小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

偽善者の決まり文句

2018-12-28 19:22:31 | 考察文
偽善者の決まり文句。

「厳しくしたのは、お前のためを思って、やったことなんだ」

こういう発言を人生で一度でも、した人間は、偽善者、である。

バカと偽善者は、死ぬまで治らない。

偽善者は、性格が、軽率、なので、自分を欺いているのである。

この性格の、軽率さ、は、死ぬまで治らない。

偽善者は、自分の、「悪」、を直視する勇気がないから、自分を直視できないのである。

なので、自分、や、自分のした行為を、曖昧なまま、にしておきたいのである。

ニーチェが言うように、人間は、自分の、「悪」、を直視すべきなのである。

企業の不祥事がいい例である。

不祥事の事実を直視する勇気がないから、徹底的な内部調査をすることが、こわいのである。

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