小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

日本の高学歴という言い方はおかしい

2018-12-10 03:41:59 | 考察文
「日本の高学歴という言い方はおかしい」

と、僕は思っている。

日本では、東大だの、京大だの、偏差値の高い大学を出た人間を、高学歴の人間と言っている。

しかし、これは、おかしい。

日本では、大学は、入るのが、難しいのであって、入学できたら、100%、全員、卒業できるのだ。

だから、偏差値の高い大学に入れたことが、「高学歴」、ということになる。

しかし。

大学の入学試験というのは、高校の勉強の範囲で、難しい問題を、作って、出していて、それを、解けた人が、高学歴、ということになっている。

しかし、高校の勉強が、良く出来る、ということが、はたして、「高学歴」、と言えるのであろうか?

高校の勉強など、大学で学ぶ、勉強に比べたら、はるかに、低い、レベルの内容である。

だから、一流大学、でなくても、三流大学であっても、大学の勉強を、しっかり理解できている、生徒、一流大学卒、でなくても、卒業成績が良い生徒、こそ、「高学歴」、の人間、と言うべきだと思うのだが。
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