勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

不揃いの野菜たち

2007-07-18 00:35:26 | Weblog
 宅配便が届いた。家庭菜園で収穫した自家製の新鮮野菜である。不揃いだが、心のこもった美味しさが詰まっている。最近見かけなくなった大き目のきゅうりは、子供の頃の懐かしさ。早速きゅうりもみにした。細めのきゅうりと小ぶりのナスは浅漬けに。皮をむくと白さが際立つタマネギは、薄くスライスしてレモンを絞り、削り鰹とポン酢で素材の味を楽しもう。ジャガイモはタマネギと一緒にわかめをプラスして、具だくさんのみそ汁がいい。スーパーで買う形のいい野菜とは一味違う美味さだった。
 便(びん)には手紙が添えられていた。昨年、隅田川の花火大会で我が家に遊びに来た、姉の息子のその子供のメッセージである。今年も花火大会に来る約束をしたばかり、楽しみにしている。昨年は葛西臨海公園と、お台場に遊びに行った。 僕が自分をおじちゃんと言っているのに、彼は一度もおじちゃんとは呼ばない。一緒に来た姉とその娘が僕のことを名前で呼ぶ。それを聞いてか、名前で呼んでくれる。彼なりのこころ配りなのだろう。そんな気働きがうれしく、またその感性を認めてあげたい。

 野菜も子供も個性的がいい。太いのも細いのも、大きいのも小さいのもあって、それぞれの味わいがある。画一的ではつまらない。不揃いで個性的な人間が好き。優等生よりもチョイワルがいい。花火大会、雨にならないことを祈る。今年は参院選で順延がない。