小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

民主主義国家でも独裁国家になり得る(もちろん日本も)

2022-10-13 21:19:16 | 政治
民主主義国家でも独裁国家になり得る(もちろん日本も)

ミャンマーの軍事クーデターがいい例じゃない。

いったん、成立した民主主義国家は、永遠に公正な民主主義国家であり続ける、という保障などない。

発展途上国で政情不安定な国で、政・官・財が癒着して、不正選挙が行われ、実質的に独裁国家だった国はいくらでもある。

日本だって自民党の一党独裁国家だし。

第二の権力である、メディアも政府と癒着しているし。

マイナンバーカードで、個人を管理し監視し、You-Tubeでも、政府に都合の悪い、(本当の事を言っている)動画は削除される。

ネットでの発言も、IPアドレスによって発言者を特定して犯罪者とする、というように、自由な言論が出来ない方向に向かっている。

真実を言う人はテレビに出れず、政府の提灯持ち、が、あたかも、真理の象徴のように報道するメディアは堕落している。

言論の自由がない。(もちろん、中国や香港、北朝鮮、よりは、はるかにマシだが)

そもそも、国民が、政府、内閣、日本の為政者を決める権限があるのは、唯一、国政選挙の時だけである。

その国政選挙の投票率は日本では、50%なのだ。

しかも、投票する人でも、政治をわかっていない人が多すぎる。

政府は国民を洗脳するのに、やっきだし。

国民は、政府に、いとも簡単に洗脳されてしまっている。

投票率が50%で、投票しても、その国民がバカなら、選挙をしても、大企業、や、政府によって恩恵を受けている、一部の支持団体によって、独裁的な政府や為政者が決められてしまうから、民主主義国家で公正な選挙をしていても、独裁国家になる可能性は十分ある。

バイデン大統領は嫌いじゃないが、アメリカの価値観を一方的に正義と主張するバイデン政権、および、アメリカという国家は嫌いである。

ゴルバチェフにより、ソ連が崩壊し、ワルシャワ条約機構がなくなって、まがりなりにも民主主義国家になったのに、なぜ、NATOは、拡大(東方へ)しつづけたのだ?

なぜ、2014年には、ロシアのクリミア併合を、アメリカは認めたのか?

戦争なんて、どんな、こじつけの口実でも起こせる。

社会主義国家が、いきなり民主主義国家になることの不安定さ。

国民は、それまで、民主主義というものを理解していなかった。

なので、強力な指導者である、プーチンが大統領に選ばれたのである。

それを、外堀をどんどん、NATO加盟国で覆い尽くされていって、自国にいつでも打てるミサイルを向けられたら、どんな気持ちになると思う?

NATOを東方拡大しないと、ロシアに約束したのに、それを破ったアメリカは悪くないのか?

戦争なんて、どんな、こじつけの口実でも起こせるのである。

プーチンが、自称、正義を名乗る、アメリカ、および、そのコバンザメ、というか、金魚のフンのような、子分のNATO加盟国を、恐れる気持ちを少しは察しろ。

外交、経済政策においても、ロシアは、アメリカの言いなりになっていれば、(つまりはアメリカの奴隷のようになっていれば生かしてやる)、と言われているような、プーチンの気持ちを少しは察しろ。

日本だって、軍事的にはアメリカの属国で、経済的にはアメリカの植民地じゃないか。
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