-真理-
生れて
老いて
病んで死ぬ
生れて
老いて
病んで死ぬ
誰にも避けられない
永遠の真理
真理の中に
生かされている
わたしのいのち
-みつをさん-
永遠の真理
真理の中に
生かされている
わたしのいのち
-みつをさん-
兼好はいう。
☆
花は盛りに、
月は隈なきをのみ見るものかは
雨に対(むか)ひて月を恋ひ
垂れこめて春の行方知らぬも
なほあはれに情け深し
咲きぬべきほどの梢
散りしをれたる庭などこそ見どころ多けれ
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・
『よろずのことも、始め終はりこそをかしけれ』
☆
桜の花は満開だけを、月は満月だけを見て楽しむべきものだろうか。いや、そうとは限らない。物事の最盛だけを鑑賞することがすべてではないのだ。☆
花は盛りに、
月は隈なきをのみ見るものかは
雨に対(むか)ひて月を恋ひ
垂れこめて春の行方知らぬも
なほあはれに情け深し
咲きぬべきほどの梢
散りしをれたる庭などこそ見どころ多けれ
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『よろずのことも、始め終はりこそをかしけれ』
☆
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何事においても、最盛そのものではなく、最盛に向かう始めと、最盛を過ぎた終わりとが、味わい深いものなのだ。 と・・・。(角川書店『徒然草』より)・
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