさっぱりですが、Danguitarsのサイトにおおよそのスペックについて記載がありました。

Classic Dano Construction and Styling

Maple Neck with Adjustable Truss Rod at the Headstock
→オリジナルに忠実とはいえ、2本のスチールバーというわけにはいかないようですね。

Original Danelectro Tremolo with Swivel Rosewood Bridge
→ここはHand Vibratoという表記でお願いしたい。

'58 LH Bass - Concentric Knobs (stacked volume/tone)
→もちろん、ウッド・ポインタ(といってもプラスチックでしょうけど)ノブ。

Plastic knobs on the Tuning Gears
→ペグがオープンバックの場合、確かにプラスチック・ノブのものもあるんですが、ホーネットもロングホーンも、オリジナルはクルーソンタイプか3連もしくは6連のスケートキーであって、プラスチック・ノブが採用されたモデルはないのではないかと思われます。

"Souped-up" Lipstick Pickups
→これはDanoシリーズのつや消し仕上げ、というか鏡面に仕上げなかった、もしくは銀色に塗装した?ものですね。

Baritone neck scale: 29 1/2"

Guitar neck scale: 25"

Rosewood fingerboard

Clear Pickguard
→画像で見ると透明じゃなさそうだったんですけど、透明だったですね。

Totally Shielded

Aluminum Nut

Danguitarsでは早く予約しろと相当煽っています。今までの限定モデルではそういうことはありませんでしたので、本当に生産される本数が少ないようですね。まあ、買いそびれたとしても中古でそのうち出てくるとは思います。

DEAD ON ORIGINAL

2009-01-11 00:58:39 | Dano Info
本家ダンエレクトロのサイトにも2009年のDanoシリーズがアップされました。ホーネットシェイプのギターは6色、バリトンは3色、ロングホーンベースはコッパーバーストのみというカラーヴァリエーションです。色はちょっと微妙かもしれません。カラフルなのはいいですが、サンバーストや限りなく黒に近いモスグリーンなども欲しかったと思います。

その他の詳細なスペックについては記載されておらず、また、ギターの裏面の画像もないので、いささかもどかしく思う私です。

DEAD ON ORIGINALというコピーが示すとおり、今回のリイシューはオリジナルに忠実であることを売りにしていますね。これは昨年、ハーモニーがかなりオリジナルに忠実なリイシューを出したことを意識したのかもしれません。

Danguitarsでも予約を受け付けています。今回のリイシューはvery limited supplyということらしいので、発売されてもすぐに品切れになってしまうかも。ホーネットはいささかマニアックなモデルなので、意外に売れないかもしれませんが、ロングホーンベースは間違いなく売れるでしょうね。

2009年のダンエレクトロ

2009-01-07 00:58:29 | Dano Info
本家ダンエレクトロのサイトではまだアナウンスされていないようであるが、Danguitarsのサイトでは、ダンエレクトロの2009年モデルの画像が先走りでアップされた。e-bayにおいてはすでに予約販売もなされている。

ここでもう一度、2007年からの本家ダンエレクトロによるリイシューモデルを振り返ってみると、2007年は59DanoとDano PROの2つのモデル、2008年はDano63がそれぞれ販売された。これらは昨年、日本でも販売されるようになった。これらのモデルはネックやブリッジの仕様等がモダンなタイプに変更されている。

ダンエレクトロの2009年モデルはホーネットシェイプのギターならびにバリトンとロングホーンベースの3つである。細かい点を除けば、かなりオリジナルに忠実にリイシューされている(ように見える)。

それでは、細かい点をいろいろ見ていこうと思う。
まず、ホーネットシェイプから。



ホーネット・シェイプのギターは、オリジナルではダンエレクトロのDane B,C,D,Eシリーズとシルヴァートーンの1451、1452、そしてコーラルではHornet,WASPといったモデルがある。今回のリイシューモデルはピックガードとコントロール部のメタルプレートが目立つ分、一見するとDane DシリーズあるいはコーラルHornetのようであるが、その他の部分はむしろシルヴァートーンの1452を基調としている。
ヘッドとボディエンドのくぼみは1452であり、ピックアップ切換のトグルスイッチも1452、そして4つあるノブも2つあるピックアップそれぞれに1Vol、1Toneを割り当てていると思われ、配置された位置は違うものの、これも1452の仕様である。逆に言えば、Dane DおよびHornetにあるピックアップのON/OFFスイッチはなく、ピックガードの上にさらに取りつけられた、小さい透明のフローティング・ピックガードもない。また、ピックアップ周りのメタルプレートもつけられていない。



ロングホーン・ベースはウッド・ポインター・ノブが再現されており、全体的に見てオリジナルにほぼ忠実なリイシューとなっているようだが、ピックガードが透明なものではないように見える。

