小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

宿題代行業

2014-08-26 02:37:18 | Weblog
尾木ママ“宿題代行業”は「れっきとした『詐欺罪』!!」

夏休みが終わりに近づいた27日、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が、世間で大繁盛しているという「宿題代行業」に対して「詐欺罪だ」と攻撃した。小中学生の宿題を代行する宿題代行業は読書感想文から絵画、工作などを代行して制作するもので、ネット上では読書感想文1枚3000円とか、絵画1枚4000円などの代金も表示されている。こんなビジネスに対して尾木ママは27日、ブログで「犯罪に近いですね…一種の いや れっきとした『詐欺罪』です!!」と断じた。単に子どもが学力を養う機会を損なうというだけではなく「子どもに お金でなんでもできるという歪んだ価値観教えることになります」という教育上の重大な問題点を指摘。「こういう闇悪徳業者は追放するべきです」と断罪した。

(デイリースポーツ 8月27日(水)10時45分配信)

社名が露骨すぎる。「宿題代行業」ではなく、「宿題個別指導」とか、「宿題全面協力」とかに、すべきだ。

他人にやってもらうと、後で苦労するぞ。しかし私は、「宿題代行」が完全に悪いとは、必ずしも思わない。他人にやってもらった宿題を、しっかり自分で見て、「ああ。なるほど」と勉強が理解できれば、いいのである。それも勉強方法の一つである。他人に、やってもらった答案を見もしなかったり、見ても理解できないのであれば、それは、もちろん悪いことだが。

そもそも、宿題は、お父さん、が代行すべきもので、お父さん、の学力低下が、なげかわしい。

高校生レベルの、世界史。日本史。地理B。政治、経済。生物。化学。物理。数学。英語。現代国語。古文。漢文。は、私のド頭の中に入っているので、教科書も参考書も、なくても、教えられるぞ。

世の人々は余が倶に麦酒の杯をも挙げず、球突きの棒をも取らぬを、かたくななる心と慾を制する力とに帰して、且かつは嘲り且は嫉みたりけん。されどこは余を知らねばなり。嗚呼、此故よしは、我身だに知らざりしを、怎でか人に知らるべき。わが心はかの合歓といふ木の葉に似て、物触れば縮みて避けんとす。我心は処女に似たり。余が幼き頃より長者の教を守りて、学の道をたどりしは、皆な勇気ありて能くしたるにあらず、耐忍勉強の力と見えしも、皆な自ら欺き、人をさへ欺きつるにて、人のたどらせたる道を、唯一条にたどりしのみ。余所に心の乱れざりしは、外物を棄てゝ顧みぬ程の勇気ありしにあらず、唯外物に恐れて自らわが手足を縛せしのみ。

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