小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

悪い人と仲良くつきあうのは友情か?

2017-06-07 02:05:56 | 考察文
僕が非常に疑問に思うことだが。

ある集団(特に、学生の時、感じた事だか)

「悪い人と仲良くつきあうのは友情か?」

という疑問がある。

たとえば、クラスで、いじめをしている生徒、A、と、他の、ほとんどの生徒は、何の抵抗もなく、普通につきあっている。

僕には、この心理がわからない。

僕は、悪い事をしている同級生とは、つきあえない。

「つきあえない」、とは、ちょっと、言い過ぎで、会話は、できる。

しかし、心の中では、絶えず、「こいつ。人をいじめる、嫌なヤツだな」、と、感じている。

しかるに、他の人を見ていると。

悪い人とも、他のほとんどの生徒は、普通に、つきあっている。

僕には、そういう人の心理がわからない。

普通に、付き合えるんだから、「お前。いじめ、やめろよ」、と、注意したりしない。

あるいは、「君が、いじめ、を、やめないのならば、君とは、つきあわない」、と、言ったりもしない。

そういう感情が、世の、ほとんどの人には、起こっていない。

相手から、けむたがれる、のを、おそれて、ではない。

やれば、出来ることである。

しかし、彼らは、そういうことを、しない、

僕には、そういう人の、精神構造がわからない。

世の人間は、精神が、おそろしく鈍感なのだ。

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