小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

人を褒められるのも先天的な才能

2013-10-19 21:24:47 | 武道・スポーツ
人を褒められるのも先天的な才能である。

これは、学校の教師、あらゆる習い事、スポーツ指導者、などに言えることであるが、特にスポーツ指導者に言えることである。

スポーツ指導者でも人を誉められない人がいる。私はそういう人を多く見ている。また、人を褒められる人も見ている。人を褒められるか、褒められないか、というのも、先天的な性格的才能である。人を褒められない人、人の長所を見つけられない人は心の貧弱な人である。そういう人の人生は、つまらない人生である。人を褒められない人は、大抵、わがままで、自己中心で、頑固で、優しさがなく、心にゆとりがなく、いつもカリカリしていて、ものを考える能力がなく、また考えようともせず、バカで、人をからかい、性格が軽率で、褒めることが出来ないから、思ってもいない、お世辞をふざけ半分に言うことしか出来ない。これは、もう先天的な人格であり、治すことは出来ない。

しかし。

「人が本気でやる気になるのは、褒められた時だけだよ」

「優れた芸術家にとっては、世の中のすべてが美しい。なぜなら彼はすべての外面の現象の中にある内面の真実を読み取るからである」
(オーギュスト・ロダン)

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