活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

煩い悩む1

2017年10月23日 | 法理

「煩い悩む」とは文字通りに「煩悩(ぼんのう)」という

ことですが、そういうことが何処から起きるかというと

(私は今、机に向かって原稿を書いていますが)

「これ(机)」なら「これ(机)」に向かった時に、ただ

それだけだったら「悩む」ものがないのです。

 

「これ(机)」に対して「考えを巡らし始まる」と、そこから

「煩悩」といわれるのです。

「悩む」のです。

 

その前は悩みようがないのです。

悩む材料が無いのです。

「判断、批判」の仕様がないのです。