勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

天使の誘惑

2007-07-31 02:39:54 | Weblog
 50℃を越えるバスの中に置き去りにされ、熱中症で亡くなった保育園に通う2歳の男の子。葬儀の挨拶で、かわいい遺影に向かって嗚咽する曾祖父に思わずもらい泣きする。父親の「わたしたちの宝を返してくれ!」の叫びが、悲しみを増幅させて涙を誘う。

 山口県の母子殺害事件の犯人や弁護団の理不尽な言い訳。福岡県の酒酔い運転による乗用車に追突され、海に転落した車から必死にわが子を助け出す母親の姿。長崎県佐世保市で起きた、小学6年生の女の子が同級生に殺害され、新聞社の支局長であった父親が悲しみをこらえて会見する姿。そのほかにも子供達が犠牲になった多くの事件や事故を見聞きするたびに、悲しみや怒りがこみ上げる。
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イナボウヤー (マウスオンでどうぞ)



◇ かつてもっていた ◇

人はみな幼年時代をもっていた
かつて
しろいやつ
くろいやつ
あかいやつ
透明なのだってあったのだ

人はみな幼年時代をもっていた
かつて
九月の海でなくしたやつ
公園のベンチにおき忘れたやつ
銀座の雑踏で泥まみれになったやつ
思い思いにもっていた

人はみな幼年時代をもっていた
かつて
そして大事にしなかった
なくしてからの悔恨は
よごれた手足をあらわない

人はみな幼年時代をもっていた
かつて遠いむかしに

-谷川俊太郎さん-

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チョイワルボウヤ (マウスオンでどうぞ)

 カメラを持って歩くとき、街角のかわいい天使たちに思わずカメラを向けてしまう。ちょっとやんちゃで悪戯なチョイワル坊や。そんなかわいい姿を見ると、抱きしめたくなる。

人はみな幼年時代をもっていた。
かつて遠いむかしに