勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

宝蔵門

2007-07-11 23:39:57 | Weblog
 ほうずき市で賑わった浅草寺境内も、一夜明けると閑散となり、昨日までの賑わいが嘘のよう。
 その浅草寺には3つの門がある。いわずと知れた正面の雷門。雷門を抜けた本堂直前にある宝蔵門。そして国の重要文化財である、浅草神社の鳥居の横、寺の東側に建っている二天門の3つである。
 そのひとつ宝蔵門は二階建てで、仁王像を納めていたところから仁王門と言われたが、文化財の貯蔵庫にもなっているため、宝蔵門というようになったらしい。
昨年4月18日撮影

 その宝蔵門が昨年から改修工事が行われ、一部仁王像の修復工事を除いて、一年以上の歳月をかけて先月末に完成したばかりである。
 高さは雷門の約二倍、22.7m。屋根の広さは二層合わせて約1,080㎡となり、瓦は約4万枚が必要だそうだ。
 その宝蔵門の屋根瓦は、耐震性の確保の為、軽くて耐久性があり、金属素材では最高の耐候性を誇り、酸性雨などによる腐食や変色の心配もないチタンを、世界で始めて採用したという。
屋根の頂上に聳えるチタン製の鬼瓦、浅草にお出かけのときは、見上げてください。