小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

2年ぶりにテニスをする

2019-01-16 16:02:51 | 武道・スポーツ
2年ぶりにテニスをした。

小〇急テニススクール、で、である。

ここは、スポットレッスン、といって、入会しなくても、ワンレッスン、3000円、出せば、1時間30分、のレッスンに、参加できる。

なぜか、今日は、ワンレッスン、2000円、で、1時間の、コースだった。

かなり前に、右足の、内側側副靭帯を部分断裂してしまって、MRIを、とったら、軟骨が、すり減っていたので、テニスは、やめていた。

もちろん、僕は、天才的な直観力を持つから、(新陳代謝の悪い僕にとっては)ハードな、テニスは、軟骨が危ないのでは、ないかという、不安を、MRIを撮る前から、予測、心配していた。



もちろん、テニスが趣味なわけでは、さらさらない。

足腰を、鍛えるため、である。

今、極寒で、冷え性なので、小説が、書けないので、何とか、打開策を見つけるため。

僕以外、二人、いて、かなり高齢の、おじいさん、と、女の人だった。



感じたこと。

二年、やっていないが、(ラケットを握ったことがなかったが)、数分、やれば、カンを取り戻せた。

コーチ(テニスに限らず)、や、スポーツ選手、っていう人間は、10年1日の、人間なんだなー、と、可哀想に思えてきた。

そもそも、スポーツ、って、バカのやるものだから、仕方ないが。

コーチを入れて、4人なので、最後に、試合をしたが。



思ったこと。

勝とう、と、思わないこと。

絶対に。

試合でも、相手の打ちやすい、所に打って、つなげること。

テニスは、リズムのスポーツなのだから、ラリー、が、続いている時だけ、が、量質転化の、反復練習で、技術が上達するチャンスなのである。

しかし、僕以外の、すべての人間は、勝つこと、しか、考えていない。

上手くなりたいと、思っているのに?

そんなこと、してたら、そして、そんな頭脳では、いつまで経っても、上達しないぞ。

今では、You-Tubeで、いい動画、が、たくさん、あるのに、全然、見ていないのだろう。

研究心、や、向上心、など、全くないのだろう。

林修さん、も言っていたが、「失敗する人間のパターンは二つだけ」。

一つは、忘れたが、もう一つは、

「目的に到達するための方法が間違っていること」

である。

それを、聞いた時、「ああ。この人は、いいこと言うな」、と思った。

極端に言えば、テニスが上手くなりたい、と思うのなら、スキーの練習を、いくらしても、テニスは、上達しない。

あるいは、スキーでなくても、バトミントンでも、卓球でも、同じ。

別のスポーツを練習して、他の、スポーツが、上達する、ということは、あり得ないのである。

ということ。

いくらなんでも、いくらバカでも、そのくらいのことは、わかるだろう。

テニスの練習をしても、「試合の時に、勝とうという、意識を持ってしまう」、のは、「目的に到達するための方法が間違っている」、のである。

僕に、言わせれば、技術が完成していないのに、試合をするのは、10害あって1利なし、なのである。

ラリー、(クロスの方が距離が長いのでいいが、ストレートでも、いい)、をしている時、だけが、量質転化(脳で、その運動のシナプス結合が行われている)、が行なわれていて、上達する練習をしているのに。

人間は、スポーツ観戦でも、自分がスポーツをやる、のでも、「勝つこと」、だけにしか、価値観を持っていない。

スポーツ観戦は、それでもいいけど、自分が、やる場合は、「勝つこと」、だけを考えていると、いつまで経っても上達しないぞ。

それと。

コーチの教え、や、コトバは、無視すること。

今の、自分にとって、何が、必要なのかを、ラリーをしている時に、感じとること。

人間は、机上の勉強では、頭のいいヤツは、腐るほどいるが。

知識を膨大に持っているヤツは、いくらでも、いるが。

こと、スポーツと、なると、みんな、バカ。

可哀想に思えてくる。

どんなスポーツでも、初心者がおちいる失敗は、ほとんど、決まっていて。

テニスで言えば。

初心者は、振り遅れ、で、上手く打てない、ことは、あっても、早振りし過ぎて、上手く打てない初心者など、いないのである。

(テニスに限って言えば)

バク転で言えば。

頭を打って、脊髄を損傷して、一生、車椅子生活になりはしないか、という恐怖心から、飛んだ後、すぐに、背を反らしてしまって、着地のための、準備をしてしまうこと。

バク転は、高く、後方へ飛ぶこと、が必要。

着地の心配は、する必要はない。

(補助者は、いた方が、絶対いいが)

着地の心配など、しなくても、飛んだ後では、人間は、本能的な、生命防衛本能が、働くから、勝手に、手が伸びて、頭を打つことはない。

のである。

生命防衛反応とは。

道を歩いていて、前から、石が自分の方に、飛んで来たら、誰でも、石に当たらないように、サッと、反射的に身をそらそうとする。

という、きわめて、当たり前のことである。



日本のテニススクールで、レッスンでは、「試合はしません」、とか、「試合をしますが、勝つことは、考えないで、出来るだけ、つなげる試合をしましょう」、というテニスコーチが日本に、一人もいないことから、わかるように、日本のテニスコーチは、全員バカ。



もし、私が、何かの、スポーツスクールを経営するとしたら、「上達しなかったら、全額、返金します」、という絶対の条件をつけて、やる。

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