goo blog サービス終了のお知らせ 

鼠径ラインを探る

2015年12月19日 | 治療のこと
もうすぐクリスマス。今週から大阪と広島出張の一週間です。只今、広島寒いぜぇ~


◎お知らせです。

現在、大阪で施術している方の個展が、来年全国の三越で行われます。
是非、お時間のある方は是非どうぞ。今年の10月にはニューヨークでの個展も開かれました。

今度、作品を名古屋の施術所に送って来るそうです。どんなのかな?

また、名古屋の三越は私も観に行きます。藤井さんも名古屋に来るそうです。何時…かは未定です。解り次第UPします。



来店される方のはそれぞれの痛みや可動域に悩まされている方でありますが、痛みの部位を示してもらう中で、
鼠径部の前側で外側から内側に掛けての鼠径部ラインに痛みを感じている方が多いです。
屈曲拘縮して仰向けで股関節と大腿部を伸展させて伸ばすことが痛みで出来ない方や、うつ伏せで寝ることが厳しい方もいます。

皆さんの中に私もと言われる方もいるでしょう。

このところのポイントとして私の施術個所で重点にしている課題筋であります。


青いラインは鼠径靭帯があるラインです。


下の図は腸腰筋の一部である大腰筋と靭帯です。

上のカラー図にある筋肉の下にある靭帯と鼠径靭帯の下をくぐっている大腰筋の停止部(小転子)の絵ではありますが、
何とかここまでを弛緩出来ないかと深圧する次第です。
どうしても筋肉も硬結してしまう影響で、関節の靭帯も硬くなりがちです。
可動域が狭くなり、鼠径部前面の屈曲・伸展がままならない状態になりがちであります。






鼠径部の前面はこの所の施術での私の集中期間としております。
上前腸骨棘と下前腸骨棘の周囲には深層筋の腸腰筋


模型の骨盤での一番突起部が上前腸骨棘です。


この辺りは何層も筋肉があるので、浅層筋から順に弛緩させるのですが、筋肉も大腿部は太いので繰り返して押してもらうことが
大切です。
摩るだけですと血管の拡張して血流が良くならないです。
施術で筋肉が弛緩してきますと脚が暖かくなると言う方が私がほぐしている時に言われることがあります。
脚も伸ばせて、仰向けで寝やすくなることでしょう。


まずは今回の広島出張も終了して、名古屋に向かう新幹線ですが、私も途中で立たないと硬くなるので、そろそろブログUPを終えて
トイレに行きます。

では、今年の最後の最後に江戸に今週末に上京しましして、松本先生とのゴルフが最後になる仕事納めです。

江戸からの帰りにまた、UP出来る様にします。


鼠径部ラインを押して下さい。



宜しく。




もう少し患者の気持ちを・・・

2014年08月24日 | 治療のこと
広島は雨が降ったり止んだりの毎日です。


私が広島で施術をしている、賀茂泉酒造内にある酒泉館の建物内からは曇り空で、何時雨が降ってもおかしくないです。
今回の土砂災害地域の方は施術を受けられる方には被害にあった方はいなかったのですが、来られる方々の友人や親類が被害にあって
いる事を耳にします。
まだ捜索活動を大規模にしているニュースが毎日流れていますが、早い救出を願っております。


今年の夏は天気が異常になっている様に思います。
この天候の影響もあってか、来られる方々の変調が見られるのをこの夏は感じます。
今回の広島の方々も雨の日が多い事もあり、湿度がいつもの夏よりあり、身体がだるさを
感じる日が多かったようです。

さて、術後の病院での対応は様々ではありますが、手術をされた皆さんは入院中から退院後は如何でしょうか?
手術数が多い某病院は人工関節手術後は日常生活がリハビリであるのでと2週間程で退院させられます。
自骨の手術ケースはまた入院日数等の状況は異なりますが、リハビリについては外部の病院にと言うのも多々あります。

北は北海道から南は九州までの病院選択されて、術後はあまり状態が・・・と言うケースの方が施術に来られるのが、増えています。
今回の広島の方々の中にも術後は両松葉杖のまま退院し、半年経過しての状態でも両松葉杖がないと日常生活では不安と痛みがあってお越しに
なられた方です。

(写真掲載、了解済み)

広島の病院で手術を行った後は、退院までの期間では両松葉が取れないままの様でした。
現在も痛みがあり、荷重が患側に掛からないまま生活であり、毎朝目が覚めると一日が不安が最初にあり、
起き上がるとどうしても筋肉に力が入らない様です。


さて、この方の筋肉を施術前に可動域を計測し、脚が座位の状態で屈曲位方向へ挙らないようである。
可動域を動かす中で私たちの診るのはブレーキが掛かるような感覚的な筋肉を見つけて、狙いをつける様にします。
また、能動的に動かしての痛み・動作もチェックします。

このMさんの筋肉を触り、大腿四頭筋・大腿筋膜・内転筋群・殿筋・ハムストと全般に硬結がみられ、どうも怪しいのが
腸腰筋でしたので、ポイントを絞り腹臥位・横臥位・背臥位で弛緩させる様にし、座位での脚を挙げてもらうと力の入る感じと
立ってもらい、立位の状態を自身の足で左右に荷重を乗せる事が出来、痛みも無く患側への荷重をしてもらい終了。
自宅での行ってもらう項目を3点程を指導させてもらい、10月広島出張までの課題をメールで近況報告して頂くことと
なりました。

