小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

節分

2011-02-06 04:15:46 | Weblog
自由学園の寮では、節分の時の寮の夕食の時、食後に二階から、ワルが爆竹を放り投げる習慣があった。(今では無くなっているだろう。矢野学園長が牙のある生徒は入れてないだろうから)私は、下級生に対する暴力などと比べると、別にそんなに悪い事だとは思わなかった。しかしハーバード大学出の英語の先生はこの習慣を嫌っていた。しかしである。
ある節分の時、二階から、三年上のワルが爆竹を投げたら、高等科から入った、ある生徒が、投げられた爆竹を素早くとって、投げた二階のワルに向かって投げ返した。これは、最高に格好よかった。すごい度胸のあるヤツだと思った。導火線に火のついている爆竹は数秒後に爆発する。もし、ちょっとでも遅れたら、自分の手の中で爆竹が爆発する。よほど度胸がなくては出来ない。私は、危険な事はしない、ちまちました、おとなしい生徒より、こういう命知らずの方が好きである。

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診断書

2011-02-06 03:48:25 | 医学・病気
医者の診断書は、ほとんど全てが、病名を書いて、その下に、「上記疾患と診断致します」と10年前から書いてあるが、この言葉に違和感を感じているのは私だけだろうか。
厚生省の方針なのかもしれないが、これは間違っている。そのことに誰も気づかないのが不思議で仕方がない。

「上記疾患と診断致します」ではなくて、「上記疾患と診断します」でなくてはならない。違和感を感じる医者が全くいないのだから、間違っている理由もまず、わからないだろう。

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