雨の名古屋から
からだの中では骨と骨とを結びつける線維がありますね。
そうです!関節を強固にして安定させる靭帯があります。
この靭帯も股関節の関節包を前方と後方を強力な靭帯によって補強されているのです。
前方に2つ、後方に1つです。
図は右股関節です。
(1)は腸骨大腿靭帯であり、関節を補強する靭帯の中でもっとも強いのです。
(2)は縦走線維束すなわち下方の線維束で靭帯のようです。
そしてZのアルファベットか、Nと呼ばれるのです。
(3)は恥骨大腿靭帯で前方の2つめの靭帯です。
そして、後方は1つの靭帯。
(4)の坐骨大腿靭帯ですね。
(5) (6)は輪帯といい、外閉鎖筋が関節包を輪郭づける溝を腱で付着している部分。
ですから、(6)は(5)の輪帯と直接交わる複数の線維です。
靭帯ではないです。
人間の四足動物の姿勢から直立姿勢に進化し骨盤が後傾するようになったのです。
全ての靭帯は大腿骨頸部の周りに同じ方向に巻きつくようになった。
図の右股関節の外方からイメージしていただくと、寛骨から大腿骨にかけ靭帯が時計方向に巻いているのです。
すなわち、伸展はこれらの靭帯を頸部の周りに巻きつけることになり、屈曲は元に戻すことになる。
それだけ頑丈に股関節の靭帯等の役目は固い絆のようです。
手術後の脱臼は強い絆の骨同士を結ぶ靭帯を一度切り離すことで緩くなっている時に起こりやすいですね
股関節屈曲時には、全ての靭帯が弛緩してしまうのでそこで内転、内旋すると・・・
ですから骨の変形しても筋肉・腱・靭帯を良い状態にしておくことで、安定するのです。
進行も防げることに繋がるのです。
では、皆さんも強い靭帯を信用してケアを大切に
変形性股関節症とうまく付き合う筋肉をね
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