先日、早速松葉杖を片方にして歩行しているそうです。

必ず良くなりますよ。


病院の定期検診で、先生方にはもう少し具体的にどうしたら良いのかを悩んでいる、患者さんに日常の不安に耳を傾けて欲しいですね。
本当にメスを入れて良くなると患者さんは委ねて行う訳ですから。
私のつぶやきとして下さい・・・・


と言う事で広島の美味しいものです。









お知らせです。

2014年05月11日 | 治療のこと
快晴の名古屋から大阪に向かう新幹線の車中からのお知らせです。

◎大阪の今回空きが(キャンセルあり)ありますので、お知らせさせて頂きます。

●5月13日(火)17:00~と18:30~
●5月14日(水)10:00~

以上が予約可能ですので、是非ご連絡お待ちしております。


こちらから申し込みはこちらまで

連結する筋肉を探る。

2013年03月23日 | 治療のこと
春の日差しの福岡・二日市出張の第1日目・・・

◎昨日は雨の中、太宰府天満宮へ参拝に・・・



◎ここアイビーホテル筑紫野での第1日目が終了しました。


施術は406号室が定番です。


静かな環境で行える福岡出張です。将来は福岡市内での施術となると思いますが、それまでは
7月と11月はここアイビーホテル筑紫野にて行いますので、九州や近県の方々はお待ちしております。


ここ福岡は昨日は雨の日でしたが、今朝は曇りでしたが、昼前から太陽の日差しが差し込んでから
快晴となり、私の施術している406号室の窓からも春の日差しが差し込んできました。

さて、第1日目の方々では腰の状態に痛みが強く訴える方が何人か見え、同時に臀部周囲も違和感が出て
いるようでした。

そこで筋肉の後面部を先に考えてみましょう。

今回の筋肉の連結から関連するポイントとを考えると坐骨結節です。
下記の図の19の神経の下に伸びる最終点辺りです。
(今回はこの図しか無くすみません。)



この周辺内側はハムストリング(半腱様筋と半膜様筋の起始部)がある他にも
大内転筋の結合部でもあります。

この部分の周辺組織に結合が強すぎて深部まで硬結していることから骨盤の緊張が出て、
腰へ影響している事が連結する筋肉組織が硬い事で上部に伸びる仙結節靭帯へ影響して
この靭帯も硬くなり、そこから脊柱起立筋も影響するのです。


内転筋とハムストリングの深部までをほぐす事がポイントです。

そうする事で筋膜の坐骨結節の内側を通り、閉鎖筋膜へも接続している緊張を取る事が
まずは効果と考察するところです。


このように筋肉の連結する箇所は幾つもあるのです。


明日もこの九州各地からの方がへ深圧します。


では、今晩はこの辺でお休みします。



お疲れ様でした。



博多の湯に浸かりたいとっとよ・・・夢見て、正夢にしよ・・・っと





ここまで届け

2010年12月24日 | 治療のこと
メリークリスマスを名古屋から

◎名古屋栄の久屋大通公園ではNAGOYAアカリナイトが、
12.17~25までの期間行われています。

帰りにアカリのオブジェを見て帰りました。
次のブログでUPしますね。

JAZZは日替わりでマリーンや日野やケイコ・リーなど
のコンサートが連日やってますね。


みんな笑顔でケーキやらお土産を持って帰宅の地へ・・・



◎1月の広島施術は29日は2枠、30日2枠の施術予約が
空きとしてありますので、こちら問い合わせメールからどうぞ。




股関節症の方々の中には術前・術後の方、

その中にも
一次性股関節症:関節軟骨の退行性変性を主因とする

二次性股関節症:先股脱、関節リュウマチ、大腿骨頭壊死、
化膿性関節炎などに続発するもの(日本80%が二次性)

発症の仕方が様々です。



私たち人間が四足動物の姿勢から直立姿勢に進化し骨盤が後傾
するようになったので、すべての靭帯は大腿骨頭部のまわりに
同じ方向に巻きつくようになったのです。


寛骨から大腿骨にかけ靭帯が時計方向に巻きついている図です。
(外方より見た右股関節)





下の図は股関節前面の靭帯図です。



腸骨大腿靭帯(1)は腸骨の前下部と大腿骨を結んで
付着し、大腿の後方への動きを制限しています。

だが、ここの靭帯の硬いことは股関節の可動域伸展と
屈曲がスムーズに動かない原因でもあるのです。

結構この部位は股関節症の皆さんは痛いポイントです。



また、恥骨靭帯(2)は外転運動を制限する靭帯です。

内転筋群や大腿部の起始部は私も深圧施術で圧しながら
この靭帯の深部へ「行け~」 「届け~」と心で叫んでます。


皆さんの「痛~い~」と心の叫びは聞こえています。


術前の方も筋肉を状態良くしてからでも遅くはないのでは?


術後の方も筋肉のケアは鍛えることも大切ですが、まずは
筋肉を状態良くしてあげることです。


再置換や再手術は負担になりますよ。


温存の方は筋肉を良くして深部の靭帯や腱も状態良くし、
血流・リンパの流れを良くして出来れば一生自骨



あなたのココロで良くなります。



あなたに私も届けます。



では、寒いので冷やさないようにクリスマスを過ごしてね



変形性股関節症の筋肉をほぐしてね






来週の30日まで私も栄で掻いてますので、
まだ、空きがありますのでどうぞお待ちしています。

こちらから