今回のリイシューモデルに共通しているのは、ロッドカバーに「Danelectro Totally Shielded」と印字されていること。オリジナルではちょうどこのあたりの位置にステッカーが貼られていた。また、ローズウッド・サドルが復活したこと。しかし、金属パーツはDanoシリーズの特徴である、つや消し(というか、シルバー塗装)仕上げとなっている。

今回のリイシューモデルは今年の春頃から販売が開始されるようである。価格は415ドル。現時点では詳細は不明であるが、それぞれいくつかのカラーヴァリエーションが用意されるようである。

Hodadが日本でも発売に

2009-01-02 01:25:18 | Dano Info
以前、このブログでも紹介したダンエレクトロのコンパクトアンプ「Hodad」が日本でも発売されました。今まで気がつきませんで、ヤフオクをたまたまのぞいていたらあったという、ちょっとビックリな元日でございましたけれども。

大石楽器とchuya-onlineがヤフオクに出品していました。しかし商品説明が、「昔ダンエレクトロが作っていたラジオのデザインを復活させた」というのはいかがなものか。これはワトキンスのドミネーターというアンプの外観を拝借したものなのですけどね。

すぐにでも買いたいところなんですが、渡世の義理ができてしまって、なるべくその店で購入したいと考えているわけです。少しの間辛抱しないといけません。

入荷リストと仕様について

2008-11-18 01:31:18 | Dano Info
先週あたりから楽器店に入荷したダンエレクトロのギターのリストを作ってみる。

●Dano 63(2008年モデル)
シルヴァートーンのアンプ・イン・ケースモデル1448/1457のリイシュー
・Guitar
・Baritone
・Bass(Short Scale)
・Bass(Long Scale)

●59 Dano(2007年モデル)
59DCのリファイン

●Dano PRO(2007年モデル)
PRO-1のリイシュー

●56 U2 PRO
56U2 PROのリファイン
・Guitar
・Baritone

●Longhorn Bass
Longhorn Bassのリファイン

●Longhorn Guitar
Longhorn Guitarのリファイン
・Guitar
・Baritone

日本未発売だったDano 63、59 Dano、Dano PROを除き、今回入荷されたものの、従来日本で発売されていたものとは異なる部分は次のとおり
1.ネック
2.ペグ
3.コントロール部
4.ブリッジ

ネックとペグはすべてDano 63で採用されたものと共通で、黒く塗装された若干太めのCシェイプネックとロトマチックタイプのペグ。コントロール部は従来のスタックタイプが廃止され、1Vol、1Toneとなっている。そしてブリッジもローズウッドサドルは廃止されて6Wayもしくは4Wayのアジャスタブルサドルとなっている。金属部分はつや消し、ボディの塗装はマット・フィニッシュとなっている。

要するに、本家ダンエレクトロが現在も生産しているDano 63のネックとパーツを流用し、工場に在庫されていたU2やLonghornタイプのボディに取り付けたということだろうと思われる。そのため、ネックが調達できないGuitarlinやSelect-O-Maticの機構を持つDC-3、Hodad、MODなどのモデルは再生産されなかったのだろう。

新製品「Hodad」

2008-11-03 00:45:00 | Dano Info
ダンエレクトロの新製品「Hodad」。電池駆動もできるミニアンプです。このタイプのアンプには珍しく、エコーやトレモロが内蔵されています。見た目はワトキンスのドミネーターのコピーですが、この三角形のフォルムは素晴らしいと思います。↓はワトキンス



サイトには8月の終りくらいにアップされましたが、市場に出回るまでにはまだ時間がかかりそうです。日本でも発売されると嬉しいですね。

それにしても、このHodadというネーミングはいかがなものかということで、そもそもダンエレクトロにはHodadという名のギターがありました。もう生産は終了しましたが、モズライトシェイプのボディ、そしてリップスティックピックアップを二つ並べてハムバッカーのようにしているのが特徴のモデルです。にもかかわらず同じ名前をミニアンプにつけてしまうというのが、よくわからないところですね。

一体、Hodadとはどういう意味か、というわけで調べてみたんですが、俗語で「サーフィン初心者(下手)」とか「サーファー気取り」転じて「知ったかぶり」というような意味だということがわかりました。意味がわかるとますますダンエレクトロのネーミングセンスがわからなくなってきます。ダンエレクトロのキーワードにはDADDYというのがありますが、語感上dadを含んでいるということでHodadという単語を選ぶということはあったかもしれません。

しかし、Hodadの意味を踏まえると、ギターのHodadはサーフ系ギターの王様であるモズライトを気取ったダメなギターというような意味になってしまうでしょうし、新製品のミニアンプもワトキンスのドミネーターを気取った初心者用のどうってことのないアンプということになってしまうでしょう。それでいいのか、と心配になってしまいますが、それともダンエレクトロはもはや自虐ネタで笑いをとる芸人の域にあるのでしょうか。